JPH0618117Y2 - 細径配管接続用コネクタ - Google Patents

細径配管接続用コネクタ

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JPH0618117Y2
JPH0618117Y2 JP4351188U JP4351188U JPH0618117Y2 JP H0618117 Y2 JPH0618117 Y2 JP H0618117Y2 JP 4351188 U JP4351188 U JP 4351188U JP 4351188 U JP4351188 U JP 4351188U JP H0618117 Y2 JPH0618117 Y2 JP H0618117Y2
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JP
Japan
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pipe
wall
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locking piece
diameter part
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JP4351188U
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勝志 鷲巣
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Usui Co Ltd
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Usui Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般に自動車、或いは各種の機械、設備装置
等に給油、給気等の供給路として配設される管径20m/
m程度以下の比較的細径からなる金属管或いは樹脂チュ
ーブ(以下単に配管という)の接続用コネクタに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の接続用コネクタとしては、第11図に示す
ように軸芯に配管1の挿入孔を有する継手本体2の挿入
孔を入口側から大径部、中径部、小径部に形成し、中径
部にシールリング3を装着し、配管1を挿入孔に挿入し
て配管外周面をシールリング3と弾性的に接合せしめ、
一方、一対の弾性係止片4aを一端側に突設した保持具4
を継手本体2の大径部に穿設した開口2aに係合して組付
け、配管1の挿入後、この弾性係止片4aを配管1の外周
に形成した環状の膨出壁1aに係合させて配管1を位置決
め及び抜け止めするよう構成されている。なお、2bは流
通孔、5がブッシュ、6はスペーサ、7はホースを示
す。
(考案が解決しようとする課題) 従来の細径配管接続用コネクタにおいては、第12図、第
13図に示すように配管1が継手本体2にしっかりと装着
されていなくても、軸方向の外力が加わらず、かつ内圧
の低い状態では液体の洩れが発生しないため、外観上、
不具合を発見できす、市場で不具合を起こすという問題
点を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、配管1
が誤作業により保持具4と環状の膨出壁1aとの係合が完
了していない時、即ち、配管1が継手本体2に正規に組
付けられていなければ取り外すことができず、また、外
部より不具合が発見できる安定性が高く、また点検用治
具として使用できるコネクタを提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は軸芯に配管(1)の
挿入孔を有する継手本体(2)の挿入孔を入口側から大径
部、中径部、小径部に形成し、中径部にシールリング
(3)を装着し、配管(1)を挿入孔に挿入して配管外周面を
シールリング(3)と弾性的に接合せしめ、一方、一対の
弾性係止片(4a)を一端側に突設した保持具(4)を継手
本体(2)の大径部に穿設した開口(2a)に係合し、この
弾性係止片(4a)を配管(1)の外周に形成した環状の膨
出壁(1a)に係合させて配管(1)を位置決め・抜け止め
するよう構成されたコネクタにおいて、軸芯方向に連体
して並設した夫々U字状の係着壁(8a1,8b1)を有する
2個の弾性挾持部材(8a,8b)からなる確認部材(8)を形
成し、一方の係着壁(8a1)の先端に対向して設けた鍵
状の係止爪(8a2)を前記継手本体(2)の開口(2a)部付
近に設けた係止溝(2b)に掛合させ、かつ係止爪(8
a2)の付根に対向して設けた突出壁(8a1′)を配管(1)
の適正な組付け位置にある時のみ、配管(1)の膨出壁(1
a)の頂部と当接して前記掛合を解除し、また、他方の
係着壁(8b1)には中央部に切欠部(9)を対向させ、かつ
その先端の係止爪(8b2)に夫々先細傾斜面(8b2′)を
設け、配管(1)の膨出壁(1a)が組付け途中において保
