JPH0320635Y2 - - Google Patents

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JPH0320635Y2
JPH0320635Y2 JP17095085U JP17095085U JPH0320635Y2 JP H0320635 Y2 JPH0320635 Y2 JP H0320635Y2 JP 17095085 U JP17095085 U JP 17095085U JP 17095085 U JP17095085 U JP 17095085U JP H0320635 Y2 JPH0320635 Y2 JP H0320635Y2
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JP
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pipe
female connector
connector
male connector
locking
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパイプ接合部構造に係り、特に、オス
コネクタとメスコネクタとの係止部材を介して係
合させてパイプを連結するパイプ接合部構造の改
良に関する。
〔従来の技術〕
従来、第8図に示すように、インフレートパイ
プ1と他のパイプ2とを連結する場合には、他の
パイプ2の端部に固着されたオスコネクタ3を、
インフレートパイプ1の端部に装着された円筒状
から成るメスコネクタ4に挿入して連結するよう
にしていた。即ち、第8図に示すように、インフ
レートパイプ1の端部には、その外周面にはメス
コネクタ4の取付用突部5が形成されている。ま
た、インフレートパイプ1の先端部には外周面に
凹部6が形成されており、該凹部にはOリング7
が嵌入されている。そして、上記メスコネクタ4
内には、係止部材8が装着されている。該係止部
材8は第9図に示すように、連結部9と、該連結
部9に直角に設けられた複数の固定片10と、該
固定片10と平行に複数の係止片11が設けられ
ている。そして、上記固定片10は該連結部9と
同一平面上に形成されているが、該係止片11
は、やや下方へ折曲され先端には係止部12が形
成されている。
従つて、このように構成されたパイプ接合部構
造によりインフレートパイプ1と他のパイプ2と
を接合する場合には、第8図に示すように、他の
パイプ2のオスコネクタ3をメスコネクタ4内へ
挿入し、メスコネクタ4内に装着された複数の係
止片11へ、オスコネクタ先端部に形成された突
部13を係合させて、オスコネクタ3とメスコネ
クタ4とを接合するものである。一方、このよう
に接合されたインフレートパイプ1と他のパイプ
2とを分離する場合には、取外し部材14を用い
る。第10図に示すように、この取外し部材14
は全体円筒状に形成され、挿入部34と把持部3
5とから成る。この取外し部材14を他のパイプ
2の他端部からメスコネクタ4内部へ挿入し、上
記係止片11を外方へ押し拡げ、係止部12の係
合を解除し、オスコネクタ3をメスコネクタ4内
部から引き抜くものである(実開昭60−36123号
参照)。
〔従来技術の問題点〕
ところで、このような構造はパイプ接合部をワ
ンタツチで解除できるメリツトはあるがこのよう
に構成されたパイプ接合部構造にあつては、上述
のように、結合を解除する際には取外し部材14
を他のパイプ2の軸方向に沿つて移動させること
が必要であり、常に取外し作業を想定して取外し
部材14のスペースを確保しておく必要がある。
従つて、他のパイプ2のリキツドタンク又はコン
デンサ等のユツト等の接合端部からオスコネクタ
との接合端部までの長さが大きくなりがちで、空
気調和装置ユニツト全体の装着スペースが嵩む。
そこで本考案の技術的課題は、車両用空気調和装
置のコネクタの取外しを更に向上させることがで
きるパイプ接合部構造を提供することにある。
〔本考案の技術的手段〕
かかる技術的課題達成のため本考案にあつて
は、インフレートパイプと接続する他のパイプの
端部に固着されたオスコネクタをインフレートパ
イプの端部に装着された円筒状から成るメスコネ
クタ内に挿入し、該メスコネクタ内側面に装着さ
れて一端はコネクタ内側面に圧接係合されると共
に他端はオスコネクタの外側面に係合される係止
部材を用い上記インフレートパイプと他のパイプ
とを連結固定するパイプ接合部構造において、メ
スコネクタの係止部材圧接部位に孔部を開設し、
別途に備えられた取外し部材の突起を該孔部に挿
入し、上記係止部材の一端におけるメスコネクタ
内側面との係合を解除すると共に他端におけるオ
スコネクタとの係合を解除して、インフレートパ
イプと他のパイプとを分離するように構成されて
いる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づき本考案を
詳細に説明する。尚、従来例と同一部材について
は同一符号を付して説明を省略する。
第1図に示すように、本実施例に係る車両用空
気調和装置のパイプ接合部構造にあつては、従来
と同様に、メスコネクタ15内部には係止部材1
6が装着されているが、この係止部材16には、
係止片17の略中間部位において連結部18が設
けられていると共に上記メスコネクタ15の上記
係止片17の圧接部位には孔部19が開設されて
いる。上記係止部材16は第2図に示すように、
複数の固定片20と、この固定片20と互いに連
結部18を介して連設された4個の係止片17と
から成る。本実施例に用いられる係止片17は、
前期実施例とは異なり、長さ方向の両端部に係合
部21,22が形成されており、また、固定片2
0とは異なり、一端がやや下方へ向けて折曲形成
されている。
そして、第1図に示すように、上記係合部21
はメスコネクタ15の内側面23と係合して係止
部材16はメスコネクタ15に装着されている。
そして、上記係止片17のメスコネクタ15との
係合部位には、夫々、孔部19が開設されてい
る。このように構成されたパイプ接合部構造にお
いて、インフレートパイプ1と他のパイプ2とを
接続する場合には、他のパイプ2の先端部に取付
けられたオスコネクタ32をインフレートパイプ
1の端部に装着されたメスコネクタ15内に挿入
する。そして、オスコネクタ32の外側面に形成
された係止突部24に係止片17の係合部22を
係合させて他のパイプ2をインフレートパイプ1
に連結させるものである。また、インフレートパ
イプ1と他のパイプ2との連結を解除する場合に
は、第3図に示す取外し部材25を使用する。こ
の取外し部材25は短円筒を軸方向に2分割した
形に形成されており、夫々の分割片26,27は
ヒンジ28により連結されている。これらの分割
