JPH0322866Y2 - - Google Patents

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JPH0322866Y2
JPH0322866Y2 JP1985066819U JP6681985U JPH0322866Y2 JP H0322866 Y2 JPH0322866 Y2 JP H0322866Y2 JP 1985066819 U JP1985066819 U JP 1985066819U JP 6681985 U JP6681985 U JP 6681985U JP H0322866 Y2 JPH0322866 Y2 JP H0322866Y2
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JP
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lock piece
piece insertion
connector
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metal
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はシールド機能を有するシエルコネクタ
に関し、特にシエルコネクタにおける被結合部品
との結合構造に関する。
従来技術とその問題点 第9図乃至第11図は従来のシエルコネクタ1
を示し、このシエルコネクタ1は金属枠2内にコ
ネクタボデイ3を嵌着した複合構造から成り、上
記コネクタボデイ3の長手方向における両端部に
はコンタクト保有孔4と同方向のロツク片挿入孔
5が穿設されており、該ロツク片挿入孔5の内面
にはロツク片6の先端部に形成した抜止爪7と係
合する係止爪8が形成されている。
上記のようにロツク片挿入孔5はコネクタボデ
イ3の長手方向の両端部に穿設されているから、
コネクタボデイ3のデツドスペースが大きく、小
型化を阻害する欠点があり、又ロツク片6の先端
に形成された抜止爪7が係止爪8を乗り越えて通
過する場合に、ロツク片6を変位させつつ係止爪
8を乗り越えて同係止爪8に係合される構成であ
るから、上記抜止爪7に強い抜去力が作用した場
合、再変位して係止爪8より係合を解除する恐れ
があり、この種シエルコネクタにおける被結合部
品の結合構造としては不適切なものであつた。
考案の目的 本考案は上記従来欠点を解決するために創案さ
れたものである。即ち本考案はシエルコネクタの
小型化に寄与すると共に、被結合部品とシエルコ
ネクタとの結合及びシエルコネクタを形成する金
属枠に対するコネクタボデイの結合が堅固になさ
れ、結合後のロツク解除が困難な構造としたシエ
ルコネクタを提供するものである。
考案の構成 本考案はシエルコネクタのコネクタボデイ側端
面に切欠したロツク片挿入溝と、該溝と対面する
第1、第2突合せ金属枠の壁面とでロツク片挿入
孔を形成すると共に、上記ロツク片挿入溝と対面
する第1金属枠側壁に係止爪を切欠形成して爪先
を上記ロツク片挿入溝内に曲げ込み、他方被結合
部品に設けたロツク片を上記第2金属枠側から上
記ロツク片挿入孔に挿入して上記係止爪との係合
を得ると共に、上記係止爪を設けた第1金属枠の
開口縁をコネクタボデイの周面に形成した段部に
係合し、よつて上記係止爪とロツク片との係合を
介して被結合部品の結合と同時に第1、第2金属
枠に対するコネクタボデイの結合を図る構成とし
たものである。
考案の実施例 本考案の具体的構成を一実施例として示した第
1図乃至第8図に基き説明する。
実施例図において、10はシエルコネクタを示
し、このシエルコネクタ10は第1、第2金属枠
11,12を互いに開口部が対面するように突合
せ、各金属枠11,12の突合せ部から張り出し
た図示の取付板を重ね合せ取付孔を以つて螺子止
め等して一体となし、該第1、第2金属枠11,
12内にコネクタボデイ13を嵌装した複合構造
から成り、該コネクタボデイ13の周面には段部
13bを形成し、この段部13bに第1金属枠1
1の開口縁を係合させる。
他方コネクタボデイ13の長手方向における側
端面に第1、第2金属枠11,12の内面に沿う
ロツク片挿入溝13aを形成し、この溝13aと
同溝13aに対面する第1金属枠11の内面でロ
ツク片挿入孔14を形成し、上記ロツク片挿入溝
13aと対面する第1金属枠側壁11aに係止爪
11bを切欠形成し、この係止爪11bの爪先を
上記溝13a内に傾斜し曲げ込み、該係止爪11
bを第2金属枠12側からロツク片挿入孔14に
挿入したロツク片15bとの係合に供するように
する。
15は被結合部品であつて、一例としてケーブ
ルホルダーを例示する。このケーブルホルダーは
二枚の嵌脱可能な挟持板構造から成り挟持板間に
フラツトケーブル挿通溝15aを形成し、この溝
15aにフラツトケーブル16を挟持する。
該被結合部品15たるケーブルホルダーの両端
に上記ロツク片挿入孔14に挿入する上記ロツク
片15bを垂設し、このロツク片15bの先端に
抜止爪15cを形成する。又ケーブルホルダーの
各ケーブル挟持板には圧接コンタクト挿通孔15
dが圧接コンタクトと対応し貫設されている。
図中17は上記コネクタボデイ13の前面から
後面に貫通するコンタクト保有孔であつて、この
コンタクト保有孔17にコンタクト18を内挿す
る。このコンタクト18は第3図に示すように、
一端部に雌コンタクト18aを、他端部に圧接コ
ンタクト18bを夫々有する。この圧接コンタク
ト18bは上記コンタクト挿通孔15dに挿通し
つつフラツトケーブル16を貫通しその芯線16
aと接続される。
上述のシエルコネクタ10に上記被結合部品1
5を結合するには、先ずシエルコネクタ10のコ
ネクタボデイ13に形成したロツク片挿入溝13
aとこの溝13aと対面する第1金属枠11の内
面とで形成された前記ロツク片挿入孔14に被結
合部品15のロツク片15bを第2金属枠12側
から挿入して、同ロツク片15bの先端に形成し
た抜止爪15cで第1金属枠11に形成した係止
爪11bを外方に変位させて、同抜止爪15cを
同係止爪11bの先端を通過させ、この通過完了
と同時に係止爪11bを復元させ抜止爪15cと
係合する。上記被結合部品15としてはケーブル
