JP2687090B2 - ワークの位置決め固定装置 - Google Patents

ワークの位置決め固定装置

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JP2687090B2
JP2687090B2 JP1123394A JP1123394A JP2687090B2 JP 2687090 B2 JP2687090 B2 JP 2687090B2 JP 1123394 A JP1123394 A JP 1123394A JP 1123394 A JP1123394 A JP 1123394A JP 2687090 B2 JP2687090 B2 JP 2687090B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワークの位置決め固定
装置に係り、ワークの孔明け加工を行うとき、該ワーク
を位置決め固定するワークの位置決め固定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10,図11に示すような形状
をしたワーク1がある。このワーク1は互いに対向した
フランジ2a,2bと、該フランジ2a,2bの下端を
連結するジョイントブロック3とから構成され、ワーク
1はコ字状に形成されている。又、ジョイントブロック
3の下面には円柱ブロック4が形成されている。
【0003】図12(a)〜図12(c)に示すよう
に、ワーク1のフランジ2a,2bにはカップ孔5が形
成される。このカップ孔5の加工工程は、先ず、図12
(a)に示すように、図示しないドリル等の加工装置に
より仕上げ寸法より若干小さいカップ孔5をフランジ2
a,2bに形成する。次に、図12(b)に示すよう
に、互いに対向するフランジ2a,2bの内周面におけ
るカップ孔5の周縁に面取り部6を形成する。更に、図
12(c)に示すように、カップ孔5の内径が仕上げ寸
法となるように該カップ孔5の内周面を仕上げ加工す
る。
【0004】又、カップ孔5の加工は、円柱ブロック4
の外周面4a、ジョイントブロック3の下面3a及び一
方のフランジ2aの内側側面7の3つの加工基準面を位
置決めしてから行う。
【0005】この3つの加工基準面を位置決めする位置
決め固定装置8を図13に示す。ワークテーブル9の上
面には4つ(図では点線にて2つのみを示す)の位置決
めピン10が設けられている。又、ワークテーブル9の
上面には直方体形状となるパレット11が載置され、該
パレット11の下面四隅に前記位置決めピン10が嵌め
込まれている。従って、パレット11は位置決めピン1
0によってワークテーブル9の予め定められた位置に配
設される。又、パレット11は4つ(図では3つのみを
示す)のパレット固定爪12によってワークテーブル9
に対して締付固定されいてる。
【0006】パレット11には2つのワーク支持治具1
3が設けられており、このワーク支持治具13に前記ワ
ーク1の円柱ブロック4が挿入されている。このワーク
支持治具13には前記円柱ブロック4の外周面4a及び
ジョイントブロック3の下面3aが当接している。この
状態で、ワーク1は円柱ブロック4を中心に水平方向へ
回転させることができる状態となっている。
【0007】又、パレット11の中央上面には上方へ延
びる支持ロッド14が立設され、該支持ロッド14には
ワーク固定ブロック15が上下動可能に挿通されてい
る。前記ワーク固定ブロック15はワーク1のフランジ
2a,2b間に挿入されている。そして、支持ロッド1
4に螺合された締付ナット16を締め付けることによ
り、ワーク固定ブロック15がワーク1をワーク支持治
具13に対して水平方向に回転させないように固定す
る。このとき、ワーク固定ブロック15の少なくとも一
側面はフランジ2a,2bの一方の内側側面7に当接し
た状態となっている。
【0008】従って、ワーク1の円柱ブロック4をワー
ク支持治具13に挿入することにより、外周面4aの位
置決めが行われ、ワーク固定ブロック15を締付固定す
ることにより、ワーク固定ブロック15の側面とフラン
ジ2aの内側側面7とを当接させて内側側面7の位置決
めが行われる。又、ワーク固定ブロック15を締付固定
することにより、ジョイントブロック3の下面3aが押
圧されて位置決めが行われる。
【0009】尚、ワーク固定ブロック15の両側には下
方が開口された半円状の回避部17が形成されている。
これは、フランジ2a,2bにカップ孔5を形成すると
き、ワーク固定ブロック15が干渉しないようにするた
めである。
【0010】そして、ワークテーブル9を基準に設けた
図示しない加工装置によりワーク1のフランジ2a,2
bにはカップ孔5が前述した加工工程により形成され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワーク支持
治具13とワークテーブル9との間にパレット11が介
