JPH08170627A - 連結具 - Google Patents

連結具

Info

Publication number
JPH08170627A
JPH08170627A JP31513494A JP31513494A JPH08170627A JP H08170627 A JPH08170627 A JP H08170627A JP 31513494 A JP31513494 A JP 31513494A JP 31513494 A JP31513494 A JP 31513494A JP H08170627 A JPH08170627 A JP H08170627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male screw
shaped rod
nut cylinder
stopper
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31513494A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hiyama
哲郎 樋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31513494A priority Critical patent/JPH08170627A/ja
Publication of JPH08170627A publication Critical patent/JPH08170627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナット筒による継合固定が解除されることの
ない安全な連結具を提供する。 【構成】 U状杆1の雄螺子11と他方のU状杆2の係止
雄部21を軸筒3により回動自在に連結する。U状杆1の
雄螺子12にはナット筒4を摺動自在に設ける。ナット筒
4がU状杆2の雄螺子22に螺着できるように設ける。ナ
ット筒4には固定手段たるストッパー51を設ける。 【効果】 ナット筒4が緩むことがなく、一対のU状杆
1,2がOリングのように一体化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーロープ等の連
結に使用される連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして実公昭63−
12251号公報の連結具が公知である。この連結具は
同公報の第1図乃至第3図のように、両端に雄螺子を形
成した一方のU状杆と、一端に雄螺子を形成し他端に係
止雄部を形成した他方のU状杆と、前記一方のU状杆の
一端の雄螺子と他方のU状杆の一端の雄螺子とに螺着す
る滑り止め付ナット筒と、前記他方のU状杆の他端の雄
螺子に螺着し他方のU状杆の係止雄部に係止する係止雌
部とを有する軸筒とからなり、前記滑り止め付ナット筒
を回動して一方へ移動させて一対のU状杆の他端間の継
合固定を解除した後、一方のU状杆を回動して他端を離
してワイヤーロープ等を掛けて、その後で再度滑り止め
付ナット筒により一対のU状杆の他端を継合固定するも
のである。
【0003】また、実公平1−40364号公報の連結
具も公知である。この連結具は同公報の第2図に示すよ
うに一方のU状杆の一端に形成された係止雄部と他方の
U状杆の一端に形成された雄螺子との間にスプリングワ
ッシャー等の抵抗付加体を設けて、前記係止雄部と雄螺
子とのがたつきをなくしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、ワイヤーロープ等を掛けた後に一対のU状杆の他端
を突合わせ、そして滑り止め付ナット筒により該他端に
夫々形成された雄螺子間を螺合により継合固定するもの
であるが、振動等により前記滑り止め付ナット筒が緩
み、この結果滑り止め付ナット筒による前記継合固定が
解除されてしまう虞がある。
【0005】そこで、本発明は前記問題を解決してナッ
ト筒による継合固定が解除されることのない安全な連結
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、一方のU状杆のー側端と他方のU状杆のー端を軸筒
を介して回動自在に連結し、前記一方のU状杆の他端に
摺動自在に設けられたナット筒を他方のU状杆の他端に
螺着して継合する連結具において、前記ナット筒には前
記他方のU状杆の他端との固定手段を設けたことを特徴
とする連結具である。
【0007】請求項2記載の本発明は、前記固定手段
は、前記ナット筒に挿入されたストッパーにより形成さ
れたことを特徴とする請求項1記載の連結具である。
【0008】
【作用】前記請求項1記載の構成によって、ナット筒に
より一方のU状杆の他端と他方のU状杆の他端とを継合
