JPH0315909Y2 - - Google Patents

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JPH0315909Y2
JPH0315909Y2 JP3287388U JP3287388U JPH0315909Y2 JP H0315909 Y2 JPH0315909 Y2 JP H0315909Y2 JP 3287388 U JP3287388 U JP 3287388U JP 3287388 U JP3287388 U JP 3287388U JP H0315909 Y2 JPH0315909 Y2 JP H0315909Y2
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JP
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pipe
connector socket
connector
locking
claws
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は例えば金属パイプやゴムホース等の接
手に用いるパイプコネクタに関し、特に、迅速に
接手作業を行なうことができるパイプコネクタの
改良に関する。
従来の技術 周知のように、例えば自動車の製造工程におい
ては、カーエアコンデイシヨナの冷媒パイプとゴ
ムホースの接続が要求される場合があるが、この
ような接手部にあつては、迅速に接手作業を完了
できることと、接手部の信頼性、つまり確実なロ
ツク手段を備えたパイプコネクタであることが要
求される。このため、従来では、第5図に示すよ
うなパイプコネクタが特開昭57−107493号公報に
より提案されている。即ち、第5図のパイプコネ
クタは、図示を省略するゴムホース等の先端に一
体成形される筒状のコネクタソケツトAを備えて
おり、このコネクタソケツトAの内部には抜出し
防止用つばBを有したパイプCの先端が挿入され
る。そして、前記コネクタソケツトAの内周面に
はパイプCの先端部外周面との間の封止を行なう
スリーブD及びオーリングEが配置され、コネク
タソケツトAの周壁には矢印Xで示す方向より
“U”字状のコツタF(ロツク部材)を挿入できる
ロツク孔Gが形成してある。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のパイプコネク
タでは、ゴムホース等にコネクタソケツトAを特
別に一体成形しなければならないので、製品原価
が割高となり、実際の接手作業では、別に用意し
たコツタFを矢印X方向よりロツク孔Gに挿入し
た後、コネクタソケツトAにパイプCを接続する
必要があるため、作業工程が複雑かつ手間どるも
のとなり、コツタFの挿入を忘れて事故の原因と
なるおそれがある。また、コツタFは矢印X方向
よりコネクタソケツトAに挿入されるので、同方
向に挿入用空間が必要で、狭い空間での作業が困
難であるといつた問題がある。
本考案は、以上に述べたような従来のパイプコ
ネクタの問題に鑑み、製造原価が割安で、挿入作
業だけで接手された管類をロツク状態におくこと
ができ、狭い空間でも接手作業を確実に行なうこ
とができ、ロツク状態にあるか否かを端的に知る
ことができるパイプコネクタを得るにある。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、本考案は、接続する
パイプの接手端部を受入れるコネクタソケツトの
内周面に、パイプの外周面との間をシールするシ
ール部材を設け、同コネクタソケツト中に前記パ
イプのビード部を係止してパイプの抜出しを防止
するロツク爪を配置し、前記ビード部により変形
される感知爪を前記ロツクリングに一体成形し、
外部から観察できる前記感知爪の変形状態により
ロツク状態を知ることを提案するものである。
実施例 以下、第1図から第4図について本考案の実施
例の詳細を説明する。
図示実施例は、例えばカーエアコンデイシヨナ
の配管系統等のような厚肉ゴムホース1と金属パ
イプ2との接続用に設計されたパイプコネクタを
示す。パイプ2の接手端部2aにはビード部2b
が成形され、ゴムホース1の接手端部1aは金属
筒で製作されるコネクタソケツト3の基部3aに
圧入される。即ち、パイプ2の接手端部2aはコ
ネクタソケツト3の内部に挿入されるが、このパ
イプ2とコネクタソケツト3との間のシールのた
め、コネクタソケツト3の中間部中には、パイプ
2の外周面に圧接される2個のオーリング4,
5、加圧リング6、加圧スリーブ7が配置され
る。そして、口径を拡大されたコネクタソケツト
3の先端部3b内には、前記加圧スリーブ7の一
端に当がつたロツクリング8から切り起こされる
一対のロツク爪8A,8Bが内蔵される。つま
り、“V”字状に折曲げられたこれらのロツク爪
8A,8Bの折曲げ部8aは、ロツクリング8の
円周方向に180度離間した位置に設けるもので、
内側へ折り込まれたコネクタソケツト3の内周カ
ール3cに当接保持されるから、ロツク爪8A,
8Bを保持する前記ロツクリング8、オーリング
4,5、加圧リング6、加圧スリーブ7は内周カ
ール3cに対するロツク爪8A,8Bの保持によ
りコネクタソケツト3からの脱落を防止されると
同時に、同コネクタソケツト3に対して同心的に
保持される。また、各ロツク爪8A,8Bの弾性
変形できる先端爪8bは、コネクタソケツト3に
挿入されるパイプ2のビード部2bに臨ませてあ
る。
また、前記ロツクリング8にはそれぞれ前記ロ
ツク爪8A,8Bから90度離間した一対の感知爪
8C,8Dが一体成形してあり、これらの感知爪
8C,8Dの基端寄りの部分8dは前記ビード部
2bを感知できるように傾斜させてある。そし
て、これらの感知爪8C,8Dの放射方向に突出