在するのは、ワーク1のフランジ2a,2bの寸法の変
化に対応するためである。即ち、フランジ2a,2bの
寸法に適したワーク固定ブロック15を備える複数のパ
レット11がが予め準備されている。そのため、ワーク
1のフランジ2a,2bの寸法が変化したとき、パレッ
ト11を交換することになる。しかし、ワーク1の種類
が増えることによりパレット11の種類が増加するとと
もに、パレット11の交換作業が大変面倒になるという
問題がある。
【0012】又、ワーク1を固定するためのワーク支持
治具13はパレット11を介して設けられている。その
ため、ワーク支持治具13に装着されたワーク1とワー
クテーブル9との間にはパレット11による寸法誤差が
含まれてしまう。従って、ワーク1のフランジ2a,2
bに形成されるカップ孔5の加工精度が悪くなるという
問題がある。
【0013】更に、ワーク固定ブロック15とフランジ
2a,2bの内側側面7との間には隙間が形成されるた
め、ワーク1がワーク支持治具13に対してがたつきが
発生してしまう。従って、フランジ2a,2bにカップ
孔5を図示しない加工装置により加工する際、加工装置
による高速加工を行うことができないという問題があ
る。
【0014】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、パレットの交換作業を不要
にし、ワークの加工精度を向上させるとともに、高速加
工を行うことができるワークの位置決め固定装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、互いに対向する支持片の
下端を連結片により連結してコ字状に形成し、前記連結
片の下面に円形状の突出部を設けたワークを位置決め固
定するワークの位置決め固定装置において、前記ワーク
の突出部が挿入され、連結片の下面と突出部の外周面と
が当接し、前記突出部の外周面を位置決めするとも
に、ワークが突出部を中心に水平方向に回転可能に支持
するワークテーブルに設けられた位置決め治具と、前記
ワークにおける支持片の上面をそれぞれ押圧し、前記位
置決め治具に対して連結片の下面を位置決めする押圧位
置決め手段と、前記支持片の内側側面に対して接離し、
該内側側面にそれぞれ当接したとき、内側側面の位置決
めを行うとともに、ワークが突出部を中心に水平方向に
回転しないようにクランプする位置決め固定手段とを備
えたことをその要旨とする。
【0016】請求項2記載の発明は、互いに対向する支
持片の下端を連結片により連結してコ字状に形成し、前
記連結片の下面に円形状の突出部を設けたワークを位置
決め固定するワークの位置決め固定装置において、前記
ワークの突出部が挿入され、連結片の下面と突出部の外
周面とが当接し、前記突出部の外周面を位置決めする
ともに、ワークが突出部を中心に水平方向に回転可能に
支持するワークテーブルに設けられた位置決め治具と、
前記ワークテーブルに対して上下動する移動支持手段
と、前記移動支持手段に対して回動可能に支持され、前
記移動支持手段の下動により位置決め治具に支持された
ワークにおける支持片の上面をそれぞれ押圧し、連結片
の下面を前記位置決め治具に押圧して位置決めする押圧
位置決め手段と、前記移動支持手段の下動により支持片
間に配設され、該支持片の内側側面にそれぞれ当接して
内側側面の位置決めを行うとともに、ワークが突出部を
中心に水平方向に回転しないようにクランプする位置決
め固定手段とを備えたことをその要旨とする。
【0017】請求項3記載の発明は、前記移動支持手段
に対して回動可能に支持され、ワークの一方の支持片の
上面を押圧するとともに、その内側側面に当接する基準
設定押圧ブロックと、前記基準設定押圧ブロックに対し
て他方の支持片の内側側面に当接する方向に相対移動可
能に連結され、ワークの他方の支持片の上面を押圧する
クランプ用ブロックと、前記クランプ用ブロックを他方
の支持片の内側側面に当接させることにより、基準設定
押圧ブロックを一方の支持片の内側側面に当接させる操
作ブロックとから位置決め固定手段を構成したことをそ
の要旨とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、位置決め治具に
はワークの突出部が挿入され、連結片の下面と突出部の
外周面がワークテーブルに設けられた位置決め治具に当
接し、突出部の外周面が位置決めされる。位置決め押圧
手段が支持片の上面を押圧することにより連結片の下面
が位置決め治具に押圧され、連結片の下面が位置決めさ
れる。このとき、位置決め押圧手段により支持片がそれ
ぞれ押圧されるが、ワークは突出部を中心に水平方向へ
回転することができる状態となっている。位置決め押圧
手段により支持片がそれぞれ押圧されている状態で、位
置決め固定手段が支持片の内側側面にそれぞれ当接す
る。この位置決め固定手段が支持片の内側側面に当接す
ることにより内側側面の位置決めが行われてワークがク
