JPH0536726Y2 - - Google Patents

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JPH0536726Y2
JPH0536726Y2 JP4597588U JP4597588U JPH0536726Y2 JP H0536726 Y2 JPH0536726 Y2 JP H0536726Y2 JP 4597588 U JP4597588 U JP 4597588U JP 4597588 U JP4597588 U JP 4597588U JP H0536726 Y2 JPH0536726 Y2 JP H0536726Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は自動車のドアフレーム構造の改良に
関する。
【従来の技術】
自動車のドアフレーム構造としては、例えば特
開昭58−126218号公報に開示されるようなものが
ある。 これは、第6図及び第7図に示されるように、
下端がドア本体1内に上方から入り込んだ状態で
ドア本体1に固定されると共に、ドアガラス2の
ガイド用チヤンネル3を備えたアツパフレーム4
と、このアツパフレーム4の下端部に形成された
フイメール部5に挿入されるメール部6を上端に
備え、メール部6をフイメール部5に係合するこ
とにより前記アツパフレーム4の下端に接続さ
れ、且つ、接続状態で前記アツパフレーム4のド
アガラス2ガイド用チヤンネル3に整列されるド
アガラス2ガイド用チヤンネル7を備えたロアフ
レーム8を有してなるドアフレーム構造である。 ここで前記フイメール部5はガイド用チヤンネ
ル3の底部に更に裏側に突出して形成された切欠
き状孔であつて、又、前記メール部6はべろ状板
部材から形成されている。第7図の符号9はガラ
スランを示す。 前記アツパフレーム4とロアフレーム8の接続
作業は次のように行う。 ドア本体1に下端部が差し込まれた状態で、ア
ツパフレーム4を該ドア本体1に固定する。アツ
パフレーム4の下端部フイメール部5に対して、
作業者は、ドア本体1のドアインナパネルに形成
された作業孔(図示省略)から手を挿入し、ロア
フレーム8を持ち、メール部6をフイメール部5
に挿入させ、しかる後、ロアフレーム8をドアイ
ンナパネルにボルト締めによつて固定する。
【考案が解決しようとする課題】
上記のような、ロアフレーム8を、アツパフレ
ーム4に接続する作業は、ドアインナパネルの作
業孔からのぞきながら、小さな切欠き状孔である
フイメール部5にロアフレーム8のメール部6を
挿入するため、作業能率が悪いという問題点があ
る。 又、メール部6はべろ状であつて、単にこれを
切欠き状孔であるフイメール部5に差し込むだけ
であるために、ロアフレーム8をドア本体1にボ
ルト締めで固定するまでの間は、該ロアフレーム
8を作業者が手で保持しておかなければならず、
これも又、作業能率が悪いという問題点がある。
【考案の目的】
この考案は上記課題を解決すべくなされたもの
であつて、作業者が作業孔からのぞきこんだり、
又、ボルト締めによつて固定するまでロアフレー
ムを手で保持したりする必要がなく、効率的に且
つ確実にロアフレームをアツパフレームに接続
し、且つ、ドアインナパネルに固定することがで
きるようにしたドアフレーム構造を提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案は、下端がドア本体内に上方から入り
込んだ状態でドア本体に固定されると共に、ドア
ガラスガイド用チヤンネルを備えたアツパフレー
ムと、このアツパフレームの下端部に形成された
フイメール部に挿入されるメール部を上端に備
え、メール部をフイメール部に係合することによ
り前記アツパフレームの下端に接続され、且つ、
接続状態で前記アツパフレームのドアガラスガイ
ド用チヤンネルに整列されるガイド用チヤンネル
を備えたロアフレームと、を有してなるドアフレ
ーム構造において、前記アツパフレームの下端部
を、前記ドアガラス面と平行に、且つ、該ドアガ
ラスから離間する方向に屈曲させて屈曲部を形成
すると共に、スリツト状差し込み孔からなるフイ
メール部を該屈曲部に形成し、前記ロアフレーム
のメール部を、該ロアフレームの上端に取付けら
れた逆U字状部材とし、その一辺を前記フイメー
ル部に上方から差し込み、係合可能としたもので
ある。
【作用】
この考案において、フイメール部はアツパフレ
ーム下端部に形成されたスリツト状差し込み孔と
され、又メール部はロアフレーム上端に形成され
た逆U字状部材であつて、このメール部を前記ス
リツト状差し込み孔であるフイメール部に上方か
ら差し込むことによつて、ロアフレームの下端に
