JPH07178583A - レーザ加工機のワーククランプ - Google Patents

レーザ加工機のワーククランプ

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JPH07178583A
JPH07178583A JP5326731A JP32673193A JPH07178583A JP H07178583 A JPH07178583 A JP H07178583A JP 5326731 A JP5326731 A JP 5326731A JP 32673193 A JP32673193 A JP 32673193A JP H07178583 A JPH07178583 A JP H07178583A
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JP
Japan
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clamp
shaped link
work
clamp jaw
jaw
Prior art date
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Pending
Application number
JP5326731A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Akaboshi
敦史 赤星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Wasino Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Wasino Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Amada Wasino Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP5326731A priority Critical patent/JPH07178583A/ja
Publication of JPH07178583A publication Critical patent/JPH07178583A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のワーククランプを備えたレーザ加工機
において、加工ヘッドがワーククランプの一つに接近し
た場合、そのワーククランプを退避させ両者の干渉を回
避し、加工材料の歩留りを向上させるワーククランプを
提供する。 【構成】クランプジョウ3の中央部がL形リンク13の
一端に枢着され、L形リンクの他端がクランプベース5
の後方に枢着され、それぞれの枢着部の軸15、17に
ねじりコイルばね19、21を設け、クランプジョウ3
の先端およびL形リンク13が、それぞれの軸を中心に
してクランプベース5の先端から遠ざかる方向へ回転す
るように付勢し、流体圧シリンダ11の押し棒を下げた
とき、鎖線で示すようにクランプジョウ3の先端が、L
形リンク13の他端の枢着部の軸17を中心にして回
転、退避するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ加工機のワー
ククランプに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は門形形式のレーザ加工機の外観図
で、加工ヘッドが門形部の柱の間をY軸およびZ軸方向
へ自在に移動し、X軸方向へ自在に移動する加工テーブ
ルに複数のワーククランプによって固定された加工材料
に対して、レーザ加工をするものである。このワークク
ランプの構造を図4に示してある。図示のように、ワー
ククランプ1は加工テーブルの側面に設けられたクラン
プレールに取付けられており、クランプジョウ3、クラ
ンプベース5、スライドベース7、押し座9,流体圧シ
リンダ11等から構成されている。
【0003】加工材料Wを固定するクランプジョウ3
は、クランプベース5に対して、リンク23とピン2
5、27を介して回動するように構成され、ばね装置2
9によって常時開く方向へ付勢されており、加工材料W
を固定する場合は、流体圧シリンダ11の押し棒を上昇
させて行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワーククランプは、前
記のように加工テーブルに取付けられているので、加工
ヘッドが加工テーブルのY軸方向の端部に接近し、加工
テーブルがX軸方向へ移動すると、加工ヘッドとワーク
クランプが接触し、両者が破損する危険がある。従っ
て、加工プログラムはワーククランプの位置を考慮し、
加工ヘッドが干渉しないように作成されており、ワーク
クランプの近傍には、図4(a)に斜線で示すような加
工不能領域(デッドゾーン)が生じ、加工材料の歩留り
が悪くなるという問題があった。
【0005】この発明は、このような問題に着目してな
されたもので、複数のワーククランプを備えたレーザ加
工機において、加工ヘッドがワーククランプの一つに接
近した場合、そのワーククランプを自動的に退避させる
ことにより両者の干渉を回避し、加工材料の歩留りを向
上させるワーククランプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明のレーザ加工機のワーククランプは、ク
ランプジョウとクランプベースをL形リンクによって連
結し、クランプジョウの一端を流体圧シリンダの押し棒
によって押しあげ、クランプジョウとクランプベース間
に加工材料を固定するワーククランプにして、前記のク
ランプジョウの中央部が前記のL形リンクの一端に枢着
され、L形リンクの他端が前記のクランプベースの後方
に枢着され、それぞれの枢着部の軸にねじりコイルばね
