JP3170743B2 - ドアの補強部材の取付構造 - Google Patents

ドアの補強部材の取付構造

Info

Publication number
JP3170743B2
JP3170743B2 JP22246095A JP22246095A JP3170743B2 JP 3170743 B2 JP3170743 B2 JP 3170743B2 JP 22246095 A JP22246095 A JP 22246095A JP 22246095 A JP22246095 A JP 22246095A JP 3170743 B2 JP3170743 B2 JP 3170743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
reinforcing member
inner frame
frame
side plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22246095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0941815A (ja
Inventor
▲いく▼夫 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Priority to JP22246095A priority Critical patent/JP3170743B2/ja
Publication of JPH0941815A publication Critical patent/JPH0941815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3170743B2 publication Critical patent/JP3170743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼製ドアの錠部やド
アクローザー等の取付部に用いる補強部材の取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアの補強部材の取付構造とし
て、例えば実開平4−114982号公報に示すよう
に、ドアの断面コ字状のフレームと同幅の鋼製の補強ラ
イナーの両脚部先端部を、フレームの両脚部内に、フレ
ームと面一になるように挿入可能に平行に狭搾し、この
脚部先端部をフレームの脚部内に嵌入し、内面の接合先
端部分に溶接を施して固定して、フレームの脚部表面と
補強ライナーの脚部表面とが面一になるように取付けた
ものが知られていた。またフレームの両脚部の内面側に
突出する突起を設け、また補強ライナーの両脚部の先端
部に係止用窪みを設けて、補強ライナーの脚部先端部を
フレームの脚部内に差込み、係止用窪みをフレームの脚
部に設けた突起に嵌合させて溶接せずに固定して、フレ
ームの脚部表面と補強ライナーの脚部表面とが面一にな
るように取付けたものもまた知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者は溶
接作業に手間がかかり、溶接せずに組立搬送した場合に
は、補強ライナーはフレームと面一に嵌合されているた
め抜け落ちる点に問題があり、また溶接するためには、
補強ライナーの先端が、フレームの内面に接触している
必要があり、このため補強ライナーの内嵌操作が容易で
ない点に問題があった。また後者は、溶接作業はない
が、突起と係止用窪みとの係合を確実かつ安定して行う
ためには、フレームの内周面と補強ライナーの外周面を
面一にして、補強ライナーがフレームを押圧して係合す
るような構成にしなければならないので、補強ライナー
の内嵌操作が容易でなく、また補強ライナーが挿入され
る時、フレームの突起により補強ライナーの先端部は内
方に押されて挿入されるため、突起と係止用窪みが確実
かつ安定して係合して固定されるか問題があった。そこ
で本発明は、前記問題点を解消して、ドアの枠内に補強
部材を溶接することなく確実かつ安定して取付け固定が
できると共に、ドアの枠内に補強部材を容易に内嵌でき
るようにしたドアの補強部材の取付構造を提供すること
を目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ドアの断面コ字状の鋼板製内枠の枠内に、
断面コ字状の補強部材を、内枠と補強部材とを面一にな
るように内嵌して取付け固定するドアの補強部材の取付
構造において、前記補強部材を基部と挿通部とから構成
し、その挿通部の両側板に、前記ドアの内枠の両側板の
内側面間隔より狭くして、挿入を容易にしたガイド部
と、これに続いてドアの内枠の両側板の内側面間隔より
拡くして、内枠の両側板の内面を、弾性変形して押圧す
る押圧部を夫々設けて、補強部材をドアの内枠に内嵌し
て確実かつ安定して取付け固定するように構成したもの
である。また補強部材の押圧部に続いて押圧部の弾性変
形を円滑に行なわせるように凹部を形成するようにして
もよい。さらに補強部材のガイド部の先端を、ドアの内
枠の底部に当接して安定させて内嵌して取付け固定する
ように構成してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。図1はドアの内枠に補強部材を内嵌す
る前の斜視図であり、図2はその横断面を、また図3は
内嵌後の横断面を示している。本発明のドアの補強部材
の取付構造は、図4に示すようにドア1の内枠2,2
a,2b,2cに夫々錠・ドアノブ補強部材11、ドア
クローザ補強部材11c、戸当り補強部材11d、アイ
スコープ補強部材11eを内嵌して取付け、これに図5
に示すように表裏両面に化粧表面板20を取付け、補強
部材を取付けた所定の場所に、錠7、ドアノブ8、ドア
クローザ9、アイスコープ10を設けてドア1を構成す
るところのものである。図1乃至図3に示した例は錠・
ドアノブ補強部材11をドアの内枠2に内嵌して取付け
るものであるが、ドアクローザ補強部材11e、戸当り
補強部材11d、アイスコープ補強部材11e等の各補
強部材においても取付構造は同じであるので、錠・ドア
ノブ補強部材(以下単に補強部材と呼ぶ)11について
説明し、他の補強部材11c,11d,11eについて
は説明を省略する。
【0006】補強部材11は図1に示すように断面コ字
状に形成した鋼板製の枠材であって、基部12と挿通部
13とからなり、基部12は錠7とドアノブ8とが取付
けられる所で、該当箇所には取付用の孔が設けられてい
る。挿通部13はドア1の断面コ字状の鋼板製の内枠2
に嵌合する部分であって、ガイド部14、押圧部15、
凹部16より構成され、ドア1の内枠2の収納部5に内
嵌した時に、図3に示すように基部12の両側板17,
17と内枠2の両側板3,3とがその接合部18におい
て面一になるように挿通部13の全体が狭搾されてい
る。ガイド部14は図2に示すように内方に屈曲し、そ
の両ガイド部の先端は内枠2の両側板3,3の内側面間
隔cより狭く形成されていて、補強部材11の先端が容
易に内枠内に挿入できるようになっている。押圧部15
はガイド部14より次第に拡くなって、ガイド部14と
凹部16との間に山形状に屈曲して形成されており、内
枠2の収納部5に内嵌された後、内枠2の両側板3,3