した後に、固定手段により前記ナット筒を固定すること
ができる。
【0009】前記請求項2記載の構成によって、ストッ
パーをナット筒に挿入してナット筒を固定することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図3を
参照して説明する。連結具は一方のU状杆1、他方のU
状杆2、軸筒3、ナット筒4とからなる。前記U状杆1
はそのー端及び他端には雄螺子11,12が形成されてい
る。前記U状杆2はそのー端には係止雄部21が形成され
ると共に、他端には前記雄螺子12と同径の雄螺子22が形
成されている。前記軸筒3は前記雄螺子11に螺着する雌
螺子31と前記係止雄部21に係止可能な係止雌部32とが形
成されている。前記ナット筒4は回動しやすいように外
周に滑り止め部たる多角形部41が形成され、軸心には前
記雄螺子12、雄螺子22に螺合する雌螺子42が形成されて
いる。
【0011】そして、一対の前記U状杆1,2をOリン
グ状に対向せしめ、前記雄螺子11と係止雄部21を軸筒3
により継合し、この軸筒3とU状杆1とを接着剤(図示
せず)により回り止め状態で固定し、U状杆2は軸筒3
に対して回動自在に設ける。前記ナット筒4の雌螺子42
の一方には雄螺子12が螺着されて該ナット筒4が摺動で
きるようになっており、突出させた際にはナット筒4が
雄螺子22に螺着して継合できるようになっている。
【0012】さらに、前記ナット筒4の軸方向の略中央
には固定手段たるストッパー51が貫通する孔43,44が形
成されている。前記ストッパー51は金属製の細軸であ
り、前記孔43に貫挿した後、その両端はナット筒4より
僅かに突出しており、該突出を潰すなどしてかしめ、抜
け止め部52を形成する。また、前記孔43,44は前記ナッ
ト筒4の軸線と直交するようにナット筒4の略中央に設
けられると共に、一対の前記孔43,44は一直線状に設け
られる。
【0013】次に前記構成についてその作用を説明す
る。ナット筒4を回動して一方へ移動させて雄螺子12と
雄螺子22の継合固定を解除すると、U状杆2は回動可能
になる。そしてU状杆2を回動して雄螺子12と雄螺子22
とが離反し、その間隙から例えばワイヤーロープRをU
状杆2に掛ける。そして再びU状杆2を回動せしめて元
に戻し、雄螺子12と雄螺子22を対向状態にし、雄螺子12
に設けられたナット筒4を回動して雄螺子22側に移動さ
せ、該雄螺子22に螺着させて、継合固定することによ
り、ワイヤーロープRはOリング状のU状杆1,2から
抜けなくなる抜き止め状態に連結されることになる。
【0014】この後、孔43から孔44側にストッパー51を
挿入してナット筒4を貫通させ、この後ナット筒4より
僅かに夫々突出したストッパー51の両端を潰すなどして
かしめ、抜け止め部52を形成する。尚、前記ストッパー
51は雄螺子12と雄螺子22との間隙Lに位置してナット筒
4を貫通している。したがって、振動等によってナット
筒4が万一緩んだとしても、ストッパー51が雄螺子12の
先端或いは雄螺子22の先端に当たって係止されて回動を
阻止できる。
【0015】尚、再びワイヤーロープRを外す必要があ
るときには、ストッパー51を抜取り、ナット筒4を逆に
回して解除するものである。
【0016】以上のように、前記第1実施例では一方の
U状杆1の雄螺子11と他方のU状杆2の係止雄部21を軸
筒3により回動自在に連結し、前記U状杆1の雄螺子12
にはナット筒4を摺動自在に設けると共に、該ナット筒
4がU状杆2の雄螺子22に螺着できるようにした連結具
において、前記ナット筒4には固定手段たるストッパー
51を設けることにより、一対のU状杆1,2がOリング
のように一体化とされ、ワイヤーロープRを確実に掛け
続けることができる。
【0017】さらに、前記ストッパー51はナット筒4に
予め形成された孔43,44に挿入するだけですみ、簡単に
取付けることができる。
【0018】しかも、前記孔43,44、ひいてはストッパ
ー51はナット筒4におけるU状杆1の雄螺子12とU状杆
2の雄螺子22との間隙Lに位置して設けられるものであ
るために、前記雄螺子12、雄螺子22が障害とならずに簡
単に取付けることができる。
【0019】次に本発明の第2、第3、第4及び第5実
施例を図4及び図5、図6及び図7図8及び図9、図10
及び図11を参照して説明する。尚、前記第1実施例と同
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0020】図4及び図5に示す第2実施例では、雄螺
子11と係止雄部12Aを有するU状杆1と、係止雄部21と
雄螺子22を有するU状杆2は、外周を多角形に形成され
た軸筒3を介して回動自在に設けられると共に、ナット
筒4により継合固定できるようになっている。尚、4A
はナット筒4の係止雌部である。そして、前記雄螺子11