ランプされる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、位置決め治
具にはワークの突出部が挿入され、連結片の下面と突出
部の外周面がワークテーブルに設けられた位置決め治具
に当接し、突出部の外周面が位置決めされる。このと
き、ワークは突出部を中心に水平方向に回転可能に支持
されている。ワークテーブルに対して上下動する移動支
持手段が下動すると、押圧位置決め手段がワーク支持治
具に支持されたワークにおける支持片の上面をそれぞれ
押圧する。このため、ワークにおける連結片の下面が位
置決め治具に対して押圧され、連結片の下面が位置決め
される。
【0020】又、移動支持手段の下動により位置決め固
定手段が支持片間に配設される。そして、位置決め固定
手段は支持片の内側側面にそれぞれ当接し、該内側側面
の位置決めを行うとともに、ワークが突出部を中心に水
平方向に回転しないようにクランプする。
【0021】請求項3記載の発明によれば、位置決め固
定手段の操作ブロックによりクランプ用ブロックを基準
設定押圧ブロックに対して相対移動させると、該クラン
プ用ブロックは他方の支持片の内側側面に当接する。こ
の当接により基準設定押圧ブロックを一方の支持片の内
側側面に当接する。又、基準設定押圧ブロックに対して
クランプ用ブロックが相対移動可能に連結されているた
め、クランプ用ブロックが基準設定押圧ブロックに対し
て相対移動し、互いのブロックは支持片の内側側面に面
当たりする。そのため、基準設定押圧ブロックにより一
方の支持片の内側側面の位置決めが行われるとともに、
ワークが突出部を中心に水平方向に回転しないようにク
ランプされる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図5に基
づいて詳細に説明する。尚、本実施例のワークは前記従
来の技術のワークと同一であるため、同一番号を付して
その詳細な説明を省略する。
【0023】図1,図2に示すように、ワークテーブル
としての基台21には貫通孔22が形成され、この貫通
孔22には位置決め手段としてのワーク支持治具23の
下端に形成されたフランジ部23aが嵌め込まれてい
る。又、ワーク支持治具23は複数のボルト(図1では
1つのみを示す)24によって基台21に対して締付固
定されている。ワーク支持治具23にはワーク1におけ
る円柱ブロック4が嵌合される嵌合孔25が形成されて
いる。そして、ワーク支持治具23の上面にはワーク1
におけるジョイントブロック3の下面3aが当接する当
接面26が形成されている。
【0024】従って、ワーク1の円柱ブロック4をワー
ク支持治具23の嵌合孔25に嵌合すると、該円柱ブロ
ック4の外周面4aが嵌合孔25に当接するとともに、
ワーク支持治具23の当接面26にジョイントブロック
3の下面3aが当接するようになっている。そして、円
柱ブロック4をワーク支持治具23の嵌合孔25に嵌合
することにより、ワーク1における外周面4aの位置決
めが行われるようになっている。
【0025】前記基台21の側部(図1において左側)
には予め定められた位置に移動支持手段及び押圧位置決
め手段としての案内ロッド27が配設されている。この
案内ロッド27の先端には前記ワーク1を位置決め固定
する固定装置30が設けられている。前記案内ロッド2
7はコントローラ31によって図示しない所定のアクチ
ュエータを介して上下動させることができるようになっ
ており、この上下動により固定装置30を上下方向にお
いて任意の位置に停止させることができるようになって
いる。
【0026】前記案内ロッド27の先端には小径ロッド
32が形成され、この小径ロッド32には固定装置30
を構成する移動支持手段及び押圧位置決め手段としての
支持ブロック33が挿通されている。前記支持ブロック
33は小径ロッド32の先端に螺合された固定ナット3
2aによる締め付けによりロッド27に対して支持ブロ
ック33が締付固定されている。前記支持ブロック33
は連結部34とその両側のガイドブロック35a,35
bとから構成されてコ字状に形成されている。そして、
前記小径ロッド32は支持ブロック33における連結部
34(図2の左側)に挿通され、ガイドブロック35
a,35bが前記基台21の上方に位置するようになっ
ている。
【0027】ガイドブロック35a,35bとの間には
押圧位置決め手段及び基準設定押圧ブロックとしての押
圧ブロック36が図1において左右方向に回動可能に支
持されている。即ち、押圧ブロック36の左右両側側面
に突出形成されたガイドピン37がガイドブロック35
a,35bに形成されたガイド孔38に挿入されてい
る。従って、押圧ブロック36はガイドピン37により
ガイドブロック35a,35bとの間で回動可能に支持
されている。
【0028】押圧ブロック36にはガイド案内孔39が
縦方向に貫通するように形成されている。ガイド案内孔
39の後側(図1において案内ロッド27側)には円弧
