JPH01224593A - 細径配管接続用コネクター - Google Patents

細径配管接続用コネクター

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JPH01224593A
JPH01224593A JP63048075A JP4807588A JPH01224593A JP H01224593 A JPH01224593 A JP H01224593A JP 63048075 A JP63048075 A JP 63048075A JP 4807588 A JP4807588 A JP 4807588A JP H01224593 A JPH01224593 A JP H01224593A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、一般に自動車、或いは各種の機械、装置等に
給油、給気の供給路等として配設される管径、太さ２０
ｍ／ｍ程度以下の比較的細径からなる金属管或いは樹脂
チューブ（以下単に配管と称す）の接続用コネクターに
関するもめである。
［従来の技術］ 従来、この種の接続用コネクターとしては、例えば軸芯
内部に先端の流通孔に連なって小径室と、段付き拡径室
とを貫設し、且つ後周壁部を掛支壁とするコネクター本
体の該掛支壁部に、先端側の対向する部位に先方に傾斜
する爪壁を有するソケット体を装着し、該爪壁部をコネ
クター本体の前記拡径室の周壁に穿設したそれぞれ長孔
からなる係合孔部に掛合して組付け、配管の接続側に設
けた膨出壁部を拡径室内部に組込んだ接続状態にあって
、前記爪壁の先端部と該膨出壁部とを弾発状に係合可能
になるよう構成されていた。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来の技術においては例えば
第９図に示すように、先端側に傾斜する一対の爪壁（２
３“、２３″″）を有するソケット体（２３）側の該爪
壁部を、コネクター本体（２１）の拡径室（２２）の周
壁に穿設した係合孔（２２°、２２°°）部に掛合して
組付けられる関係上、配管（Ｐ“）をコネクター本体（
２１）の軸芯内部に組付けた接続状態にあっては、その
組付状態の適正か否かを外部より確認することができず
、組付時の不具合或いは不注意等により配管（Ｐｏ）の
接続側が完全に挿着されず、しばしば前記ソケット体（
２３）の爪壁（２３’　、　２３′“）の先端部を膨出
壁部が通過する前の状態又は該膨出壁部に該先端部が乗
り上げた状態をもって配設されるこシ ととなり、加振状態等に起因して配管（Ｐｏ）の接続部
に不完全な挿着による洩れ或いは離脱する等の問題を有
するものであった。
本発明は従来の技術の有する前記問題に鑑みてなされた
もので、配管側の適正な組付状態にあっては一方の前記
挾持部材の係止部が外れ、同時に他方の挾持部材は係止
状態が解除されており、これにより確認部材を取外すこ
とができることによって容易に確認でき、従って前記組
付状態の適正か否かを前記連体したそれぞれの挾持部材
が同時に外れ、確認部材が取外すことができるか否かに
より外部より確認することができ、洩れ或いは離脱等の
事故のない確実な接続を維持することのできる細径配管
接続用コネクターを提供することを目的とするものであ
る。
［課題を解決するための手段］ 本発明に係る細径配管接続用コネクターは上記目的を達
成するため、軸芯内部に先端の流通孔に連って段付き小
径室と、その後方に段付き拡径室とを貫設し、且つ該拡
径室の後周壁部を掛支壁とするコネクター本体の前記小
径室側にシールリング部材を内装すると共に、その後方
に拡径室側の段付き部に係合する鍔壁を有する円環ブツ
シュを挿着し、更に拡径室部にあって前記掛支壁の周面
部に、その先端側の対向する部位に先方に傾斜する爪壁
を突設した別体のソケット体を装着して該爪壁部をコネ
クター本体側の前記拡径室の周壁に穿設した長孔からな
るそれぞれの係合孔部に掛支して組付け、配管の接続側
に設けた外方への環状膨出壁部を前記拡径室内部に組付
けた状態で前記爪壁の先端部と該膨出壁部とを弾発状に
係合可能に構成した接続用コネクターにおいて、コネク
ター本体の前記係合孔部の孔周端縁のなす相互の平坦面
部に、適正な組付位置で取外し得る確認部材を設けたこ
とを要旨とするものであって、更に確認部材を軸芯方向
に連体して並設したそれぞれＵ字状の係着壁を有する弾
発体の２個の挾持部材から構成し、前記係着壁の一方の
先端附近に対向して設けた係止爪を前記係合孔部に掛合
可能に設け、また、一方の挾持部材側の係止爪を配管の
適正な組付状態にあっては該配管の前記膨出壁の頂部に
当接させ、また他方の挾持部材側の切欠部を、ソケット
体の前記爪壁の先端部が前記膨出壁に乗り上げた時のみ
該爪壁の傾斜面に嵌合するように位置せしめたものであ
る。
［作　用］ 本発明はこのように構成されているため、軸芯方向に連
体して並設したＵ字状からなる２個の挾持部材により構
