JPH0322079B2 - - Google Patents

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JPH0322079B2
JPH0322079B2 JP63075361A JP7536188A JPH0322079B2 JP H0322079 B2 JPH0322079 B2 JP H0322079B2 JP 63075361 A JP63075361 A JP 63075361A JP 7536188 A JP7536188 A JP 7536188A JP H0322079 B2 JPH0322079 B2 JP H0322079B2
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circuit components
circuit
component
recesses
chip
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JP63075361A
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Makoto Mineno
Masahiro Tanaka
Kikuji Fukai
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、チツプ状回路部品を回路基板にマウ
ントする際に使用するチツプ状回路部品配置装置
に関する。
[従来の技術] 回路基板上の複数のチツプ状回路部品(コンデ
ンサ、抵抗等の電子部品)のマウント位置に対応
するように複数の吸着部を設け、この吸着部にて
複数の回路部品を同時に吸着し、回路基板上の所
定位置に供給する方法は既に行われている。この
種の方法で回路部品をマウントする場合には、複
数の回路部品を回路基板とは別の配置板(テンプ
レート)に予め配置し、しかる後回路基板上に複
数の回路部品を同時に移す。これにより、複数の
回路部品を能率良くマウントすることが可能にな
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述のような従来の配置板(テンプ
レート)は、同一形状の複数の回路部品のみを配
置するように構成されている。このため、同一回
路基板に形状の異なる複数種類の回路部品をマウ
ントする場合には、複数種類の配置板(テンプレ
ート)を用意することが必要であつた。
また、高さの異なる複数の回路部品を同時にマ
ウントするために、配置板(テンプレート)に回
路部品の高さに応じて深さの異なる複数の凹部を
設け、ここに高さの異なる複数の回路部品を配置
し、回路部品を回路基板に吸着体を介さないで直
接にマウントする方法がある。この方法によれば
確かに形状の異なる複数の回路部品を同時にマウ
ントすることができる。しかし、回路部品の位置
ずれ等が生じ、精度の高いマウントが不可能であ
つた。
精度の高いマウントを達成するためには、配置
板(テンプレート)上の回路部品の位置を正確に
決めた後に吸着体で回路部品を吸着保持して回路
基板上に移すことが有利である。この吸着方法を
採用する際に、従来の深さの異なる凹部を有する
配置板(テンプレート)を使用すると、配置され
ている複数の回路部品の上面高さ位置はほぼ一定
になるが、下面高さ位置に差が生じる。この様に
下面高さ位置に差がある状態の複数の回路部品を
吸着体を使用して回路基板上に同時に移すことは
困難である。
そこで、本発明の目的は高さの異なる複数の回
路部品を回路基板に同時にマウントするために都
合の良いチツプ状回路部品配置装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、回路基板
26にこの主面からの高さが異なる複数のチツプ
状回路部品1a,1b,1cを装着するために、
前記回路基板26とは別の場所に前記複数のチツ
プ状回路部品1a,1b,1cを予め配置するた
めの装置であつて、複数の貫通孔11を有する配
置板7と、前記複数の貫通孔11に着脱自在に取
り付けられた複数の部品収納ケース8a,8b,
8cとから成り、前記複数の部品収納ケース8
a,8b,8cは前記チツプ状回路部品1a,1
b,1cを1個のみ収納するための凹部13a,
13b,13cをそれぞれ有し、前記複数の部品
