JPH0649753Y2 - 鋼管足場用の鋼管連結構造 - Google Patents

鋼管足場用の鋼管連結構造

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JPH0649753Y2
JPH0649753Y2 JP1988053733U JP5373388U JPH0649753Y2 JP H0649753 Y2 JPH0649753 Y2 JP H0649753Y2 JP 1988053733 U JP1988053733 U JP 1988053733U JP 5373388 U JP5373388 U JP 5373388U JP H0649753 Y2 JPH0649753 Y2 JP H0649753Y2
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steel pipe
pin
pipe
hole
steel
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平八 中村
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大和スチール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、鋼管足場用の2本の鋼管、例えば単管足場
用の鋼管あるいは枠組足場用の建枠の鋼管などの鋼管足
場用の鋼管連結構造の改良に関するものである。
[従来の技術] この種鋼管連結構造としてよく知られているものに、第
3図に示すような単管ジョイントを使った連結構造があ
る。図において、A及びBは、互いに連結されるべき鋼
管足場用の2本の鋼管、Cは単管ジョイントで、両端部
に連結用のほぞ1を有し、中央部にはカラー2が固着さ
れている。ほぞ1の端部には、図示のとおり、カギ形の
切欠溝3が各々2個づつ形成されている。これに対し、
鋼管A、B側には、連結端部において連結ピン4、5が
貫通状態で固着されている。連結に当っては、連結ピン
5にカギ形の切欠溝3の開口部を合せて、鋼管Bに単管
ジョイントCのほぞ1を嵌入し、カラー2に端縁部を突
合わせて約60°程度回転させて切欠溝3の奥端部に連結
ピン5を位置させて抜け止めを図る。次いで、連結ピン
4にカギ形の切欠溝3の開口部を合せて、鋼管Aを反対
側のほぞ1に嵌入し、カラー2に端縁部を突合わせて約
60°程度回転させて切欠溝3の奥端部に連結ピン4を位
置させて抜け止めを図れば、連結が完了する。
また、第4図のごとく、ジョイント管Dの両端部のほぞ
6にねじ溝7を形成し、連結すべき鋼管A、鋼管B(図
示せず)には、このねじ溝7に螺合する打出し8を3個
程形成した構造もある。
また、第5図の構造は、カラー2、ほぞ1を有するジョ
イント管Eに連結部材9を浮沈可能に取付けたもので、
ジョイント管E及びカラー2には、貫通穴10、11が形成
され、また、ジョイント管Eに形成した連結穴12に対応
する位置において、鋼管A、Bにも連結穴13が形成され
ている。連結部材9は、貫通穴10、11に嵌まる軸部14、
15においてジョイント管Eに内装され、凸部16が連結穴
12から常に突出するように、バネ17が取付けられてお
り、この凸部16が連結穴13に嵌入することによって鋼管
A、Bを連結しているものである。軸部14をバネ圧に抗
して押圧すれば、連結状態を解除できる。
[考案が解決しようとする課題] 上記の通り、各種連結構造が既に提供されているが、い
ずれも十分満足の行くものではなかった。
すなわち、第3図に示した単管ジョイントを使用する構
造は、連結すべき鋼管A、Bに連結ピン4、5を固着す
るピン加工を必要とし、加工費用がかさんでいた。ま
た、連結ピンがカギ形の切欠溝3の奥端部に確実に係止
されているか否かを外部から目視確認できない難点もあ
った。さらにまた、高さの調節を可能とするため、ジャ
ッキ型ベース金具を使用する必要がある場合、ピン加工
を施した鋼管端部には該金具のねじ棒を嵌入することが
できないという難点もあった。
また、第4図に示した構造は、ジョイント管Dと鋼管と
の間に遊びが無いという利点があるが、ジョイント管D
