JP3422722B2 - 配管用クイックコネクタ - Google Patents
配管用クイックコネクタInfo
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- Y10S285/918—O-ring
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配管用クイックコネ
クタの改良に関する。なお、ワンタッチカプッラやクイ
ックカップラで代表される配管用着脱自在継手を、本文
では「配管用クイックコネクタ」と呼ぶことにする。 【0002】 【従来の技術】配管用クイックコネクタとして、例えば
実開平6−28485号公報「クイックコネクタ」が知
られている。上記公報の第1図の要部を、便宜的に図7
及び図8に再掲して説明する。なお、符号は振り直し、
部品名についても一部変更してある。 【0003】図7は従来の配管用クイックコネクタの正
面断面図であり、配管用クイックコネクタ100は、雌
部材101に雄部材102を着脱自在に結合するもので
ある。雌部材101は、ソケットハウジング104の内
側にOリング105、カラー106、Oリング107の
順で挿入したものを用意し、ソケットキャップ108の
内側にリテーナ109を移動自在に収納したものを用意
し、ブッシング111を介してソケットハウジング10
4にソケットキャップ108を捩じ込んで組立たもので
ある。雄部材102は、パイプ状の部材であって中間に
雌部材101のリテーナ109に嵌合させる凸部102
aを備えたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】次に、配管用クイック
コネクタの作用を説明する。図8(a),(b)は従来
の配管用クイックコネクタの作用説明図である。(a)
において、雌部材101に雄部材102をOリング10
5を介して結合させる。このOリング105は、雌部材
101と雄部材102との間から流体が洩れることを防
止する部材であり、図中「×」印(4箇所)の箇所がシ
ール部となる。(b)において、配管用クイックコネク
タ100を、例えば、車両などの振動体に取付けて使用
した場合には、雄部材102は、振動で雌部材101に
対して矢印b1の如く配管用クイックコネクタ100の
軸方向に移動を繰り返す。雄部材102が軸方向に移動
することで、Oリング105を軸方向に連れ回す。この
結果、Oリング105に捩れや、へこみを発生させ雌部
材101と雄部材102とのシール性能を悪化させるこ
とがある。 【0005】そこで、本発明の目的は、Oリングの捩れ
や、へこみの発生を防ぎ、信頼性の高い配管用クイック
コネクタを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、雌部材に雄部材を着脱自在に結合するこ
とのできる配管用クイックコネクタにおいて、雌部材と
雄部材との間にシールのためのOリングを介在させ、且
つ、このOリングは使用流体の圧力でクイックコネクタ
の軸方向に移動可能になるように低摩擦化処理をしたも
のであり、雄部材に、Oリングの廻りに使用流体の圧力
を均等加えるための流体導入溝を備えたことを特徴とす
る。 【0007】雌部材に雄部材をOリングを介して結合
し、雌部材と雄部材との間をOリングでシールする。O
リングに使用流体の圧力でクイックコネクタの軸方向に
移動可能になるように低摩擦化処理を施し、使用流体の
圧力を作用させることでOリングをクイックコネクタの
軸方向の一方側に押し付けるようにする。例えば、雌部
材に対して雄部材が軸方向に移動しても、Oリングに低
摩擦化処理を施し、使用流体の圧力を作用させたので、
雄部材がOリングを連れ回して移動させることはない。
従って、Oリングは、雄部材の動きに関わらず雌部材の
一定の位置に停止させることができる。さらに、雄部材
に流体導入溝を備えることで、使用流体の圧力をOリン
グの廻りに均等に加えることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る配管用クイックコネク
タの正面断面図であり、配管用クイックコネクタ10
は、雌部材11に雄部材12を着脱自在に結合させるも
のである。13は雌部材に取付けたホースである。雌部
材11は、ソケットハウジング14の内側にOリング1