収納ケース8a,8b,8cの前記凹部13a,
13b,13cの底面15a,15b,15cの
前記配置板7からの高さ位置は前記複数のチツプ
状回路部品1a,1b,1cの高さの変化に拘ら
ず実質的に同一に設定され、前記複数の部品収納
ケース8a,8b,8cの前記凹部13a,13
b,13cの深さは前記複数のチツプ状回路部品
1a,1b,1cの高さの変化に応じて異なつて
いることを特徴とするチツプ状回路部品配置装置
に係わるものである。
[作用] 上記発明の回路部品配置装置における複数の凹
部の底面の高さ位置が実質的に等しいので、これ
等を同時に吸着した時の複数の回路部品の下面高
さ位置も実質的に等しくなり、これ等を回路基板
に同時に装着することが可能になる。又、回路部
品の高さの変化に応じて凹部の深さが変化してい
るので、凹部の入口から回路部品までの距離のバ
ラツキが少なくなり、吸着体の先端を凹部の中に
容易に挿入することが可能になる。
[実施例] 次に、第1図〜第16図を参照して本発明の実
施例に係わるマウント装置及びマウント方法を説
明する。
本実施例のマウント装置は、同一の回路基板に
第1図に示す形状の異なる複数のチツプ状回路部
品1a,1b,1cを同時に装着するように構成
されている。回路部品1aは例えば円筒型コンデ
ンサであつて外周面に一対の電極を有するもので
ある。回回路部品1bは同様に円筒型コンデンサ
であるが、回路部品1aよりも大きな径を有す
る。回路部品1cは角型の積層コンデンサであ
る。
これ等の回路部品1a,1b,1cを部品配置
装置2に供給するための部品供給装置3は、固定
板4の貫通孔5a,5b,5cに搬送用パイプ6
a,6b,6cを嵌入することによつて構成され
ている。パイプ6a,6b,6cは回路部品1
a,1b,1cの供給源(図示せず)に連結され
ている。固定板4の下面からのパイプ6a,6
b,6cの突出量は供給する回路部品1a,1
b,1cの大きさに応じて変化している。
部品配置装置2は、テンプレートとも呼ぶこと
ができる配置板7と種類の異なる複数の部品収納
ケース8a,8b,8cと、吸引装置9、吸引路
10とから成る。配置板7上には回路基板におけ
る回路部品の配置場所に対応して回路部品1a,
1b,1c等を配置しなければならない。この
時、複数種類の回路基板に対応して複数種類の回
路部品配置装置2を用意すると、必然的にコスト
高になる。そこで、この実施例では配置板7にマ
トリツクス状に多数の貫通孔11を設け、この貫
通孔11に部品収納ケース8a,8b,8c等の
係合突起12を装脱自在に嵌合させている。これ
により、回路基板の部品配置位置及び部品の種類
の変化に対応して部品収納ケース8a〜8c等の
位置及び種類を変えることが可能になる。
部品収納ケース8a〜8cは、部品収納凹部1
3a,13b,13cをそれぞれ有する。第1図
では部品収納ケース8a〜8cに収納する部品1
a,,1b,1cの形状が異なるので、凹部13
a,13b,13cの形状も互いに異なる。但
し、配置板7の上面から各凹部13a,13b,
13cの底面中央までの高さHは実質的に同一で
ある。また、配置板7の上面から各凹部13a,
13b,13cの上端までの高さHa,Hb,Hc
は互いに異なる。搬送用パイプ6a,6b,6c
の先端の高さ位置も収納ケース8a,8b,8c
の上面の高さ位置の変化に対応して変えられてい
る。もし、搬送用パイプ6a,6b,6cの先端
の高さ位置を揃えると、例えばパイプ6a,6c
の先端と収納ケース8a,8cとの間に大きな隙
間が生じ、供給された回路部品1a,1cが収納
ケース8a,8cから外に飛び出す恐れが生じる
が、第1図の装置ではこのような問題が生じな
い。各収納ケース8a〜8cの一方の突起12に
は凹部13a,13b,13cの左端近傍に至る
貫通孔14が設けられている。この貫通孔14は
吸引路10を介して吸引装置9につながつている
ので、吸引装置9を動作させると、凹部13a〜
13cに投入された回路部品1a〜1cを凹部1
3a〜13cの左側に吸引することができる。
ところで、各回路部品1a〜1cは第1図に示
すように縦長の状態でパイプ6a〜6cを通つて
凹部13a〜13cに投入される。この回路部品
1a〜1cを第2図に示すように横長の状態に倒
すことが要求される。このような回路部品1a〜
1cの位置決めを容易に達成するために、パイプ
