JP3720109B2 - 板材加工装置のワーク位置決め装置 - Google Patents

板材加工装置のワーク位置決め装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は板材加工装置のワーク位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開平5−28582号公報には、レーザ加工機用のワーク位置決め装置(ワーククランプ装置)が開示されている。このワーク位置決め装置においては、クランプベースに対してクランプ押えが上下動自在に設けられ、レーザ加工機へのワークの搬入搬出時にはワーク位置決め装置の上面がワーク搬送面の高さ位置よりも低い位置に位置決めされた状態においてワークの搬入搬出できる様になっている。
【0003】
しかし上述の従来のワーク位置決め装置において、ワークの搬入搬出時にクランプ押えは、ワーク搬送面の高さ位置よりも低い位置に位置決めされた状態にはなるが、ワークのパスライン(テーブル上に載置されたワークを移動させる高さ位置を意味する)よりも高い位置にあるため、ワークの搬入搬出の高さによっては、ワークとクランプ押えの上面とが干渉してしまうこともあり作業性が低下してしまう問題があった。
【0004】
上記の問題に対して、本願出願人の出願中の発明(特願平7−250952号)のワーククランプ装置は、先端に下部クランプジョーを備えたクランプベースと、このクランプベースに対して先端に上部クランプジョーを備えたクランプ押えと、ワーククランプ時に前記下部クランプジョーと上部クランプジョーとでワークをクランプさせると共にワークアンクランプ時に前記クランプ押えの上面をパスラインとほぼ同じ高さ位置に位置させるべく、前記クランプ押えを揺動かつ上下動させる作動装置とで構成することにより、例えば、ワークテーブルの一側に設けられたワーククランプ装置でワークをクランプする際には、作動装置を作動させてクランプベースに対してクランプ押えを上昇させると共に揺動させ、クランプベースの先端に設けられている下部クランプジョーとクランプ押えの先端に設けられている上部クランプジョーとでワークをクランプし、ワークをアンクランプする際には、前記作動装置を作動させてクランプ押えを逆方向へ揺動させると共に下降させ、クランプ押えの上面をパスラインとほぼ同じ高さ位置に位置させることによって、ワークと上部クランプジョーの上面とが干渉しないようにして前述の作業性の低下問題を解決している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記本願出願人の出願中の発明(特願平7−250952号)のワーククランプ装置(ワーク位置決め装置)によって、前述の如く従来のワーク位置決め装置(実開平5−28582号)のワークの搬入搬出時の作業性の低下問題は解決されてはいるが、クランプベースの側面に設られたY軸方向のワークの基準位置を決めるための突当てブロックの上面の高さと、ワークの搬送面との距離が数mm程度と近接しており、例えば板厚がこの距離の数倍から10倍もあるような厚板を位置決めする場合には、前記突当てブロックとワークとがごく一部分でしか当接しないので、位置決めのときの押圧力でワークの端面が変形したり、またその変形によりワークの正確な位置決めができないなどの問題がある。
【0006】
本発明は上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題はワーク位置決め装置の装着側からのワークの搬入搬出が容易であると共に、ワークの端面を変形させることなく正確な位置決めが可能な板材加工装置のワーク位置決め装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として、請求項1に記載の板材加工装置のワーク位置決め装置は、下部クランプジョーを備えたクランプベースと、該クランプベースに前記下部クランプジョーと共働してワークをクランプするクランプレバーとを設け、該クランプレバーの回動支点の位置を上下に揺動させるリンク機構と前記クランプレバーとを作動させる作動装置を前記クランプベースに設けてなるワーククランプ装置を設け、前記ワークの突当て基準位置を決めるための突当て部材を備えた位置決め装置を前記クランプベースに設け、前記突当て部材を前記ワーク位置決め基準線と傾斜角度が90度−θ度の回転軸に回動可能に設けると共に、該突当て部材をワーク搬送面よりも上方の位置へもたらしたとき、前記突当て部材の突当て面が前記ワーク位置決め基準線に一致すべく傾斜角θ度を設け、前記突当て部材をパスラインよりも下方の位置またはワーク搬送面よりも上方の位置へ出没可能に設け、該突当て部材をワーク搬送面より上方の位置へもたらすときは突当て部材の上部の高さ位置がクランプ可能なワークの最大板厚とほぼ同等の高さ位置を有し、前記パスラインよりも下方の位置にもたらすときは該突当て部材がワークの端面から離隔することを特徴とするものである。
【0008】
従って、ワークの位置決めを行わないときには、突当て部材をパスラインよりも下方の位置に回転退避させれば、ワークの搬入搬出時に突当て部材とワークとが干渉することがない。また、突当て部材をパスラインよりも下方の位置に回転退避させる場合、突当て部材はワークから離れる方向に回動するので、ワークと摩擦することなくスムーズに退避させることができる。また、突当て部材をワーク搬送面より上方の位置へ引き起こしてワークの位置決めを行うときには、突当て部材の上部の高さ位置がクランプ可能なワークの最大板厚とほぼ同等の高さ位置を有しているので、厚板を位置決めする場合にも広い突当て面でワークを受けることができる。そのため、突当て時の衝撃力でワークに変形を与えることなく正確な位置決めが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係わる板材加工装置のワーク位置決め装置を光一軸、ワーク一軸移動タイプのレーザ加工装置に装着した例である。
【0014】
レーザ加工機1は前後方向(X軸方向)へ延伸した例えば箱形状のベッド3を備えており、このベッド3上にはX軸方向へ延伸した平行な複数のガイドレール5が敷設してある。このガイドレール5上には図示省略の駆動モータ、ボールねじ、ナット部材などによりX軸方向へ移動自在なワークテーブル7が設てあり、このワークテーブル7上には加工すべきワークWが載置される。このワークテーブル7の一側、図1において右側のX軸方向には、適宜な間隔で複数のワーク位置決め装置9が設けてある。
【0015】
前記ベッド3に跨がって門型フレーム11が立設してあり、この門型フレーム11は、上部フレーム11Uとサイドフレーム11R,11Lで構成されている。この門型フレーム11における上部フレーム11Uの前側には左右方向(Y軸方向)へ延伸した平行な複数のガイドレール13が設けてあり、このガイドレール13には図示省略の例えば駆動モータ,ボールねじ,ナット部材によってY軸方向へ移動自在なY軸キャレッジ15が設けある。
【0016】
このY軸キャレッジ15にはY軸方向に出力されているレーザビームを加工点へ導くためのベンドミラーが設けてあり、その直下には、図示省略の例えば流体シリンダーなどによって上下方向(Z軸方向)へ移動自在なレーザ加工ヘッド17が設けてある。このレーザ加工ヘッド17内にはベンドミラー,集光レンズが備えられており、また前記レーザ加工ヘッド17の先端にはレーザノズル19が設けてある。また、前記門型フレーム11におけるサイドフレーム11Rの上部には、レーザ加工機1を制御するNC制御装置21がブラケット23を介して取付けてある。
【0017】
上記構成により、ワークテーブル7をX軸方向へ移動させるると共に、Y軸キャレッジ15をY軸方向へ移動させることによって、図示省略のレーザ発振器から発振されたレーザビームはベンドミラー,集光レンズを経てレーザノズル19からワークWへ向けて照射され、ワークWに必要な形状のレーザ切断を行うことができる。
【0018】
前記ワークテーブル7は、図5に示されているようにY軸方向へ適宜な間隔で複数の先端が鋭角形状をしたワーク支持板25を備えた支持フレーム27が設けてあり、この支持フレーム27がX軸方向へ適宜な間隔で設けてある。また、支持フレーム27に設けられた前記ワーク支持板25の間には複数の流体シリンダー(図示省略)が設けられており、この流体シリンダーのピストンロッド(図示省略)の先端にはワークWを支持するフリーベア(図示省略)が設けてある。
【0019】