状のガイド溝40が形成されている。又、ガイド溝40
が設けられた側における押圧ブロック36の下部には切
欠き部41が形成されることにより位置決め固定手段と
しての基準ブロック42が形成されている。
【0029】図3に示すように、この基準ブロック42
の外側側面における幅方向両側には切欠き部41側に突
出し、ワーク1におけるフランジ2aの内側側面7に当
接する当接面43がそれぞれ形成されている。又、図4
に示すように、押圧ブロック36の下部にはスプリング
45により上下動する押圧位置決め手段としてのアクチ
ュエータ46が配設され、該アクチュエータ46はスプ
リング45の付勢力により押圧ブロック36の下面から
切欠き部41に突出された状態となっている。
【0030】又、基準ブロック42の下面にはフランジ
2a,2bにカップ孔5を形成する加工時に図示しない
加工装置と干渉しないようにするための下方が開放され
る半円状の回避部48が形成されている。
【0031】押圧ブロック36の前側(図1において案
内ロッド27が配設されていない側)におけるその下部
には切欠き配設部50が形成されている。又、この切欠
き配設部50には押圧位置決め手段としてのクランプ用
ブロック51が配設されている。前記押圧ブロック36
には切欠き配設部50と連通する配設凹部52が形成さ
れ、この配設凹部52内にはクランプ用ブロック51の
突出部53が配設されている。
【0032】又、押圧ブロック36とクランプ用ブロッ
ク51と間、配設凹部52と突出部53との間には所定
の間隙gが形成されている。図6に示すように、前記突
出部53には水平方向に挿通孔88が形成されている。
この挿通孔88と対応するように押圧ブロック36には
挿通孔88より若干大径となる大径挿通孔89が形成さ
れている。前記挿通孔88及び大径挿通孔89には支持
ロッド54が配設されている。
【0033】前記支持ロッド54の外周面には凹部90
が2ヵ所形成され、この凹部90により支持ロッド54
の中央には円筒部91aが、その両端には円筒部91
,91bがそれぞれ形成されている。円筒部91a,
91bは挿通孔88を挿通することができる寸法となっ
ている。又、円筒部91aは挿通孔88内に配設され、
円筒部91bは大径挿通孔89内に配設されている。更
に、大径挿通孔89と円筒部91bとの間には隙間が形
成されている。
【0034】従って、クランプ用ブロック51は支持ロ
ッド54により押圧ブロック36に対して回動可能に支
持されている。又、支持ロッド54の円筒部91bと大
径挿通孔89との間の隙間及び押圧ブロック36とクラ
ンプ用ブロック51との間の間隙gとにより、クランプ
用ブロック51は支持ロッド54に対して若干がたつく
ようになっている。
【0035】クランプ用ブロック51の外側下部には切
欠き部55が形成されることにより位置決め固定手段と
しての当接ブロック57が形成されている。図3,図6
に示すように、この当接ブロック57の外側側面におけ
る幅方向両側には切欠き部55側に突出し、ワーク1に
おけるフランジ2bの内側側面7に当接する当接面58
がそれぞれ形成されている。又、当接ブロック57の下
部にはスプリング59により上下動する押圧位置決め手
段としてのアクチュエータ60が配設され、該アクチュ
エータ60はスプリング59の付勢力によりクランプ用
ブロック51の下面から切欠き部55に突出された状態
となっている。
【0036】又、当接ブロック57の下面にはフランジ
2a,2bにカップ孔5を形成する加工時に図示しない
加工装置と干渉しないようにするための下方が開放され
る半円状の回避部61が形成されている。
【0037】図5に示すように、前記ワーク支持治具2
3にワーク1が配設された状態で、押圧ブロック36が
下動したとき、前記アクチュエータ46,60はワーク
1におけるフランジ2a,2bの頂部上面に当接するよ
うになってる。このとき、スプリング45,59の付勢
力により2a,2bはアクチュエータ46,60によっ
て押圧され、ワーク1がワーク支持治具23に押し付け
られるようになっている。従って、ワーク1におけるジ
ョイントブロック3の下面3aがワーク支持治具23の
当接面26に押圧され、ワーク1における下面3aの位
置決めがアクチュエータ46,60の押圧によって行わ
れるようになっている。
【0038】このとき、アクチュエータ46,60の下
端が円弧状に形成されているため、アクチュエータ4
6,60とフランジ2a,2bの頂部上面とが点接触と
なっている。従って、アクチュエータ46,60の押圧
にあまり影響なく円柱ブロック4を中心に水平方向へワ
ーク1を回転させることができるようになっている。
【0039】更に、クランプ用ブロック51の内側はガ
イド案内孔39内に突出するように形成されている。
又、クランプ用ブロック51の内側側面には収容凹部6
3が形成されている。この収容凹部63の形成により、
クランプ用ブロック51には上部突出部65及び下部突