5、カラー16、Oリング17の順で挿入し、これらの
Oリング15、カラー16、Oリング17にブッシング
18を被せることでソケットハウジング14の内側に止
め、さらにリテーナ19をスライド自在にソケットハウ
ジング14に嵌合させたものである。 【0009】ここで、14aはソケットハウジング14
のホース嵌合部、14bは雄部材嵌合部、14cは・・・
(・・・は複数個を示す。以下同じ)はソケットハウジン
グ14の流体導入溝,14dはソケットハウジング14
のOリング嵌合部、14eはソケットハウジング14の
ブッシング嵌合部、14fはソケットハウジング14の
リテーナ取付け部である。白抜き矢印は図示せぬ使用流
体の圧力の方向を示し、配管用クイックコネクタ10の
軸方向であって、Oリング15をブッシング18側に押
し付ける作用をなすものである。雄部材12は、パイプ
状の部材であって中間に雌部材11のリテーナ19に嵌
合させる凸部12aを備える。 【0010】図2は図1の2−2線断面図であり、ソケ
ットハウジング14の雄部材嵌合部14bの断面形状を
示す。ソケットハウジング14の流体導入溝14c・・・
は、雄部材嵌合部14bに放射状に設けた複数の溝であ
って、使用流体の圧力をOリング15の廻りに均等に加
えるための溝である。すなわち、雄部材嵌合部14bに
複数の流体導入溝14c・・・を設けたので、使用流体の
圧力をOリング15に均等に加えることができる。例え
ば、振動などで雄部材12が配管用クイックコネクタ1
0の軸方向に移動したとしても、使用流体の圧力を均等
に加えることによって、雄部材12がOリング15を部
分的に連れ廻すことを抑制できるので、Oリング15の
捩れや、へこみの発生を防止することができる。すなわ
ち、雌部材11と雄部材12との間を良好にシールする
ことができる。 【0011】図3は本発明に係る配管用クイックコネク
タのOリングの斜視図であり、低摩擦化処理のひとつと
して、Oリング15は、ふっ素樹脂を用いてOリングの
低摩擦化をしたものである。Oリング15をふっ素樹脂
で構成することで、Oリングの摩擦係数μを低減する。
後述するように、一般的なOリングの材料であるクロロ
プレンゴムの摩擦係数μが1.4であるのに対し、ふっ
素樹脂で構成したOリング15は摩擦係数μを0.5に
することができ、すなわち、低摩擦化処理をしたことを
示す。なお、図1に示すOリング17は、Oリング15
と同一のリングであり、詳細な説明を省略する。 【0012】以上に述べた配管用クイックコネクタの作
用を次に説明する。図4(a)〜(d)は本発明に係る
配管用クイックコネクタの第1作用説明図である。な
お、本図ではカラー16(図1参照)及びOリング17
は省略した。(a)において、雌部材11に雄部材12
を矢印の如く差し込む。(b)において、Oリング1
5を低摩擦化処理をしたので、使用流体の圧力が矢印
の如く作用すると、Oリング15は矢印の如くブッシ
ング18側に移動する。この結果、雌部材11の内面と
Oリング15の外面とで第1のシール部S1を形成し、
雄部材12の外面とOリング15の内面とで第2のシー
ル部S2を形成し、ブッシング18の端面とOリング1
5の側面とで第3のシール部S3を形成する。 【0013】(c)において、例えば、振動などで雄部
材12が配管用クイックコネクタ10の軸方向に矢印
の如く移動する。一般的に、使用流体の圧力がOリング
15をブッシング18側に押す力よりも、雄部材12に
外方から加わる力に第2のシール部S2の摩擦係数(こ
こでは、Oリング15の摩擦係数に置き換えるものとす
る。以下同じ)を乗じたものが、ブッシング18を押す
力に勝るときに、雄部材12はOリング15を連れ回す
ことになる。しかし、Oリング15を低摩擦化処理をす
ることで、Oリング15は停止状態を維持し、雄部材1
2のみが矢印方向に移動可能になる。すなわち、雄部
材12はOリング15を連れ回すことはない。 【0014】従って、第1のシール部S1、第2のシー
ル部S2及び第3のシール部S3のシール状態に影響を
与えることはない。すなわち、Oリング15のシール性
を阻害することはなく、雌部材11と雄部材12との間
を良好にシールすることができ、配管用クイックコネク
タ10の信頼性を向上させることができる。また、雄部
材12がOリング15を連れ廻すことはないので、Oリ