上記構成により、レーザ加工時にはワークWはパスライン(テーブル上に載置されたワークを移動させる高さ位置)上で複数のワーク支持板25に支持されてレーザ加工が行われると共に、ワークWの搬入搬出時には、前記流体シリンダーを作動させてピストンロッドを介してフリーベアを各ワーク支持板25の先端より上方のワーク搬送面でワークWは搬入または搬出されるようになっている。
【0020】
さて、図2〜図5を適宜参照しながらワーク位置決め装置9の構成について説明する。なお、図2は図3のII−II線に沿った断面図でありワーク位置決め装置9の動作を説明するものである。図3は前記図1のワーク位置決め装置9を詳細に示した平面図である。図4は図2のIV−IV線に沿った断面図であり、図5はワーク位置決め装置9の側面図であり前記ワークテーブル7に装着した状態を示したものである。
【0021】
図1および図5を参照するに、ワークテーブル7の上方の一側には、ワーク位置決め装置9を装着するためのX軸方向に延伸したワーククランプ取付けレール29が設けてある。このワーククランプ取付けレール29にワーク位置決め装置9の一部であるクランプベース31に設けたT溝部30が摺動自在に係合させてあり、このクランプベース31をワーククランプ取付けレール29に固定する場合にはワーク位置決め装置に設けてあるクランプレバー33で任意な位置に固定することができる。
【0022】
図2〜図4を参照するに、クランプベース31にはY軸方向(図2〜図4において左右方向)に間隙をおいて2個のL字形状の第1リンク35の一端が該クランプベース31に設けた第1軸37にX軸方向(図3、図4において上下方向)に揺動可能に軸支してある。前記2個の第1リンク35の片方の他端には第2軸39の両端部が回転可能に軸支されており、さらにこの2個の第1リンク35の前記間隙にクランプレバー41のほぼ中央部の回動支点が前記第2軸39に回転可能に軸支してある。
【0023】
前記第2軸39には第2リンク43の一端が回転可能に軸支されており、該第2リンク43の他端には第3リンク47の一端が第3軸45で回転可能に軸支してある。そして、この第3リンク47の他端は前記クランプベース31に設けた第4軸49に回転可能に軸支してある。なお、この第4軸49はクランプベース31の下部に設けたヒンジブロック48に設けてある。
【0024】
図3によく現れているように、第1軸37には前記第1リンク35を常に反時計方向(図2において左回転方向)に付勢するスプリング51の一端が取り付けられていると共にスプリング51の他端は前記第2軸39に巻回してある。
【0025】
また、図3〜図5を参照するに、ワークWのY軸方向の基準位置またはワークWの突当て基準位置を決めるための位置決め装置50が前記クランプベース31の一側(図3〜図5にいては上側)側面に設けてある。この位置決め装置50は、突当て部材保持体53と突当て部材55および該突当て部材55に設けた回転軸54などからなり、前記突当て部材55を回動自在に軸支する突当て部材保持体53が前記クランプベース31の一側(図3〜図5にいては上部側)側面にボルト56、ノックピン58などの固定手段により設けてある。
【0026】
前記突当て部材55は凹の字形状をしており、この凹部を貫通する回転軸54が止めねじ57などにより固定してある。また、前記突当て部材保持体53は前記突当て部材55の凹部に係合する凸部を備えており、この凸部に前記回転軸54が嵌合する嵌合穴が設けてある。そしてこの嵌合穴に係合する回転軸54はワーク位置決め基準線と該回転軸54との角度が90度−θ度(実施例ではθ=10度)になるように設けてある。また、突当て部材55のY軸方向の基準位置を決める突当て面またはワークWの突当て基準位置を決める突当て面は、この突当て部材55を図5に示すように回動させた状態においてワークWの端面に当接するように回転軸54に対してθ度傾斜させて形成してある。
【0027】
図4は前記突当て部材55の突当て面をパスラインよりも下方の位置にくるように回転させた状態を示したものである。また、図3および図5は突当て部材55をパスラインよりも上方の位置にくるように回転させた状態を示したものであり、突当て部材55はワーク搬送面よりも上方に位置した状態となりワークWに当接可能な位置にくる。なおこのときの突当て部材55の上部の高さ位置がパスラインよりも上方の位置に在ると共に、その高さは該突当て部材55に当接させられるクランプ可能なワークWの最大の板厚とほぼ同等の高さ位置を有するように設けてある。