片26,27の内側面には四つの突起29が形成
されている。従つて、この取外し部材25を拡開
させて、四つの突起29を上記メスコネクタ15
に開設された四つの孔部19内に挿入させた状態
で、該取外し部材25を強く握持する。その結
果、上記突起29は、上記メスコネクタ15の孔
部19を貫通して、係止片17の係合部21を内
方へ押圧する。この場合、第1図において、上記
係止片17は連結部18を中心に反時計方向に転
動し、該係止片17の他方の係合部22と上記オ
スコネクタ32の係止突部24との係合は解除さ
れ、他のパイプ2を図中左方向へ抜き出すことに
より、連結は解除されるものである。尚、この場
合、第4図に示すようにオスコネクタ32の外側
面30に突部31を設けた場合には、上記係止片
17は該突部31を支点として、シーソー状に転
動し易く、確実に係止片17の係合部22とオス
コネクタ32の係止突部24との係合を解除する
ことができる。また、第5図に示すように、係止
片17の一方の係合部21に突起爪33を設けた
ものであつてもよい。即ち、本実施例にあつて
は、取外し部材25の突起29が、メスコネクタ
15の孔部19内へ挿入され、係止片17の一方
の係合部21を内方へ押圧した場合には、前記実
施例と同様に、第6図に示すように、オスコネク
タ32の係止突部24と係止片17の他方の係合
部22との係合は解除される。この場合、双方の
パイプ1,2が連結されている状態にあつては、
第5図に示すように、係止片17の弾力性により
オスコネクタ32は、常時、メスコネクタ15の
取付用突部5に押圧されている。従つて、係止片
17の係合が解除された瞬間に、その反発力によ
り、オスコネクタ32は図中左方向へ飛び出すこ
ともある。しかしながら、本実施例に係るパイプ
接合部構造にあつては、仮に上記オスコネクタ3
2が反発力により飛び出した場合であつても、第
7図に示すように、該オスコネクタ32の係止突
部24が該係止片17の突起爪33に引つ掛るよ
うに構成されており、上記飛び出しを有効に防止
することができる。
〔考案の効果〕
本考案に係るパイプ接合部構造にあつては、双
方のパイプの結合を解除する場合に、従来のよう
にパイプの軸方向に沿つて取外し部材を操作させ
る必要がなく、パイプの半径方向にのみ操作させ
れば良いものであるため、取外し作業を想定して
常に取外し部材の操作スペースを確保しておくこ
とが不要となる。
従つて、取外し作業が更に向上すると共にリキ
ツドタンク又はコンデンサ等のユツト等とパイプ
の接合部までの長さを短くすることができ、その
結果、空気調和装置ユツト全体を効率良く装着す
ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパイプ接合部構造及び取
外し部材を示す半截断面図、第2図は係止部材を
示す斜視図、第3図は本考案に係るパイプ接合部
構造及び取外し部材を示す斜視図、第4図は本考
案に係るパイプ接合部構造の他の実施例を示す断
面図、第5図乃至第7図は本考案に係るパイプ接
合部構造の第二実施例を示し、第5図はパイプの
接合状態及び取外し部材を示す半截断面図、第6
図は取外し部材を用いて係止部材の係合状態を解
除した状態を示す断面図、第7図は他のパイプを
抜き出しオスコネクタが係止片に設けられた突起
爪に引掛つている状態を示す断面図、第8図乃至
第9図は従来のパイプ接合部構造を示し、第8図
はパイプの接合状態及び取外し部材を示す半截断
面図、第9図は係止部材を示す斜視図、第10図
は従来のパイプ接合部構造及び取外し部材を示す
斜視図である。 1……インフレートパイプ、2……他のパイ
プ、3,32……オスコネクタ、4,15……メ
スコネクタ、8,16……係止部材、19……孔
部、14,25……取外し部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インフレートパイプと接続する他のパイプの端
    部に固着されたオスコネクタをインフレートパイ
    プの端部に装着された円筒状から成るメスコネク
    タ内に挿入し、該メスコネクタ内側面に装着され
    て一端はコネクタ内側面に圧接係合されると共に
    他端はオスコネクタの外側面に係合される係止部
    材を用い上記インフレートパイプと他のパイプと
    を連結固定するパイプ接合部構造において、メス
    コネクタの係止部材圧接部位に孔部を開設し、別
    途に備えられた取外し部材の突起を該孔部に挿入
    し、上記係止部材の一端におけるメスコネクタ内
    側面との係合を解除すると共に他端におけるオス
    コネクタとの係合を解除して、インフレートパイ
    プと他のパイプとを分離することを特徴とするパ
    イプ接合部構造。
JP17095085U 1985-11-08 1985-11-08 Expired JPH0320635Y2 (ja)

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JP17095085U JPH0320635Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

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JP17095085U JPH0320635Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

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Publication Number Publication Date
JPS6280092U JPS6280092U (ja) 1987-05-22
JPH0320635Y2 true JPH0320635Y2 (ja) 1991-05-02

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JP17095085U Expired JPH0320635Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435980B2 (ja) * 2009-02-25 2014-03-05 本田技研工業株式会社 クイックコネクタの解除器具
JP5643159B2 (ja) * 2011-06-30 2014-12-17 未来工業株式会社 接続解除具

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JPS6280092U (ja) 1987-05-22

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