と係止雄部21は軸筒3により継合し、この外周を多角形
に形成された軸筒3とU状杆1の雄螺子11とを貫通ピン
61により回り止め状態で固定し、U状杆2は軸筒3に対
して回動自在に設けられている。さらに雄螺子11と係止
雄部21間には、前記係止雄部21、ひいてはU状杆2の回
動に抵抗を与える抵抗負荷体たるスプリングワッシャー
62が介在している。尚、抵抗負荷体としてはコイルスプ
リングや弾性ゴム等の弾性体でもよい。
【0021】さらに、前記ナット筒4の軸方向の略中央
には固定手段たるストッパー51Aが貫通する孔43,44が
形成されている。このストッパー51は前記孔43,44より
わずかに大きく金属薄板を丸めたいわゆるロールピンで
あり、孔43に貫挿した後は、円周方向にだ弾性を有する
ために孔43,44に圧着されて抜け止めする。
【0022】次に前記構成についてその作用を説明す
る。ナット筒4を回動して雄螺子12と雄螺子22の継合固
定を解除すると共に離反させて、ワイヤーロープRをU
状杆2に掛ける。この後で雄螺子12と雄螺子22を対向状
態にし、ナット筒4を回動して雄螺子22側に移動させ、
継合固定することにより、ワイヤーロープRはOリング
状のU状杆1,2から抜けなくなる抜き止め状態に連結
されることになる。
【0023】この後、孔43から孔44側にストッパー51A
を圧入するように挿入してナット筒4を貫通させる。こ
の際、U状杆1の雄螺子11とU状杆2の係止雄部21との
間には抵抗負荷体たるスプリングワッシャー62が設けら
れて、U状杆2が付勢されるようになっているため、ナ
ット筒4における雄螺子12と雄螺子22間の間隙Lが確保
され、簡単にストッパー51Aを孔43,44に挿入すること
ができる。尚、前記ストッパー51Aを抜き出して継合を
解除できる。
【0024】以上のように、前記第2実施例ではナット
筒4に固定手段たるストッパー51Aを設けることによ
り、一対のU状杆1,2がOリングのように一体化とさ
れ、ワイヤーロープRを確実に掛け続けることができる
と共に、前記ストッパー51Aはナット筒4に予め形成さ
れた孔43,44に挿入するだけですみ、簡単に取付けるこ
とができる。また、前記ストッパー51Aはロールピンか
らなるために、孔43,44に圧入することにより、ストッ
パー51Aの周面が孔43,44に圧着するので、簡単に抜け
止めすることができる。
【0025】さらに、前記孔43,44、ひいてはストッパ
ー51Aはナット筒4におけるU状杆1の雄螺子12とU状
杆2の雄螺子22との間隙Lに位置して設けられるもので
あるために、前記雄螺子12、雄螺子22が障害とならずに
簡単に取付けることができる。
【0026】しかも、軸筒3におけるU状杆1の雄螺子
11とU状杆2の係止雄部21との間には抵抗付加体たるス
プリングワッシャー62を設けて、U状杆2をU状杆1か
ら離すように付勢したことにより、U状杆2ががたつき
が防止されてU状杆2は常に定位置にあるからナット筒
4の雄螺子22への螺着がスムースに行われる。またU状
杆2ががたつきが防止されるので、間隙Lが確保できス
トッパー51Aを挿入する際に雄螺子22により阻害される
ことはなく、簡単に挿入できる。
【0027】図6及び図7に示す第3実施例では、雄螺
子11,12を有するU状杆1と、係止雄部21と雄螺子22を
有するU状杆2は、軸筒3を介して回動自在に設けられ
ると共に、ナット筒4により継合固定できるようになっ
ている。そして、前記雄螺子11と係止雄部21は軸筒3に
より継合し、この軸筒3とU状杆1の雄螺子11とは接着
剤(図示せず)により回り止め状態で固定し、U状杆2
は軸筒3に対して回動自在に設けられている。また、ナ
ット筒4においては雄螺子22が螺着するU状杆2側から
U状杆1側の途中まで雌螺子42が完全に形成されてお
り、この雌螺子42の端部側には雌螺子が形成されないや
や径小な貫通基部45が形成されている。
【0028】さらに、前記ナット筒4の軸方向の略中央
には固定手段たるロールピンからなるストッパー51Aが
貫通する孔43,44が形成されている。
【0029】次に前記構成についてその作用を説明す
る。ナット筒4を回動して雄螺子12と雄螺子22の継合固
定を解除すると共に離反させて、ワイヤーロープRをU
状杆2に掛ける。この後で雄螺子12と雄螺子22を対向状
態にし、ナット筒4を回動して雄螺子22側に移動させ、
継合固定することにより、ワイヤーロープRはOリング
状のU状杆1,2から抜けなくなる抜き止め状態に連結
されることになる。このナット筒4を回動して雄螺子22
に螺着した際に、前記貫通基部45が雄螺子22に係止され
て、それ以上ナット筒4が螺着することはない。この
後、孔43から孔44側にストッパー51Aを挿入してナット
筒4を貫通させる。
【0030】以上のように、前記第3実施例ではナット
