JPH03395Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03395Y2 JPH03395Y2 JP1983147896U JP14789683U JPH03395Y2 JP H03395 Y2 JPH03395 Y2 JP H03395Y2 JP 1983147896 U JP1983147896 U JP 1983147896U JP 14789683 U JP14789683 U JP 14789683U JP H03395 Y2 JPH03395 Y2 JP H03395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- barrel
- inner tube
- rear end
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸筒を木製にしたシヤープペンシルに
関するものである。
関するものである。
従来、筆記具の軸筒の先端には芯体の出没する
先金が脱着自在に螺着されている。従つて先金の
ネジ部に螺合するネジ部を軸筒に形成する必要が
あるが、木製の軸筒は金属に比べて肉が柔かいの
でネジ山を形成して先金と螺合させるとネジ山が
押潰れて弛緩したり狂が生ずる等の支障が発生す
る欠点があつた。
先金が脱着自在に螺着されている。従つて先金の
ネジ部に螺合するネジ部を軸筒に形成する必要が
あるが、木製の軸筒は金属に比べて肉が柔かいの
でネジ山を形成して先金と螺合させるとネジ山が
押潰れて弛緩したり狂が生ずる等の支障が発生す
る欠点があつた。
またシヤープペンシルの軸筒の内部のチヤツク
の外周部にはチヤツクを後方へ引き戻すコイルス
プリングの前端を支えたりチヤツクの締めリング
の後退を規制するための内管を固定する必要があ
り、軸筒が金属製の場合は内管を圧入の方法によ
り確実に固定することができるが、軸筒が木製の
場合は肉が柔かいので圧入しても弛緩しやすく堅
固に内管を固定するのが困難な問題があつた。
尚、内管を軸筒に圧入しないで軸筒と先金によつ
て挾むことにより固定する方法もあるが、軸筒と
先金を直接連結する場合は軸筒又は先金の内部に
内管を掛止する段部等を形成する必要があるので
形状が複雑化する不利があつた。
の外周部にはチヤツクを後方へ引き戻すコイルス
プリングの前端を支えたりチヤツクの締めリング
の後退を規制するための内管を固定する必要があ
り、軸筒が金属製の場合は内管を圧入の方法によ
り確実に固定することができるが、軸筒が木製の
場合は肉が柔かいので圧入しても弛緩しやすく堅
固に内管を固定するのが困難な問題があつた。
尚、内管を軸筒に圧入しないで軸筒と先金によつ
て挾むことにより固定する方法もあるが、軸筒と
先金を直接連結する場合は軸筒又は先金の内部に
内管を掛止する段部等を形成する必要があるので
形状が複雑化する不利があつた。
本考案は、触感が良く手に馴染み易い木製の軸
筒を有して、しかも軸筒と先金が連結部に弛緩や
狂いが生ずることなく確実に連結されて、また内
管も弛緩することなく堅固に固定され、更に内管
を固定するために軸筒又は先金の内部に段部等を
形成して形状を複雑化することのないシヤープペ
ンシルの提供を目的とする。
筒を有して、しかも軸筒と先金が連結部に弛緩や
狂いが生ずることなく確実に連結されて、また内
管も弛緩することなく堅固に固定され、更に内管
を固定するために軸筒又は先金の内部に段部等を
形成して形状を複雑化することのないシヤープペ
ンシルの提供を目的とする。
上記目的を達成するために本考案のシヤープペ
ンシルは、先金１の後端に金属製の連結軸２が螺
着されこの連結軸２の後端口の内周面にネジ山等
の凹凸部が形成されて同所に木製の軸筒３の前端
部が圧入固着されると共に軸筒３の内部に取付け
られる内管８がその外周部に周設したツバ部１３
を先金１の後端面と軸筒３の前端面とによつて挾
着されることにより固定されたことを特徴として
構成されるものである。
ンシルは、先金１の後端に金属製の連結軸２が螺
着されこの連結軸２の後端口の内周面にネジ山等
の凹凸部が形成されて同所に木製の軸筒３の前端
部が圧入固着されると共に軸筒３の内部に取付け
られる内管８がその外周部に周設したツバ部１３
を先金１の後端面と軸筒３の前端面とによつて挾
着されることにより固定されたことを特徴として
構成されるものである。
図は本考案シヤープペンシルの実施例の先端部
を示したもので、１は先金、２は金属製の連結
軸、３は木製の軸筒、４はチヤツク、５はチヤツ
ク継ぎ、６は芯パイプ、７は締めリング、８は内
管、９はコイルスプリングを夫々示し、一連のチ
ヤツク機構は通常のシヤープペンシルと同様に機
能する。先金１の後端外周面に螺刻された雄ネジ
部１０′に金属製の連結軸２の前端内周面に螺刻
された雄ネジ部１１が螺合し、金属製の連結軸２
の後端口内周面にも雄ネジ部１２が形成されてお
り同所に木製の軸筒３の前端部がネジ込み状態に
圧入され、またチヤツク４の外周部に配されて前
記のコイルスプリング９の前端を支えると共に前
記締めリング７の後退を規制する内管８がその外
周部に周設したツバ部１３を先金１の後端面と軸
筒３の前端面とによつて挾み付けられて固定され
たものである。尚、図面上、木製の軸筒３の先端
部は雄ネジ状を呈しているが、木製の軸筒３には
雄ネジを螺刻するものでは無く単にストレートな
外周面を圧入した結果、肉が柔かいために金属製
の連結軸２の雌ネジ部１２に従つて変形されたも
のである。
を示したもので、１は先金、２は金属製の連結
軸、３は木製の軸筒、４はチヤツク、５はチヤツ
ク継ぎ、６は芯パイプ、７は締めリング、８は内