出部66がそれぞれ形成されている。
【0040】前記ガイド案内孔39には操作ブロックと
しての回動操作ブロック70が上下動可能に配設されて
いる。回動操作ブロック70の外周面71は円弧状のガ
イド溝40にて案内されている。そして、外周面71が
ガイド溝40に沿って移動することにより回動操作ブロ
ック70はガイド案内孔39に沿って上下動するように
なっている。
【0041】回動操作ブロック70の他側面にはクラン
プ用ブロック51の収容凹部63内に配設される当接突
起72が形成されている。そして、回動操作ブロック7
0がガイド案内孔39に沿って上動すると、当接突起7
2が上部突出部65に当接するようになっている。この
とき、クランプ用ブロック51は支持ロッド54を中心
に回動し、当接ブロック57が基準ブロック42と接近
するようになっている。又、回動操作ブロック70がガ
イド案内孔39に沿って下動すると、当接突起72が下
部突出部66に当接するようになっている。このとき、
クランプ用ブロック51は支持ロッド54を中心に回転
し、当接ブロック57が基準ブロック42から離間する
ようになっている。
【0042】前記回動操作ブロック70の上部には押圧
ブロック36の上部に突出する操作ロッド73が設けら
れている。又、押圧ブロック36の上面にはガイド案内
孔39を塞ぐ蓋74がねじ75によって取付固定されて
いる。そのため、前記操作ロッド73は前記蓋74を挿
通して上部に突出されている。
【0043】前記蓋74と回動操作ブロック70との間
のガイド案内孔39には配設空間76が形成されてい
る。この配設空間76には操作ロッド73に挿通された
コイルスプリング77が配設されている。前記コイルス
プリング77はガイド案内孔39のガイド溝40にも配
設されている。従って、コイルスプリング77の付勢力
により回動操作ブロック70は常に下動するように付勢
されている。
【0044】図2に示すように、前記支持ブロック33
のガイドブロック35bにはシリンダロッド80が上方
を向くように縦向きに油圧シリンダ81が取付固定され
ている。この油圧シリンダ81も前記案内ロッド27と
同様にコントローラ31の制御により供給される作動油
により動作するようになっている。
【0045】前記シリンダロッド80の先端には連結板
83がナット84によって締付固定されている。又、連
結板83の先端には前記操作ロッド73が遊挿されてい
る。又、操作ロッド73の先端にはストッパブロック8
5がナット86によって締付固定されている。従って、
油圧シリンダ81のシリンダロッド80が伸長すると、
連結板83はストッパブロック85に当接するようにな
っている。そして、シリンダロッド80がさらに伸長す
ると、連結板83はコイルスプリング77の付勢力に抗
しながら操作ロッド73を上方に引き上げるようになっ
ている。
【0046】すると、図4に示すように、回動操作ブロ
ック70がガイド案内孔39に沿って上動する。そのた
め、当接突起72が上部突出部65に当接し、クランプ
用ブロック51を支持ロッド54を中心に回動させ、当
接ブロック57を基準ブロック42に接近させるように
なっている。
【0047】このとき、基準ブロック42及び当接ブロ
ック57はフランジ2a,2b間の寸法より小さくな
り、該基準ブロック42及び当接ブロック57をフラン
ジ2a,2b間に配設させることができるようになって
いる。
【0048】逆に、油圧シリンダ81のシリンダロッド
80が収縮すると、連結板83はストッパブロック85
から離間するようになっている。そのため、コイルスプ
リング77の付勢力により回動操作ブロック70がガイ
ド案内孔39に沿って下動する。そのため、当接突起7
2が下部突出部66に当接して、クランプ用ブロック5
1を支持ロッド54を中心に回動させ、当接ブロック5
7を基準ブロック42から離間させるようになってい
る。
【0049】このとき、基準ブロック42の当接面43
がフランジ2aの内側側面7に押圧され、ワーク1にお
ける内側側面7の位置決めが基準ブロック42の当接面
43によって位置決めされるようになっている。又、当
接ブロック57の当接面58はフランジ2bの内側側面
7に当接して押圧されるため、前記基準ブロック42及
び当接ブロック57によりワーク1におけるフランジ2
a,2bがクランプされ、ワーク1が円柱ブロック4を
中心に水平方向へ回転しないように固定されるようにな
っている。
【0050】次に、上記のように構成された位置決め固
定装置30の作用について説明する。まず、基台21の
ワーク支持治具23にワーク1の円柱ブロック4を嵌合
し、フランジ2a,2bを図1の紙面と直交する方向と
平行となる状態とする。このとき、円柱ブロック4の外
周面4aはワーク支持治具23の嵌合孔25によって位
置決めされる。
【0051】次に、コントローラ31により油圧シリン
ダ81を動作させてシリンダロッド80を伸長させる。
