JPH0528846U - 足場枠結合金具 - Google Patents

足場枠結合金具

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JPH0528846U
JPH0528846U JP4679191U JP4679191U JPH0528846U JP H0528846 U JPH0528846 U JP H0528846U JP 4679191 U JP4679191 U JP 4679191U JP 4679191 U JP4679191 U JP 4679191U JP H0528846 U JPH0528846 U JP H0528846U
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JP
Japan
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connecting pipe
hook
spring
hole
long rod
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Pending
Application number
JP4679191U
Other languages
English (en)
Inventor
誠治 君岡
Original Assignee
君岡鉄工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下方足場パイプ15と上方足場パイプ16と
を連結する足場枠結合金具における連結パイプ21とL
字形の鉤杆25との組み立てを容易かつ確実に行う。 【構成】 連結パイプ21の中央の係止部22の対向す
る壁面に透孔28、29を設け、L字形の鉤杆25を回
転自在に挿入する。この鉤杆25には、鉤杆25を連結
パイプ21の軸心側に付勢するばね31が装着される。
このばね31は、ばね係止ピン35によって係止され
る。ばね係止ピン35は、鉤杆25の長杆部27の先端
を軸心方向に貫通して設けられる貫通孔34に挿入され
て、ばね31を係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パイプによって構成された足場枠を組み立てる場合に、下方足場 パイプと上方足場パイプとを連結する足場枠結合金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の結合金具として、図4及び図5に示すものがある。
【0003】 このものは、軸心方向中央の外周に係止部2を有する連結パイプ1と、該連結 パイプ1の軸心に対して直交する方向にスライド自在に挿入される略L字形の鉤 杆5とからなる。上記連結パイプ1の係止部2には、軸心に対して直交する位置 の対向壁面にそれぞれ透孔8、9が形成されている。この透孔8、9には、前記 鉤杆5の長杆部7がスライド自在に挿入されている。また、連結パイプ1の上方 の挿入部3の壁面には、鉤杆5の短杆部6が挿入される透孔10が形成されてい る。上記連結パイプ1内に挿通された鉤杆5の長杆部7には、バネ11が装着さ れ、このバネ11によって鉤杆5が連結パイプ1側に付勢されている。
【0004】 そして、足場枠を組み立てる場合には、まず、下方足場パイプ15の上端に、 連結パイプ1の下方の挿入部4を挿入し、連結パイプ1の下方の挿入部4に形成 された透孔12に、下方足場パイプ15の上端に形成した透孔を合わせて係止ピ ン(図示省略)を挿入することによって、下方足場パイプ15の上端に連結パイ プ1を継ぎ足す。次に、鉤杆5を引っ張って短杆部6を連結パイプ1の挿入部3 の透孔10から引き抜いて、鉤杆5の短杆部6を下方に回転させた状態で、上方 足場パイプ16の下端に形成された透孔17と連結パイプ1の挿入部3に形成さ れた透孔10の位置を合わせた後、鉤杆5の短杆部6を上方に回転させ、鉤杆5 を引っ張って短杆部6を、上方足場パイプ16の透孔17と連結パイプ1の挿入 部3の透孔10に挿し込む。
【0005】 このようにして、下方足場パイプ15と上方足場パイプ16とが連結パイプ1 を介して連結される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記構造の足場枠結合金具では、連結パイプ1内の鉤杆5の長杆部 7に、鉤杆5を連結パイプ1の軸心に向かって付勢するバネ11が装着されてお り、鉤杆5の長杆部7の先端にはプレス加工によって抜け止め用の膨張部13が 形成されている。したがって、連結パイプ1に、鉤杆5とバネ11を組み込むに は、鉤杆5の長杆部7を挿入する連結パイプ1の透孔8、9のうち、長杆部7の 挿入側の透孔9を他方の透孔8よりも大きく形成し、大きな透孔9側から長杆部 7とバネ11を連結パイプ1内に挿入した後、鉤杆5に挿通したブッシュ14を 大きな透孔9の内面に嵌め、ブッシュ14の周囲の連結パイプ1をかしめてブッ シュ14を連結パイプ1に固定するようにしている。
【0007】 ところが、上記構造では、ブッシュ14を嵌める連結パイプ1の透孔9の内面 は、予めリーマ加工によってきっちりと仕上げていなければならず、加工費が高 く付くという問題がある。