管、９はコイルスプリングを夫々示し、一連のチ
ヤツク機構は通常のシヤープペンシルと同様に機
能する。先金１の後端外周面に螺刻された雄ネジ
部１０′に金属製の連結軸２の前端内周面に螺刻
された雄ネジ部１１が螺合し、金属製の連結軸２
の後端口内周面にも雄ネジ部１２が形成されてお
り同所に木製の軸筒３の前端部がネジ込み状態に
圧入され、またチヤツク４の外周部に配されて前
記のコイルスプリング９の前端を支えると共に前
記締めリング７の後退を規制する内管８がその外
周部に周設したツバ部１３を先金１の後端面と軸
筒３の前端面とによつて挾み付けられて固定され
たものである。尚、図面上、木製の軸筒３の先端
部は雄ネジ状を呈しているが、木製の軸筒３には
雄ネジを螺刻するものでは無く単にストレートな
外周面を圧入した結果、肉が柔かいために金属製
の連結軸２の雌ネジ部１２に従つて変形されたも
のである。
本考案は叙上の如く軸筒と先金の間に先金に螺
着する金属製の連結軸を介在させたことにより軸
筒を木製にしても軸筒と先金との結合は確固に維
持されることが可能になり且つ内管も堅固に固定
されてしかも内管を固定するために軸筒又は先金
の内部に段部等を形成して形状を複雑化すること
がないので、触感が良く手に馴染み易い木製の軸
筒を容易に使用可能にする効果が得られるもので
ある。
着する金属製の連結軸を介在させたことにより軸
筒を木製にしても軸筒と先金との結合は確固に維
持されることが可能になり且つ内管も堅固に固定
されてしかも内管を固定するために軸筒又は先金
の内部に段部等を形成して形状を複雑化すること
がないので、触感が良く手に馴染み易い木製の軸
筒を容易に使用可能にする効果が得られるもので
ある。
図は本考案筆記具の実施例を示す先端部縦断面
図である。 １……先金、２……連結軸、３……軸筒、４…
…チヤツク、５……チヤツク継ぎ、６……芯パイ
プ、７……締めリング、８……内管、９……コイ
ルスプリング、１０……雄ネジ部、１１……雌ネ
ジ部、１２……雌ネジ部、１３……ツバ部。
図である。 １……先金、２……連結軸、３……軸筒、４…
…チヤツク、５……チヤツク継ぎ、６……芯パイ
プ、７……締めリング、８……内管、９……コイ
ルスプリング、１０……雄ネジ部、１１……雌ネ
ジ部、１２……雌ネジ部、１３……ツバ部。
Claims (1)
- 先金１の後端に金属製の連結軸２が螺着されこ
の連結軸２の後端口の内周面にネジ山等の凹凸部
が形成されて同所に木製の軸筒３の前端部が圧入
固着されると共に軸筒３の内部に取付けられる内
管８がその外周部に周設したツバ部１３を先金１
の後端面と軸筒３の前端面とによつて挾着される
ことにより固定されたことを特徴とするシヤープ
ペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14789683U JPS6056585U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14789683U JPS6056585U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | シャープペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6056585U JPS6056585U (ja) | 1985-04-20 |
| JPH03395Y2 true JPH03395Y2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=30328762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14789683U Granted JPS6056585U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | シャープペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056585U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS477065U (ja) * | 1971-02-13 | 1972-09-26 | ||
| JPS5831186B2 (ja) * | 1975-10-15 | 1983-07-04 | ゼネラル フ−ヅ コ−ポレ−シヨン | カンソウトツピングミツクスノ セイゾウホウホウ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5831186U (ja) * | 1981-08-25 | 1983-03-01 | 柴田 恵吉 | 木軸シヤ−プペンシル |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP14789683U patent/JPS6056585U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS477065U (ja) * | 1971-02-13 | 1972-09-26 | ||
| JPS5831186B2 (ja) * | 1975-10-15 | 1983-07-04 | ゼネラル フ−ヅ コ−ポレ−シヨン | カンソウトツピングミツクスノ セイゾウホウホウ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6056585U (ja) | 1985-04-20 |
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