吊り下げ可能としたものである。 従つて、ロアフレームをドア本体に固着するま
での間該ロアフレームを作業者が保持しておく必
要はない。 又、アツパフレームの下端部はドアガラス面と
平行に、且つ、ドアガラスから離間する方向に屈
曲された屈曲部とされているので、メール部を逆
U字状部材として、これを上方からフイメール部
に挿入するような構成としても、ドアガラスガイ
ド用チヤンネルのドアガラスガイド機能を損うこ
とはない。又、アツパフレームのドアガラスガイ
ド用チヤンネルは、フイメール部にメール部を差
し込む際の、該メール部のガイドとなるので、作
業者が作業孔からのぞきこんで作業することな
く、手探りで容易にメール部をフイメール部に係
合させることができる。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第1図〜第3図に示されるよう
に、自動車のサイドドア10における、下端がド
ア本体12内に上方から入り込んだ状態でドア本
体12に固定されると共に、ドアガラス14のガ
イド用チヤンネル16を備えたアツパフレーム1
8と、このアツパフレーム18の下端部に形成さ
れたフイメール部20に挿入されるメール部22
を上端に備え、メール部22をフイメール部20
に係合することにより前記アツパフレーム18の
下端に接続され、且つ、接続状態で前記アツパフ
レーム18のドアガラス14ガイド用チヤンネル
16に整列されるガイド用チヤンネル24を備え
たロアフレーム26と、を有してなるドアフレー
ム構造において、前記アツパフレーム18の下端
部を、前記ドアガラス14面と平行に、且つ、該
ドアガラス14から離間する方向に屈曲させて屈
曲部28を形成すると共に、スリツト状差し込み
孔からなるフイメール部20を該屈曲部28に形
成し、前記ロアフレーム26のメール部22を、
該ロアフレーム26の上端に取付けられた逆U字
状部材とし、その一辺を前記フイメール部20に
上方から差し込み、係合可能としたものである。 図の符号30はガイド用チヤンネル16内に保
持されるガラスランを示す。 前記アツパフレーム18における屈曲部28に
形成されたフイメール部20は、第2図〜第4図
に示されるように、屈曲部28におけるガイド用
チヤンネル17の底面17Aの一部を表側に突出
させ、且つ、その上下端を切除することにより、
底面17Aと該突出部との間に形成したスリツト
状差し込み孔20Aを備えている。 ここで、前記メール部22のU字形状における
ロアフレーム26に固着された側の基端側辺22
Aは、先端側辺22Bを前記フイメール部20の
差し込み孔20Aに上方から差し込んだとき、ア
ツパフレーム18におけるガイド用チヤンネル1
6の一般部の底面16Aと略面一となるようにさ
れている。又基端側辺22Aはロアフレーム26
におけるガイド用チヤンネル24の底面24Aと
略面一となるようにガイド用チヤンネル24に取
付けられている。 従つて、メール部22をフイメール部20に差
し込んだ状態では、アツパフレーム18側のガイ
ド用チヤンネル16の底面16Aと、メール部2
2の基端側辺22Aと、ロアフレーム26側のガ
イド用チヤンネル24の底面24Aとが上下方向
に整列して、連続したガラスカイドを構成するよ
うにされている。 この実施例においては、ロアフレーム26をア
ツパフレーム18に係合させる作業は次のように
行う。 まずロアフレーム26を作業者が持つて、その
上端のメール部22をアツパフレーム18の屈曲
部28におけるガイド用チヤンネル17内に、前
記底面17A及び左右側壁17B,17Cをガイ
ドとして、該ガイド用チヤンネル17内に導入
し、しかる後、メール部22の先端側辺22Bを
フイメール部20の上方からの差し込み孔20に
差し込む。 メール部22をフイメール部20に差し込んだ
後は、ロアフレーム26がアツパフレーム18に
よつて吊り下げられることになるので、該ロアフ
レーム部26をドア本体12にボルト締めするま
での間、作業者はロアフレーム26を保持する必
要がない。 ロアフレーム26をドア本体12に固定した後
の状態は、第3図で実線で示されるようになり、
ガイド用チヤンネル16及び24は、その底面1
6A及び24Aがメール部22の基端側辺22A
を通つて略面一に構成される。又、屈曲部28は
ガイド用チヤンネル16の一般部から、ドアガラ
ス14から離間する方向に屈曲され、且つこの屈
曲部28に前記フイメール部20が形成されてい
るので、フイメール部20及びメール部22は、
ガイド用チヤンネル16,24のガラスガイドラ
インと干渉することがない。 上記作業の過程において、アツパフレーム18
におけるガイド用チヤンネル16が、ロアフレー
ム26のメール部22のガイドとなるので、作業