ング15の寿命を延ばすことができる。 【0015】(d)において、振動などで雄部材12が
クイックコネクタ10の軸方向に矢印の如く移動す
る。(c)と同様に、Oリング15は停止状態のまま雄
部材12のみが矢印方向に移動可能である。すなわ
ち、雄部材12はOリング15を連れ回すことはない。
すなわち、ブッシング18にOリング15を必要以上の
力を加えることはないので、Oリング15を傷めること
はない。 【0016】図5(a),(b)は本発明に係る配管用
クイックコネクタの第2作用説明図であり、(a)は比
較例を示し、(b)は実施例を示す。なお、(a),
(b)において、横軸は使用流体の圧力(MPa)を示
し、縦軸は使用流体の圧力によるOリングの押し付け荷
重(kg)及びOリングによる雄部材の摩擦荷重(k
g)を示す。(a)において、比較例のOリング115
は、材質をクロロプレンゴムにしたものであり、クロロ
プレンゴムで形成したのでOリング115の摩擦係数μ
は1.4である。ここで、G1はOリング115に所定
の変形量を与えた時の摩擦荷重、Fは使用流体の圧力を
変化させたときの押し付け荷重である。摩擦荷重G1
は、所定の変形量を与えた時の摩擦荷重なので、使用流
体の圧力に関わり無く一定である。押し付け荷重Fは、
使用流体の圧力が上昇すると押し付け荷重も比例するこ
とを示す。しかし、Oリング115の材質をクロロプレ
ンゴムにした場合には、範囲A1において摩擦荷重G1
が常に押し付け荷重Fよりも大きいので、押し付け荷重
FによるOリング105の移動は期待できない。 【0017】(b)において、実施例のOリング15
は、材質をふっ素樹脂にしたものであり、ふっ素樹脂で
形成したのOリング15の摩擦係数μは0.5である。
ここで、G2はOリング15に所定の変形量を与えた時
の摩擦荷重、Fは使用流体の圧力を変化させたときの押
し付け荷重である。(a)と同様に、摩擦荷重G2は、
所定の変形量を与えたときの摩擦荷重なので、使用流体
の圧力に関わりなく一定である。押し付け荷重Fは、使
用流体の圧力が上昇すると押し付け荷重も比例すること
を示す。ここで、範囲A2において摩擦荷重G2が押し
付け荷重Fよりも大きいので、押し付け荷重FによるO
リングの移動は期待できない。しかし、範囲A3におい
て押し付け荷重Fが摩擦荷重G2よりも大きくなるの
で、押し付け荷重FによりOリングの移動が期待でき
る。 【0018】図6(a)〜(d)は本発明に係る配管用
クイックコネクタのOリングの別実施例であり、Oリン
グの低摩擦化の手法を示す。(a)において、Oリング
21は、表面を研磨し、低摩擦化を図るものであり、低
摩擦化処理の一例を示す。(b)において、Oリング2
2は、表面をコーティングし、低摩擦化を図るものであ
り、低摩擦化表面コーティングの一例を示す。例えば、
コーティング剤としてはふっ素樹脂、モリブデンなどが
好適である。(c)において、Oリング23は、低摩擦
材含有ゴムで形成したものであり、含有物としてはグリ
ス、オイル、モリブデン又はふっ素樹脂を含有させるの
が好適である。(d)において、Oリング24は、表面
潤滑剤を塗布するものである。表面潤滑剤としてはグリ
ス、オイルであり、これらのグリス、オイルにモリブデ
ン又はふっ素樹脂を含有させたものが好適である。 【0019】尚、実施例では、図3においてOリング1
5は全体をふっ素樹脂で成形した例を示したが、これに
限定するのものではなく、ふっ素エラストマーなどで成
形したOリングの表面を改質することによって低摩擦化
をしたものであってもよい。また、、実施例では、図6
(a)〜(d)にOリングの低摩擦化の手法を示した
が、(a)〜(d)を組合わせたものであってもよい。 【0020】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、雌部材に雄部材をOリングを介して
結合し、雌部材と雄部材との間をOリングでシールし
た。このときに、Oリングに使用流体の圧力でクイック
コネクタの軸方向に移動可能になるように低摩擦化処理
を施し、使用流体の圧力を作用させることでOリングを
クイックコネクタの軸方向の一方側に押し付けるように
したので、例えば、雌部材に対して雄部材が軸方向に移
動しても、雄部材がOリングを連れ回して移動させるこ
とはなく、Oリングは雌部材の一定の位置に止まること