6a〜6cの先端は凹部13a〜13cの右端寄
りに配置されている。こりにより、パイプ6a〜
6cから落下する回路部品1a〜1cの底面が貫
通孔14の方向に吸引され、確実に転倒する。な
お、回路部品1a〜1cの転倒を容易且つ確実に
達成するために、振動等を加えてもよい。
凹部13a,13b,13cの底面は第8図、
第9図、第10図に示すように回路部品1a,1
b,1cに対応した断面形状を有する。即ち凹部
13aは、第8図に示すようにU字形断面に形成
され、半円形底面15aを有する。凹部13bは
第9図に示すように大径の回路部品1bに対応し
て第8図よりも大きなU字形断面に形成され、同
様に半円形底面15bを有する。凹部13cは第
10図に示すように角型回路部品1cに対応して
平坦な底面15cを有する。但し、この底面15
cに向かう傾斜面16a,16bを有する。この
傾斜面16a,16bは角型回路部品1cを滑ら
せるために設けられている。各凹部13a,13
b,13cの第5図、第6図及び第7図に示す左
壁面17a,17b,17cは回路部品1a,1
b,1cを配置するためのxy平面におけるx方
向の基準面とされている。各凹部13a,13
b,13cの各底面15a,15b,15cは第
1図及び第2図に示すように左下りに傾斜してい
る。これにより、投入された回路部品1a,1
b,1cを容易に倒し且つ位置決めすることがで
きる。
部品吸着装置20は、第2図に示すように、複
数の吸着体21a,21b,21cと、複数の保
持体22と、取り付け板23と、吸引パイプ24
とから成る。吸着体21a,21b,21cは、
吸引パイプ24が接続される真空吸引装置25の
制御に基づいて配置装置2の複数の回路部品1
a,1b,1cを同時に吸着し、第3図に示す回
路基板26に移す。従つて、部品吸着装置20を
部品移動装置又は部品マウント装置と呼ぶことも
可能である。
回路部品1a,1b,1c等は回路基板26に
対して第15図に示すように分散配置される。従
つて、1種類の回路基板26に適合するように部
品吸着装置20を構成すると仮定すれば、取り付
け板23における貫通孔27を回路部品1a,1
b,1c等の位置及び数のみに対応させて設けれ
ばよい。しかし、この実施例では複数種類の回路
基板に対応させることができるように、取り付け
板23に多数の貫通孔27がマトリツクス状に配
設されている。貫通孔27のx軸方向の中心間の
相互間隔即ちピツチX及びy軸方向のピツチY
は、種々の回路基板26における回路部品1a,
1b,1c等の中心間の最小距離と同一又は整数
分の1に決定されている。換言すれば、回路基板
26における回路部品1a,1b,1c等の位置
を仮想線で示されているけい線の上又はこの交点
に予め決定し、回路基板26に規則性を有して配
置されるあらゆる回路部品1a,1b,1c等に
対応するように貫通孔27が取り付板23に設け
られている。
金属板から成る取り付け板23の貫通孔27は
一方の主面から他方の主面に至るように設けら
れ、真空吸引パイプ24の挿入部及び保持体22
のパイプ状係合部28の挿入部として働く。な
お、この例では1つの保持体22当り2つの係合
部28と2つの貫通孔27が設けられている。
各吸着体21a,21b,21cの保持体22
は同一に構成されている。各保持体22は第11
図に示すように2つのパイプ状係合部28を有
し、且つ吸着体21a,21b,21c等の一部
が挿入される凹部29を有し、更に係合部28の
端面から凹部29に至る貫通孔30を有する。こ
の保持体22は吸着体21a,21b,21c等
の位置決め機能を有するので、剛性の比較的大き
いABS樹脂で形成されている。なお、パイプ状
係合部28は取り付け板23の貫通孔27に着脱
自在に嵌合することができるように形成されてい
る。
吸着体21a,21b,21cは、回路部品1
a,1b,1cの損傷防止及び公差の吸収のため
に弾性材(ゴム)で形成されている。しかし、こ
の上半分から成る係合部31が保持体22の凹部
29に嵌合されるので、回路基板26及び取り付
け板23の主面におけるx軸方向とy軸方向との
位置ずれは殆ど生じない。各吸着体21a,21
b,21cの係合部31の形状は同一であるが、
パイプ状突出部32a,32b,32cの長さ及
び形状は吸着する回路部品1a,1b,1cの形
状に応じて変化している。係合部31の端面から
各突出部32a,32b,32cの先端面33