持具(4)の弾性係止片(4a)を持ち上げた時のみ、弾性
係止片(4a)が前記切欠部(9)内に入り込み、嵌合して
抜け止めせしめるよう構成した細径配管接続用コネクタ
を要旨とするものである。
(作用) 本考案は、以上のように構成されているため、軸芯方向
に連体して並設したU字状からなる2個の弾性挾持部材
8a,8bにより構成された確認部材8を、挾持部材8a,8bの
一方の係着壁部8a1の先端附近に対向して設けた係止片8
a2を弾性係止片4a側の開口2aの孔周端縁部のなす相互の
平坦面での開口部2aに掛合し、この状態のまゝ配管1を
継手本体2の軸芯内部へ組付ける際に、適正な組付状
態、即ち装着してなる円環ブッシュ5と係止片4aとの間
に配管1の膨出壁部1aが位置する状態(第10図参照)で
は膨出壁部1aによる一方の前記挾持部材8aの対向する突
出壁8a′が当接し、係止爪8aが開いて係合溝2bとの掛合
を解除して取り外すことができ、また弾性係止片4aでの
適正な組付状態、即ち膨出壁部1aが係止片4aの先端とブ
ッシュ5との間に位置しかつ係止片4aの先端が配管1の
膨出壁部1a以外の外周面と当接している適正な組付状態
では、係止爪8b2の傾斜面8b2′と係止片4aの外面の傾斜
面との間に間隙を生じることによって、係止片8b2が前
記同様に切欠部9より抜け出して取り外すことができる
(第8図B参照)。このようにして大径部内部での配管
1の接続側及び弾性係止片4aとのなす夫々の組付状態が
適正か否かを、配管1の組付後に連体の2個の弾性挾持
部材8a,8bからなる確認部材8を取り外すことができる
か否かにより外部より確認することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本考案の細径配管接続用コネクタの正面図、第2図
は同じくその裏面図、第3図は第1図の左側面図、第4
図は第1図のA−A断面矢視図、第5図は第1図のB−
B断面矢視図、第6図は第3図のC−C断面矢視図、第
7図は配管を適正に組付けた状態での膨出壁の頂部に当
接して一方の挾持部材が取り外せる状態の第2図のB′
−B′断面説明図、第8図Aは他方の挾持部材が適正に
組付けられた状態の説明図、第8図Bは第8図AのD−
D断面矢視図、第9図Aは適正に組付けられていない状
態(配管の膨出壁に弾性係止片の先端部が乗り上げた状
態)を示す説明図、第9図Bは第9図AのE−E断面矢
視図、第10図は保持具の斜視図である。図に示すよう
に軸芯に配管1の挿入孔を有する継手本体2の挿入孔を
入口側から大径部、中径部、小径部に形成し、中径部に
シールリング3を装着し、配管1を挿入孔に挿入して配
管外周面をシールリング3と弾性的に接合せしめる。一
方、一対の対向する弾性係止片4aが一端側に突設した保
持具4は第10図に示す通り継手本体2の大径部の後端部
及び該大径部に穿設した開口2aに夫々係合する鍔部4bと
爪後面4cにより継手本体2内部に保持され、弾性係止片
4aの先端と保持具4の前面に形成された板体4dとの間で
配管1の外周に形成した環状の膨出壁1aに係合させて配
管1を位置決め・抜け止めするようにした継手の構成は
第10図に示す従来のものと同じである。
本考案では、このコネクタの軸芯方向に連体して並設し
た夫々U字状の係着壁8a1,8b1を有する2個の弾性挾持
部材8a,8bからなる確認部材8を設けたものである。な
お81は確認部材8を引抜く時、指を引掛ける環である。
この挾持部材8a,8bは後記するように継手本体2の開口2
aの孔周端縁のなす相互の平坦面部での開口部に掛合せ
しめるようになっている。
この一方の挾持部材8aの係着壁8a1先端には鍵状の係止
爪8a2が対向して設けられ、継手本体2の開口2a部付近
に設けた係止溝2bに掛合せしめられている。また、この
係着壁8a1の係止爪8a2の付根には対向して突出壁8a1
を設け、配管1の組付け方向の前面に対し先細傾斜面8a
2′(第6図参照)とし、配管1が継手本体2の適正な
組付け位置にある状態においては、第7図に示すように
突出壁8a1′が配管1の膨出壁1aに乗り上げて係着壁8a1
を開き、係止爪8a2と係止溝2bとの掛合を解除する。
他方の挾持部材8bの係着壁8b1中央には対向する切欠部
9が設けられ、弾性係止片4aの先端部が上下に動く空間
が作られている。また、係着壁8b1の先端の対向する係
止爪8b2は配管1の組付け方向の前面を先細傾斜面8b2
(第6図参照)とし、係止片4aが配管1の膨出壁1aに乗
り上げている時には係止片4aが正常時より立上り、切欠
部9に嵌合した状態(第9図B参照)であるため、係止
爪8b2の側面と係止片4aが当接して挾持部材8bを取り外
すことができない。
従って、配管1が継手本体2の適正な組付位置にある状
態にあっては、一方の挾持部材8a側の突出壁8a1′を配
管1の膨出壁1aの頂部に当接させ、また、他方の挾持部
材8b側の係止爪8b2の傾斜面8b2′と係止片4aの傾斜面と
の間に間隙がある(第8図AとB参照)ように構成して
あるので、膨出壁1a頂部と突出壁8a1′との当接により
前記挾持部材8a側の対向する突出壁8a1′が押し拡げら