した外端部8eは、前記コネクタソケツト3の先
端部3bに被覆する樹脂被覆9のスロツト10に
対応させ、ビード部2bで感知爪8C,8Dが変
形されたとき、これらのスロツト10から同外端
部8eが樹脂被覆9外に突出するようにしてあ
る。
図示実施例のパイプコネクタは、以上のような
構造であるから、ゴムホース1とパイプ2の接続
に当たつては、ゴムホース1を予め圧入したコネ
クタソケツト3の先端部3bにパイプ2の中心を
一致させ、パイプ2を強くコネクタソケツト3に
押込むと、各ロツク爪8A,8Bの先端爪8bが
パイプ2のビード部2bを乗り越え、第2図に示
したような接続状態が得られ、自動的にロツク状
態となる。つまり、この接続状態では、コネクタ
ソケツト3とパイプ2との間がオーリング4,5
によりシールされるばかりでなく、ロツク爪8
A,8Bによりパイプ2のコネクタソケツト3か
らの抜出しが阻止されるから、接続されたゴムホ
ース1とパイプ2との関係はロツク状態になる。
この接続作業の際、パイプ2の接手端部2aがコ
ネクタソケツト3中に充分に挿入されたとき、各
感知爪8C,8Dの基部寄りの部分8dにビード
部2bが接触し、感知爪8C,8Dが変形するか
ら、感知爪8C,8Dの外端部8eの先端が樹脂
被覆9のスロツト10から外部に露呈される。し
たがつて、これらの外端部8eの露呈を一瞥する
だけで、コネクタソケツト3とパイプ2が完全な
ロツク状態にあることを知ることができる。
また、第2図の仮想線示のように、不完全な接
続状態となつた場合には、未だロツク爪8A,8
Bの先端爪8bがビード部2bを乗り越えておら
ずかつ感知爪8C,8Dに同ビード部2bが接触
しないので、感知爪8C,8Dは仮想線示の状態
にあり、同感知爪8C,8Dの外端部8eがスロ
ツト10の内部にあるから、コネクタソケツト3
とパイプ2が不安全なロツク状態にあることを識
別できる。
なお、前記実施例においては、2個のオーリン
グ4,5によりコネクタソケツト3とパイプ2と
の間のシールを行なうものを例示したが、本考案
は、このシール構造に限定されるものでないのは
勿論であり、前述した樹脂被覆9はかならずしも
必要としないのは明らかである。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案におい
ては、接手するパイプにビード部を加工するだけ
でよいので、通常のパイプの加工工程でパイプを
製造できるから、製造原価が割安となる。そし
て、本考案によるパイプコネクタでは、コネクタ
ソケツトにパイプを単に押込むだけで作業を完了
できるので、狭い空間でも楽に作業を遂行でき、
外部から一瞥するだけで、コネクタソケツトとパ
イプとロツク状態にあるか否かを知ることができ
るから、接続不良を事前に知ることができ、接続
不良による事故を完全に防止できると共に、接続
状態のロツクが自動的に行なわれるため、ロツク
作業を忘れる心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパイプコネクタの分解断
面図、第2図は同パイプコネクタの接続状態の断
面図、第3図は同パイプコネクタに用いるロツク
リングの全体斜視図、第4図は第2図の−線
に沿う断面図、第5図は従来のパイプコネクタの
断面図である。 1……ゴムホース、2……パイプ、2b……ビ
ード部、3……コネクタソケツト、8A,8B…
…ロツク爪、8C,8D……感知爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続するパイプの接手端部を受入れるコネクタ
    ソケツトの内周面に、パイプの外周面との間をシ
    ールするシール部材を設け、同コネクタソケツト
    中に前記パイプのビード部を係止してパイプの抜
    出しを防止するロツク爪を有したロツクリングを
    配置し、前記ビード部により変形される感知爪を
    前記ロツクリングに一体成形し、外部から観察で
    きる前記感知爪の変形状態によりロツク状態を知
    ることを特徴とするパイプコネクタ。
JP3287388U 1988-03-11 1988-03-11 Expired JPH0315909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3287388U JPH0315909Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3287388U JPH0315909Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01136791U JPH01136791U (ja) 1989-09-19
JPH0315909Y2 true JPH0315909Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=31259472

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JP3287388U Expired JPH0315909Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5787441B2 (ja) * 2011-08-02 2015-09-30 株式会社東郷製作所 配管用コネクタ
JP6284075B2 (ja) * 2013-11-12 2018-02-28 株式会社ニチリン コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01136791U (ja) 1989-09-19

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