a,33b,33cに至る各貫通孔34は保持体
22の貫通孔30を介して吸引パイプ24につな
がつている。第12図には1つの吸着体21aの
みが示されているが、他の吸着体21b,21c
もほぼ同様に構成されている。吸着体21aの端
面33aは円筒型回路部品1aを吸着するために
第13図に示すように断面円弧状面に形成されて
いる。吸着体21bの端面33bは大径の円筒型
回路部品1bを吸着するために大きな径の断面円
弧状面に形成されている。吸着体21cの端面3
3cは角型回路部品1cを吸着するために第14
図に示すように平坦面に形成されている。
次に、このマウント装置を使用して回路基板2
6に回路部品1a,1b,1cを装着する方法を
説明する。まず、支持台(図示せず)に位置決め
されている部品配置装置2の上に、移動可能に支
持されている部品供給装置3を導く。この時、第
1図に示すように搬送パイプ6a,6b,6cの
先端を凹部13a,13b,13cの中央よりも
右側に片寄らせる。吸引装置9を動作させ、貫通
孔14で吸引しつつパイプ6a,6b,6cに回
路部品1a,1b,1cを同時又は別々に投入す
ると、回路部品1a,1b,1cはパイプ6a,
6b,6cを介して凹部13a,13b,13c
に投入される。この時、貫通孔14に基づく回路
部品1a,1b,1cの左方向への吸引と凹部底
面15a,15b,15cの左下りの傾斜とに基
づいて例えば第1図で破線で示すように回路部品
1aは容易に転倒し、第2図に示すように左壁面
17a,17b,17cに回路部品1a,1b,
1cを当接させた状態が得られる。これにより、
xy平面におけるx方向に対する回路部品1a,
1b,1cの位置決めが達成される。円筒型回路
部品1a,1bを収容する凹部13a,13bの
底面15a,15bは半円状に形成されているの
で、円筒型回路部品1a,1bの中心軸が半円状
底面15a,15bの中心(最低点)に一致する
ように回路部品1a,1bは自動的に位置決めさ
れ、xy平面のy方向の位置が決定される。各凹
部13a,13b,13cの左壁面17a,17
b,17cは回路基板26における回路部品1
a,1b,1cの配置予定領域の左端位置に対応
するように部品配置装置2と回路基板26の位置
関係が予め決定されている。
回路基板26における回路部品配置予定位置に
対応するように予め配置されている吸着体21
a,21b,21cの先細先端を第2図に示すよ
うに凹部13a,13b,13cの中に挿入し、
端面33a,33b,33cを回路部品1a,1
b,1cに押し当てる。回路部品1a,1b,1
cの高さ位置、及び端面33a,33b,33c
の高さ位置が基準位置から多少ずれていても、吸
着体21a,21b,21cがゴムから成る弾性
変形可能な物体であるので、これ等のバラツキを
吸収して総ての回路部品1a,1b,1cに端面
33a,33b,33cを当接又は近接させるこ
とができる。収納ケース8a,8b,8cの貫通
孔14による吸引を停止し、吸着体21a,21
b,21cの貫通孔34による吸引を行うことに
より、吸着体21a,21b,21cによつて回
路部品1a,1b,1cを吸着保持することがで
きる。
部品配置装置2に相対的に部品吸着装置20を
第2図で垂直方向(上方向)に移動することによ
つて凹部13a,13b,13cから回路部品1
a,1b,1cを完全に取り出すことができる。
次に、回路基板26と部品吸着装置20とのい
ずれか一方又は両方を水平方向に移動して回路基
板26に設けられたxy平面の位置決め基準と取
り付け板23に設けられたxy平面の位置決め基
準とを合せることによつて両者のx及びy方向の
位置を揃える。しかる後、部品吸着装置20と回
路基板26との内の一方又は両方を垂直方向に移
動することによつて回路基板26の所望位置のク
リーム半田等の仮接着機能を有する接着面上に回
路部品1a,1b,1cを押し当てる。第2図に
おいて凹部13a,13b,13cの底面の高さ
がほぼ同一であるので、平坦な回路基板26上に
回路部品1a,1b,1cを実質的に同時に当接
させることができる。なお、回路部品1a,1
b,1cの下面高さ位置にバラツキがあつても吸
着体21a,21b,21cが弾性変形するの
で、バラツキを吸収することができる。
しかる後、部品吸着装置20を回路基板26か
ら相対的に離間させ、回路部品1a,1b,1c