ができる。従って、Oリングのシール性を阻害すること
はなく、雌部材と雄部材との間を良好にシールすること
ができ、配管用クイックコネクタの信頼性を向上させる
ことができる。また、雄部材がOリングを連れ廻すこと
はないので、Oリングの寿命を延ばすことができる。さ
らに、雄部材に流体導入溝を備えたので、使用流体の圧
力をOリングの廻りに均等に加えることができる。
クタの改良に関する。なお、ワンタッチカプッラやクイ
ックカップラで代表される配管用着脱自在継手を、本文
では「配管用クイックコネクタ」と呼ぶことにする。 【0002】 【従来の技術】配管用クイックコネクタとして、例えば
実開平6−28485号公報「クイックコネクタ」が知
られている。上記公報の第1図の要部を、便宜的に図7
及び図8に再掲して説明する。なお、符号は振り直し、
部品名についても一部変更してある。 【0003】図7は従来の配管用クイックコネクタの正
面断面図であり、配管用クイックコネクタ100は、雌
部材101に雄部材102を着脱自在に結合するもので
ある。雌部材101は、ソケットハウジング104の内
側にOリング105、カラー106、Oリング107の
順で挿入したものを用意し、ソケットキャップ108の
内側にリテーナ109を移動自在に収納したものを用意
し、ブッシング111を介してソケットハウジング10
4にソケットキャップ108を捩じ込んで組立たもので
ある。雄部材102は、パイプ状の部材であって中間に
雌部材101のリテーナ109に嵌合させる凸部102
aを備えたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】次に、配管用クイック
コネクタの作用を説明する。図8(a),(b)は従来
の配管用クイックコネクタの作用説明図である。(a)
において、雌部材101に雄部材102をOリング10
5を介して結合させる。このOリング105は、雌部材
101と雄部材102との間から流体が洩れることを防
止する部材であり、図中「×」印(4箇所)の箇所がシ
ール部となる。(b)において、配管用クイックコネク
タ100を、例えば、車両などの振動体に取付けて使用
した場合には、雄部材102は、振動で雌部材101に
対して矢印b1の如く配管用クイックコネクタ100の
軸方向に移動を繰り返す。雄部材102が軸方向に移動
することで、Oリング105を軸方向に連れ回す。この
結果、Oリング105に捩れや、へこみを発生させ雌部
材101と雄部材102とのシール性能を悪化させるこ
とがある。 【0005】そこで、本発明の目的は、Oリングの捩れ
や、へこみの発生を防ぎ、信頼性の高い配管用クイック
コネクタを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、雌部材に雄部材を着脱自在に結合するこ
とのできる配管用クイックコネクタにおいて、雌部材と
雄部材との間にシールのためのOリングを介在させ、且
つ、このOリングは使用流体の圧力でクイックコネクタ
の軸方向に移動可能になるように低摩擦化処理をしたも
のであり、雄部材に、Oリングの廻りに使用流体の圧力
を均等加えるための流体導入溝を備えたことを特徴とす
る。 【0007】雌部材に雄部材をOリングを介して結合
し、雌部材と雄部材との間をOリングでシールする。O
リングに使用流体の圧力でクイックコネクタの軸方向に
移動可能になるように低摩擦化処理を施し、使用流体の
圧力を作用させることでOリングをクイックコネクタの
軸方向の一方側に押し付けるようにする。例えば、雌部
材に対して雄部材が軸方向に移動しても、Oリングに低
摩擦化処理を施し、使用流体の圧力を作用させたので、
雄部材がOリングを連れ回して移動させることはない。
従って、Oリングは、雄部材の動きに関わらず雌部材の
一定の位置に停止させることができる。さらに、雄部材
に流体導入溝を備えることで、使用流体の圧力をOリン
グの廻りに均等に加えることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る配管用クイックコネク
タの正面断面図であり、配管用クイックコネクタ10
は、雌部材11に雄部材12を着脱自在に結合させるも
のである。13は雌部材に取付けたホースである。雌部
材11は、ソケットハウジング14の内側にOリング1