【0028】
位置決め装置50を上記のごとく構成することにより、ワークWの位置決めを行わないときには、突当て部材55をパスラインよりも下方の位置に回転退避させればワークWの搬入搬出時に突当て部材55とワークWとがが干渉することがない。また、ワークWの位置決めを行う場合には突当て部材55ワーク搬送面よりも上方に引き起こしてワークWの位置決めを行う。このとき、突当て部材55の位置はワーク搬送面よりも十分に上方に位置させることが可能であるので、図5に示すように厚板を位置決めする場合にも広い突当て面でワークを受けるので突当て時の衝撃的力でワークWに変形を与えることがない。従って厚板においても正確な位置決めが可能となる。
【0029】
また、上記構成により突当て部材55をパスラインよりも下方の位置に回転退避させる場合、突当て部材55はワークWの端面から離れる方向に回動するのでワークWと摩擦することなくスムーズに退避させることができる。なお、突当て部材55がちょっとした振動で動かないように、突当て部材55にボールプランジャー60を設け、このボールプランジャー60のボールを突当て部材保持体53の適宜な位置設けた円錐形の溝に係合させることにより、突当て部材55の位置を保持させるようにしてある。
【0030】
さて図2にを参照するに、前記クランプベース31の左端上面には下部クランプジョー59が取り付けられていると共に、前記クランプレバー41の左端下面には上部クランプジョー61が取り付けられている。また、クランプレバー41の側方のクランプベース31上にはワークWを支持するフリーベア63が回転自在に設けてある。
【0031】
前記クランプレバー41の右方(図2において右方向)の前記クランプベース31の下部には、このクランプレバー41の一端を押圧する作動装置として、例えば空圧シリンダー67が取り付けられており、この空圧シリンダー67に装着されたピストンロッド(図示省略)の先端にはプルブロック71が取り付けられている。このプルブロック71には第3リンク47を上から押える押えピン73が取り付けてある。前記空圧シリンダー67の一側における上下には配管75,77が接続されている。
【0032】
上記構成のワーク位置決め装置9の動作を図2を参照しながら説明する。ワークWをワーク位置決め装置9でクランプする場合には、前記位置決め装置50を使用してワークWのY軸方向の位置決めを行ない、次に空圧シリンダー67の下部シリンダー室(図示省略)にエア供給口77からエアを供給して空圧シリンダー67を作動させれば、ピストンロッド(図示省略)に設けたプルブロック71が上昇する。このプルブロック71が上昇すると、第1リンク35はスプリング51により反時計方向に付勢されているので、この第1リンク35に第2リンク43を介して連結する第3リンク47が第4軸49を支点にして時計方向に回転させられて実線の位置に位置決めされる。
【0033】
この第3リンク47の回動により第2リンク43が垂直状態にあった初期状態(2点鎖線で示す)の位置から実線の位置へ移動し、第1リンク35が水平状態からクランプベース31上に立上った位置に移動して、クランプレバー41がAの位置状態からBの位置状態となる。さらにプルブロック73を上昇させると、クランプレバー41の右端はプルブロック73に押圧されて、第2軸39を支点にして反時計方向廻りに回動してCの状態を経てDの状態となり、クランプレバー41の先端に設けられた上部クランプジョー61とクランプベース31の先端に設けられた下部クランプジョー59との協働でワークWを確実にクランプすることができる。なお、ワークWのクランプが終了したら前記位置決め装置50の突当て部材55をパスラインよりも下方に退避させる。
【0034】
