JP2655516B2 - ワーク加工装置及びワーク加工方法 - Google Patents

ワーク加工装置及びワーク加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを把持して切削
等の加工を行なうワーク加工装置及びワーク加工方法に
関し、特に、形状公差を有するワークを高精度に把持す
ることができるワーク加工装置及びワーク加工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から誘電体素子等のワークの加工で
は、図6(a),(b)に示すように、ワーク200の
一面を基準面Aとし、この基準面Aと平行にワーク20
0の下部をカットすることが行なわれてきた。このよう
な加工に用いられる従来のワーク加工装置について、図
7を参照しつつ説明する。
【0003】図7に示すように、従来のワーク加工装置
は、ロボットハンド部110とワーク載置台120及び
カッター等の工具(図9参照)によって構成されてい
た。
【0004】ロボットハンド部110には、水平な先端
面を有し、この先端面を基準面Aに当接させてワーク2
00の位置決めを行なう位置決め部111が設けてあ
り、また、この位置決め部111によって位置決めされ
たワーク200の周面を把持する把持爪112が設けて
あった。この把持爪112の先端は当接面112aとな
っており、ワーク200を面接触して把持する構成とな
っていた。
【0005】また、ワーク載置台120は、基台121
を二本のシャフト122,122及びスプリング123
によって弾性的に支持した構成としてあった。
【0006】次に、上述したワーク加工装置100を用
いた従来のワーク加工方法について説明する。図8
(a),(b),(c)及び図9(a),(b)は、従
来のワーク加工方法における一連の動作を示す説明図で
ある。
【0007】把持爪112が開いた状態のロボットハ
ンド部110を、ワーク載置台120の上方に移動させ
る(図8(a))。
【0008】ロボットハンド部110を下降させて、
位置決め部111をワーク200に押し当てる(図8
(b))。これによって、位置決め部111の先端がワ
ーク200の基準面Aに当接し、基準面Aが水平となる
ようにワーク200が位置決めされる。
【0009】把持爪112を閉じてワーク200を把
持させ、ロボットハンド部110を上昇させる(図8
(c))。
【0010】ロボットハンド部110をカッター13
0の上方に移動させる(図9(a))。
【0011】ロボットハンド部110を下降させて、
ワーク200の加工面(底面)をカッター130に接触
させ、カッティングを行なう(図9(b))。これによ
って、図6(a)に示すワーク200の加工面が、図6
(b)に示すように、基準面Aと平行にカットされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、加工前のワー
ク200は、常に、図6(a)のような理想的な寸法形
状で形成されるとは限らず、μm単位の形状公差が生じ
てしまうことがあった。すなわち、図6(c)のワーク
201のように周面の直角度に誤差が生じ、また、図6
(f)のワーク202のように基準面Aの平行度に誤差
の生じる場合があった。
【0013】ただし、このような形状公差を有するワー
ク201,202であっても、図6(d),(g)に示
すように、ワーク201,202の加工面を基準面Aと
平行にカットして形状公差を修正すれば、良品として取
り扱うことができた。
【0014】ところが、上述した従来のワーク加工装置
及びワーク加工方法では、ロボットハンド部110の把
持爪112が、面接触によってワークの周面を把持して
いたため、周面の直角度に誤差を有するワーク201
(図6(c)参照)を正確に把持することができず、ワ
ーク201の加工面を基準面Aと平行にカットすること
ができないという問題があった。
【0015】図10(a),(b),(c)は、従来の
ワーク加工装置及びワーク加工方法における、周面の直
角度に誤差を有するワークの把持動作を示すものであ
る。
【0016】図10(b)に示すように、ワーク載置台
120の上方に移動させたロボットハンド部110を下
降させると、位置決め部111がワーク201の基準面
