JPH0745181Y2 - 釣用竿 - Google Patents
釣用竿Info
- Publication number
- JPH0745181Y2 JPH0745181Y2 JP1989125203U JP12520389U JPH0745181Y2 JP H0745181 Y2 JPH0745181 Y2 JP H0745181Y2 JP 1989125203 U JP1989125203 U JP 1989125203U JP 12520389 U JP12520389 U JP 12520389U JP H0745181 Y2 JPH0745181 Y2 JP H0745181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- rod body
- butt
- rod
- fishing rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、釣用竿に関する。
さらに詳しくは、ロッド本体に掛る釣糸の引張応力を支
える比較的長尺なバット部を備え、トローリング等の比
較的大物沖釣り等に使用される釣用竿の改良に関する。
える比較的長尺なバット部を備え、トローリング等の比
較的大物沖釣り等に使用される釣用竿の改良に関する。
［従来の技術］ 従来、釣用竿としては、例えば、ロッド本体の後端部と
バット部の先端部とを嵌合し、ロッド本体、バット部の
一方に係止し他方に螺合する袋ナットで締付け連結する
ようにしたものが知られている。
バット部の先端部とを嵌合し、ロッド本体、バット部の
一方に係止し他方に螺合する袋ナットで締付け連結する
ようにしたものが知られている。
この従来の釣用竿は、袋ナットの螺合を解除してロッド
本体，バット部を軸方向へ引離すことにより両者を分離
することが可能となっており、別形状等からなる他のロ
ッド本体，バット部と適宜交換することができるように
したものである。
本体，バット部を軸方向へ引離すことにより両者を分離
することが可能となっており、別形状等からなる他のロ
ッド本体，バット部と適宜交換することができるように
したものである。
［考案が解決しようとする課題］ 前述の従来の釣用竿では、ロッド本体，バット部の交換
の際に袋ナットの螺合解除，螺合締付けが必要であるた
め、釣対象魚を変更したり予想した釣対象魚以外の魚が
針掛りした場合等にロッド本体，バット部を素早く交換
することができず、有効な釣操作ができなくなるという
問題点を有している。
の際に袋ナットの螺合解除，螺合締付けが必要であるた
め、釣対象魚を変更したり予想した釣対象魚以外の魚が
針掛りした場合等にロッド本体，バット部を素早く交換
することができず、有効な釣操作ができなくなるという
問題点を有している。
本考案はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は、ロッド本体，バット部を素早く
交換することができる釣用竿を提供することにある。
のであり、その目的は、ロッド本体，バット部を素早く
交換することができる釣用竿を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 前述の目的を達成するため、本考案に係る釣用竿は、ロ
ッド本体の後端部とバット部の先端部とを着脱自在にし
てなる釣用竿において、ロッド本体，バット部の一方に
嵌合凸部を形成し他方に嵌合凹部を形成した嵌合断面が
円形の嵌合構造を設け、嵌合凸部は均等径部に続いて基
部付近に基部に向けて僅かに拡径するテーパ形の拡径部
を備え、嵌合凹部は前記拡径部に対応する部分を設けず
前記均等径部と略同一径の均等径部のみを備えたことを
特徴とする手段を採用する。
ッド本体の後端部とバット部の先端部とを着脱自在にし
てなる釣用竿において、ロッド本体，バット部の一方に
嵌合凸部を形成し他方に嵌合凹部を形成した嵌合断面が
円形の嵌合構造を設け、嵌合凸部は均等径部に続いて基
部付近に基部に向けて僅かに拡径するテーパ形の拡径部
を備え、嵌合凹部は前記拡径部に対応する部分を設けず
前記均等径部と略同一径の均等径部のみを備えたことを
特徴とする手段を採用する。
［作用］ 前述の手段によると、ロッド本体，バット部を軸方向へ
引離し，押込み嵌合することで両者を分離，連結するこ
とができるため、ロッド本体，バット部を素早く交換す
ることができる釣用竿を提供するという目的が達成され
る。
引離し，押込み嵌合することで両者を分離，連結するこ
とができるため、ロッド本体，バット部を素早く交換す
ることができる釣用竿を提供するという目的が達成され
る。
なお、ロッド本体，バット部が嵌合断面が円形の嵌合構
造で夫々略同一径の均等径部を備えていることは、両者
