JPH034943Y2 - - Google Patents

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JPH034943Y2
JPH034943Y2 JP1985002763U JP276385U JPH034943Y2 JP H034943 Y2 JPH034943 Y2 JP H034943Y2 JP 1985002763 U JP1985002763 U JP 1985002763U JP 276385 U JP276385 U JP 276385U JP H034943 Y2 JPH034943 Y2 JP H034943Y2
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JP
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pin
claw
engagement
engaging portion
engaging
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JP1985002763U
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JPS61118086U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえばスナツプフイツト方式で取
付ける時に用いられるスナツプピンの抜けを防止
可能な結合構造に関するものである。
(従来技術) 従来、たとえば、時計のケースなどに用いられ
る上板38と下板42の結合構造は、第11図に
示す如くになつている。上板38の柱40にはス
リツト50とアンダーカツト部52が設けられて
いる弾性変形可能なピン46が突設されており、
下板42の柱44にはピン46を嵌合可能な係合
部54が設けられている。ピン46は爪48が狭
まつて係合部54内に押し込められ、ピン46が
係合部54に完全に押し込まれた際、ピン46は
爪48が拡がり元の状態に復元し、係合部54の
外周にある押止面56とピン46のアンダーカツ
ト部52が係合し、上板38と下板42は結合さ
れる。
しかし、上記結合構造では、上板38と下板4
2に振動・衝撃などの外力が加えられると、ピン
46が係合部54から外れてしまうという欠点が
あつた。
また、上記欠点を解決するために、第12図に
示す如く、上板38の柱40に突設されたピン5
8のスリツト60内に凸部62を設け、ピン58
が係合部54に完全に押し込まれた後、ピン58
のスリツト60に抜け止めピン64を挿入するこ
とにより、ピン58の係合部54からの抜けを防
止していたが、ピン58を係合部54に押し込ん
だ後、抜け止めピン64をピン58のスリツト6
0内に挿入するための作業性が悪いという欠点が
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記従来の欠点を解決するために為さ
れたものであり、その目的は、2枚の地板などを
連結、結合させる場合において、地板間の外れを
完全に防止できる構造を提供することである。
(問題点を解決するための手段) そのため本願考案では、ピンと係合部との結合
時に弾性変形したピンの先端と係合して、爪の突
出方向と直角方向に変形する弾性片を設け、該弾
性片は前記ピンと前記係合部との結合完了時に、
該ピンの先端との係合が解除され、前記爪の背面
に復帰するように構成した。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図及び
第3図はそれぞれ第1図をA−A線、B−B線で
断面した断面図、第4図はピンと係合部の係合状
態を示す断面図、第5図は第4図をC−C線で断
面した断面図である。
上板2には、アンダーカツト部10を有する爪
8を備えたピン6が設けられている。下板4に
は、ピン6が挿入可能であり、アンダーカツト部
10と係合する係合面14を有した係合部12が
穿設されており、係合部12内には、上板2と下
板4とが結合した状態に生じるピン6と係合部1
2の側壁16との間隙より小さい横幅を有し、横
幅に対し垂直方向に弾性変形可能な弾性片18が
設けられている。
第4図及び第5図に示す如く、ピン6が係合部
12に挿入されると、ピン6の爪8が弾性片18
の先端に設けた傾斜面20に係合した後、弾性片
18はピン6の押圧力により矢印D方向へ弾性変
形を行なう。
第1図乃至第3図に示す如く、ピン6が係合部
12に完全に押し込まれると、ピン6のアンダー
カツト部10が係合面14に係合し、上板2と下
板4は結合される。このとき、弾性変形させられ
ていた弾性片18は爪8の背面に復元し、ピン6
と係合部12の側壁16との間隙に配置される。
これにより、係合面14からピン6の離脱を防
ぐことができ、上板2と下板4は結合した状態を
持続することができる。
次に本考案の他の実施例を説明する。第6図は