Aに当接し、基準面Aが水平となるようにワーク201
が位置決めされた。
【0017】しかし、図10(c)に示すように、把持
爪112が面接触によってワーク201を把持すると、
周面の傾斜しているワーク201は、基準面Aが傾いた
状態となってしまった。このような把持状態でカッティ
ングを行なうと、図6(e)に示すように、ワーク20
1の加工面を基準面Aと平行にカットすることができ
ず、ワーク201が不良品になってしまった。
【0018】一方、従来のワーク加工装置及びワーク加
工方法では、位置決め部111によるワークの位置決め
時において、位置決め部111からの押圧力を受けたワ
ーク載置台120(基台121)が水平に上下動するの
みであったため、基準面Aの平行度に誤差を有するワー
ク202(図6(f)参照)を正確に把持することがで
きず、ワーク202の加工面を基準面Aと平行にカット
することができないという問題があった。
【0019】図11(a),(b),(c)は、従来の
ワーク加工装置及びワーク加工方法における、基準面A
の平行度に誤差を有するワークの一連の把持動作を示す
ものである。
【0020】図11(b)に示すように、ワーク載置台
120の上方に移動させたロボットハンド部110を下
降させると、位置決め部111が基準面Aの片側に当接
してワーク202を押下するが、ワーク載置台120は
水平な状態でしか下降することができなかったので、基
準面Aが水平となるようにワーク202を位置決めする
ことができなかった。
【0021】このため、ワーク202は、図11(c)
に示すように、把持爪112により基準面Aが傾いた状
態で把持されてしまい、このような把持状態でカッティ
ングを行なうと、図6(h)に示すように、ワーク20
1の加工面を基準面Aと平行にカットすることができ
ず、ワーク202が不良品になってしまった。
【0022】また、図11(b)において、位置決め部
111の押圧力によってワーク201が傾き、これによ
って、基準面Aが水平となるように位置決めされたとし
ても、直角度に誤差のないワーク202の周面が把持爪
112によって面接触で把持されれば、ワーク202の
姿勢が真直ぐな状態に戻されてしまい、結局、図11
(c)と同じ状態で把持されてしまう。
【0023】なお、特開平1−173700号では、タ
ーゲットマークの変位量及び傾きにもとづいて、ロボッ
トハンド部の基準位置を補正することにより、電子部品
を精度良くプリント基板に装着することができる自動実
装機が提案されているが、ロボットハンド部の基準位置
を補正したところで、上記問題点は何ら解決されるもの
ではない。
【0024】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たものであり、形状公差を有するワークを正確に位置決
めし把持することができ、ワークの形状公差を容易かつ
確実に修正することができるワーク加工装置及びワーク
加工方法の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のワーク加工装置は、ワークの基準面
に当接してこのワークの位置決めを行なう位置決め部、
及び、線接触又は点接触して前記ワークを把持する把持
爪を有するロボットハンド部と、先端を錐体状とすると
ともにスプリングによって弾性的に支持され上下動自在
な支持部、及び、この支持部の先端に係合する位置決め
孔が形成され前記支持部に上下動かつ揺動自在に支持さ
れた可動テーブルを有するコンプライアンス機構部とを
備えた構成としてあり、また、請求項2記載のワーク加
工装置は、前記ロボットハンド部に、前記ワークにエア
を吹き付けるエア噴射部を設けた構成としてある。
【0026】請求項3記載のワーク加工方法は、ワーク
を加工位置へ搬送する間において、コンプライアントな
動作によって前記ワークの姿勢を修正して、前記ワーク
の基準面を工具に対して平行とし、このときの姿勢を維
持しつつ前記ワークの加工を行なう方法としてあり、ま
た、請求項4記載のワーク加工方法は、加工後の前記ワ
ークにエアを噴射して、前記ワークに付着した切屑等を
除去する方法としてある。
【0027】
【作用】上記請求項1及び3記載のワーク加工装置及び
ワーク加工方法によれば、例えば、前記ワークを前記コ