の製造コストが高くなるほか、連結に際しては、ジョイ
ント管を鋼管Bに連結するため、2回転程回転させる必
要があり、また、ジョイント管に鋼管Aを連結するため
に4mないし6mもある鋼管Aも2回転程回転させなければ
ならず、取扱いがきわめて厄介となる。
また、第5図に示した構造は、ジョイント管Eの製造、
組立が困難で、また製造コストも高くつく難点があっ
た。
そこで、この考案の目的とするところは、鋼管に対する
面倒なピン加工が不要であり、連結状態を外部から容易
に確認するこができるとともに、連結端部といえどもジ
ャッキベース金具の使用が可能で、また、鋼管の連結操
作も容易な連結構造を提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、この考案においては、次のような
連結構造としている。
すなわち、鋼管足場用の2本の鋼管の連結端部に、ジョ
イント管の両端のほぞを内装着し、ジョイント管の中央
部のカラーに両鋼管の端縁部を突合わせて軸方向に連結
する鋼管足場用の鋼管連結構造において、鋼管とジョイ
ント管の両者に貫通穴を設け、差込み側にコイルバネを
介装した連結ピンをバネ力に抗して上記貫通穴を差込
み、反対突出端において抜け止めを施すようにしたこと
を特徴とするものである。
ここで使用するジョイント管は、従来の単管ジョイント
と同様の構造でもよいが、敢えてカギ形の切欠溝を形成
する必要はなく、単に貫通孔を形成しただけのジョイン
ト管で良い。
連結ピンの反対突出端で施す抜け止めは、種々の方法を
採り得る。例えば、円周上の180°の対向位置において
突出端に突起を形成し、一方ジョイント管及び鋼管に
は、この突起の通過用切欠を付設した貫通穴を形成して
おくことによって、差込み時には、突起と切欠を合せて
差込み、次いで90°程回転させることによって抜け止め
状態を得る構成が採用できる。
[作用] この考案の連結構造においては、ジョイント管の両端の
ほぞを、連結すべき両鋼管の連結端部に内装着し、両鋼
管の端縁部を中央部のカラーに突合わせた上で、鋼管及
びジヨイント管の両者に形成した貫通穴を通して連結ピ
ンを差込み、反対突出端において抜け止めを施せば連結
が完了するもので、差込側に介装したコイルバネと抜け
止め間で連結ピンは確実に止定されており、連結状態も
確実である。
また、連結に当たって長尺の鋼管を回転させる必要がな
く、連結操作も容易である。
連結状態は、連結ピンの抜け止め状態を見ることによっ
て外部から簡単に目視によって確認可能である。
また、鋼管及びジョイント管のいずれにも穴開け加工を
施すだけで良く、製造が容易で、かつ、コストも安くな
る。
また、鋼管端部に連結ピンが固着されていないため、ジ
ャッキベース金具の使用を必要とする場合、何等支障な
く使用できる。
[実施例] 第1図及び第2図は、この考案に係る鋼管連結構造の一
実施例を示すもので、A、Bは、連結すべき鋼管足場用
の2本の鋼管、Fは、両端部にほぞ18、中央部にカラー
19を有するジョイント管である。鋼管A、Bの連結端部
に、ほぞ18を内装着し、端縁部をカラー19に突合わせた
状態で軸方向に連結している。
20は連結ピンで、差込み側においてコイルスプリング21
が介装され、反対突出端には抜け止めが施されている。
この例では、円周上の180°の対向位置において突出端
に突起22を形成して抜け止めとしている。鋼管A、Bの
連結端部及びジョイント管Fには、貫通穴23及び24が形
成され、連結ピン20を差込み可能としている。この貫通
穴は、第2図に示す通り、連結ピン20のピン部分が通る
円孔aに突起22が通過可能な切欠bを付設した形状と
し、連結ピン20の差込み時は、突起22と切欠bとを合せ
て差込み、次いで90°程度回転させることによって第2
図の止定状態とする。この止定状態は、コイルスプリン
グ21のバネ力の作用によって確実に保持される。25は、
バネ当て用のワッシャである。
連結ピン20は、図示していないが鋼管Bとジョイント管
Fを連結するために、もう1本使用されており、2本で
一組となる。26は、この2本の連結ピン20を繋いでおく
ワイヤーである。
鋼管A、Bの連結に当っては、先ず鋼管Bにジョイント
管Fの一方のほぞ18を内装着して連結ピン20を差込み、
