JP2009012138A - ワーク把持ロボット及びワークの把持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワーク把持ロボットによりワークを把持する際におけるワークの位置決め精度を向上させる。
【解決手段】ロボットハンド1は、ロボットハンド1とワーク50の間の位置決めを行う位置決め部材としての可動ノックピン15と、互いに対向して配置され、ワーク50の把持を行う2つの可動クランプ部材12R及びLを有する。さらに、可動ノックピン15によりワーク50の位置決めがなされた状態で可動クランプ部材12R及びLをワーク50に接近させる際に、可動クランプ部材12R及びLが互いに独立に移動可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワークを把持して搬送するワーク把持ロボットに関し、特に、ワーク把持ロボットとこれに把持されるワークとの位置決めに関する。
本明細書におけるワーク把持ロボットとは、ワークを把持するロボットハンドを有し、ワークを把持して移動させることが可能なロボットである。このようなワーク把持ロボットは、主に産業用ロボットとして使用されている。
例えば、自動車用エンジンの製造ラインにおいてシリンダブロック等のワークを切削加工する際には、ワーク搬送用のコンベヤ等により搬入されて仮置き台等に置かれたワークをワーク把持ロボットが把持し、加工設備の治具にワークを装着する。また、切削加工の終了後には、ワーク把持ロボットが加工設備の治具からワークを取り外し、予め定められた搬出経路上にワークを移動する。
ワークを加工設備の治具に取り付ける際には、高い位置決め精度が要求される。通常、加工設備の治具は、ワークを位置決めするための位置決め機構を有している。例えば、加工設備の治具にノックピンが設けられており、当該ノックピンをワーク側に設けられたノック穴に挿入することでワークの位置決めが行われる。なお、加工設備の治具に対してワークを高精度に位置決めするためには、ワーク把持ロボットによりワークを把持する際にも、ワーク把持ロボットとワークとの間の高精度な位置決めが要求される。
特許文献1には、シリンダブロックのシリンダ孔に棒状部材を嵌挿し、ワークを吊り下げて搬送するワーク吊り下げ装置が開示されている。しかしながら、特許文献1に記載のワーク吊り下げ装置は、ワークを把持するロボットハンドを有するものではなく、ロボットハンドによりワークを把持する際におけるロボットハンドとワークの位置合わせに関する技術は何ら開示していない。また、吊り下げ装置とワークとの位置決め方法についても具体的な開示はなされていない。
また、特許文献2には、誘電体素子等の容積及び質量の小さい小型ワークを把持するロボットハンドが開示されている。特許文献2に記載のロボットハンドは、ワークの突起に対応する位置決め孔が形成されている位置決め部と、ワークの周囲を把持する複数の把持爪を有しており、ワークを把持する際は、位置決め部をワークに押し付けることでワークの位置決めを行い、ワークの周囲を把持爪により把持する。
特開2004−18232号公報 特開平8−323672号公報
上述したように、加工設備の治具に対してワークを高精度に位置決めするためには、ワーク把持ロボットによってワークを把持する際にも、ワーク把持ロボットとワークの間の位置決めを高精度に行うことが要求される。
本願の発明者は、ワーク把持ロボットのロボットハンドにノックピンを設け、ワークにノック穴を設けることでワークとロボットハンドとの位置合わせを行い、ワークの位置決めの高精度化を図ることを検討した。しかしながら、本願の発明者は、単にノックピンを用いてロボットハンドとワークの位置決めを行っただけでは、ワークを把持する際の位置決め精度を充分に向上できないことを見出した。