次に、ワーク位置決め装置9をアンクランプさせる場合には、クランプレバー41がDの状態において、空圧シリンダー67の上部シリンダー室(図示省略)にエア供給口77からエアを供給して空圧シリンダー67を作動させれば、ピストンロッド(図示省略)に設けたプルブロック71が下降させる。このプルブロック71が下降するとクランプレバー41がCの状態を経てBの状態となる。Bの状態からAの状態への移行は、第3リンク47に係合する押えピン73が第3リンク47を押し下げるので、第3リンク47は第4軸49を支点として反時計方向廻りに回動することになる。その結果、第1リンク35は第3リンク47に連結する第2リンク43により時計方向に回動させられてクランプレバー41がAの状態に戻されることになる。なお、このAの状態においてワークWはフリーベア63上に支持されるのでワークWとクランプレバー41とが干渉することなくに搬入搬出を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ワーク位置決め装置の突当て部材をパスラインよりも下方の位置に回転退避させることができるので、ワーク位置決め装置側からのワークの搬入搬出がワーク位置決め装置に干渉することなく行える。さらに、突当て部材をワーク搬送面よりも上方に引き起こしてワークの位置決めを行うときには、突当て部材の上部の高さがクランプ可能なワークの最大の板厚とほぼ同等な高さ位置を有するので、厚板を位置決めする場合にも広い突当て面でワークを受けることができる。そのため突当て時の衝撃的な力でワークに変形を与えることがなく正確な位置決めが可能となる。また、突当て部材をパスラインよりも下方の位置に回転退避させる場合、突当て部材がワークの端面から離れる方向に回動するので、ワークと摩擦することなくスムーズに退避させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる板材加工装置のワーク位置決め装置のレーザ加工装置への装着例。
【図2】ワーク位置決め装置の動作説明図であり、図3のII−II線に沿った断面図。
【図3】ワーク位置決め装置の詳細平面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】図1のレーザ加工装置に装着した状態のワーク位置決め装置の詳細側面図。
【符号の説明】
1 レーザ加工機
3 ベッド
5 ガイドレール
7 ワークテーブル
9 ワーク位置決め装置
11 門型フレーム
13 ガイドレール
15 Y軸キャレッジ
17 レーザ加工ヘッド
19 レーザノズル
21 NC制御装置
23 ブラケット
25 ワーク支持板
27 支持フレーム
29 ワーククランプ取付けレール
30 T溝部
31 クランプベース
35 第1リンク
37 第1軸
39 第2軸
41 クランプレバー
43 第2リンク
45 第3軸
47 第3リンク
48 ヒンジブロック
49 第4軸
50 位置決め装置
51 スプリング
53 突当て部材保持体
54 回転軸
55 突当て部材
56 ボルト
58 ノックピン
59 下部クランプジョー
60 ボールプランジャー
61 上部クランプジョー
63 フリーベア
67 空圧シリンダー
71 プルブロック
73 押えピン
75 配管
77 配管
W ワーク

Claims (1)

  1. 下部クランプジョーを備えたクランプベースと、該クランプベースに前記下部クランプジョーと共働してワークをクランプするクランプレバーとを設け、該クランプレバーの回動支点の位置を上下に揺動させるリンク機構と前記クランプレバーとを作動させる作動装置を前記クランプベースに設けてなるワーククランプ装置を設け、前記ワークの突当て基準位置を決めるための突当て部材を備えた位置決め装置を前記クランプベースに設け、前記突当て部材を前記ワーク位置決め基準線と傾斜角度が90度−θ度の回転軸に回動可能に設けると共に、該突当て部材をワーク搬送面よりも上方の位置へもたらしたとき、前記突当て部材の突当て面が前記ワーク位置決め基準線に一致すべく傾斜角θ度を設け、前記突当て部材をパスラインよりも下方の位置またはワーク搬送面よりも上方の位置へ出没可能に設け、該突当て部材をワーク搬送面より上方の位置へもたらすときは突当て部材の上部の高さ位置がクランプ可能なワークの最大板厚とほぼ同等の高さ位置を有し、前記パスラインよりも下方の位置にもたらすときは該突当て部材がワークの端面から離隔することを特徴とする板材加工装置のワーク位置決め装置。
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