5、カラー16、Oリング17の順で挿入し、これらの
Oリング15、カラー16、Oリング17にブッシング
18を被せることでソケットハウジング14の内側に止
め、さらにリテーナ19をスライド自在にソケットハウ
ジング14に嵌合させたものである。 【0009】ここで、14aはソケットハウジング14
のホース嵌合部、14bは雄部材嵌合部、14cは・・・
(・・・は複数個を示す。以下同じ)はソケットハウジン
グ14の流体導入溝,14dはソケットハウジング14
のOリング嵌合部、14eはソケットハウジング14の
ブッシング嵌合部、14fはソケットハウジング14の
リテーナ取付け部である。白抜き矢印は図示せぬ使用流
体の圧力の方向を示し、配管用クイックコネクタ10の
軸方向であって、Oリング15をブッシング18側に押
し付ける作用をなすものである。雄部材12は、パイプ
状の部材であって中間に雌部材11のリテーナ19に嵌
合させる凸部12aを備える。 【0010】図2は図1の2−2線断面図であり、ソケ
ットハウジング14の雄部材嵌合部14bの断面形状を
示す。ソケットハウジング14の流体導入溝14c・・・
は、雄部材嵌合部14bに放射状に設けた複数の溝であ
って、使用流体の圧力をOリング15の廻りに均等に加
えるための溝である。すなわち、雄部材嵌合部14bに
複数の流体導入溝14c・・・を設けたので、使用流体の
圧力をOリング15に均等に加えることができる。例え
ば、振動などで雄部材12が配管用クイックコネクタ1
0の軸方向に移動したとしても、使用流体の圧力を均等
に加えることによって、雄部材12がOリング15を部
分的に連れ廻すことを抑制できるので、Oリング15の
捩れや、へこみの発生を防止することができる。すなわ
ち、雌部材11と雄部材12との間を良好にシールする
ことができる。 【0011】図3は本発明に係る配管用クイックコネク
タのOリングの斜視図であり、低摩擦化処理のひとつと
して、Oリング15は、ふっ素樹脂を用いてOリングの
低摩擦化をしたものである。Oリング15をふっ素樹脂
で構成することで、Oリングの摩擦係数μを低減する。
後述するように、一般的なOリングの材料であるクロロ
プレンゴムの摩擦係数μが1.4であるのに対し、ふっ
素樹脂で構成したOリング15は摩擦係数μを0.5に
することができ、すなわち、低摩擦化処理をしたことを
示す。なお、図1に示すOリング17は、Oリング15
と同一のリングであり、詳細な説明を省略する。 【0012】以上に述べた配管用クイックコネクタの作
用を次に説明する。図4(a)〜(d)は本発明に係る
配管用クイックコネクタの第1作用説明図である。な
お、本図ではカラー16(図1参照)及びOリング17
は省略した。(a)において、雌部材11に雄部材12
を矢印の如く差し込む。(b)において、Oリング1
5を低摩擦化処理をしたので、使用流体の圧力が矢印
の如く作用すると、Oリング15は矢印の如くブッシ
ング18側に移動する。この結果、雌部材11の内面と
Oリング15の外面とで第1のシール部S1を形成し、
雄部材12の外面とOリング15の内面とで第2のシー
ル部S2を形成し、ブッシング18の端面とOリング1
5の側面とで第3のシール部S3を形成する。 【0013】(c)において、例えば、振動などで雄部
材12が配管用クイックコネクタ10の軸方向に矢印
の如く移動する。一般的に、使用流体の圧力がOリング
15をブッシング18側に押す力よりも、雄部材12に
外方から加わる力に第2のシール部S2の摩擦係数(こ
こでは、Oリング15の摩擦係数に置き換えるものとす
る。以下同じ)を乗じたものが、ブッシング18を押す
力に勝るときに、雄部材12はOリング15を連れ回す
ことになる。しかし、Oリング15を低摩擦化処理をす
ることで、Oリング15は停止状態を維持し、雄部材1
2のみが矢印方向に移動可能になる。すなわち、雄部
材12はOリング15を連れ回すことはない。 【0014】従って、第1のシール部S1、第2のシー
ル部S2及び第3のシール部S3のシール状態に影響を
与えることはない。すなわち、Oリング15のシール性
を阻害することはなく、雌部材11と雄部材12との間
を良好にシールすることができ、配管用クイックコネク
タ10の信頼性を向上させることができる。また、雄部
材12がOリング15を連れ廻すことはないので、Oリ