を配線導体35に半田(図示せず)で結合させ
る。
本実施例の利点は次の通りである。
(1) 複数の回路部品1a,1b,1cの高さが異
なるにも拘らず、凹部13a,13b,13c
の底面15a,15b,15cの高さ位置を実
質的に一定にしたので、吸着体21a,21
b,21cによつて回路部品1a,1b,1c
を同時に吸着して回路基板26に同時にマウン
トすることができる。
(2) 凹部13a,13b,13cの深さを同一に
せずに、回路部品1a,1b,1cの高さに応
じて変えたので、凹部13a,13b,13c
の入口から回路部品1a,1b,1cまでの距
離の長すぎるものが生じない。従つて、吸着体
21a,21b,21cの先端を凹部13a,
13b,13cに容易に挿入することができ
る。
(3) 部品収納ケース8a,8b,8cの高さが
種々変化しても、搬送パイプ6a,6b,6c
の固定板4からの突出量も変化させたので、両
者間の隙間が必要以上に大きくなることを防止
できる。この結果、隙間からの回路部品1a,
1b,1cの飛び出しが防止される。
(4) 凹部13a,13b,13cの中央からずら
してパイプ6a,6b,6cの先端を配置した
ので、凹部13a,13b,13cに投入され
た回路部品1a,1b,1cを容易に倒すこと
ができる。
(5) 吸引貫通孔14が凹部13a,13b,13
cの中央よりも一方の側に片寄つて配置されて
いるので、回路部品1a,1b,1cを倒すこ
と、及び壁面17a,17b,17cに当接さ
せることを容易に達成し得る。
(6) 凹部13a,13b,13cの底面15a,
15b,15cを傾斜させたので、回路部品1
a,1b,1cを容易に所望方向に倒すことが
できる。
(7) 凹部13a,13bの底面15a,15bが
半円形状に形成され、凹部13cに傾斜面16
a,16bを有しているので、凹部13a,1
3b,13cの中心に回路部品1a,1b,1
cを位置決めすることができる。
(8) 配置板7に対して収納ケース8a,8b,8
cが着脱自在に装着されているので、同一の装
置を使用して種々の回路を構成することができ
る。
(9) 取り付け板23に多数の貫通孔27を設け、
保持体22を着脱自在に取り付けるようにした
ので、回路部品1a,1b,1cの種々の配置
に適合する種々の部品吸着装置20を保持体2
2の取り付け位置の単なる変更によつて得るこ
とができる。即ち、保持体22を種々の回路基
板及び回路部品に対して共用することができ
る。
(10) 取り付け板23の貫通孔27はマトリツクス
状に配置されているので、回路部品1a,1
b,1c等の種々の配置に容易に対応すること
ができる。
(11) 保持体22の凹部29に吸着体21a,21
b,21c等の係合部31を挿入するように形
成されているので、吸着体21a,21b,2
1cが弾性材であつてもこの位置ずれが大幅に
生じない。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
(1) 第17図に示すように収納ケース8aの底面
15aを平坦にしてもよい。この場合の回路部
品1aの凹部13aにおける位置決めは、例え
ば、吸着体21aで回路部品1aを半固定的に
保持してx方向及びy方向に移動し、直交する
2つの壁面に回路部品1aを当接させることに
よつて行うことができる。この位置決め方式は
特開昭59−152698号公報に開示されている。凹
部13b,13cの底面15b,15cも第1
7図と同様に平坦面とし得る。
(2) 角型回路部品1cを収納するためにケース8
cの凹部13cの底面15cに第18図に示す
ような傾斜面40を設けてもよい。このように
すれば角型回路部品1cが傾いた投入状態に安
定することを防ぐことができる。即ち、回路部
品1cの一辺が底部15cの中央に安定的に位
置する状態(傾斜投入状態)を防ぐことができ
る。
(3) 第19図に示すように、凹部13aの右壁面
に貫通孔41を設け、ここから圧縮気体(空
気)を矢印42に示すように送り込み、回路部
品1aを転倒させ且つ位置決めするようにして
もよい。この時貫通孔14は吸引してもよい
し、しなくてもよい。
(4) 第20図に示す如く収納ケース13aの貫通
孔14を左側壁に設けてもよい。
(5) 第21図に示す如く収納ケース13aの右側
壁に貫通孔42を第19図と同様に設け、貫通
孔14は省いてもよい。