を周方向へ回動して両者の位置合せを可能にする。ま
た、拡径部を備えていることは、拡径部での嵌合圧接の
度合を高め連結強度の低下を防止している。
造で夫々略同一径の均等径部を備えていることは、両者
を周方向へ回動して両者の位置合せを可能にする。ま
た、拡径部を備えていることは、拡径部での嵌合圧接の
度合を高め連結強度の低下を防止している。
［実施例］ 以下、本考案に係る釣用竿の実施例を図面に基いて説明
する。
する。
この実施例では、外部へ突出部が形成されないインロウ
継ぎ型の嵌合構造を備えたものを示してある。
継ぎ型の嵌合構造を備えたものを示してある。
この実施例は、ロッド本体１の後端部側に嵌合凹部３を
形成しロッド部２の先端部側に嵌合凸部４を形成した嵌
合構造を設けてある。
形成しロッド部２の先端部側に嵌合凸部４を形成した嵌
合構造を設けてある。
この嵌合構造の嵌合凹部３は、ロッド本体１自体の内部
を円柱形の空隙として形成したものであり、全長に渡っ
て同一径とした均等径部のみを備えている。また、この
嵌合構造の嵌合凸部４は、バット部２の先端面を閉塞す
るように固着された支持部41に先端方向へ突出して固定
した略円柱形に形成したもので、先端側に設けられ嵌合
凹部３の均等径部と略同一径の均等径部42と均等径部42
に続いて基部付近に設けられ基部に向けて僅かに拡径す
るテーパ形の拡径部43とを備えている。
を円柱形の空隙として形成したものであり、全長に渡っ
て同一径とした均等径部のみを備えている。また、この
嵌合構造の嵌合凸部４は、バット部２の先端面を閉塞す
るように固着された支持部41に先端方向へ突出して固定
した略円柱形に形成したもので、先端側に設けられ嵌合
凹部３の均等径部と略同一径の均等径部42と均等径部42
に続いて基部付近に設けられ基部に向けて僅かに拡径す
るテーパ形の拡径部43とを備えている。
従って、この嵌合構造の嵌合断面は第３図に示すように
円形となっており、嵌合凹部3,嵌合凸部４（即ち、ロッ
ド本体1,バット部２）の均等径部42同士の嵌合状態では
嵌合圧接が均等でありある程度の力で周方向へ互いに回
動可能であり、嵌合凹部３の均等径部と嵌合凸部４の拡
径部43とが嵌合した状態では嵌合圧接が強固であり回動
が困難になる。
円形となっており、嵌合凹部3,嵌合凸部４（即ち、ロッ
ド本体1,バット部２）の均等径部42同士の嵌合状態では
嵌合圧接が均等でありある程度の力で周方向へ互いに回
動可能であり、嵌合凹部３の均等径部と嵌合凸部４の拡
径部43とが嵌合した状態では嵌合圧接が強固であり回動
が困難になる。
なお、リールを装着するリールシート５は、ロッド本体
１に取付けられている。
１に取付けられている。
このような実施例によると、ロッド本体1,バット部２の
連結の際には、ロッド本体１の嵌合凹部３とバット部２
の嵌合凸部４とを軸方向へ押込み嵌合するだけでよく、
ロッド本体1,バット部２の分離の際には、ロッド本体１
の嵌合凹部３とバット部２の嵌合凸部４とを軸方向へ引
離すだけでよく、所望のロッド本体1,バット部２を素早
く交換することができる。
連結の際には、ロッド本体１の嵌合凹部３とバット部２
の嵌合凸部４とを軸方向へ押込み嵌合するだけでよく、
ロッド本体1,バット部２の分離の際には、ロッド本体１
の嵌合凹部３とバット部２の嵌合凸部４とを軸方向へ引
離すだけでよく、所望のロッド本体1,バット部２を素早
く交換することができる。
なお、ロッド本体1,バット部２の連結の際に、ロッド本
体１の嵌合凹部３へバット部２の嵌合凸部４の均等径部
42を差込んだ段階で、ロッド本体1,バット部２の一方を
回動することで、ロッド本体1,バット部２の周方向の位
置合せを行なうことができ、ロッド本体1,バット部２の
正規の連結姿勢を簡単に形成することができる。
体１の嵌合凹部３へバット部２の嵌合凸部４の均等径部
42を差込んだ段階で、ロッド本体1,バット部２の一方を
回動することで、ロッド本体1,バット部２の周方向の位
置合せを行なうことができ、ロッド本体1,バット部２の
正規の連結姿勢を簡単に形成することができる。
また、連結されたロッド本体1,バット部２は、嵌合凹部
３の均等径部と嵌合凸部４の拡径部43との強固な嵌合圧
接により不測の抜脱が防止される。
３の均等径部と嵌合凸部４の拡径部43との強固な嵌合圧
接により不測の抜脱が防止される。
以上、図示した実施例の外に、嵌合凹部３をバット部21
側に形成し嵌合凸部４をロッド本体１側に形成する実施
例とすることも可能である。
側に形成し嵌合凸部４をロッド本体１側に形成する実施
例とすることも可能である。
さらに、嵌合構造を並継ぎ型，逆並継ぎ型等の他の継ぎ
型からなる実施例とすることも可能である。
型からなる実施例とすることも可能である。