本考案の別実施例の断面図、第7図及び第8図は
それぞれ第6図をE−E線、F−F線で断面した
断面図、第9図は第6図のピンと係合部との係合
状態を示す断面図、第10図は第9図をG−G線
で断面した断面図である。
上柱22には、アンダーカツト部32を有した
爪28を備えた弾性変形可能なピン26,26
が、間隙30を開けて突設されている。下板24
には、ピン26,26が挿入可能であり、ピン2
6のアンダーカツト部32と係合可能な係合面3
4aを有した係合部34が設けられており、係合
部34には、ピン26,26の間隙30の横幅よ
り狭い横幅を有した弾性片36,36が突設され
ている。
本考案の第2の実施例は以上のような構成から
成り、次にその結合状態について説明する。
第9図及び第10図に示す如く、ピン26を係
合部34の挿入口34bへ押し込めると、ピン2
6は弾性変形し、爪28,28の間隔は狭まる。
爪28,28の間隔が狭まることによつて、ピン
26の爪28が弾性片36の先端に設けた傾斜面
36aに係合した後、弾性片36はピン26の押
圧力により矢印H方向へ弾性変形を行なう。
第6図乃至第8図に示す如く、ピン26が係合
部34内に完全に押し込まれると、ピン26は元
の状態に複元し、ピン26のアンダーカツト部3
2が係合部34の係合面34aに係合し、これに
よりピン26と係合部34は結合した状態にな
る。このとき、ピン26の爪28,28により変
形させられていた弾性片36は爪28,28の背
面に戻り、ピン26,26の間隙30内にわずか
の間隔をあけて位置する。
したがつて、ピン26と係合部34とが係合し
た後では、上柱22又は下柱24に外力が加わつ
たとしても、第6図に示すように弾性片36がピ
ン26,26の間隙30内に位置し、ピン26の
爪28,28の間隔は狭まることができないた
め、上柱22と下柱24の外れを防止することが
できる。
(考案の効果) 本考案によれば、アンダーカツト部を有した爪
を設けたピンを、弾性変形可能な弾性片を設けた
係合部に挿入するだけで、前記ピンの前記係合部
からの抜けを完全に防止することが可能であり、
また、結合作業も簡単であるため作業能率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における実施例の断面図。第2
図は第1図をA−A線で断面した断面図。第3図
は第1図をB−B線で断面した断面図。第4図は
第1図のピンと係合部との係合状態を示す断面
図。第5図は第4図をC−C線で断面した断面
図。第6図は本考案における他の実施例の断面
図。第7図は第6図をE−E線で断面した断面
図。第8図は第6図をF−F線で断面した断面
図。第9図は第6図のピンと係合部との係合状態
を示す断面図。第10図は第9図をG−G線で断
面した断面図。第11図及び第12図は従来例の
断面図。 6……ピン、8……爪、10……アンダーカツ
ト部、12……係合部、14……係合面、16…
…側壁、18……弾性片、20……傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アンダーカツト部を有する爪を備えた弾性変形
    可能なピンと、前記アンダーカツト部と係合可能
    な係合面を備えた係合部と、を具備する弾性結合
    構造において、 前記ピンと前記係合部との結合時に弾性変形し
    た該ピンの先端と係合して、前記爪の突出方向と
    直角方向に変形する弾性片を設け、該弾性片は前
    記ピンと前記係合部との結合完了時に、該ピンの
    先端との係合が解除され、前記爪の背面に復帰
    し、該ピンと係合部との離脱を防止することを特
    徴とする弾性結合構造。
JP1985002763U 1985-01-10 1985-01-10 Expired JPH034943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985002763U JPH034943Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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JP1985002763U JPH034943Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS61118086U JPS61118086U (ja) 1986-07-25
JPH034943Y2 true JPH034943Y2 (ja) 1991-02-07

Family

ID=30476743

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JPS61118086U (ja) 1986-07-25

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