シリンダロッド80の伸長により連結板83がストッパ
ブロック85を介して操作ロッド73をスプリング77
の付勢力に抗して引き上げる。すると、回動操作ブロッ
ク70がガイド案内孔39に、外周面71がガイド溝4
0に沿って上動する。
【0052】この回動操作ブロック70が上動すると、
当接突起72がクランプ用ブロック51の上部突出部6
5と係合する。この係合によりクランプ用ブロック51
は支持ロッド54を中心に回動し、基準ブロック42に
接近する。この状態で、コントローラ31が案内ロッド
27を図5に示すように予め定められた位置まで下動さ
せる。
【0053】すると、押圧ブロック36に設けられたア
クチュエータ46がフランジ2aの頂部上面に当接し、
クランプ用ブロック51に設けられたアクチュエータ6
0がフランジ2bの頂部上面に当接する。又、スプリン
グ45,59によりフランジ2a,2bは適度な付勢力
により下方へ押圧される。従って、ワーク1におけるジ
ョイントブロック3の下面3aがワーク支持治具23の
当接面26に押圧され、ワーク1における下面3aの位
置決めが行われる。
【0054】更に、回動操作ブロック70により当接ブ
ロック57と基準ブロック42とが接近した状態にある
ため、互いのブロック57,42はフランジ2a,2b
間に配設された状態となる。このとき、図5に示すよう
に、基準ブロック42の当接面43から数mm離間した
位置に配置されている。
【0055】又、アクチュエータ46,60はフランジ
2a,2bと点接触となっているため、フランジ2a,
2bが押圧されていても、ワーク1は円柱ブロック4を
中心に水平方向へ回転できる状態となっている。又、ア
クチュエータ46,60もフランジ2a,2bの上面を
容易に移動することもできる状態となっている。
【0056】この状態で、コントローラ31が油圧シリ
ンダ81を動作させ、シリンダロッド80を収縮させる
と、この収縮によりストッパブロック85から連結板8
3が離間する。すると、コイルスプリング77の付勢力
により回動操作ブロック70がガイド案内孔39に沿っ
て下動する。この下動により、回動操作ブロック70の
当接突起72が下部突出部66に当接する。そのため、
クランプ用ブロック51は支持ロッド54を中心に回動
する。このとき、アクチュエータ60もフランジ2bの
頂部上面を若干摺動する。
【0057】クランプ用ブロック51が回動すると、当
接ブロック57の当接面58がフランジ2bの内側側面
7に押圧される。一方、回動操作ブロック70の下動に
より押圧ブロック36がガイドピン37を中心に回動
し、基準ブロック42もフランジ2aの内側側面7に押
圧される。従って、当接ブロック57の当接面58はフ
ランジ2bの内側側面7に面当たりし、基準ブロック4
2の当接面43もフランジ2aの内側側面7に面当たり
するようになっている。
【0058】これは、クランプ用ブロック51に対する
押圧ブロック36の若干のがたつきにより、回動操作ブ
ロック70がクランプ用ブロック51を回動させると、
当接ブロック57の当接面58が内側側面7に安定した
状態で当接しようとするためである。又、基準ブロック
42は押圧ブロック36の回動によりフランジ2aの内
側側面7に当接する。このとき、ガイドピン37から当
接面43までの距離は実際のところ50cm程度あるた
め、当接面43の移動は略スライドに等しい動作をす
る。そのため、基準ブロック42の当接面43をフラン
ジ2aの内側側面7に面当たりさせることができる。
【0059】従って、基準ブロック42の当接面43に
よってワーク1における内側側面7の位置決めが行われ
る。又、基準ブロック42及び当接ブロック57によっ
てフランジ2a,2b間をクランプし、ワーク1が円柱
ブロック4を中心に水平方向へ回転しないようにするこ
とができる。
【0060】更に、図5においてフランジ2a,2bが
紙面と直交する方向に平行になっていない場合、基準ブ
ロック42と当接ブロック57とがフランジ2a,2b
をクランプするとき、その姿勢を補正することができ
る。
【0061】従って、固定装置30によりワーク1にお
ける3ヵ所の位置決めが行われたことになる。この状態
で、基台21を基準に設けられた図示しない加工装置に
より従来と同様の加工工程にてカップ孔5をフランジ2
a,2bに形成することができる。
【0062】本実施例において、押圧ブロック36は支
持ブロック33に対して回動可能に支持されている。そ
のため、基準ブロック42及び当接ブロック57の当接
面43,58に対してフランジ2a,2bの内側側面7
が平行に保たれていなくても、押圧ブロック36がガイ
ドピン37を中心に回動するため、基準ブロック42及
び当接ブロック57の当接面43,58をフランジ2
a,2bの内側側面7に面当たりさせることができる。
【0063】更に、押圧ブロック36に対して回動可能
に設けられたクランプ用ブロック51に若干のがたつき
を持たせている。そのため、当接ブロック57の当接面