【0008】 また、ブッシュ14を連結パイプ1の透孔9に固定するために行う連結パイプ 1の透孔9の周囲をかしめる加工は、非常に行い難く、このためかしめ不良が起 こり易かった。このブッシュ14のかしめ不良があると、ブッシュ14が外れて 鉤杆5が脱落する危険がある。
【0009】 そこで、この考案は、連結パイプとL字形の鉤杆との取付け加工を容易かつ確 実に行うことができる構造の足場枠結合金具を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る足場枠結合金具は、透孔28、29 にスライド自在に挿入される鉤杆25の長杆部27の先端側であって連結パイプ 21の内面に当接する位置に、該長杆部27の軸心に対して直交する方向に貫通 孔34を形成し、該貫通孔34に前記透孔28、29の孔径より長い長さのばね 係止ピン35を装着し、該ばね係止ピン35と、長杆部27の基端側であって連 結パイプ21の内面に当接する位置との間にばね31を嵌挿したものである。
【0011】
【作用】
上記L字形の鉤杆25の長杆部27の先端にばね係止ピン35を装着する作業 は、長杆部27に形成された貫通孔34にばね係止ピン35を挿入することによ り簡易に行えるので、上記の構成を採用することにより、連結パイプ21とL字 形の鉤杆25との取付けを容易かつ確実に行うことができる。しかも、透孔28 、29は同一径とすることができるので、同一ドリル刃により1回で空けること ができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係る足場枠結合金具の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 この考案に係る足場枠結合金具は、図3に示すように、パイプによって構成さ れた足場を組み立てる場合に、下方足場パイプ15と上方足場パイプ16とを連 結するために用いられるものであり、外周部分に係止部22を有する連結パイプ 21と、短杆部26および長杆部27を有する略L字形の鉤杆25との組み合わ せからなる。
【0014】 連結パイプ21は、上記足場パイプ15,16のいずれにも挿入可能な外径を 有する筒体からなり、軸心方向中央の外周に係止部22が取り付けられている。 この係止部22は、該連結パイプ21に用いられる筒体に比べて軸方向に偏平で 、しかもその内径が連結パイプ21の外径よりやや大きめの筒体が用いられる。 この係止部22は、連結パイプ21に被せられた後、両者をかしめることにより 連結パイプ21に固着されている。また、係止部22には、鉤杆25の長杆部2 7を挿入するために、連結パイプ21の軸心に対して直交する位置の対向壁面に それぞれ透孔28、29が形成されている。この透孔28、29の孔径は、ほぼ 同径とされ、鉤杆25の長杆部27の軸径よりやや大きなものとされている。
【0015】 また、連結パイプ21は、係止部22が取り付けられたことにより、係止部2 2の上方の挿入部23と、下方の挿入部24とに仕切られている。係止部22の 上方の挿入部23には、係止部22の透孔29から設定された間隔をもって、や や上方に透孔30が形成されている。この透孔30の孔径は、鉤杆25の短杆部 26が挿入可能とされている。また、該透孔30は、透孔29に鉤杆25の長杆 部27を挿入しこれを軸として短杆部26を回転させることにより、短杆部26 の先端が挿入可能な位置に形成されている。これに対し、係止部22の下方の挿 入部24の下端には、挿入部24と下方足場パイプ15とを固定するための透孔 32、33が、連結パイプ21の軸心に対して直交する位置の対向壁面にそれぞ れ形成されている。
【0016】 鉤杆25は、一端に短杆部26を有すると共に、他端に連結パイプ21の軸心 に対して直交する方向に貫通する長さの長杆部27が形成された金属製の棒材か らなり、係止部22に形成された透孔28、29に挿入される。この時、長杆部 27は、あらかじめ連結パイプ21内に位置させておいたばね31を軸方向に貫 通する。該ばね31は、鉤杆25を連結パイプ21の軸心方向に付勢するための ものである。
【0017】 また、長杆部27の先端側であって、長杆部27を透孔29、28に挿入した とき、連結パイプ21の内面に当接する位置に、長杆部27の軸心に対して直交 する方向に貫通孔34が形成され、ばね係止ピン35が挿入可能とされている。
【0018】 ばね係止ピン35は、鉤杆25を連結パイプ21の軸心方向に付勢するばね3 1を係止するためのものである。つまり、ばね係止ピン35は、ばね31をその 弾性に抗して圧縮した後、貫通孔34に挿入され、ばね31を係止するものであ る。
【0019】 一方、係止部22に形成された透孔28、29のいずれの孔径も、鉤杆25の 長杆部27の軸径よりやや大きいなものであるとされることから、長杆部27は 透孔28、29間を自由にスライドすることが可能とされるが、ばね31の軸径 およびばね係止ピン35は透孔28、29の孔径より大きいものとされるので、 該透孔28、29を通り抜けることが不可能とされている。