上述の事情を考慮し、本発明は、ワーク把持ロボットによりワークを把持する際におけるワークの位置決め精度を向上させることを目的とする。
本発明の第1の態様は、ワークの把持を行うロボットハンドを有するワーク把持ロボットである。当該ワーク把持ロボットが有する前記ロボットハンドは、前記ワークの位置決めを行う位置決め部材と、互いに対向して配置されており、前記ワークの把持を行う少なくとも2つの可動クランプ部材とを有する。さらに、前記位置決め部材により前記ワークの位置決めがなされた状態で前記少なくとも2つの可動クランプ部材を前記ワークに接近させる際に、前記少なくとも2つの可動クランプ部材が互いに独立に移動可能である。
このように構成されたワーク把持ロボットは、例えばノックピン等の位置決め部材によってワークの位置決めを行った後、可動クランプ部材によってワークの外縁部分を把持する際に、複数の可動クランプ部材の各々を独立に移動させ、これらをワークに当接させることができる。これにより、位置決め部材によって決定されたワーク位置に対するワークの外縁部分の相対位置にばらつき(位置誤差)が存在する場合であっても、当該ばらつきを補償、吸収してワークを把持することができる。つまり、位置決め部材により決定されたロボットハンドとワークの位置関係を維持したままワークの把持を行うことができる。したがって、本発明の第1の態様のワーク把持ロボットは、ワークを把持する際のワークの位置決め精度を向上させることができる。
前記第1の態様にかかるワーク把持ロボットにおいて、前記位置決め部材は、前記ワークに形成された位置決め穴に嵌合される位置決めピンを有してもよい。また、前記位置決めピンは、前記ワークの加工設備に前記ワークを位置決めするための加工ノック穴を前記ワークに形成する際の基準として予め鋳造時に前記ワークに形成されている粗材ノック穴に嵌合するようにしてもよい。これにより、ワークに新たなノック穴を加工する必要がなく、ワークの製造・加工工程を簡略化できる。また、シリンダブロックのシリンダ孔など、位置決め以外の他の用途や機能のためにワークに設けられた穴(以下、機能穴と呼ぶ)をワークの位置決めに使用する必要がなく、機能穴の傷つきを防止することができる。
前記第1の態様にかかるワーク把持ロボットにおいて、前記可動クランプ部材の先端に、前記ワークの外縁に設けられたリブの形状に応じて形成され、前記ワークを把持する際に前記リブと係合する爪部を設けてもよい。このような構成により、より小さい力でワークを把持することができ、ロボットハンドの小型化に寄与することができる。
本発明の第2の態様は、ロボットハンドによるワークの把持方法である。具体的には、前記ロボットハンドが有する位置決め部材を前記ワークに当接させて前記ワークに対する前記ロボットハンドの位置決めを行い、前記位置決め部材による前記ワークの位置決めを維持したまま、前記ロボットハンドが有する少なくとも2つの可動クランプ部材の各々を独立に移動させることで、前記少なくとも2つの可動クランプ部材を前記ワークに当接させ、前記少なくとも2つの可動クランプ部材により前記ワークを把持する。
このような方法により、位置決め部材によって決定されるワーク位置に対するワークの外縁部分の相対位置にばらつき(位置誤差)が存在する場合であっても、当該ばらつきを補償、吸収してワークを把持することができる。つまり、位置決め部材により決定されたワーク位置を維持したままでワークを把持することができ、ワーク把持ロボットがワークを把持する際のワークの位置決め精度を向上させることができる。
本発明により、ワーク把持ロボットによりワークを把持する際におけるワークの位置決め精度を向上させることができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1.