ング15の寿命を延ばすことができる。 【0015】(d)において、振動などで雄部材12が
クイックコネクタ10の軸方向に矢印の如く移動す
る。(c)と同様に、Oリング15は停止状態のまま雄
部材12のみが矢印方向に移動可能である。すなわ
ち、雄部材12はOリング15を連れ回すことはない。
すなわち、ブッシング18にOリング15を必要以上の
力を加えることはないので、Oリング15を傷めること
はない。 【0016】図5(a),(b)は本発明に係る配管用
クイックコネクタの第2作用説明図であり、(a)は比
較例を示し、(b)は実施例を示す。なお、(a),
(b)において、横軸は使用流体の圧力(MPa)を示
し、縦軸は使用流体の圧力によるOリングの押し付け荷
重(kg)及びOリングによる雄部材の摩擦荷重(k
g)を示す。(a)において、比較例のOリング115
は、材質をクロロプレンゴムにしたものであり、クロロ
プレンゴムで形成したのでOリング115の摩擦係数μ
は1.4である。ここで、G1はOリング115に所定
の変形量を与えた時の摩擦荷重、Fは使用流体の圧力を
変化させたときの押し付け荷重である。摩擦荷重G1
は、所定の変形量を与えた時の摩擦荷重なので、使用流
体の圧力に関わり無く一定である。押し付け荷重Fは、
使用流体の圧力が上昇すると押し付け荷重も比例するこ
とを示す。しかし、Oリング115の材質をクロロプレ
ンゴムにした場合には、範囲A1において摩擦荷重G1
が常に押し付け荷重Fよりも大きいので、押し付け荷重
FによるOリング105の移動は期待できない。 【0017】(b)において、実施例のOリング15
は、材質をふっ素樹脂にしたものであり、ふっ素樹脂で
形成したのOリング15の摩擦係数μは0.5である。
ここで、G2はOリング15に所定の変形量を与えた時
の摩擦荷重、Fは使用流体の圧力を変化させたときの押
し付け荷重である。(a)と同様に、摩擦荷重G2は、
所定の変形量を与えたときの摩擦荷重なので、使用流体
の圧力に関わりなく一定である。押し付け荷重Fは、使
用流体の圧力が上昇すると押し付け荷重も比例すること
を示す。ここで、範囲A2において摩擦荷重G2が押し
付け荷重Fよりも大きいので、押し付け荷重FによるO
リングの移動は期待できない。しかし、範囲A3におい
て押し付け荷重Fが摩擦荷重G2よりも大きくなるの
で、押し付け荷重FによりOリングの移動が期待でき
る。 【0018】図6(a)〜(d)は本発明に係る配管用
クイックコネクタのOリングの別実施例であり、Oリン
グの低摩擦化の手法を示す。(a)において、Oリング
21は、表面を研磨し、低摩擦化を図るものであり、低
摩擦化処理の一例を示す。(b)において、Oリング2
2は、表面をコーティングし、低摩擦化を図るものであ
り、低摩擦化表面コーティングの一例を示す。例えば、
コーティング剤としてはふっ素樹脂、モリブデンなどが
好適である。(c)において、Oリング23は、低摩擦
材含有ゴムで形成したものであり、含有物としてはグリ
ス、オイル、モリブデン又はふっ素樹脂を含有させるの
が好適である。(d)において、Oリング24は、表面
潤滑剤を塗布するものである。表面潤滑剤としてはグリ
ス、オイルであり、これらのグリス、オイルにモリブデ
ン又はふっ素樹脂を含有させたものが好適である。 【0019】尚、実施例では、図3においてOリング1
5は全体をふっ素樹脂で成形した例を示したが、これに
限定するのものではなく、ふっ素エラストマーなどで成
形したOリングの表面を改質することによって低摩擦化
をしたものであってもよい。また、、実施例では、図6
(a)〜(d)にOリングの低摩擦化の手法を示した
が、(a)〜(d)を組合わせたものであってもよい。 【0020】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、雌部材に雄部材をOリングを介して
結合し、雌部材と雄部材との間をOリングでシールし
た。このときに、Oリングに使用流体の圧力でクイック
コネクタの軸方向に移動可能になるように低摩擦化処理
を施し、使用流体の圧力を作用させることでOリングを
クイックコネクタの軸方向の一方側に押し付けるように
したので、例えば、雌部材に対して雄部材が軸方向に移
動しても、雄部材がOリングを連れ回して移動させるこ
とはなく、Oリングは雌部材の一定の位置に止まること