(6) 凹部13aを第22図に示すように多数の板
43の組み合せで構成してもよい。
(7) 保持体22の係合部28にパイプ24を直接
に係合するようにしてもよい。
(8) 取り付け板23の貫通孔27及び保持体22
の係合部28を方向性を有するように形成し、
1つの保持体22に1つのパイプ状係合部28
を設けるようにしてもよい。
(9) 1つの保持体22の2つの係合部28の相互
間隔を取り付け板23の貫通孔27の相互間隔
に一致させたが、マトリツクスの各交点に対応
して2個ずつ貫通孔27を設けてもよい。
(10) 取り付け板23に多数のパイプ24を接続し
ないで、この上面に共通の真空(排気)室を設
けてもよい。この場合、保持体22が装着され
ない貫通孔27がある場合には、この貫通孔2
7を閉塞部材でふさぐ。
(11) 取り付け板23の下面に貫通孔27を含む突
出部を設け、この突出部に保持体22を覆せる
ように係合させてもよい。
[発明の効果] 上述から明らかなように、本発明によれば高さ
の異なる複数の回路部品を回路基板に同時にマウ
ントするために都合の良いチツプ状回路部品配置
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるマウント装
置における部品供給装置及び部品配置装置を示す
断面図、第2図は部品配置装置と吸着装置とを示
す断面図、第3図は吸着装置と回路基板とを示す
断面図、第4図は回路部品を装着した回路基板を
示す断面図、第5図、第6図及び第7図は第1図
の3つの部品収納ケースを示す平面図、第8図、
第9図及び第10図は第5図、第6図及び第7図
の−線、−線、−線に対応する断面
図、第11図は第2図の保持体の斜視図、第12
図は第2図の吸着体の斜視図、第13図は第12
図の−線の一部拡大断面図、第14図は
第2図の別の吸着体の拡大断面図、第15図は回
路基板における回路部品の配置を示す平面図、第
16図は第2図の取り付け板を示す斜視図、第1
7図は収納ケースの変形例を示す第8図に対応す
る部分の断面図、第18図は収納ケースの変形例
を示す第10図に対応する部分の断面図、第19
図は収納ケースの変形例を示す第2図に対応する
部分の断面図、第20図は収納ケースの変形例を
示す第2図に対応する部分の断面図、第21図は
収納ケースの変形例を示す第2図に対応する部分
の断面図、第22図は収納ケースの変形例を示す
第2図に対応する部分の断面図である。 1a,1b,1c……回路部品、2……部品配
置装置、3……部品搬送装置、7……配置板、8
a,8b,8c……部品収納ケース、9……吸引
装置、20……部品吸着装置、21a,21b,
21c……吸着体、22……保持体、23……取
り付け板、26……回路基盤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回路基板26にこの主面からの高さが異なる
    複数のチツプ状回路部品1a,1b,1cを装着
    するために、前記回路基板26とは別の場所に前
    記複数のチツプ状回路部品1a,1b,1cを予
    め配置するための装置であつて、 複数の貫通孔11を有する配置板7と、前記複
    数の貫通孔11に着脱自在に取り付けられた複数
    の部品収納ケース8a,8b,8cとから成り、 前記複数の部品収納ケース8a,8b,8cは
    前記チツプ状回路部品1a,1b,1cを1個の
    み収納するための凹部13a,13b,13cを
    それぞれ有し、 前記複数の部品収納ケース8a,8b,8cの
    前記凹部13a,13b,13cの底面15a,
    15b,15cの前記配置板7からの高さ位置は
    前記複数のチツプ状回路部品1a,1b,1cの
    高さの変化に拘らず実質的に同一に設定され、 前記複数の部品収納ケース8a,8b,8cの
    前記凹部13a,13b,13cの深さは前記複
    数のチツプ状回路部品1a,1b,1cの高さの
    変化に応じて異なつていることを特徴とするチツ
    プ状回路部品配置装置。
JP63075361A 1988-03-28 1988-03-28 チツプ状回路部品配置装置 Granted JPH01246900A (ja)

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