本実施の形態は、V型エンジンのシリンダブロックを把持して移動させるワーク把持ロボットである。本実施の形態にかかるワーク把持ロボットのロボットアーム(不図示)の先端に取り付けられて、ワークの把持を行うロボットハンド1の構成を図1(a)及び(b)に示す。ロボットハンド1は、互いに対向して配置された2つの可動クランプ部材12R及びLを有している。
図1(a)は、可動クランプ部材12R及びLが開放位置にある非クランプ状態を示すロボットハンド1の正面図である。一方、図1(b)は、可動クランプ部材12R及びLが閉じられた位置にあるクランプ状態を示すロボットハンド1の正面図である。図1(a)に示す非クランプ状態において、可動クランプ部材12Rが矢印ARにより示される方向に移動し、可動クランプ部材12Lが矢印ALにより示される方向に移動することにより、言い換えると、可動クランプ部材12R及びLが共にロボットハンド1の掌内側方向に移動することにより、図1(b)のクランプ状態となる。
なお、本実施の形態では、説明簡略化のために、ロボットハンド1が、1対の可動クランプ部材12R及びLのみを有する構成について説明する。しかしながら、ロボットハンド1は、複数対の可動クランプ部材12R及びLが、図1(a)及び(b)の紙面奥行方向に沿って配置された構成であってもよい。
可動クランプ部材12Rは、ガイドレール10、スライダ11R、ピストンロッド14R及びエアシリンダ13Rによって駆動され、ガイドレール10に沿って直線運動を行う。具体的に述べると、可動クランプ部材12Rはスライダ11Rに固定されており、スライダ11Rはエアシリンダ13Rのピストンロッド14Rに連結されている。ピストンロッド14Rの伸縮によってスライダ11Rがガイドレール10に沿って案内され、これに応じて可動クランプ部材12Rが図1(a)の左右方向に直線運動を行う。
可動クランプ部材12Lは、上述した可動クランプ部材12Rと同様に、スライダ11Lがガイドレール10に沿って案内されることで、図1(a)の左右方向に直線運動を行う。なお、スライダ11Lを駆動するエアシリンダ13Lのピストンロッド14Lは、ロボットハンド1の背面側に配置されているため、図1(a)には示されていない。
上述したように、本実施の形態では、可動クランプ部材12R及びLは、別個に設けられエアシリンダ13R及びLによってそれぞれ駆動される。このため、可動クランプ部材12R及びLは、互いに独立に直線運動を行うことができる。
ワーク50と接する可動クランプ部材12Rの先端部分には、爪120R及び121Rが設けられている。同様に、ワーク50と接する可動クランプ部材12Lの先端部分には、爪120L及び121Lが設けられている。
可動ノックピン15は、後述するワーク50を把持する際にワーク50とロボットハンド1の位置合わせに使用される。具体的には、ワーク50に形成された粗材ノック穴52に可動ノックピン15を嵌合させることで、ワーク50とロボットハンド1の位置決めが行われる。
次に、図2及び3を用いて、ロボットハンド1によるワーク50の把持動作について詳しく説明する。図2は、ワーク50との位置決めを行った状態を示すロボットハンド1の正面図である。図2に点線で示すワーク50は、ダイキャスティング等の金型鋳造方法によって製造されたV型エンジンのシリンダブロックである。ワーク50には、シリンダ孔54がV字型に形成されている。
仮置き台60上に配置されたワーク50は、本実施の形態にかかるワーク把持ロボットによって把持されて加工設備の治具に装着され、切削加工を施される。仮置き台60とワーク50との位置決めは、仮置き台60に設けられた可動ノックピン61をワーク50の下面に形成された加工ノック穴51に挿入することにより行われている。なお、加工ノック穴51は、切削加工のために加工設備内の治具にワーク50を位置決めする際の基準である。このため、切削加工の対象となるシリンダ孔54と加工ノック穴51との相対位置誤差は、所定の基準値以下に抑えられている。