43がフランジ2bの内側側面7と平行になっていなく
ても、クランプ用ブロック51はそのがたつきにより当
接面58がフランジ2bの内側側面7に面当たりするよ
う回動する。この結果、当接面43,58を内側側面7
に面当たりさせることができるので、ワーク1を安定し
た状態でクランプすることができる。
【0064】又、従来とは異なり、パレット11がワー
ク支持治具23と基台21との間に介在されないため、
ワーク1に対するカップ孔5の加工精度を向上させるこ
とができる。そして、パレット11を不要とすることが
できるので、交換作業を無くすことができ、加工作業性
を向上させることができる。
【0065】更に、クランプ用ブロック51を回動させ
ることにより、基準ブロック42,当接ブロック57を
フランジ2a,2b間に配設させることができる。この
結果、フランジ2a,2b間の寸法が変化しても確実に
ワーク1を基準ブロック42,当接ブロック57により
クランプすることができる。しかも、1つの固定装置3
0により数多くのワーク1を位置決め固定することがで
きる。
【0066】又、基準ブロック42及び当接ブロック5
7によりワーク1をクランプする構成としたので、ワー
ク1と基準ブロック42及び当接ブロック57との間の
がたつきを無くすことができる。この結果、ワーク1に
カップ孔5を形成するときの高速加工を行うことがで
き、しかも加工精度を向上させて加工作業の時間短縮を
図ることができる。
【0067】本実施例においては、油圧シリンダ81に
よって操作ロッド73を上動させる構成とした。この他
に、電磁切換弁や空圧シリンダ等を使用して操作ロッド
73を上動させる構成とすることも可能である。
【0068】更に、コイルスプリング77を無くし、連
結板83と操作ロッド73とを固着する。そして、油圧
シリンダ81により操作ロッド73及び回動操作ブロッ
ク70を上下動させ、クランプ用ブロック51を回動さ
せる構成とすることも可能である。
【0069】本実施例においては、1つのワーク1を位
置決め固定する固定装置30に具体化した。この他に、
図2の中心線L1の右側に固定装置30を線対称となる
ように設け、1つの油圧シリンダ81の動作によって2
つのワーク1を同時に位置決め固定するように構成する
ことも可能である。
【0070】本実施例においては、押圧ブロック36に
対して支持ロッド54によってクランプ用ブロック51
を回動可能に設けた。この他に、図7に示すように、ク
ランプ用ブロック51に挿通された支持ピン100を押
圧ブロック36における配設凹部52の側面に形成され
た挿入孔101に挿入し、支持ピン100を挿入孔10
1に対してがたつきを持たせるように構成してもよい。
このとき、前記実施例と同様に、クランプ用ブロック5
1と押圧ブロック36との間に間隙gが形成されてい
る。
【0071】更に、図8に示すように、押圧ブロック3
6の配設凹部52の内側両側面に支持ピン100を形成
し、この支持ピン100をクランプ用ブロック51の挿
入孔103に挿入する。そして、支持ピン100を挿入
孔103に対してがたつきを持たせるように構成するこ
とも可能である。
【0072】又、図9に示すように、押圧ブロック36
の下部に下方に向かう程拡開するレール部105を形成
し、クランプ用ブロック51にはレール部105が嵌ま
り込むレール溝106を形成する。又、レール部105
の下面とレール溝106との間には間隙107を形成す
る。この構成により、クランプ用ブロック51は押圧ブ
ロック36に対してスライドし、このスライドによりワ
ーク1をクランプすることができる。又、隙間107に
よって押圧ブロック36に対してクランプ用ブロック5
1にがたつきを持たせることができる。
【0073】その結果、図7〜図9の構成においても、
当接面43,58をワーク1の内側側面7に面当たりさ
せることができる。更に、図1,図3に示すように、押
圧ブロック36に当接面48に連通する空気供給孔11
0を形成し、この空気供給孔110に空気を供給する。
そして、当接面48がフランジ2aの内側側面に面当た
りして空気が漏れなくなったことをコントローラ31が
検出すれば、ワーク1が基準ブロック42及び当接ブロ
ック57によってクランプされたことを判断することが
できる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、パレットを無くすことによりパレットの交換作業を
不要にすることができ、ワークを確実にクランプするこ
とができるので高速加工が行えるとともに、ワークの加
工精度を向上させることができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置決め固定装置によりワークを
位置決め固定した状態を示す部分側断面図である。
【図2】位置決め固定装置によりワークを位置決め固定
した状態を示す一部を切り欠いた部分正面図である。