の内側面を弾性押圧して確実に固定するために、図2に
示すように両押圧部15,15の間隔bが、内枠2の両
側板3,3の外表面の間隔aより狭く、かつ内側面の間
隔cより拡く構成されている。また押圧部15の後方に
は凹部16が形成されていて、押圧部15が弾性変形し
易いように設けられている。そして図3に示すように凹
部16の後部傾斜面に、内枠2の先端部が当接して補強
部材11の接合部18において面一になるようになって
いる。なお図3のものは補強部材11の先端が内嵌した
内枠2の底板4と当接して安定するようにした例である
が、図6に示すように補強部材11aの先端が内嵌した
内枠2の底板4に当接していないものであっても補強部
材の取付固定する効力に変りはない。
【0007】図7は補強部材の変形例であって、補強部
材11bの基部12bの側板17b間に支持部19を設
けたもので、内嵌した後の挿通部の変形を防止できると
共に、錠、ドアノブ、ドアクローザ等の取付けが確実に
安定して取付けることができ取付強度を向上させること
ができる。なお鎖線で示すように奥の方に支持部19を
設けてもよい。またドア1の内枠2へ挿入する挿通部1
3bの押圧部15b、凹部16bおよび接合部18bの
各屈曲部を円弧状にすることにより内枠2の収納部5へ
の挿入が一段と容易にすることができる。以上のように
本発明の補強部材の挿通部13に設けるガイド部14、
押圧部15、凹部16は、図1に示すように取付ける内
枠2と平行に断面コ字状の補強部材11の開放側端部に
形成されるもので、錠・ドアノブ補強部材11にあって
は、ドア1の縦内枠2に取付けるために縦内枠に沿って
縦方向に形成され、ドア1の横内枠2a,2b,2cに
取付けるドアクローザ補強部材11c、戸当り補強部材
11d、アイスコープ補強部材11eにあっては横内枠
に沿って補強部材の横方向に形成される。図4は各補強
部材11,11c,11d,11eを各ドア1の内枠
2,2a,2b,2cに取付けた状態を示したもので、
これに化粧表面板20,20を取付け、図5に示すよう
に周囲に縦外枠6,6c、上外枠6a、下外枠6bを嵌
込み、錠7、ドアノブ8、ドアクローザ9、アイスコー
プ10を取付けてドア1を完成させるものである。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、補
強部材の挿通部に、ドアの内枠の両側板の内側面間隔よ
り狭いガイド部と、同じく内枠の両側板の内側面間隔よ
り拡い押圧部を夫々設けてドアの内枠に内嵌して取付け
るようにしたため、ガイド部により補強部材の挿入が容
易となり、そして押圧部のドアの内枠の両側板の内面を
弾圧することにより、常に確実かつ安定した固定が行わ
れ、溶接なしでもドアの組立中、搬送中において抜け落
ちることがない。また補強部材の挿通量は挿通部を調節
することにより確実かつ簡単に調節することができる。
また押圧部に続いて凹部を形成したため、押圧部の弾性
変形が円滑に行なわれると共に凹部の後部傾斜面にドア
の内枠の先端部を当接することにより補強部材のガタ付
きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補強部材を内枠に挿入する前の状態を
示す斜視図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】補強部材を内枠に挿入した状態の横断面図であ
る。
【図4】ドアにおける補強部材の取付状態を示す平面図
である。
【図5】ドアの完成した状態を示す平面図である。
【図6】補強部材と内枠との内嵌状態の変形例の横断面
図である。
【図7】補強部材の挿通部および基部の変形例の横断面
図である。
【符号の説明】
1 ドア 2,2a,2b,2c 内枠 6,6a,6b,6c 外枠 11,a,11b,11c,11d,11e 補強部材 12,12b 基部 13,13a,13b 挿通部 14 ガイド部 15,15b 押圧部 16,16b 凹部 19 支持部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの断面コ字状の鋼板製内枠の枠内
    に、断面コ字状の補強部材を、内枠と補強部材とを面一
    になるように内嵌して取付け固定するドアの補強部材の
    取付構造において、前記補強部材を基部と挿通部とから
    構成し、その挿通部の両側板に、前記ドアの内枠の両側
    板の内側面間隔より狭くして、挿入を容易にしたガイド
    部と、これに続いてドアの内枠の両側板の内側面間隔よ
    り拡くして、内枠の両側板の内面を、弾性変形して押圧
    する押圧部を夫々設けて、補強部材をドアの内枠に内嵌
    して取付け固定するようにしたドアの補強部材の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 補強部材の押圧部に続いて押圧部の弾性
    変形を円滑にする凹部を形成した請求項1記載のドアの
    補強部材の取付構造。
  3. 【請求項3】 補強部材のガイド部の先端を、ドアの内
    枠の底部に当接して内嵌して取付け固定した請求項1ま
    は2記載のドアの補強部材の取付構造。
JP22246095A 1995-07-27 1995-07-27 ドアの補強部材の取付構造 Expired - Fee Related JP3170743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22246095A JP3170743B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 ドアの補強部材の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22246095A JP3170743B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 ドアの補強部材の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0941815A JPH0941815A (ja) 1997-02-10
JP3170743B2 true JP3170743B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=16782769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22246095A Expired - Fee Related JP3170743B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 ドアの補強部材の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3170743B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925601B1 (ko) * 2015-12-11 2018-12-05 송유진 건식 접착패드가 구비된 휴대전화 케이스
KR102619256B1 (ko) * 2022-04-18 2023-12-29 주식회사 리어스 탈부착 모서리 강화형 휴대폰 케이스