粗材ノック穴52は、ワーク50に加工ノック穴51を形成する際の基準とするために予め鋳造時にワーク50に形成される基準穴である。具体的に述べると、加工ノック穴51は、粗材ノック穴52を基準として、又は、粗材ノック穴52を基準として形成された基準座を基準として形成される。つまり、加工ノック穴51は粗材ノック穴52を基準として作られるため、粗材ノック穴52と加工ノック穴51の相対位置誤差、及び、粗材ノック穴52とシリンダ孔54の相対位置誤差は、ともに小さく抑えられている。本実施の形態では、粗材ノック穴52は、V字型に対向して配置されたシリンダ列の間のワーク50の上面に形成されている。
リブ53R及びLは、ワーク50の左右の表面に形成された凸部である。
図2に示すように、ロボットハンド1とワーク50との位置決めは、ロボットハンド1に取り付けられた可動ノックピン15を粗材ノック穴52に挿入することにより行われる。粗材ノック穴52は加工ノック穴51を形成する際の基準であるから、粗材ノック穴52と加工ノック穴51の間の相対位置誤差は所定の基準値以下となるよう管理されている。したがって、粗材ノック穴52をロボットハンド1とワーク50の位置決めの基準として使用することにより、ロボットハンド1がワーク50を加工設備内の治具に位置合わせする際の位置誤差の発生を抑制できる。
さらに、粗材ノック穴52を用いてロボットハンド1とワーク50の位置決めを行うことにより、ワーク50に新たなノック穴を加工する必要がなく、ワーク50の製造・加工工程を簡略化できる。また、シリンダ孔54などの位置決め以外の他の用途や機能のためにワーク50に設けられた機能穴をロボットハンド1とワーク50の位置決めに使用する必要がないため、機能穴の傷つきを防止することができる。
続いて、粗材ノック穴52を用いた位置決めの終了後に、ロボットハンド1によりワーク50を把持する際の可動クランプ部材12R及びLの動作について説明する。ロボットハンド1とワーク50との位置決めを行った後、エアシリンダ13R及び13L(不図示)より供給される駆動力よって、左右の可動クランプ部材12R及びLをワーク50に接近させるように移動させる。これにより、図3に示すように、可動クランプ部材12R及びLがリブ53R及びLを含むワーク50の外縁部分に当接し、可動クランプ部材12R及びLによりワーク50が把持される。
なお、ワーク50の鋳造時に使用される金型の寸法公差などに起因して、リブ53R及びLを含むワーク50の外縁部分と粗材ノック穴52との相対位置誤差が存在する。ワーク50の外縁部分と粗材ノック穴52との相対位置誤差が大きいと、可動クランプ12R及びLの各々がワークに及ぼす把持力が一様でなくなくなるため、可動ノックピン15及び粗材ノック穴52による位置決め精度の低下や、可動ノックピン15及び粗材ノック穴52の破損及び耐久性の低下を招くおそれがある。
そこで、本実施の形態にかかるロボットハンド1は、可動クランプ部材12R及びLをワーク50の外延部分に近づける際に、互いに独立に移動させることとした。つまり、可動クランプ部材12R及びLを常に左右対称的に移動させるのではなく、言い換えると、同じ変位量だけワーク50に近づけるような互いに依存した動作を行わせるのではなく、可動クランプ部材12Rをリブ53Rの周囲に当接させる動作と、可動クランプ部材12Lをリブ53Lの周囲に当接させる動作を独立に実行させる。
より具体的に述べると、可動クランプ部材12R及びLをそれぞれ別個のアクチュエータ(エアシリンダ13R及びL)により駆動し、各々の可動クランプ部材12R及びLの把持力が予め定められた範囲内となるように力制御を行って、可動クランプ部材12R及びLをワーク50に当接させる。なお、可動クランプ部材12R及びLの把持力の検出は、例えば、力センサ(不図示)により行えばよい。
上述したように、ロボットハンド1においては、可動クランプ部材12R及びLをワーク50に近づける際に、可動クランプ部材12R及びLを互いに独立に移動させることとした。これにより、ワーク50の外縁形状にばらつきがあっても、可動ノックピン15により決定されたワーク位置を維持することができる。言い換えると、リブ53R及びLを含むワーク50の外縁部分と粗材ノック穴52との相対位置誤差が存在する場合であっても、当該相対位置誤差を補償することができる。
したがって、ロボットハンド1は、可動ノックピン15及び粗材ノック穴52による位置決め精度の低下を防止することができる。また、ロボットハンド1は、可動ノックピン15及び粗材ノック穴52により決定されたロボットハンド1とワーク50の位置関係を維持したまま、可動クランプ部材12R及びLによりワーク50を把持できる。また、可動ノックピン15及び粗材ノック穴52の破損及び耐久性の低下を抑制できる。