【図3】基準ブロック及び当接ブロックの形状を示す部
分断面図である。
【図4】位置決め固定装置の構成を示す部分側断面図で
ある。
【図5】基準ブロック及び当接ブロックがフランジ間に
配設されるとともに、アクチュエータによりフランジが
押圧された状態を示す部分側断面図である。
【図6】押圧ブロックに対するクランプ用ブロックの連
結状態を示す部分断面図である。
【図7】クランプ用ブロックの連結状態の別例を示す部
分正面図である。
【図8】クランプ用ブロックの連結状態の別例を示す部
分正面図である。
【図9】クランプ用ブロックの連結状態の別例を示す部
分正面図である。
【図10】ワークの斜視図である。
【図11】ワークの側面図である。
【図12】(a)はカップ孔を形成する第1工程を示す
説明図であり、(b)はカップ孔を形成する第2工程を
示す説明図であり、(c)はカップ孔を形成する第3工
程を示す説明図である。
【図13】従来のワーク位置決め固定装置を示す部分斜
視図である。
【符号の説明】
1…ワーク、2a,2b…支持片としてのフランジ、3
…連結片としてのジョイントブロック、3a…下面、4
…突出部としての円柱ブロック、4a…外周面、7…内
側側面、21…ワークテーブルとしての基台、23…位
置決め治具としてのワーク支持治具、27…押圧位置決
め手段及び移動支持手段としての案内ロッド、33…押
圧位置決め手段及び移動支持手段としての支持ブロッ
ク、36…押圧位置決め手段及び基準設定押圧ブロック
としての押圧ブロック、42…位置決め固定手段として
の基準ブロック、46…押圧位置決め手段としてのアク
チュエータ、51…押圧位置決め手段としてのクランプ
用ブロック、57…位置決め固定手段としての当接ブロ
ック、60…押圧位置決め手段としてのアクチュエー
タ、70…位置決め固定手段及び操作ブロックとしての
回動操作ブロック

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する支持片の下端を連結片に
    より連結してコ字状に形成し、前記連結片の下面に円形
    状の突出部を設けたワークを位置決め固定するワークの
    位置決め固定装置において、 前記ワークの突出部が挿入され、連結片の下面と突出部
    の外周面とが当接し、前記突出部の外周面を位置決めす
    ともに、ワークが突出部を中心に水平方向に回転可
    能に支持するワークテーブルに設けられた位置決め治具
    と、 前記ワークにおける支持片の上面をそれぞれ押圧し、前
    記位置決め治具に対して連結片の下面を位置決めする押
    圧位置決め手段と、 前記支持片の内側側面に対して接離し、該内側側面にそ
    れぞれ当接したとき、内側側面の位置決めを行うととも
    に、ワークが突出部を中心に水平方向に回転しないよう
    にクランプする位置決め固定手段とを備えたワークの位
    置決め固定装置。
  2. 【請求項2】 互いに対向する支持片の下端を連結片に
    より連結してコ字状に形成し、前記連結片の下面に円形
    状の突出部を設けたワークを位置決め固定するワークの
    位置決め固定装置において、 前記ワークの突出部が挿入され、連結片の下面と突出部
    の外周面とが当接し、前記突出部の外周面を位置決めす
    ともに、ワークが突出部を中心に水平方向に回転可
    能に支持するワークテーブルに設けられた位置決め治具
    と、 前記ワークテーブルに対して上下動する移動支持手段
    と、 前記移動支持手段に対して回動可能に支持され、前記移
    動支持手段の下動により位置決め治具に支持されたワー
    クにおける支持片の上面をそれぞれ押圧し、連結片の下
    面を前記位置決め治具に押圧して位置決めする押圧位置
    決め手段と、 前記移動支持手段の下動により支持片間に配設され、該
    支持片の内側側面にそれぞれ当接して内側側面の位置決
    めを行うとともに、ワークが突出部を中心に水平方向に
    回転しないようにクランプする位置決め固定手段とを備
    えたワークの位置決め固定装置。
  3. 【請求項3】 前記移動支持手段に対して回動可能に支
    持され、ワークの一方の支持片の上面を押圧するととも
    に、その内側側面に当接する基準設定押圧ブロックと、 前記基準設定押圧ブロックに対して他方の支持片の内側
    側面に当接する方向に相対移動可能に連結され、ワーク
    の他方の支持片の上面を押圧するクランプ用ブロック
    と、 前記クランプ用ブロックを他方の支持片の内側側面に当
    接させることにより、基準設定押圧ブロックを一方の支
    持片の内側側面に当接させる操作ブロックとから位置決
    め固定手段を構成した請求項2記載のワークの位置決め
    固定装置。
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