筒4に固定手段たるストッパー51Aを設けることによ
り、一対のU状杆1,2がOリングのように一体化とさ
れ、ワイヤーロープRを確実に掛け続けることができる
と共に、前記ストッパー51Aはナット筒4に予め形成さ
れた孔43,44に挿入するだけですみ、簡単に取付けるこ
とができる。
【0031】さらに、前記孔43,44、ひいてはストッパ
ー51Aはナット筒4におけるU状杆1の雄螺子12とU状
杆2の雄螺子22との間隙Lに位置して設けられるもので
あるために、前記雄螺子12、雄螺子22が障害とならずに
簡単に取付けることができる。
【0032】しかも、ナット筒4には雌螺子31が形成さ
れない貫通基部45が形成されているので、U状杆1とナ
ット筒4との係止を簡単に行うことができる。
【0033】図8及び図9に示す第4実施例では、雄螺
子11,12を有するU状杆1と、係止雄部21と雄螺子22を
有するU状杆2は、軸筒3を介して回動自在に設けられ
ると共に、ナット筒4により継合固定できるようになっ
ている。そして、前記雄螺子11と係止雄部21は軸筒3に
より継合し、この軸筒3とU状杆1の雄螺子11とは接着
剤(図示せず)により回り止め状態で固定し、U状杆2
は軸筒3に対して回動自在に設けられている。また、ナ
ット筒4においては雄螺子22が螺着するU状杆2側から
U状杆1側の途中まで雌螺子42が完全に形成されてお
り、この雌螺子42の端部側には完全な雌螺子が形成され
ない不完全雌螺子46が形成されている。尚、前記軸筒3
の外周にはローレット加工面33が形成され、またナット
筒4の外周にも滑り止め部たるローレット加工面47が形
成されている。
【0034】さらに、前記ナット筒4の軸方向の略中央
には固定手段たるロールピンからなるストッパー51Aが
貫通する孔43,44が形成されている。
【0035】次に前記構成についてその作用を説明す
る。ナット筒4を回動して雄螺子12と雄螺子22の継合固
定を解除すると共に離反させて、ワイヤーロープRをU
状杆2に掛ける。この後で雄螺子12と雄螺子22を対向状
態にし、ナット筒4を回動して雄螺子22側に移動させ、
継合固定することにより、ワイヤーロープRはOリング
状のU状杆1,2から抜けなくなる抜き止め状態に連結
されることになる。このナット筒4を回動して雄螺子22
に螺着した際に、前記不完全雌螺子46が雄螺子22に係止
されて、それ以上ナット筒4が螺着することはない。
【0036】この後、孔43から孔44側にストッパー51A
を挿入してナット筒4を貫通させる。
【0037】以上のように、前記第4実施例ではナット
筒4に固定手段たるストッパー51Aを設けることによ
り、一対のU状杆1,2がOリングのように一体化とさ
れ、ワイヤーロープRを確実に掛け続けることができる
と共に、前記ストッパー51Aはナット筒4に予め形成さ
れた孔43,44に挿入するだけですみ、簡単に取付けるこ
とができる。また、ストッパー51Aはロールピンからな
るために、簡単に抜け止めできる。
【0038】さらに、前記孔43,44、ひいてはストッパ
ー51Aはナット筒4におけるU状杆1の雄螺子12とU状
杆2の雄螺子22との間隙Lに位置して設けられるもので
あるために、前記雄螺子12、雄螺子22が障害とならずに
簡単に取付けることができる。
【0039】しかも、ナット筒4には完全な雌螺子31が
形成されない不完全雌螺子46が形成されているので、U
状杆1とナット筒4との係止を簡単に行うことができ
る。
【0040】図10及び図11に示す第5実施例では、係止
雄部21Aと雄螺子22Aを有する一方のU状杆2Aと、雄
螺子11A,12Aを有する他方のU状杆1Aとは、軸筒3
を介して回動自在に設けられると共に、ナット筒4によ
り継合固定できるようになっている。そして、前記雄螺
子11Aと係止雄部21Aは軸筒3により継合し、この軸筒
3とU状杆1Aの雄螺子11Aとは接着剤(図示せず)に
より回り止め状態で固定し、U状杆2Aは軸筒3に対し
て回動自在に設けられている。また、ナット筒4はU状
杆2Aの雄螺子22Aに摺動自在に設けられている。
【0041】さらに、前記ナット筒4の軸方向の略中央
には固定手段たるビス状のストッパー51Bが貫通する雌
螺子を形成した孔43A,44Aが形成されている。
【0042】次に前記構成についてその作用を説明す
る。ナット筒4を回動して雄螺子12Aと雄螺子22Aの継
合固定を解除すると共に離反させて、ワイヤーロープR
をU状杆2Aに掛ける。この後で雄螺子12Aと雄螺子22
Aを対向状態にし、ナット筒4を回動して雄螺子12A側
に移動させ、継合固定することにより、ワイヤーロープ
RはOリング状のU状杆1A,2Aから抜けなくなる抜
き止め状態に連結されることになる。
【0043】この後、孔43から孔44側にストッパー51B
を孔43Aから螺合してナット筒4を貫通させ、この後孔