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2365050A (en) * 2000-05-05 2002-02-13 Manse Masterdor Ltd Reinforcing member for a door or window frame
GB2501720B (en) * 2012-05-02 2016-05-18 Askew James Door lock security system
JP6154341B2 (ja) * 2014-03-07 2017-06-28 株式会社Lixil 開口部装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925601B1 (ko) * 2015-12-11 2018-12-05 송유진 건식 접착패드가 구비된 휴대전화 케이스
KR102619256B1 (ko) * 2022-04-18 2023-12-29 주식회사 리어스 탈부착 모서리 강화형 휴대폰 케이스

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0941815A (ja) 1997-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002039132A (ja) 物品保持具
CA2430709A1 (en) Accessory attachment system for vehicle interiors
JP3170743B2 (ja) ドアの補強部材の取付構造
JP2002331838A (ja) ウエザーストリップの取付構造
JP3774754B2 (ja) ビームクランプ
JPH0921119A (ja) フェンス取付け構造
JP2593911Y2 (ja) モール取付構造
JP2002012102A (ja) バンパークリップ
JP3711256B2 (ja) 壁パネルの連結構造
JP3725386B2 (ja) 壁板材及びその壁体
JP2518782Y2 (ja) ジョイナーへのパネルの接続構造
JP2578208Y2 (ja) 部品の取付構造
JPH0789349A (ja) ドアサッシュの接続部構造
KR0157652B1 (ko) 도어에 있어서의 문버팀 고무의 부착장치
JP2001173175A (ja) 樋吊具
JPH0336442Y2 (ja)
JPS6117090Y2 (ja)
JPS621443Y2 (ja)
JP2558531Y2 (ja) 車体ルーフ用モールの取付けクリップ
JP2547327Y2 (ja) ケース取付構造
JP4317635B2 (ja) 出隅材取付具及び該取付具を用いた出隅材取付構造
JPH0558527U (ja) ワイパーの主ヨーク連結具
JPH042832Y2 (ja)
JPH06235249A (ja) 樋受金具
JP2000240361A (ja) 窓枠の構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080323

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090323

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090323

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140323

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees