JP6725595B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークをクランプするクランプ装置に関する。
下記特許文献1には、ワークの下面をマグネットにより吸着するとともに、ワークの側面をクランパによってクランプするワーククランプ装置が開示されている。
特開2005−271121号公報
上記特許文献1の技術のワーククランプ装置では、ワークをマグネットによって吸着しているため、非磁性体のワークをクランプすることができなかった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、非磁性体のワークをクランプすることができるクランプ装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、ワークをクランプするクランプ装置であって、回動することにより前記ワークの移動を規制するクランプアームと、回動することにより、前記クランプアームを回動させるカムブロックと、前記ワークが設置されるワークベースと、棒状に形成された部材であって、中間部において前記ワークベースに形成されたねじ部に螺合するとともに、一端部において前記カムブロックの回動軸上に形成されたねじ部に螺合する駆動シャフトと、前記駆動シャフトを回転させることにより、前記カムブロックを回動させるとともに、前記駆動シャフトを軸方向に移動させるモータと、前記駆動シャフトと前記クランプアームとを連結し、前記駆動シャフトの軸方向の移動にともない、前記クランプアームを前記ワークベース側に移動させる連結機構と、を有する。
本発明によれば、非磁性体のワークをクランプすることができる。
クランプ装置の斜視図である。 図2Aは、クランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図2Bは、クランプ装置をY軸負方向側から見た側面図である。 図2Aに示されたIII−III線で切断した断面図である。 クランプ機構の分解斜視図である。 図5Aは、カムブロックの側面図である。図5Bは、カムブロックの下面図である。 図6Aは、クランプ動作中のクランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図6Bは、図6Aに示されたVIB−VIB線で切断した断面図である。 図7Aは、クランプ動作中のクランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図7Bは、図7Aに示されたVIIB−VIIB線で切断した断面図である。 図8Aは、クランプ動作中のクランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図8Bは、図8Aに示されたVIIIB−VIIIB線で切断した断面図である。 図9Aは、クランプ動作中のクランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図9Bは、図9Aに示されたIXB−IXB線で切断した断面図である。 図10Aは、ワークのクランプが完了した状態のクランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図10Bは、図10Aに示されたXB−XB線で切断した断面図である。 モータ制御装置の構成を示すブロック図である。 判定部において行われる判定処理の流れを示すフローチャートである。 図13Aは、ワークのクランプが完了した状態のクランプ装置をZ軸正方向側から見た上面図である。図13Bは、図13Aに示されたXIIIB−XIIIB線で切断した断面図である。
〔第1の実施の形態〕
[クランプ装置の構成]
図1はクランプ装置10の斜視図である。本実施の形態のクランプ装置10は、ワーク12に形成された貫通孔14内に挿入されて、上方からワーク12をワークベース16に押さえつけてワーク12をクランプするものである。クランプ装置10は、ワークベース16の脚部18が工作機械のワークテーブルに固定されて使用される。以下の説明では、図1に示す方向にX軸、Y軸およびZ軸を設定し、後に説明する図1以外の図においても図1のX軸、Y軸およびZ軸に対応する軸が示されている。
図2Aは、クランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図2Bは、クランプ装置10をY軸負方向側から見た側面図である。図3は、図2Aに示されたIII−III線で切断した断面図である。図2A、図2Bおよび図3は、カバー20の図示が省略されている。図4は、クランプ機構22の分解斜視図である。図5Aは、カムブロック24の側面図である。図5Bは、カムブロック24の下面図である。
クランプ装置10は、クランプ機構22、駆動機構26、懸架機構28およびワークベース16を有している。
[クランプ機構の構成]
クランプ機構22は、クランプアーム30、カムブロック24、クランプベース32およびカバー20を有している。クランプベース32は、略円板状の部材であって、その中心に貫通孔34が形成されている(図3、図4)。クランプベース32は、Z軸正方向側に突出する2本の支持軸36を有している(図4)。クランプベース32は、Z軸正方向側に突出するストッパ38を有している(図4)。ストッパ38は、支持軸36と貫通孔34との間に形成されている。
クランプアーム30には、支持孔40が形成されており、この支持孔40にクランプベース32の支持軸36が挿入されている(図2A、図3、図4)。これにより、クランプアーム30は支持軸36を中心に回動することができる。
クランプアーム30は、その側面がクランプベース32の外に沿って円弧状に形成されたアーム部42を有している。クランプアーム30は、クランプベース32の内周方向に延びて形成されたレバー部44を有している。レバー部44の側面には、支持孔40の径方向に延びる第1作用面46が形成されている。クランプアーム30は、支持孔40を挟んでアーム部42と反対側に頭部48を有している。頭部48の側面には、第1作用面46と略平行に形成された第2作用面50が形成されている。