ンプライアンス機構部に載置し、この前記ワークに前記
位置決め部を当接させると、前記可動テーブルが前記ス
プリングによって揺動し、前記ワークの基準面が前記位
置決め部の先端面に当接する。すなわち、前記可動テー
ブルのコンプライアントな動作によって前記ワークの姿
勢が修正され、前記基準面をカッター等の工具に対して
平行に位置決めすることができる。
【0028】ここで、前記ワークを前記把持爪によって
線接触又は点接触で把持することにより、このときの前
記ワークの姿勢を維持することができる。その後、前記
工具によって前記ワークの加工を行なえば、前記ワーク
の加工面を前記基準面と平行にすることができる。
【0029】上記請求項2及び4記載のワーク加工装置
及びワーク加工方法によれば、エア噴射部を設けたこと
により、加工後の前記ワークに付着した切屑,水滴等を
エアの噴射によって簡単に除去することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明のワーク加工装置及びワーク加
工方法の実施例について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第一実施例に係るワーク加工装置及びワ
ーク加工方法について説明する。図1は本発明の第一実
施例に係るワーク加工装置を示す部分断面図である。な
お、本実施例では、基準面Aの平行度に誤差を有するワ
ーク202(図6(f)参照)を加工する場合について
説明する。
【0031】同図において、10はロボットハンド部で
あり、位置決め部11及び把持爪12を有する。位置決
め部11は、ロボットハンド部10のほぼ中央から下方
に向かって垂下する棒状部材であり水平の先端面を有す
る。このような位置決め部11は、その先端面をワーク
202の基準面Aと当接させ、基準面Aが水平となるよ
うにワーク202を位置決めする。また、位置決め部1
1の先端中央には、ワーク202の突起202aと対応
する位置決め孔11aが形成してある。
【0032】一方、把持爪12の先端は、ワーク202
の周面を線接触によって把持する鋭利な形状の接触部1
2aとしてある。なお、把持爪12の数は、通常三つ乃
至四つとすることが好ましいが、把持爪の形状あるいは
ワークの形状等によっては、これ以外とすることもでき
る。
【0033】20はコンプライアンス機構部であり、ケ
ース21内に収納空間を形成し、支持部22及び可動テ
ーブル23を収納した構成としてある。支持部22は、
その先端を円錐状とするとともに、その下部とケース2
1の間にスプリング24を介在させることにより、弾性
的に上下動できるようにしてある。
【0034】また、可動テーブル23の裏面中央には、
支持部22の先端と係合する位置決め孔23aが形成し
てあり、可動テーブル23は、この位置決め孔23aを
介して、支持部22に上下動かつ揺動自在に支持されて
いる。なお、可動テーブル23を一つの支持部22によ
って一点で支持する構成としたが、可動テーブル23の
周辺部を複数の支持部22によって揺動自在に支持する
構成としてもよい。
【0035】次に、上記構成からなるワーク加工装置を
用いたワーク加工方法の実施例について説明する。図
2、図3及び図4は、本発明の第一実施例に係るワーク
加工方法における一連の動作を示す説明図である。ここ
で、図2(a),(b),(c)はワークを把持する工
程、図3(a),(b),(c)はワークを位置決めす
る工程、図4(a),(b),(c)は位置決めされた
ワークを加工する工程を示す。
【0036】まず、図2(a)〜(c)に示すよう
に、ワーク載置台120に載置されたワーク202をロ
ボットハンド部10に把持させる。このような動作は従
来のワーク加工方法(図10(a)〜(c)参照)と同
じであり、したがって、ワーク202は、基準面Aが傾
き、かつ、位置決め部111が基準面Aの片側に当接し
た状態で把持される。
【0037】次いで、図3(a)に示すように、ロボ
ットハンド部10をコンプライアンス機構部20の上方
に移動させ、把持したワーク202を可動テーブル23
の中央に位置決めする。
【0038】その後、図3(b)に示すように、ロボ
ットハンド部10をコンプライアンス機構部20に向か
って下降させ、ワーク202を可動テーブル23に押し
当てる。
【0039】そして、図3(c)に示すように、把持
爪12を開いてワーク202を自由状態にすると、ロボ
ットハンド部10の押圧力はワーク202の基準面Aと
当接する片側に集中してかかることになるので、可動テ
ーブル23が揺動する。これにより、ワーク202の基
準面Aは全体的に位置決め部11の先端面に押し当てら
れることになり、ワーク202の姿勢が修正される。こ
のような可動テーブル23のコンプライアントな動作に
よって、基準面Aの平行度の誤差が吸収され、基準面A
がカッター30と平行となった状態でワーク202が位
置決めされる。
【0040】次いで、図4(a)に示すように、把持
爪12を閉じてワーク202の周面を把持させ、ロボッ
トハンド部10を上昇させる。ここで、把持爪12がワ
ーク202を線接触で把持する構成としてあるので、ワ
ーク202の基準面Aの水平状態は把持後も維持され
る。
【0041】その後、図4(b)に示すように、ロボ
ットハンド部10をカッター30の上方に移動させる。
そして、図4(c)に示すように、ロボットハンド部1
0をカッター30に向かって下降させ、ワーク202の
下部をカッティングする。すると、ワーク202の加工
面は、図6(g)に示すように、基準面Aと平行にカッ
トされる。
【0042】このような本実施例のワーク加工装置及び
ワーク加工方法によれば、基準面Aの平行度に誤差を有
するワーク202の姿勢を修正し、基準面Aをカッター
30に対して平行に位置決めし把持することができる
で、ワーク202の加工面を基準面Aと平行に加工する
ことができ、ワーク202の形状公差を容易かつ確実に
修正することができる。
【0043】次に、本発明の第二実施例に係るワーク加
工装置及びワーク加工方法について説明する。図5
(a),(b),(c)は、本発明の第二実施例に係る
ワーク加工装置及びワーク加工方法を示す説明図であ
る。
【0044】本実施例のワーク加工装置は、図5(a)
に示すように、ロボットハンド部20に、ワーク202
にエアを吹き付けるエア噴射部40を設けた構成として
ある。このエア噴射部40は、エアの供給を行なうポン
プ41と、このポンプ41に接続された電磁弁42と、
この電磁弁42に接続されるとともにロボットハンド部
20内部に配設されたパイプ43と、このパイプ43に
連通するとともに位置決め部11を貫通する噴射孔44
とからなっている。
【0045】次に、上記構成からなるワーク加工装置を
用いたワーク加工方法の実施例について説明する。 まず、上記第一実施例と同様に、図2(a)〜(c)
及び図3(a)〜(c)の工程を経て、ロボットハンド
部20にワーク202を正確に把持させる。
【0046】次いで、ロボットハンド部20をカッタ
ー30の上方に移動させ、図5(a)に示すように、カ
ッター30に水を散布しながらワーク202のカッティ
ングを行なう。このカッティングによって、ワーク20
2に切屑,水滴等が付着する。
【0047】ワーク202のカッティングが終了した
後、図5(b)に示すように、ロボットハンド部20を
上昇させ、ワーク載置台120の上方に移動させる。
【0048】その後、図5(c)に示すように、ワー
ク202をワーク載置台120上に載置し、ポンプ41
を作動させるとともに電磁弁42を開く。すると、噴射
孔44からワーク202に向かってエアが噴射され、ワ
ーク202に付着した切屑,水滴等が除去される。
【0049】このような本実施例のワーク加工装置及び
ワーク加工方法によれば、加工工程においてワークに付
着した切屑,水滴等を簡単に除去することができ、ま
た、ワークの把持→加工→切屑等の除去を一連の動作で
行なうことができる。
【0050】なお、本発明のワーク加工装置及びワーク
加工方法は、上記第一及び第二実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記第一及び第二実施例に係るワー
ク加工装置では、把持爪12がワーク202を線接触で
把持する構成としたが、これに限らず、点接触でワーク
202を把持する構成としてもよい。
【0051】また、上記第一及び第二実施例に係るワー
ク加工方法では、基準面Aの平行度に誤差を有するワー
ク202を加工する場合について説明したが、これに限
らず、周面の直角度に誤差を有するワーク201(図6
(c)参照)、あるいは、底面(加工面)の平行度に誤
差を有するワーク等、種々の形状公差を有するワークを
加工する場合でも上記各実施例と同様の効果を奏する。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明のワーク加工装置
及びワーク加工方法によれば、形状公差を有するワーク
を正確に位置決めし把持することができ、ワークの形状
公差を容易かつ確実に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るワーク加工装置を示
す部分断面図である。
【図2】同図(a),(b),(c)は第一実施例に係
るワーク加工方法におけるワークを把持する工程の一連
の動作を示す説明図である。
【図3】同図(a),(b),(c)は第一実施例に係
るワーク加工方法におけるワークを位置決めする工程の
一連の動作を示す説明図である。
【図4】同図(a),(b),(c)は第一実施例に係
るワーク加工方法における位置決めされたワークを加工
する工程の一連の動作を示す説明図である。
【図5】本発明の第二実施例に係るワーク加工装置及び
ワーク加工方法を示す説明図である。
【図6】同図(a),(c),(f)は加工前のワーク
を示す正面図であり、同図(a)は正常なワーク,同図
(c)は側面の直角度に誤差を有するワーク,同図
(f)は基準面の平行度に誤差を有するワークを示すも
のである。また、同図(b),(d),(g)はそれぞ
れ良品に加工された同図(a),(c),(f)のワー
クを示す正面図である。さらに、同図(e)は加工によ
って不良品となった同図(c)のワークを示す正面図、
同図(h)は加工によって不良品となった同図(f)の
ワークを示す正面図である。
【図7】従来のワーク加工装置を示す部分断面図であ
る。
【図8】同図(a),(b),(c)は、従来のワーク
加工方法におけるワークを把持する工程の一連の動作を
示す説明図である。
【図9】同図(a),(b)は、従来のワーク加工方法
におけるワークを加工する工程の一連の動作を示す説明
図である。
【図10】同図(a),(b),(c)は、従来のワー
ク加工装置及びワーク加工方法における、側面の直角度
に誤差を有するワークの一連の把持動作を示すものであ
る。
【図11】同図(a),(b),(c)は、従来のワー
ク加工装置及びワーク加工方法における、基準面Aの平
行度に誤差を有するワークの一連の把持動作を示すもの
である。
【符号の説明】
10 ロボットハンド部 11 位置決め部 12 把持爪 20 コンプライアンス機構部 21 ケース 22 支持部 23 可動テーブル 23a 位置決め孔 24 スプリング 30 カッター 200,201,202 ワーク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの基準面に当接してこのワークの
    位置決めを行なう位置決め部、及び、線接触又は点接触
    して前記ワークを把持する把持爪を有するロボットハン
    ド部と、 先端を錐体状とするとともにスプリングによって弾性的
    に支持され上下動自在な支持部、及び、この支持部の先
    端に係合する位置決め孔が形成され前記支持部に上下動
    かつ揺動自在に支持された可動テーブルを有するコンプ
    ライアンス機構部とを備えたことを特徴とするワーク加
    工装置。
  2. 【請求項2】 前記ロボットハンド部に、前記ワークに
    エアを吹き付けるエア噴射部を設けた請求項1記載のワ
    ーク加工装置。
  3. 【請求項3】 ワークを加工位置へ搬送する間におい
    て、コンプライアントな動作によって前記ワークの姿勢
    を修正して、前記ワークの基準面を工具に対して平行と
    し、このときの姿勢を維持しつつ前記ワークの加工を行
    なうことを特徴とするワーク加工方法。
  4. 【請求項4】 加工後の前記ワークにエアを噴射して、
    前記ワークに付着した切屑等を除去することとした請求
    項3記載のワーク加工方法。
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