を設け、クランプジョウの先端およびL形リンクが、そ
れぞれの軸を中心にしてクランプベースの先端から遠ざ
かる方向へ回転するように付勢し、前記の流体圧シリン
ダの押し棒を下げたとき、クランプジョウの先端がL形
リンクの他端の枢着部の軸を中心にして回転し、後退す
るようにしたものである。
【0007】
【作用】このように構成されているので、クランプベー
スに加工材料を載置し、流体圧シリンダの圧力を上げる
と、押し棒がクランプジョウを押上げ、クランプジョウ
が水平になると、L形リンクの一端の枢着部の軸をてこ
の中心にして加工材料を固定する。加工ヘッドがワーク
クランプに近接すると、レーザ加工機のNC制御装置の
位置データやリミットスウィチ等により検出され、流体
圧シリンダの押し棒を下げることにより、クランプジョ
ウの先端がL形リンクの他端の枢着部の軸を中心にして
回転し、加工ヘッドから退避する。
【0008】
【実施例】次に、この発明の実施例について、図面に基
づいて説明する。図1はこの発明のワーククランプの実
施例の正面図である。図示のように、ワーククランプ1
は、加工材料を押圧するクランプジョウ3、加工材料を
載置するクランプベース5、クランプベースを支持する
スライドベース7、スライドベースをクランプレール3
1へ押し付ける押し座9、クランプジョウを押し上げる
流体圧シリンダ11、クランプジョウとクランプベース
を連結する両端が二股になったL形リンク13等から構
成されている。
【0009】クランプジョウ3は先端部に押圧部材を備
え、中央部はL形リンク13の一端に枢着され、後方部
は流体圧シリンダ11の押し棒に接触している。L形リ
ンク13の他端はクランプベース5の後方に枢着されて
いる。クランプジョウ3とL形リンク13の枢着部の軸
15の外周には、ねじりコイルばね19が取り付けられ
ており、クランプジョウ3はL形リンク13に対して紙
面で右回転するように付勢されている。
【0010】L形リンク13とクランプベース5の枢着
部の軸17の外周にも同様に、ねじりコイルばね21が
取り付けられており、L形リンク13はクランプベース
5に対して同様に右回転するように付勢されている。従
って、流体圧シリンダ11の押し棒が下がった状態で
は、クランプジョウ3およびL形リンク13は鎖線で示
したような位置へ回転し、後退する。
【0011】スライドベース7は、クランプレール31
に設けられたT溝に沿って移動可能に設けられており、
ワーククランプは任意の位置にT溝ボルト等により固定
することができる。また、流体圧シリンダ11は電磁切
り替え弁によって動作する。
【0012】各ワーククランプには、図3に示すよう
に、X軸クランプ退避領域に相当する長さのドッグD
が、高さを変えてそれぞれ取り付けられており、加工ヘ
ッドの移動するYZ平面に、前記のドッグDによりそれ
ぞれ作動する複数のリミットスイッチLSが設けられて
いる。
【0013】次に、ワーククランプの退避動作について
説明する。図3(a)に示すように、加工ヘッドがY軸
クランプ退避領域Ydに侵入すると、NC制御装置の位
置データにより検出され、同図(b)のようにワークク
ランプがX軸クランプ退避領域に侵入すると、ドッグD
とリミットスイッチLSによって検出される。この二つ
が重なると、同図(c)のようにワーククランプの流体
圧シリンダの電磁切り替え弁が動作し、押し棒が下り、
ワーククランプのクランプジョウが退避する。クランプ
ジョウの退避が、別に設けられたスイッチにより確認さ
れれば、レーザ加工は続行され、確認されない場合はレ
ーザ加工を一時停止する。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
複数のワーククランプを備えたレーザ加工機において、
加工ヘッドがワーククランプの一つに接近した場合、そ
のワーククランプが自動的に退避し、両者の干渉を回避
するので、両者の損傷を防止すると共に、加工材料の歩
留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したワーククランプの説明図
(正面図)である。
【図2】この発明を実施したワーククランプの説明図
(側面図)である。
【図3】この発明のワーククランプの退避動作の説明図
である。
【図4】従来のワーククランプの説明図である。
【図5】門形形式のレーザ加工機の外観図である。
【符号の説明】
1 ワーククランプ 3 クランプジョウ 5 クランプベース 7 スライドベース 11 流体圧シリンダ 13 L形リンク 15、17 L形リンク13の枢着部の軸 19、21 ねじりコイルばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプジョウとクランプベースをL形
    リンクによって連結し、クランプジョウの一端を流体圧
    シリンダの押し棒によって押しあげ、クランプジョウと
    クランプベース間に加工材料を固定するワーククランプ
    にして、前記のクランプジョウの中央部が前記のL形リ
    ンクの一端に枢着され、L形リンクの他端が前記のクラ
    ンプベースの後方に枢着され、それぞれの枢着部の軸に
    ねじりコイルばねを設け、クランプジョウの先端および
    L形リンクが、それぞれの軸を中心にしてクランプベー
    スの先端から遠ざかる方向へ回転するように付勢し、前
    記の流体圧シリンダの押し棒を下げたとき、クランプジ
    ョウの先端がL形リンクの他端の枢着部の軸を中心にし
    て回転し、後退することを特徴とするレーザ加工機のワ
    ーククランプ。
JP5326731A 1993-12-24 1993-12-24 レーザ加工機のワーククランプ Pending JPH07178583A (ja)

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