さらに、本実施の形態にかかるロボットハンドは、可動クランプ部材12R及びLの先端に爪120R、121R、120L及び121Lを設けており、ワーク50を把持する際に、爪120R及び121Rをリブ53Rに係合させ、爪120L及び121Lをリブ53Lに係合させることとした。これにより、ワーク50を持ち上げて移動させる際のワーク50のズレや落下を抑制できる。また、ワーク50を把持するのに必要な把持力を小さくできるため、ロボットハンド1を含むワーク把持ロボットの小型化に寄与することができる。
なお、上述した実施の形態では、ワーク50がV型エンジンのシリンダブロックであるとして説明したが、これは一例に過ぎない。さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態にかかるロボットハンドの正面図である。 本発明の実施の形態にかかるロボットハンドがワークに位置決めされた状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態にかかるロボットハンドがワークを把持した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 ロボットハンド
10 ガイドレール
11R、11L スライダ
12R、12L 可動クランプ部材
13R エアシリンダ
14R ピストンロッド
15 可動ノックピン
120R、121R、120L、121L 爪
50 ワーク
51 加工ノック穴
52 粗材ノック穴
53R、53L リブ
54 シリンダ孔
60 仮置き台
61 可動ノックピン

Claims (6)

  1. ワークの把持を行うロボットハンドを有するワーク把持ロボットであって、
    前記ロボットハンドは、
    前記ロボットハンドと前記ワークの間の位置決めを行う位置決め部材と、
    互いに対向して配置され、前記ワークの把持を行う少なくとも2つの可動クランプ部材とを備え、
    前記位置決め部材により前記ワークの位置決めがなされた状態で前記少なくとも2つの可動クランプ部材を前記ワークに接近させる際に、前記少なくとも2つの可動クランプ部材が互いに独立に移動可能である、ワーク把持ロボット。
  2. 前記位置決め部材は、前記ワークに形成された位置決め穴に嵌合される位置決めピンを有する、請求項1に記載のワーク把持ロボット。
  3. 前記位置決めピンは、前記ワークの加工設備に前記ワークを位置決めするための加工ノック穴を前記ワークに形成する際の基準として予め鋳造時に前記ワークに形成されている粗材ノック穴に嵌合される、請求項2に記載のワーク把持ロボット。
  4. 前記可動クランプ部材の先端に、前記ワークの外縁に設けられたリブの形状に応じて形成され、前記ワークを把持する際に前記リブと係合する爪が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワーク把持ロボット。
  5. ロボットハンドによるワークの把持方法であって、
    前記ロボットハンドが有する位置決め部材を前記ワークに当接させて前記ワークに対する前記ロボットハンドの位置決めを行い、
    前記位置決め部材による前記ワークの位置決めを維持したまま、前記ロボットハンドが有する少なくとも2つの可動クランプ部材の各々を独立に移動させることで、前記少なくとも2つの可動クランプ部材を前記ワークに当接させ、
    前記少なくとも2つの可動クランプ部材により前記ワークを把持する、ワーク把持方法。
  6. 前記位置決め部材は、前記ワークに形成された位置決め穴に嵌合される位置決めピンを有し、
    前記ロボットハンドの位置決めは、前記ワークの加工設備に前記ワークを位置決めするための加工ノック穴を前記ワークに形成する際の基準として予め鋳造時に前記ワークに形成されている粗材ノック穴に前記位置決めピンを嵌合させることにより行う、請求項5に記載のワーク把持方法。
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