ができる。従って、Oリングのシール性を阻害すること
はなく、雌部材と雄部材との間を良好にシールすること
ができ、配管用クイックコネクタの信頼性を向上させる
ことができる。また、雄部材がOリングを連れ廻すこと
はないので、Oリングの寿命を延ばすことができる。さ
らに、雄部材に流体導入溝を備えたので、使用流体の圧
力をOリングの廻りに均等に加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管用クイックコネクタの正面断
面図 【図2】図1の2−2線断面図 【図3】本発明に係る配管用クイックコネクタのOリン
グの斜視図 【図4】本発明に係る配管用クイックコネクタの第1作
用説明図 【図5】本発明に係る配管用クイックコネクタの第2作
用説明図 【図6】本発明に係る配管用クイックコネクタのOリン
グの別実施例 【図7】従来の配管用クイックコネクタの正面断面図 【図8】従来の配管用クイックコネクタの作用説明図 【符号の説明】 10…配管用クイックコネクタ、11…雌部材、12…
雄部材、15,17,21,22,23,24…Oリン
グ。
面図 【図2】図1の2−2線断面図 【図3】本発明に係る配管用クイックコネクタのOリン
グの斜視図 【図4】本発明に係る配管用クイックコネクタの第1作
用説明図 【図5】本発明に係る配管用クイックコネクタの第2作
用説明図 【図6】本発明に係る配管用クイックコネクタのOリン
グの別実施例 【図7】従来の配管用クイックコネクタの正面断面図 【図8】従来の配管用クイックコネクタの作用説明図 【符号の説明】 10…配管用クイックコネクタ、11…雌部材、12…
雄部材、15,17,21,22,23,24…Oリン
グ。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16L 37/00
F16J 15/46
F18L 17/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 雌部材に雄部材を着脱自在に結合するこ
とのできる配管用クイックコネクタにおいて、 前記雌部材と雄部材との間にシールのためのOリングを
介在させ、且つ、このOリングは、使用流体の圧力でク
イックコネクタの軸方向に移動可能になるように低摩擦
化処理をしたものであり、 前記雄部材は、前記Oリングの廻りに使用流体の圧力を
均等加えるための流体導入溝を備えた ことを特徴とする
配管用クイックコネクタ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12054999A JP3422722B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 配管用クイックコネクタ |
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JP3422722B2 true JP3422722B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=14789066
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---|---|---|---|
JP12054999A Expired - Fee Related JP3422722B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 配管用クイックコネクタ |
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- 1999-04-27 JP JP12054999A patent/JP3422722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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2000
- 2000-04-10 US US09/546,533 patent/US6540264B1/en not_active Expired - Fee Related
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