JPH0723997Y2 - ダイコレット - Google Patents

ダイコレット

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JPH0723997Y2
JPH0723997Y2 JP1988116570U JP11657088U JPH0723997Y2 JP H0723997 Y2 JPH0723997 Y2 JP H0723997Y2 JP 1988116570 U JP1988116570 U JP 1988116570U JP 11657088 U JP11657088 U JP 11657088U JP H0723997 Y2 JPH0723997 Y2 JP H0723997Y2
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JP
Japan
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electronic component
suction
die collet
opening
suction portion
Prior art date
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Application number
JP1988116570U
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JPH0238798U (ja
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安登 鬼塚
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Die Bonding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子部品実装装置の移送ヘッドに装備されるダ
イコレットに係り、吸着部の1辺を電子部品の稜線に当
接しない開口部としたものである。
(従来の技術) 電子部品実装装置に装備される電子部品吸着用ノズルと
して、シャンク部の下部に箱形の吸着部を形成したダイ
コレットが知られている。第8図はこの種従来のダイコ
レット100を示すものであって、101はシャンク部、102
は吸着部であり、吸着部102の下面には矩形の凹入部103
が凹設されており、この凹入部103の4辺はテーパ面104
1〜1044となっている。
第9図はこのダイコレット100に吸着された電子部品P
を基板105に実装している様子を示すものであって、電
子部品Pはその4辺の稜線(肩部)が凹入部103のテー
パ面1041〜1044に当接している。第8図において、想像
線106は、電子部品Pの稜線が当接する当接線を示して
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、例えばプリンターの読み取り用ヘッドとして
使用されるLEDヘッドのように、電子部品同士をできる
だけ近接もしくは当接させて基板に実装したい場合があ
る。しかしながら上記構造のダイコレット100にあって
は、吸着部102の4辺に縁部1021が存在するため、これ
が邪魔となって電子部品同士を互いに当接させて高密度
に実装することはできず、不要な間隔Tが生じる問題が
あった。
また吸着部102や電子部品Pに加工成形誤差が生じるこ
とは避けられないことであるが、かかる加工成形誤差の
ために、電子部品Pの4つの稜線は凹入部103の4つの
テーパ面1041〜1044に必ずしも当接しない。このため電
子部品の吸着位置に狂いを生じ、それだけ実装誤差を生
じやすいが、従来のダイコレットは、かかる誤差を解消
することは困難であった。
したがって本考案は、上記従来の問題を解消したダイコ
レット、すなわち電子部品同士を互いに当接もしくは近
接させて高密度実装することができ、また、吸着部によ
る電子部品の吸着位置に狂いを生じても、これを補正す
ることが可能なダイコレットを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、シャンク部の下部に、吸着部を形
成して成るダイコレットにおいて、吸着部の下面に凹設
される矩形の凹入部の4辺のうち、3辺の縁部にのみテ
ーパ面を形成し、1辺の縁部を除去して電子部品の稜線
に当接しない開口部とし、この開口部から電子部品の一
側部を部分的に突出させて真空吸着するようにしたもの
である。
(作用) 上記構成において、吸着部に電子部品を吸着し、この電
子部品を基板に着地させて上方から吸着部により押えた
状態で、基板を移動させることにより、開口部から突出
するこの電子部品の側面を、すでに実装された電子部品
の側面に当接させて高密度実装する。またその際、すで
に実装された電子部品を、吸着部に吸着された電子部品
に押し当てて、この電子部品をその稜線が開口部と反対
側のテーパ面に当るまで移動させることにより、この電
子部品を位置決めする。
(実施例) (実施例1) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図はダイコレットの斜視図であって、このダイコレ
ット1は、パイプ状のシャンク部2の下部に箱形の吸着
部3を形成して構成されている。4は電子部品実装装置
に装備される移送ヘッドのホルダー、5はダイコレット
1を着脱自在に固着するための止めネジである。第2図
は吸着部3の下面側を示すものであって、吸着部3の下
面には電子部品を吸着するための矩形の凹入部6が凹設
されている。凹入部6の4辺の縁部のうち、3つの縁部
7,8,9は残存しているが、1辺の縁部は除去されて開口
部10となっている。3つの縁部7〜9の内面は、テーパ
面11,12,13となっており、このテーパ面11〜13に電子部
品の稜線が当接して吸着される。想像線14は、その当接
線である。
第3図は上記ダイコレット1を装備した電子部品実装装
置により、電子部品を実装している様子を示すものであ
って、20は基板、21,22はこの基板20をXY方向に移動さ
せるXYテーブル、Pは電子部品である。この実施例の電
子部品Pは、プリンターの読み取り用ヘッドなどとして
使用されるLEDヘッドの構成部品となるものであり、そ
の上面には輝点部23が等ピッチで並設されている。図示
するように、吸着部3に電子部品Pを真空吸着した状態
で、電子部品Pの一側部(図では左端部)は吸着部3か
ら部分的にばり出して突出している。
第4図は、電子部品P1,P2,P3・・・を順に実装している