44Aに螺着して抜け止めする。
【0044】以上のように、前記第5実施例ではナット
筒4に固定手段たるストッパー51Bを設けることによ
り、一対のU状杆1A,2AがOリングのように一体化
とされ、ワイヤーロープRを確実に掛け続けることがで
きると共に、前記ストッパー51Bはナット筒4に予め形
成された孔43A,44Aに螺着するだけですみ、簡単に取
付けることができる。また、ストッパー51Bをビス状と
し、孔43A,44Aに螺着したことにより確実に抜け止め
できる。
【0045】さらに、前記孔43A,44A、ひいてはスト
ッパー51Bはナット筒4におけるU状杆1Aの雄螺子12
AとU状杆2Aの雄螺子22Aとの間隙Lに位置して設け
られるものであるために、前記雄螺子12A、雄螺子22A
が障害とならずに簡単に取付けることができる。
【0046】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば第1乃至第4実施例において一方のU
状杆とナット筒、第5実施例において他方のU状杆とナ
ット筒は溶接により固定してもよい等種々の変形が可能
である。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、一方のU状杆
のー端と他方のU状杆のー側を軸筒を介して回動自在に
連結し、前記一方のU状杆の他端に摺動自在に設けられ
たナット筒を他方のU状杆の他端に螺着して継合する連
結具において、前記ナット筒には前記他方のU状杆の他
端との固定手段を設けたことにより、一対のU状杆をO
リングのように一体化でき、前記ナット筒が緩む虞を一
掃して安全な連結具を提供できる。
【0048】また請求項2記載の本発明は、前記固定手
段は、前記ナット筒に挿入されたストッパーにより形成
されたことを特徴とする請求項1記載の連結具であり、
ストッパーを挿入して一対のU状杆をOリングのように
簡単に一体化でき、前記ナット筒が緩む虞を一掃して安
全な連結具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例を示す分解斜視図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図9】本発明の第4実施例を示す分解斜視図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す一部切欠き正面図
である。
【図11】本発明の第5実施例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 2 U状杆 3 軸筒 4 ナット筒 51 51A 51Bストッパー(固定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のU状杆のー端と他方のU状杆のー
    側を軸筒を介して回動自在に連結し、前記一方のU状杆
    の他端に摺動自在に設けられたナット筒を他方のU状杆
    の他端に螺着して継合する連結具において、前記ナット
    筒には前記他方のU状杆の他端との固定手段を設けたこ
    とを特徴とする連結具。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、前記ナット筒に挿入さ
    れたストッパーにより形成されたことを特徴とする請求
    項1記載の連結具。
JP31513494A 1994-12-19 1994-12-19 連結具 Pending JPH08170627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31513494A JPH08170627A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31513494A JPH08170627A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 連結具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08170627A true JPH08170627A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18061822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31513494A Pending JPH08170627A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08170627A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI465650B (zh) * 2009-04-22 2014-12-21 Zedel 具有可鎖旋轉套圈之附接鉤環