ホルダーのほか、他のコネクタであつても良い。
考案の効果 以上のように、被結合部品15は第2金属枠1
2側から挿入したロツク片15bの抜止爪15c
が第1金属枠11側の係止爪11bに係合してシ
エルコネクタ全体に結合されると同時に、該結合
を介して第1、第2金属枠11,12とコネクタ
ボデイ13の三者を分解不可、換言すれば第1金
属枠11とロツク片15bの係合を外さない限り
三者11,12,13の分解が困難な状態に一体
に結合する。
又ロツク片挿入孔14をコネクタボデイ13側
端面に形成したロツク片挿入溝13aと同溝に対
面する第1金属枠11の内面とで形成し、同金属
枠11から孔内へ切り起こした係止爪11bによ
りロツク片15bの抜止爪15cとの係合を図る
ようにしたから、コネクタボデイ13のデツドス
ペースを最小限にとどめ、前述した従来の構造に
比してシエルコネクタ自体を小型に製作すること
ができる効果を奏じつつ、外部からでは結合解除
の困難な、従つて前記三者11,12,13の一
体結合と、被結合部品15自身のシエルコネクタ
全体への結合が確実に図られるシエルコネクタを
提供できる。
再述すると本考案はロツク片挿入孔14内にお
いて被結合部品側に形成した抜止爪15cを第2
金属枠12側から挿入して第1金属枠11側に形
成した係止爪11bに係合する構成とすると共
に、上記第1金属枠11の開口縁をコネクタボデ
イ周面の段部13bに係合する構成としたから、
両構成が協働してコネクタボデイ13と第1、第
2金属枠11,12と被結合部品15の四者の結
合が強固に図られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例図であつ
て、第1図は被結合部品を結合したシエルコネク
タの平面図、第2図は同側面図、第3図は第2図
A−A線拡大断面図、第4図は第2図B−B線拡
大断面図、第5図はシエルコネクタと被結合部品
との分解斜視図、第6図はシエルコネクタの分解
斜視図、第7図はシエルコネクタの一部を断面し
て示す分解側面図、第8図Aは抜止爪と係止爪と
の係合前におけるシエルコネクタ要部断面図、第
8図Bは抜止爪と係止爪との係合状態を示す同断
面図である。第9図乃至第11図は従来のシエル
コネクタを示し、第9図はシエルコネクタの平面
図、第10図は抜止爪と係止爪との係合前の状態
を示す同コネクタ要部断面図、第11図は抜止爪
と係止爪との係合状態を示す同断面図である。 10……シエルコネクタ、11,12……第
1、第2金属枠、11a……金属枠側壁、11b
……係止爪、13……コネクタボデイ、13a…
…ロツク片挿入溝、13b……段部、14……ロ
ツク片挿入孔、15……被結合部品、15b……
ロツク片、15c……抜止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二個の第1金属枠11と第2金属枠12を開口
    部において突合せにし、該突合せした第1、第2
    金属枠11,12内にコネクタボデイ13を嵌装
    した複合構造のシエルコネクタにおいて、上記コ
    ネクタボデイ13の周面に形成した段部13bに
    第1金属枠11の開口縁を係合すると共に、コネ
    クタボデイ13の側端面に上記第1、第2金属枠
    11,12の内面に沿うロツク片挿入溝13aを
    形成し、該ロツク片挿入溝13aと同挿入溝に対
    面する上記第1金属枠11の内面とでロツク片挿
    入孔14を形成すると共に、上記ロツク片挿入溝
    13aと対面する第1金属枠11の側壁に係止爪
    11bを切欠形成して上記ロツク片挿入溝13a
    内に曲げ込み、被結合部品の両端から垂設したロ
    ツク片15bを上記第2金属枠12側から上記ロ
    ツク片挿入孔14に挿入し、該ロツク片15bの
    抜止爪15cを上記第1金属枠11側の係止爪1
    1bの爪先に係合し上記被結合部品の結合を図る
    と共に、第1、第2金属枠11,12に対するコ
    ネクタボデイ13の結合を図る構成としたことを
    特徴とするシエルコネクタ。
JP1985066819U 1985-05-02 1985-05-02 Expired JPH0322866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985066819U JPH0322866Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

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JPS61204377U JPS61204377U (ja) 1986-12-23
JPH0322866Y2 true JPH0322866Y2 (ja) 1991-05-17

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ID=30600069

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071564Y2 (ja) * 1990-06-22 1995-01-18 シーケーディ株式会社 電磁弁における給電コネクタの支持構造

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JPS5515652U (ja) * 1978-07-13 1980-01-31
JPS5824908A (ja) * 1981-08-06 1983-02-15 Mitsubishi Electric Corp 雑音解析を用いた異常検出・診断装置

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JPS59119579U (ja) * 1983-02-02 1984-08-11 アルプス電気株式会社 コネクタ

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JPS61204377U (ja) 1986-12-23

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