90°程度回転して止着する。次いで鋼管Aを他方のほぞ
18に装着して、同じく連結ピン20を差込み、90°程度回
転して止着すれば、連結が完了する。
[考案の効果] この考案に係る鋼管足場用の鋼管連結構造は以上の通り
であり、この考案によると、連結ピンの差込み側にコイ
ルスプリングを介装するとともに反対側突出端にピン部
分の一部から突起を突出し、貫通穴を、連結ピンのピン
部分が通る孔に上記突起が通過可能な切欠を付設した形
状とし、連結ピンをその突起と切欠とを合せた状態でバ
ネ力に抗して貫通穴に差込み、連結ピンを回転させるこ
とにより反対突出端において止定可能としたから、連結
ピンの貫通及び抜止め操作ばかりでなく、抜止め解除及
び抜取り操作も容易に行える。
また、上記突起により連結ピンの抜取り後においても、
連結ピンからコイルスプリングが抜け落ちるのを防止す
ることができる。
さらに、連結すべき鋼管に面倒なピン加工が不要で、単
なる穴開け加工のみでよく、製造が容易、かつ安価であ
る。
また、連結に当っては連結ピンを差込んで抜け止めを施
すだけでよく、鋼管を回転する必要がないためきわめて
容易に連結できる構造となっている。
また、抜け止め状態を外部から確認できるので、確実な
連結状態の確認がきわめて容易な連結構造となってい
る。
さらに、鋼管の連結端部に従来のような連結ピンがない
ため、ジャッキベース金具の使用も可能である等、実用
性に富んだ連結構造を提供し得たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る鋼管足場用の鋼管連結構造の
一実施例を示す一部省略縦断面図、 第2図は、同実施例における連結ピンの抜け止め構造を
示す一部背面図、 第3図は、単管ジョイントを使用した従来の鋼管連結構
造を示す説明図で一部切欠いて示す。 第4図は、他の従来例を示す一部断面図、 第5図は、さらに他の従来例を示す縦断面図である。 A、B……鋼管、F……ジョイント管 18……ほぞ、19……カラー 20……連結ピン 21……コイルスプリング 22……突起(抜け止め) 23、24……貫通穴、a……円孔、b……切欠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管足場用の2本の鋼管の連結端部に、ジ
    ョイント管の両端のほぞを内装着し、ジョイント管の中
    央部のカラーに両鋼管の端縁部を突合わせて軸方向に連
    結する鋼管足場用の鋼管連結構造において、 鋼管とジョイント管の両者に貫通穴を設け、この貫通穴
    に差込み貫通可能な連結ピンを設け、この連結ピンの差
    込み側にコイルスプリングを介装するとともに反対側突
    出端にピン部分の一部から突起を突出し、上記貫通穴
    を、連結ピンのピン部分が通る孔に上記突起が通過可能
    な切欠を付設した形状とし、連結ピンをその突起と切欠
    とを合せた状態でコイルスプリングのバネ力に抗して上
    記貫通穴に差込み、連結ピンを回転させることにより反
    対突出端において止定可能としたことを特徴とする鋼管
    足場用の鋼管連結構造。
JP1988053733U 1988-04-20 1988-04-20 鋼管足場用の鋼管連結構造 Expired - Lifetime JPH0649753Y2 (ja)

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JPH01157845U JPH01157845U (ja) 1989-10-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2533226Y2 (ja) * 1992-05-29 1997-04-23 日本ビテイリース株式会社 パイプ連結装置
JPH0748878Y2 (ja) * 1992-10-19 1995-11-08 中央ビルト工業株式会社 枠組み足場用ジョイント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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