【0020】 これにより、鉤杆25は、長杆部27に装着されたばね31によって、連結パ イプ21の軸心方向に付勢されている。
【0021】 なお、本考案は上述した実施例に限定されることなく、適宜設計変更可能であ る。
【考案の効果】
以上のように、この考案は、L字形の鉤杆を連結パイプ挿入する際にブッシュ を使用せずにすむことから、ブッシュを嵌める透孔についての特別な加工を必要 とせず、ブッシュを嵌め込んだ後透孔をかしめる工程も不用となる。しかも、本 考案では、係止部の対向壁面に形成される透孔の孔径が同一でもよいとされる。 また、透孔28、29を同一径とすることができるので、1回の穴空け工程で透 孔28、29を形成することができる。 したがって、本考案によれば、連結パイプ自体の加工を簡略化することができ ると共に、その加工に要する技術も容易なものですむ。 よって、これらのことからL字形の鉤杆の脱落のおそれのない安全な足場枠結 合金具を安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る足場枠結合金具の一実施例を示
す一部切り欠き斜視図
【図2】同上の要部を示す縦断面図
【図3】同上の使用状態を示す図
【図4】従来例の分解斜視図
【図5】従来例の要部を示す縦断面図
【符号の説明】
21 連結パイプ 22 係止部 23、24 挿入部 25 鉤杆 26 短杆部 27 長杆部 28、29、30、32、33 透孔 31 ばね 34 貫通孔 35 ばね係止ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に係止部22を有する連結パイプ2
    1と、該連結パイプ21の軸心に対して直交する方向に
    スライド自在に挿入される略L字形の鉤杆25とからな
    り、該鉤杆25が連結パイプ21の軸心方向に付勢され
    てなる足場枠結合金具であって、 連結パイプ21は、軸心方向中央の外周に係止部22が
    取り付けられると共に、係止部22には連結パイプの軸
    心に対して直交する対向壁面に透孔28、29が形成さ
    れ、 鉤杆25は、短杆部26と、連結パイプの軸心に対して
    直交する方向に貫通する長さを有する長杆部27とから
    構成され、 短杆部26は長杆部を軸として回転可能とされると共
    に、連結パイプ21の壁面に形成される透孔30に挿入
    可能とされ、 長杆部27の連結パイプ21内部分にはばね31が装着
    されると共に、長杆部27の先端側であって連結パイプ
    21の内面当接位置に、長杆部27の軸心に対して直交
    する方向に貫通する貫通孔34が形成され、該貫通孔3
    4にばね係止ピン35が挿入されて、ばね31を係止す
    ることを特徴とする足場枠結合金具。
JP4679191U 1991-05-24 1991-05-24 足場枠結合金具 Pending JPH0528846U (ja)

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JP4679191U JPH0528846U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 足場枠結合金具

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JP4679191U JPH0528846U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 足場枠結合金具

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JPH0528846U true JPH0528846U (ja) 1993-04-16

Family

ID=12757159

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JP4679191U Pending JPH0528846U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 足場枠結合金具

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JP (1) JPH0528846U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610505U (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 日工株式会社 足場枠用連結管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610505U (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 日工株式会社 足場枠用連結管

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