成された確認部材を、挾持部材の一方の係着壁部の先端
附近に対向して設けた係止爪をソケット体側の係合孔部
の孔周端縁部の相互の平坦面での該係合孔部に掛合する
ことにより、その後の配管のコネクター本体の軸芯内部
への組付状態にあって、適正な組付状態、即ち挿着して
なる円環ブツシュに該配管側での膨出壁部を当接位置し
た状態では、該膨出壁部による一方の前記挾持部材側で
の対向する係止爪への当接によって、該係止爪部が開放
して係合孔より抜は出して取り外すことができ、またソ
ケット体での適正な組付状態、即ち膨出壁部が爪壁とブ
ツシュとの間に位置する適正な組付状態では、係止爪の
傾斜面と爪壁の傾斜面との間に間隙を生じることによっ
て、該係止爪部が前記同様に係合孔より抜は出して取り
外すことができ、かくして拡径室内部での配管の接続側
及びソケット体とのなすそれぞれの組付状態の適正か否
かを、外部に組付けた前記連体した２個の挾持部材から
成る確認部材を配管の組付後に同時に取り外すことがで
きるか否かにより外部より確認することができることと
なる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
１図は本発明の細径配管接続用コネクターの接続状態時
の一部切欠き縦断面図、第２図は本発明の要部の挾持部
材から成る確認部材の正面図、第３図、第４図は第２図
の挾持部材を形成するそれぞれ切離した単体状態の平面
図、第５図は配管側の適正に組付けた状態での膨出壁の
頂部に当接して取り外すことのできる一方の挾持部材で
の横断面による説明図、第６図は第５図の配管の組込む
以前の状態を示す説明図、第７図Ａは他方の挾持部材が
適正に組付けられな状態を示す説明図、第７図Ｂは第７
図ＡのＡ−Ａ’棟線上断面図、第８図Ａは適正に組付け
られていない状態（膨出壁に爪壁の先端部が乗り上げた
状態）を示す説明図、第８図Ｂは第８図ＡのＢ−Ｂ°縁
線上断面図であって、（１）は金属材或いは樹脂材から
なるコネクター本体であり、軸芯内部に先端の樹脂チュ
ーブ或いはゴムホース（図示せず）等の連結壁を有する
流通孔（４）に連って段付き小径室（２）と、その後方
に段付き拡径室（３）を貫設し、且つ該拡径室の後周壁
部を掛支壁（３°）としてなすものである。
（６）はゴム等の弾性体によるシールリング部材であり
、前記小径室（２）側にスペーサを介在して内装されて
その後方に拡径室（３）側の段付き部に係合する鍔壁を
有する円環ブツシュが挿着されている。
（８）は金属バネ材或いは樹脂材によりその後端周壁部
をコネクター本体（１）側の拡径室（３）のなす後周壁
部の掛支壁（３°）部に掛支してなるソケット体であり
、その先端側の対向する部位に先方に傾斜する爪壁（５
，５°）を有して該爪壁部を拡径室（３）の周壁に穿設
した長孔からなるそれぞれの係合孔（９，９“）に掛合
して組付けられる。（１０，１０°）はコネクター本体
（１）の前記係合孔（９，９’）部の孔周端縁のなす相
互の平坦面である。（１３）及び（１４）は平坦面（１
０，１０’　）部にあって組付けられる軸芯方向に連体
して並設したそれぞれＵ字状の弾発体の挾持部材であり
、それぞれの係着壁（１１，１２）部の先端附近に対向
して設けた係止爪（１１°、１２′）を前記係合孔（９
，９°）部に嵌挿するもので、全体として確認部材を構
成する。そして係止爪（１１°、１２°）部のなす配管
（Ｐ）の組付は方向の前面を先細傾斜面（１１°’、１
２”）とすると共に、係着壁（１２）には対向して切欠
部（１５，１５″）が設けられている。尚爪壁（５，５
’）が配管（Ｐ）の膨出壁に乗り上げている時には、爪
壁（５，５°）が正常時より立上がり切欠部（１５゜１
５“）に嵌合した状態であるため（第８図ＡとＢ参照）
係止爪（１２°）の側面と該爪壁が当接して挾持部材（
１４）を取り外すことができない。
□　該配管（Ｐ）がコネクター本体（１）の適正な組付
位置にある状態にあっては、一方の挾持部材（１３）側
の係止爪（１１’）を配管（Ｐ）の膨出壁の頂部に当接
させ、また他方の挾持部材（１４）側の係止爪（１２°
）の傾斜面（１２°゛）と前記爪壁（５，５°）の傾斜
面との間に間隙がある（第７図ＡとＢ参照）ように構成
しであるため、該当接により前記挾持部材（１３）側の
対向した係止爪（１１°）が開放しく第５図参照）、ま
た前記挾持部材（１４）側の係止爪（１２°）の傾斜面
（１２′′）と爪壁（５，５’）との間の間隙によリ、
係合孔（９，９°）から確認部材を外部に取り外すこと
ができ、この取り外しができるか、否かによって軸芯内
部での前記組付状態の適否を外部より確認することがで
きるのである。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明による細径配管接続用コネク
ターは、コネクター本体（１）の係合孔（９，９°）部
に係止爪（１１’、１２°）を嵌挿して前記挾持部材（
１３，１４）を組付けた状態で配管（Ｐ）の接続側を組