れ(第7図参照)、また挾持部材8b側の係止爪8b2の傾
斜面8b2′と係止片4aとの間の間隙により(第8図A、
B参照)切欠部9との嵌合が外れ、夫々第7図矢印及び
第8図B矢印方向に外部に取り外すことができる。この
ように確認部材8の取り外しができるか或いは取り外し
てあるか、否かによって軸芯内部での前記組付状態の適
否を外部より確認することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案による細径配管接続用コネ
クタは継手本体2の開口2a部に係止爪8a2を嵌挿しかつ
係止爪8b2を係止溝2bに掛止して前記確認部材8を組付
け、この状態で、配管1の接続側を継手本体2の軸芯内
部に組付けることにより、保持具4の弾性係止片4aが配
管1の膨出壁1aに対して適正な位置にあるか否か(即
ち、組付状態の適否)を挾持部材8a,8bの両方が干渉さ
れることなく確認部材が取り外しができるか否かで、外
部から容易に確認することができると共に、取り外され
ていることを目視で観察することにより接続後でも正規
接続を確認保証でき、従って加振状態下にあっても洩
れ、或いは離脱等の事故のない確実な接続を維持するこ
とができ更に、点検用として正規接続の際には着脱可能
となることにより検査できる等、極めて有用な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の細径配管接続用コネクタの正面図、第
2図は同じくその裏面図、第3図は第1図の左側面図、
第4図は第1図のA−A断面矢視図、第5図は第1図の
B−B断面矢視図、第6図は第3図のC−C断面矢視
図、第7図は配管を適正に組付けた状態での膨出壁の頂
部に当接して、一方の挾持部材が取り外せる状態の第2
図のB′−B′断面説明図、第8図Aは他方の挾持部材が
適正に組付けられた状態の説明図、第8図Bは第8図A
のD−D断面矢視図、第9図Aは適正に組付けられてい
ない状態(配管の膨出壁に弾性係止片の先端部が乗り上
げた状態)を示す説明図、第9図Bは第9図AのE−E
断面矢視図、第10図は保持具の斜視図、第11図乃至第13
図は従来例の断面図である。 1…配管、1a…膨出壁、2…継手本体、2a…開口、 2b…係止溝、3…シールリング、4…保持具、 4a…弾性係止片、5…ブッシュ、8…確認部材、 8a,8b…弾性挾持部材、8a1,8b1…係着壁、 8a2,8b2…係止爪、8a1′…突出壁、8a2′,8b2′…先細
傾斜面、9…切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯に配管(1)の挿入孔を有する継手本体
    (2)の挿入孔を入口側から大径部、中径部、小径部に形
    成し、中径部にシールリング(3)を装着し、配管(1)を挿
    入孔に挿入して配管外周面をシールリング(3)と弾性的
    に接合せしめ、一方、一対の弾性係止片(4a)を一端側
    に突設した保持具(4)を継手本体(2)の大径部に穿設した
    開口(2a)に係合し、この弾性係止片(4a)を配管(1)
    の外周に形成した環状の膨出壁(1a)に係合させて配管
    (1)を位置決め・抜け止めするよう構成されたコネクタ
    において、軸芯方向に連体して並設した夫々U字状の係
    着壁(8a1,8b1)を有する2個の弾性挾持部材(8a,8b)
    からなる確認部材(8)を形成し、一方の係着壁(8a1)の
    先端に対向して設けた鍵状の係止爪(8a2)を前記継手
    本体(2)の開口(2a)部付近に設けた係止溝(2b)に掛
    合させ、かつ係止爪(8a2)の付根に対向して設けた突
    出壁(8a1′)を配管(1)の適正な組付け位置にある時の
    み、配管(1)の膨出壁(1a)の頂部と当接して前記掛合
    を解除し、また、他方の係着壁(8b1)には中央部に切
    欠部(9)を対向させ、かつその先端の係止爪(8b2)に夫
    々先細傾斜面(8b2′)を設け、配管(1)の膨出壁(1a)
    が組付け途中において保持具(4)の弾性係止片(4a)を
    持ち上げた時のみ、弾性係止片(4a)が前記切欠部(9)
    内に入り込み、嵌合して抜け止めせしめるよう構成した
    ことを特徴とする細径配管接続用コネクタ。
JP4351188U 1988-03-31 1988-03-31 細径配管接続用コネクタ Expired - Lifetime JPH0618117Y2 (ja)

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JPH01146091U JPH01146091U (ja) 1989-10-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5420991B2 (ja) * 2008-09-30 2014-02-19 東海ゴム工業株式会社 コネクタ

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