様子を示すものであって、図示するように、吸着部3に
吸着された電子部品P3の左端部は、開口部10から吸着部
3の外方にやや突出している。24は基板20に塗布された
ボンドである。電子部品P3を基板20に着地させた状態
で、この電子部品P3を吸着部3で基板20上に押えたま
ま、Xテーブルを駆動して基板20をX方向に移動させれ
ば、ボンド24は流動性を有するので、その前に実装され
た電子部品P2は電子部品P3側へ移動し、その側面aを電
子部品P3の側面bに当接もしくは近接させることができ
る。また、第4図の部分拡大図に示すように、電子部品
P3の稜線mがテーパ面12に当接していないときは、この
電子部品P3が電子部品P2によりX方向に押されることに
より、稜線mをテーパ面12に当接させて、この電子部品
P3を正しい位置に位置決めし、実装精度をあげることが
できる。
なお、電子部品P3の左端部は吸着部3から突出している
ので、その輝点部23を上方のカメラ30により観察するこ
とが可能であり、したがって第5図に示すように電子部
品P2の右端部の輝度部231と、電子部品P3の左端部の輝
点部232のY方向のズレΔyを検出し、このズレを解消
するように、電子部品P3を吸着部3で押えつけたまま、
基板20をY方向に移動させれば、このズレΔyを解消
し、輝点部23を横一線に配列させることができる。なお
かかる輝点部23のY方向のズレΔyは、電子部品の外形
誤差や移送ヘッドの停止位置の誤差などにより生じるも
のであり、輝点部にY方向のズレがあると、読取り誤差
などを生じやすいので、かかる誤差は極力解消されるべ
きものである。
第6図はこのようにして実装された基板20の平面を示す
ものであって、各電子部品P1,P2,P3・・・は互いに当接
して高密度に実装され、また各電子部品P1,P2,P3・・・
の各輝点部23は、等ピッチtでしかもY方向のズレなく
横一線に並列している。
(実施例2) 第7図に示すダイコレット25の吸着部26の開口部27に
は、縁部28が若干残されている点において、上記ダイコ
レット1と異っている。この縁部28は、開口部27を極力
塞いで、吸着力が低下するのを防止するものであり、こ
のものも上記第1実施例のダイコレット1と同様の作用
効果を有している。このように若干の縁部28を残存させ
てもよく、要は吸着部の一辺に、電子部品の稜線が当接
しない開口部を形成すればよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、シャンク部の下部に、吸
着部を形成して成るダイコレットにおいて、吸着部の下
面に凹設される矩形の凹入部の4辺のうち、3辺の縁部
にのみテーパ面を形成し、1辺の縁部を除去して電子部
品の稜線に当接しない開口部とし、この開口部から電子
部品の一側部を部分的に突出させて真空吸着するように
しているので、電子部品同士を互いに当接もしくは近接
させて基板に高密度実装することができる。また吸着部
による吸着位置に狂いがあっても、電子部品同士を押し
当てて吸着部に吸着された電子部品をその稜線がテーパ
面に当るまで移動させることにより、これを補正して電
子部品を正しく位置決めすることができ、また実装して
いる際中にカメラなどの認識手段により電子部品の位置
を検出することも可能であるので、電子部品をきわめて
高い位置精度で基板に実装することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図及び第
2図はダイコレットの斜視図、第3図は実装中の斜視
図、第4図は実装中の断面図、第5図は実装中の平面
図、第6図は基板の平面図、第7図は他の実施例のダイ
コレットの断面図、第8図,第9図は従来のダイコレッ
トの斜視図及び実装中の断面図である。 1,25……ダイコレット 2……シャンク部 3,26……吸着部 6……凹入部 10,28……開口部 11,12,13……テーパ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャンク部の下部に、吸着部を形成して成
    るダイコレットにおいて、吸着部の下面に凹設された矩
    形の凹入部の4辺のうち、3辺の縁部にのみテーパ面を
    形成し、1辺の縁部を除去して電子部品の稜線に当接し
    ない開口部とし、この開口部から電子部品の一側部を部
    分的に突出させて真空吸着することを特徴とするダイコ
    レット。
JP1988116570U 1988-09-05 1988-09-05 ダイコレット Expired - Lifetime JPH0723997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988116570U JPH0723997Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 ダイコレット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988116570U JPH0723997Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 ダイコレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238798U JPH0238798U (ja) 1990-03-15
JPH0723997Y2 true JPH0723997Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=31359222

Family Applications (1)

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JP1988116570U Expired - Lifetime JPH0723997Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 ダイコレット

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6164983U (ja) * 1984-09-29 1986-05-02
JPS62131440U (ja) * 1986-02-12 1987-08-19

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JPH0238798U (ja) 1990-03-15

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