さらに、リールシート５をバット部21側に取付ける実施
例とすることも可能である。
例とすることも可能である。
［考案の効果］ 以上のように本考案に係る釣用竿は、ロッド本体，バッ
ト部を軸方向へ引離し，押込み嵌合することで両者を分
離，連結することができるため、ロッド本体，バット部
を素早く交換することができる効果がある。
ト部を軸方向へ引離し，押込み嵌合することで両者を分
離，連結することができるため、ロッド本体，バット部
を素早く交換することができる効果がある。
さらに、ロッド本体，バット部が嵌合断面が円形の嵌合
構造で夫々略同一径の均等径部を備えていることから、
両者を周方向へ回動して両者を位置合せし正規の連結姿
勢を簡単に形成することができる効果がある。
構造で夫々略同一径の均等径部を備えていることから、
両者を周方向へ回動して両者を位置合せし正規の連結姿
勢を簡単に形成することができる効果がある。
さらに、拡径部を備えて拡径部での嵌合圧接の度合を高
めることができるため、連結強度が低下しない効果があ
る。
めることができるため、連結強度が低下しない効果があ
る。
第１図は本考案に係る釣用竿の実施例を示す要部の正面
図、第２図は第１図の要部拡大断面図、第３図は第２図
のＸ−Ｘ線断面図、第４図は第２図の分離状態を示す断
面図である。 １……ロッド本体 ２……バット部 ３……嵌合凹部 ４……嵌合凸部 42……均等拡径 43……拡径部
図、第２図は第１図の要部拡大断面図、第３図は第２図
のＸ−Ｘ線断面図、第４図は第２図の分離状態を示す断
面図である。 １……ロッド本体 ２……バット部 ３……嵌合凹部 ４……嵌合凸部 42……均等拡径 43……拡径部
Claims (1)
- 【請求項１】ロッド本体の後端部とバット部の先端部と
を着脱自在にしてなる釣用竿において、ロッド本体，バ
ット部の一方に嵌合凸部を形成し他方に嵌合凹部を形成
した嵌合断面が円形の嵌合構造を設け、嵌合凸部は均等
径部に続いて基部付近に基部に向けて僅かに拡径するテ
ーパ形の拡径部を備え、嵌合凹部は前記拡径部に対応す
る部分を設けず前記均等径部と略同一径の均等径部のみ
を備えたことを特徴とする釣用竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125203U JPH0745181Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 釣用竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125203U JPH0745181Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 釣用竿 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0365467U JPH0365467U (ja) | 1991-06-26 |
| JPH0745181Y2 true JPH0745181Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31673087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989125203U Expired - Lifetime JPH0745181Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 釣用竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745181Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7272986B2 (ja) * | 2020-03-24 | 2023-05-12 | グローブライド株式会社 | 釣竿及び振出式の釣竿セット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122067U (ja) * | 1983-02-05 | 1984-08-17 | ダイワ精工株式会社 | 釣竿用キヤステイングハンドル |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1989125203U patent/JPH0745181Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0365467U (ja) | 1991-06-26 |
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