CN107110300A (zh) * 2015-01-08 2017-08-29 法国Nov-Blm公司 特别适合于使用于将浮动设备锚固至地面的两个链条互相连接的可拆卸链节
US10344824B2 (en) 2015-10-20 2019-07-09 Thiele Gmbh & Co. Kg Pivotable block lock
CN111139672A (zh) * 2019-12-13 2020-05-12 江苏亚昇制绳有限公司 一种阻燃防磨组合缆绳及其制备方法
WO2021042432A1 (zh) * 2019-09-02 2021-03-11 歌拉瑞电梯股份有限公司 一种用于曳引式建筑施工升降机的补偿链装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6157220B2 (ja) * 1980-06-03 1986-12-05 Baieritsushe Mootooren Ueruke Ag
JPH02159407A (ja) * 1988-12-13 1990-06-19 Yoshiki Asano 連結具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6157220B2 (ja) * 1980-06-03 1986-12-05 Baieritsushe Mootooren Ueruke Ag
JPH02159407A (ja) * 1988-12-13 1990-06-19 Yoshiki Asano 連結具

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI465650B (zh) * 2009-04-22 2014-12-21 Zedel 具有可鎖旋轉套圈之附接鉤環
CN107110300A (zh) * 2015-01-08 2017-08-29 法国Nov-Blm公司 特别适合于使用于将浮动设备锚固至地面的两个链条互相连接的可拆卸链节
EP3243013B1 (fr) * 2015-01-08 2020-12-23 Nov - Blm Maillon démontable, adapté notamment à raccorder deux chaines pour l'ancrage au sol d'une installation flottante
US10344824B2 (en) 2015-10-20 2019-07-09 Thiele Gmbh & Co. Kg Pivotable block lock
RU2696413C1 (ru) * 2015-10-20 2019-08-01 Тиле Гмбх Унд Ко. Кг Поворотный блокировочный замок
WO2021042432A1 (zh) * 2019-09-02 2021-03-11 歌拉瑞电梯股份有限公司 一种用于曳引式建筑施工升降机的补偿链装置
CN111139672A (zh) * 2019-12-13 2020-05-12 江苏亚昇制绳有限公司 一种阻燃防磨组合缆绳及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4619723B2 (ja) 雌取付けアセンブリおよび継手アセンブリ
JPH08170627A (ja) 連結具
JP3609468B2 (ja) 管継手
JP3805616B2 (ja) 管体の連結構造
JP3032799U (ja) 圧着用具の端部構造
JPH0562713U (ja) プラグ装置
US4843990A (en) Retainer for marine drive steering linkage
JPH0714124Y2 (ja) 連結アーム
JP3085105B2 (ja) たも網
JPH0745181Y2 (ja) 釣用竿
JP2578172Y2 (ja) 回転体固定具
JPH11325097A (ja) 軸とヨークの結合構造
JP2718656B2 (ja) ハンドルロック
JPH09109041A (ja) ソケットレンチ
JP3393287B2 (ja) ホースの連結金具
JPH0454089B2 (ja)
JP3501220B2 (ja) 管継手のホース取り付け構造
JPS5839242B2 (ja) シヤツクル
JP3113724U (ja) プラグレンチ
JP3556748B2 (ja) 自在継手のヨークと軸との結合構造
JPS6312251Y2 (ja)
JPH0626736Y2 (ja) ボールジョイント
GB2312034A (en) Yoke assembly for a universal joint
JP2547000Y2 (ja) クランクとペダル軸の結合構造
JPS6235931Y2 (ja)