者は作業孔からのぞきこむことなく手探りでメー
ル部22をフイメール部20に差し込み係合させ
ることができる。 次に第5図に示される本考案の第2実施例につ
き説明する。 この第2実施例は、メール部22が差し込まれ
る差し込み孔が上方に拡開するようにしたフイメ
ール部32を形成したものである。 即ち、このフイメール部32は、上端にテーパ
状拡開部32Aを備え、前記メール部22の上方
からの挿入を容易としたものである。 他の構成は前記第1実施例と同一であるので説
明を省略する。 なお上記実施例は、サイドドア10におけるド
アフレームのリヤ側についてのものであり、フロ
ント側については連続したフレームであつて本考
案は適用されないが、フロント側においてもアツ
パフレームとロアフレームに分割される場合には
本考案が適用されるものである。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、ロアフレ
ームをアツパフレームに接続する際にその作業を
容易確実に行うことがでると共に、ロアフレーム
をドア本体にボルト締めする際に、作業者がロア
フレームを保持する必要がないという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドアフレーム構造を適用
した自動車のサイドドアを示す側面図、第2図は
本考案の実施例に係るドアフレーム構造における
第1図部を拡大して示す分解斜視図、第3図は
同実施例の組立状態の断面図、第4図は同実施例
のアツパフレームの屈曲部を示す斜視図、第5図
は本考案の第2実施例に係るアツパフレームの屈
曲部を示す斜視図、第6図は従来のドアフレーム
構造を備えた自動車のサイドドアを示す側面図、
第7図は第6図の部を拡大して示す斜視図であ
る。 10……サイドドア、12……ドア本体、14
……ドアガラス、16,24……ガイド用チヤン
ネル、18……アツパフレーム、20,32……
フイメール部、22……メール部、26……ロア
フレーム、28……屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端がドア本体内に上方から入り込んだ状態で
    ドア本体に固定されると共に、ドアガラスガイド
    用チヤンネルを備えたアツパフレームと、このア
    ツパフレームの下端部に形成されたフイメール部
    に挿入されるメール部を上端に備え、メール部を
    フイメール部に係合することにより前記アツパフ
    レームの下端に接続され、且つ、接続状態で前記
    アツパフレームのドアガラスガイド用チヤンネル
    に整列されるガイド用チヤンネルを備えたロアフ
    レームと、を有してなるドアフレーム構造におい
    て、前記アツパフレームの下端部を、前記ドアガ
    ラス面と平行に、且つ、該ドアガラスから離間す
    る方向に屈曲させて屈曲部を形成すると共に、ス
    リツト状差し込み孔からなるフイメール部を該屈
    曲部に形成し、前記ロアフレームのメール部を、
    該ロアフレームの上端に取付けられた逆U字状部
    材とし、その一辺を前記フイメール部に上方から
    差し込み、係合可能としたドアフレーム構造。
JP4597588U 1988-04-05 1988-04-05 Expired - Lifetime JPH0536726Y2 (ja)

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JP4597588U JPH0536726Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JP4597588U JPH0536726Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JPH01148914U JPH01148914U (ja) 1989-10-16
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JP4597588U Expired - Lifetime JPH0536726Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5325730B2 (ja) * 2009-09-29 2013-10-23 アイシン精機株式会社 車両用ドアフレーム

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JPH01148914U (ja) 1989-10-16

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