JPH0246080Y2 - - Google Patents

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JPH0246080Y2
JPH0246080Y2 JP12859588U JP12859588U JPH0246080Y2 JP H0246080 Y2 JPH0246080 Y2 JP H0246080Y2 JP 12859588 U JP12859588 U JP 12859588U JP 12859588 U JP12859588 U JP 12859588U JP H0246080 Y2 JPH0246080 Y2 JP H0246080Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 側面からリードを突出させたチツプ部品を、該
リードをよける凹部を有した対称形状の爪で押す
ことにより、該リードの弾性に影響されない安定
した位置決めを、該部品の搬送される向きに応じ
た爪交換を要することなく実施できるようにす
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、リードを突出させたチツプ部品の位
置決め装置に関する。
〔従来の技術〕
ミニモールドトランジスタは角形の本体から3
本のリードを突出させたチツプ部品であるが、他
の角形チツプ部品(抵抗やコンデンサ)と同様に
チツプ実装機で基板上に実装される。
第4図はこのミニモールドトランジスタ10を
4方向から押さえる従来のチツプ位置決め装置の
平面図で、11は該トランジスタ(部品本体)1
0の対向する2面から突出した計3本のリードで
ある。21,21は本体10の平坦な2面を押す
爪、22A,22Bはリード11の突出した2面
を押す爪である。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図のチツプ位置決め装置はリードのない単
純な角形チツプ部品の位置決め用に設計されたも
のであるため、ミニモールドトランジスタ10の
位置決めを行う場合、爪22A,22Bはリード
11の先端を押すことになる。このため、位置決
めが完了してから全ての爪21,22を離すと、
弾性変形していたリード11が復帰するときに本
体10が位置ずれを起こし、正確な位置決めがで
きない欠点がある。
この点を改善するために、リード11をよけて
本体10を直接押すことのできる突起24を爪2
2A,22Bから突出させる例もある。
しかしながら、リード11が突出する本数が左
右で異なるため、突起24は爪22Aで2本、爪
22Bで1本となり、左右非対称となる。第4図
ではチツプ部品が右側にリード11を2本突出さ
せた向きで保持テープに保持されている例を示し
ているが、保持テープによつてはこれと逆向き
(左側に2本)に保持されている場合もあり、そ
のときは左右の爪22A,22Bの位置を入れ替
える必要が生ずる。
本考案は、このようなリード端子付きチツプ部
品の位置決めを正確に行えるようにするものであ
り、また部品の向きが左右逆でも爪交換の必要が
ないようにするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、側面からリード11を突出させたチ
ツプ部品を押圧して位置決めするチツプ位置決め
装置において、該リード11の突出した面を押す
爪22と該爪22と対向する爪22の両方に、前
記リード11をよけ得る数の凹部23を形成して
なることを特徴とするものである。
〔作用〕
リードをよける凹部を形成した爪を用いれば、
該爪の先端は本体の端面を直接押すことになるの
でリードの弾性変形はなく、単純な角形チツプ部
品と同様に正確な位置決めをすることができる。
また、凹部は対向した爪の両方にリードを得る
数だけ設けてあるので、部品の向きによらず常に
同じ爪で対応することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す平面図で、チ
ツプ部品本体10のリード11の突出した面を押
す爪22に、リード11をよける凹部23をそれ
ぞれ3個ずつ設けた点が第4図と異なる。
この凹部23があると、爪22はリード11に
接触することなく部品本体10の面を直接押すこ
とができるので、単純な角形チツプ部品と同様に
正確な位置決めをすることができる。
しかも、左右の爪22,22にはそれぞれ3個
ずつ凹部23を設けてあるので、部品本体10の
向きが左右逆に配置された部品本体10を供給す
る場合でも爪配置を変更せずに対応できる。尚、
爪21,22の駆動はエアシリンダ等のシリンダ
で行われ、その制御はマイクロコンピユータ等に
より行われる。
本考案のチツプ位置決め装置は第2図のチツプ
実装機の第4工程に配置される。この実装機は10
本の吸着パイプを備えて1から10の順に回転す
る。第1工程はチツプ吸着で、これはシートに載
つて順番に部品供給機により供給される部品本体
10を吸着パイプで取り上げる作業である。第2
工程は単純な移動、第3工程は抵抗やコンデンサ
等の角形チツプ部品の位置決めである。これは第
4図の装置で行う。第4工程は本考案の装置によ
る位置決め、第5工程は吸着パイプにチツプが傾
いて吸着されているか否かを調べるチツプ立ち有
無検出、第6工程は吸着しているチツプを基板搬
送機により送られる基板上に実装する工程であ
る。
次に第4工程で行われる位置決めについて説明
する。第3図は位置決めの様子を示す図で、a,
b,c,dの順に動作が進む。部品吸着機のノズ
ル31に吸着された部品本体1が第4工程の位置
に運ばれると、爪22が部品本体1の両側から部
品本体1方向に移動する(aの状態:この状態で
は部品本体1は位置決めされておらず、ノズル3
1は部品本体1の端部を吸着している)。さらに、
爪22の移動が行われると部品本体1が正しい位
置よりずれているためずれている側の爪22だけ
が部品本体1に接触し、部品本体1が爪22に押
されて移動する(bの状態)。そして、部品本体
1が正しい位置に移動されると、部品本体1は両
側の爪22に押される状態となり静止する(cの
状態:この状態が部品本体1の位置決め位置であ
り、ノズル31は部品本体1の中央を吸着してい
る)。その後、爪22が部品本体1から離れ位置
決め工程が終了する(dの状態)。
尚、本実施例では部品本体1の両側面にリード
11がある部品について説明したが、片方の側面
だけにリード11がある部品でも同様の効果があ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、角形の本体
からリードを突出させたチツプ部品を正確に位置
決めできる。しかも、リードの突出した面を押す
爪は左右対称な凹部を有するので、部品の向きに
よつて爪配置を変更する必要がなく、またこの種
の爪の製造が1種類で済む利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成図、第2図は本
考案を適用したチツプ実装機の説明図、第3図は
位置決めの様子を示す図、第4図は従来のチツプ
位置決め装置の構成図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側面からリード11を突出させたチツプ部品を
    押圧して位置決めするチツプ位置決め装置におい
    て、 該リード11の突出した面を押す爪22と該爪
    22と対向する爪22の両方に、前記リード11
    をよけ得る数の凹部23を形成してなることを特
    徴とするチツプ位置決め装置。
JP12859588U 1988-09-30 1988-09-30 Expired JPH0246080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12859588U JPH0246080Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12859588U JPH0246080Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252400U JPH0252400U (ja) 1990-04-16
JPH0246080Y2 true JPH0246080Y2 (ja) 1990-12-05

Family

ID=31382083

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12859588U Expired JPH0246080Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

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JP (1) JPH0246080Y2 (ja)

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JPH0252400U (ja) 1990-04-16

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