付けることにより、その接続側をコネクター本体（１）
の軸芯内部に組付けた後、またソケット体（８）の爪壁
（５，５°）が配管（Ｐ）の膨出壁部に対して適正な位
置にある装着後に、同時に挾持部材（１３，１４）が取
り外しができるか否かで、外部からの組付状態の適否を
容易に確認することができ、従って加振状態下にあって
も洩れ或いは離脱等の事故のない確実な接続を維持する
ことのできる極めて有用な細径配管接続用コネクターで
ある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す細径配管接続用コネク
ターの接続状態時の一部切欠き縦断面図、第２図は本発
明の要部の挾持部材から成る確認部材の正面図、第３図
、第４図は第２図の挾持部材を形成するそれぞれ切離し
た単体状態の平面図、第５図は配管側の適正に組付けた
状態での膨出壁頂部に当接して取り外すことのできる一
方の挾持部材での横断面による説明図、第６図は第５図
の配管の組付は以前の状態を示す説明図、第７図Ａは他
方の挾持部材が適正に組付けられた状態を示す説明図、
第７図Ｂは第７図ＡのＡ−Ａ’縁線上断、面図、第８図
Ａは他の挾持部材が適正に組付けられていない状態を示
す説明図、第８図Ｂは第８図ＡのＢ−８’線上の断面図
、第９図は従来例での配管側の組込みが完全に行われて
いない場合の一部切欠きによる縦断面図である。 （１）・・・コネクター本体、（５，５’）・・・爪壁
、（８）・・・ソケット体、（９，９“）・・・係合孔
、（１０，１０’　）・・・平坦面、（１１，１２）・
・・係着壁、（１１’、１２’）・・・係止爪、（１１
′。 １２“°）・・・傾斜面、（１３，１４）・・・挾持部
材、（１５，１５’）・・・切欠部、（Ｐ）・・・配管 第１１￥） 平５（￥１　　　　　　　弔６図 ＬＢ・ 早９図 ′１−−−コ／Ｆ’７ターＸ体１１，７２−一峰１！平
成元年４月１７日 昭和６３年特許願第４８０７５号 住所　静岡県駿東郡清水町長沢−三−ノ二名称　臼井国
際産業株式会社 ４、代理人 東京都中央区銀座３−３−１２　　銀座ビル（５６１−
０２７４，５３８６） ５、補正の対象 図面 ６、補正の内容　　　別紙のとおり 第１図 第２図　　　第３図　　第４図 １ノ 第５図　　　　　　第６図 第７図Ａ 第８図Ａ 第９図 ／−一−−コネクター＃本　／／′、　／２’　−−−
一様止へ５　、５’　−−−−１１，、壁　　　　　ｌ
乙ｉ２’　−−−−ｇ＃＋面３　　−−−−ソ！ｒット
禾ド　　　　ん？、／４１−−−−七妙藺イ部材ヂ、ｑ
′−−−一研一槃只、　　　　　　ｙｓ、　６′−−−
−ｊ刀欠部／θ、／θ”−＄１面　　Ｐ−配管 ／／、１２−７−＃４璧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）軸芯内部に先端の流通孔に連って段付き小径室と
    、その後方に段付き拡径室とを貫設し、且つ該拡径室の
    後周壁部を掛支壁とするコネクター本体の前記小径室側
    にシールリング部材を内装すると共に、その後方に拡径
    室側の段付き部に係合する鍔壁を有する円環ブッシュを
    挿着し、更に拡径室部にあって前記掛支壁の周面部に、
    その先端側の対向する部位に先方に傾斜する爪壁を突設
    した別体のソケット体を装着して該爪壁部をコネクター
    本体側の前記拡径室の周壁に穿設した長孔からなるそれ
    ぞれの係合孔部に掛合して組付け、配管の接続側に設け
    た外方への環状膨出壁部を前記拡径室内部に組付けた状
    態で前記爪壁の先端部と該膨出壁部とを弾発状に係合可
    能に構成した接続用コネクターにおいて、コネクター本
    体（１）の前記係合孔（９，９’）部の孔周端縁のなす
    相互の平坦面（１０，１０’）部に、適正な組付位置で
    取外し得る確認部材を設けたことを特徴とする細径配管
    接続用コネクター。
  2. （２）請求項１記載において、前記確認部材は、軸芯方
    向に連体して並設したそれぞれＵ字状の係着壁（１１，
    １２）を有する弾発体の２個の挾持部材（１３，１４）
    からなり、前記係着壁の一方（１１）の先端附近に対向
    して設けた係止爪（１１’）を前記係合孔（９，９’）
    部に掛合し得ることを特徴とする細径配管接続用コネク
    ター。
  3. （３）請求項２記載において、一方の挾持部材（１３）
    側の係止爪（１１’）を配管（Ｐ）の適正な組付状態に
    あっては該配管の前記膨出壁の頂部に当接させ、更に、
    他方の挾持部材（１４）側の切欠部（１５，１５’）を
    、ソケット体（８）の前記爪壁（５，５’）の先端部が
    前記膨出壁に乗り上げた時のみ該爪壁（５，５’）の傾
    斜面にそれぞれ嵌合するように位置せしめたことを特徴
    とする細径配管接続用コネクタ
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