JP2879922B2 - クランプ自動位置決め装置 - Google Patents

クランプ自動位置決め装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タレットパンチプレスなどの板材加工機に
おいて、キャレッジに取付けられたワーククランプを保
持し移動方向(X軸方向)に移動させ自動的に位置決め
するクランプ自動位置決め装置に関する。
(従来の技術) 従来、クランプ位置決め装置のワーククランプには、
ワーククランプ用シリンダと、クランプ固定用シリンダ
との2本のシリンダが内蔵されていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、2本のシリンダが内蔵されているために、
X軸方向への移動重量が増加し、その取付けに広いスペ
ースが必要であった。
また、その空油回路においても、クランプ固定用とし
て2系統、ワーク固定用として1系統、計3系統の空油
回路が必要となり、その構成が複雑となり、トラブルの
原因となる。なお、ボールねじ式の場合には、X.Y.T.C
軸の外にもう1軸が必要となり、装置が複雑となり、コ
トスの上昇が避けられなかった。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、板材加
工機におけるキャレッジベースに移動自在に支持された
キャリッジに、ワークを挾持自在のクランプジョーを備
えたワーククランプ本体を位置調節可能に装着した構成
のクランプ自動位置決め装置において、前記クランプジ
ョーを、ワークを挾持するクランプ状態、解放するアン
クランプ状態に作動するためのアクチュエータを設け、
上記アクチュエータの作動により前記クランプジョーと
連動して作動される連動部材を設け、前記キャレッジベ
ースに対して前記クランプ本体を固定、解放自在の第1
クランパーを上記クランプ本体に設けると共に、前記キ
ャリッジに対して前記クランプ本体を固定、解放自在の
第2クランパーを上記クランプ本体に設け、前記アクチ
ュエータの作動によって前記クランプジョーがクランプ
状態になるときに、前記連動部材によって前記第1クラ
ンパーが解放状態にされると共に前記第2クランパーが
固定状態とされ、前記クランプジョーがアンクランプ状
態となるときに、前記連動部材によって前記第1クラン
パーが固定状態にされると共に前記第2クランパーが解
放状態とされるように、前記クランプジョーと第1クラ
ンパーと第2クランパーとが共に連動する構成としてな
るものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき、詳細に説明す
る。
第2図に示すように板材加工機としての例えばタレッ
トパンチプレス1における上部フレーム3の下面には、
多数の上金型(図示省略)が装着された円盤状の上部タ
レット5が回転自在に装着されている。下部フレームの
上面には前記上金型に対応した位置に下金型が装着され
ている。ワーククランプ本体7は、キャレッジ9に取付
けられ、ワークWを保持し、キャレッジベース11に沿っ
て移動方向(X方向)に移動する。またキャレッジベー
ス11は第2図において上下方向(Y方向)へ移動するも
のである。
第1図は本発明の一実施例であるクランプ自動位置決
め装置の概要説明図を示す。クランプ自動位置決め装置
13におけるワーククランプ本体7内には、クランプジヨ
ーをクランプ状態、アンクランプ状態に作動するための
アクチュエータとして1個のシリンダ15が装着され、こ
のシリンダ15にはスプリング17が内装されている。ワー
クWの開放時には、このスプリング17の付勢力によりこ
の位置決め装置装置13のワーククランプ本体7が開放さ
れる。
すなわち、このワーク開放時に、スプリング17により
シリンダシャフト15Aは矢印方向p1に下降し、ワークク
ランプ本体7のクランプジョー7Aはピン19を支点として
回動して矢印方向q1へ移動し、ワークWをセットするこ
とができる位置(一点鎖線の位置)まで開放する(アン
クランプ状態)。この開放と同時にシリンダシャフト15
Aの先端にピン21で連動するように連結された連動部材
としてのアーム23がピン25を支点として矢印方向r1へ移
動し、第2クランパー27がキャレッジ9から突出してい
る第2クランプバー29により開放される。
また、アーム23は第1クランパー31を、矢印方向s1へ
移動させ、キャレッジベース11から突出する第1クラン
プバー33に固定し、ワーククランプ本体7をキャレッジ
ベース11に固定させる。この状態で、キャレッジ9をボ
ールネジ35にて、ガイドレール37をスライドさせて移動
させることにより、ワーククランプ本体7はキャレッジ
9に対して、相対的に任意の位置へ移動可能である。
なお、ワークWの加工時には、シリンダ15にエアーを
供給すれば、シリンダシャフト15Aが矢印方向p2へ移動
することにより、クランプジョー7Aは、矢印方向q2へ移
動し、ワークWを保持する(クランプ状態)と共に、ア
ーム23はピン25を支点として回動して矢印方向r2へ移動
し、キャレッジ9の第2クランプバー29により、第2ク
ランパー27を介して固定されると共に、第1クランパ31
が矢印方向s2へ移動し、第1クランプバー33を開放する
ことにより、ワークの移動が可能となる。この際、第2
クランパー27に内装されたスプリング39は、ワークWの
厚さが変化しても、クランプ7のワーク締付力を一定に
保持する。
さらに、1個のシリンダ15による空圧回路としては、
1系統のみが必要で、取付けスペースも縮小され、Y軸
方向の移動重量の増加も減少される。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の設計的変更により、他の態様においても実施
できるものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、キャレッジベースに対してクランプ本
体を固定、解放自在の第1クランパーを上記クランプ本
体に設けると共に、キャリッジに対して前記クランプ本
体を固定、解放自在の第2クランパーを上記クランプ本
体に設け、ワークをクランプするクランプジョーを作動
するためのアクチュエータの作動によって前記クランプ
ジョーがクランプ状態になるときに、連動部材によって
前記第1クランパーが解放状態にされると共に前記第2
クランパーが固定状態とされ、前記クランプジョーがア
ンクランプ状態となるときに、前記連動部材によって前
記第1クランパーが固定状態にされると共に前記第2ク
ランパーが解放状態とされるように、前記クランプジョ
ーと第1クランパーと第2クランパーとが共に連動する
構成としてなるものであるから、アクチュエータとして
の1つのシリンダでもってクランプジョー、第1クラン
パー及び第2クランパーを連動して作動でき、構成が簡
単になると共により小型化を図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるクランプ自動位置決め
装置の概要説明図、第2図は第1図のクランプ自動位置
決め装置が実施されたタレットパンチプレスの機構説明
図である。 1……タレットパンチプレス(板材加工機) 5……上部タレット 7……クランプ本体 9……キャレッジ 11……キャレッジベース 15……シリンダ 17……スプリング 23……アーム 27……第2クランパー 29……第1クランプバー 31……第2クランパー 33……第1クランプバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材加工機におけるキャレッジベース(1
    1)に移動自在に支持されたキャリッジ(9)に、ワー
    ク(W)を挾持自在のクランプジョー(7A)を備えたワ
    ーククランプ本体(7)を位置調節可能に装着した構成
    のクランプ自動位置決め装置において、前記クランプジ
    ョー(7A)を、ワーク(W)を挾持するクランプ状態、
    解放するアンクランプ状態に作動するためのアクチュエ
    ータ(15)を設け、上記アクチュエータ(15)の作動に
    より前記クランプジョー(7A)と連動して作動される連
    動部材(23)を設け、前記キャレッジベース(11)に対
    して前記クランプ本体(7)を固定、解放自在の第1ク
    ランパー(31)を上記クランプ本体(7)に設けると共
    に、前記キャリッジ(9)に対して前記クランプ本体
    (7)を固定、解放自在の第2クランパー(27)を上記
    クランプ本体(7)に設け、前記アクチュエータ(15)
    の作動によって前記クランプジョー(7A)がクランプ状
    態になるときに、前記連動部材(23)によって前記第1
    クランパー(31)が解放状態にされると共に前記第2ク
    ランパー(27)が固定状態とされ、前記クランプジョー
    (7A)がアンクランプ状態となるときに、前記連動部材
    (23)によって前記第1クランパー(31)が固定状態に
    されると共に前記第2クランパー(27)が解放状態とさ
    れるように、前記クランプジョー(7A)と第1クランパ
    ー(31)と第2クランパー(27)とが共に連動する構成
    としてなることを特徴とするクランプ自動位置決め装
    置。
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JP5097224B2 (ja) * 2010-02-10 2012-12-12 株式会社アマダ 板材加工機におけるワーク移動位置決め装置
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