クランプアーム30の支持孔40とクランプベース32の支持軸36との間には、バネ52が設けられている(図3)。バネ52は、クランプアーム30のアーム部42がクランプベース32の内周側に向かう方向(Z軸正方向側から見て右回り)にクランプアーム30を回動させるように、クランプアーム30を付勢している(図2A)。
カムブロック24は、円板の一部が切り欠かれた形状に形成されており、2つの円弧部54と2つの切欠部56を有している。カムブロック24は、カバー20に回動軸37を中心に回動可能に支持されている。カムブロック24の回動軸37とカバー20との間には、図示しないバネが設けられている。バネは、Z軸正方向側から見て右回りにカムブロック24を回動させるように、カムブロック24を付勢している。
カムブロック24をZ軸正方向側から見たときに、円弧部54の側面は、回動軸37を中心とする円弧状に形成されている。円弧部54の側面には、第1カム58と第2カム60が形成されている(図2A、図4、図5B)。カムブロック24をZ軸正方向側から見たときに、切欠部56は、回動軸3に対して径方向外側に延びるカム面62が形成されている(図2A、図5B)。カムブロック24のZ軸負方向側の面には、回動軸3と同軸上に形成された第1めねじ部64と、円弧状に形成された円弧状溝66が形成されている(図5B)。円弧状溝66には、クランプベース32のストッパ38が係合されている。カムブロック24の回動範囲は、ストッパ38によって、図2Aに示される位置から右回転方向に約90°の範囲に規制されている。
[駆動機構の構成]
駆動機構26は、モータ68および駆動シャフト70を有している。モータ68は、例えばサーボモータであって、後述するモータ制御装置100(図11)による制御の下、駆動シャフト70を回転させる。駆動シャフト70は、丸棒状に形成されており、先端部におねじが切られた第1おねじ部72を有し、中間部におねじが切られた第2おねじ部74を有している。第1おねじ部72は、カムブロック24の第1めねじ部64に螺合する。第2おねじ部74は、ワークベース16を貫通して形成され、内周にめねじが切られた第2めねじ部76に螺合する。
[懸架機構の構成]
懸架機構28は、第1ガイドシャフト78、第2ガイドシャフト80、モータベース82および連結部84を有している。なお、懸架機構28とクランプベース32によって、連結機構85を構成している。
第1ガイドシャフト78は、クランプベース32のZ軸負方向側の面に固定されている(図3)。第1ガイドシャフト78は、ワークベース16を貫通する貫通孔86に挿入され、クランプベース32とともにワークベース16に対してZ軸方向に移動可能に設けられている。
第2ガイドシャフト80は、板状のモータベース82のZ軸正方向側の面に固定されている(図2B、図3)。モータベース82のZ軸正方向側の面には、モータ68が固定されている(図2B、図3)。
第1ガイドシャフト78のZ軸負方向側の端部は、Z軸負方向に向かって開口する中空部87が形成されている。第2ガイドシャフト80のZ軸正方向側の端部は、中空部87に挿入されている。第2ガイドシャフト80の先端と中空部87の底部との間には、バネ88が設けられており、バネ88は、第1ガイドシャフト78に対して、第2ガイドシャフト80をZ軸負方向側に付勢している。
第2ガイドシャフト80は、軸方向に対して直交する方向に貫通するピン孔90を有している。ピン孔90はZ軸方向に延びる長穴形状に形成されており、ピン孔90には第1ガイドシャフト78に固定されるピン92が挿入されている。これにより、第2ガイドシャフト80は、第1ガイドシャフト78に対して、Z軸方向の動きを所定範囲で許容されている。ピン孔90およびピン92によって連結部84が構成されている。
[クランプ装置の動き]
図6Aは、クランプ動作中のクランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図6Bは、図6Aに示されたVIB−VIB線で切断した断面図である。図7Aは、クランプ動作中のクランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図7Bは、図7Aに示されたVIIB−VIIB線で切断した断面図である。
図8Aは、クランプ動作中のクランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図8Bは、図8Aに示されたVIIIB−VIIIB線で切断した断面図である。図9Aは、クランプ動作中のクランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図9Bは、図9Aに示されたIXB−IXB線で切断した断面図である。
図10Aは、ワーク12のクランプが完了した状態のクランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図10Bは、図10Aに示されたXB−XB線で切断した断面図である。図6A、図6B、図7A、図7B、図8A、図8B、図9A、図9B、図10A、図10Bでは、カバー20の図示が省略されている。
以下の説明では、クランプアーム30の回動方向、カムブロック24の回動方向、および、駆動シャフト70の回転方向は、クランプ装置10をZ軸正方向側から見たときの方向が記載されている。また、クランプ装置10は、クランプアーム30およびカムブロック24が、図2Aに示される位置にある状態を、アンクランプ状態という。
アンクランプ状態では、クランプアーム30のレバー部44の第1作用面46とカムブロック24の切欠部56のカム面62とが接触している(図2A)。アンクランプ状態から駆動シャフト70が右回りに回転すると、カムブロック24は駆動シャフト70と一体に右回りに回動する。このとき、カムブロック24の円弧部54の第1カム58がクランプアーム30のレバー部44の第1作用面46を押圧し、クランプアーム30が左回りに回動する。そして、クランプアーム30のアーム部42は、クランプベース32の外周側に移動する(図6A、図6B)。
カムブロック24がさらに右回りに回動すると、カムブロック24の円弧部54の第2カム60がクランプアーム30の頭部48の第2作用面50を押圧し、クランプアーム30はさらに左回りに回動する(図6A、図6B)。
駆動シャフト70は、駆動シャフト70が螺合しているワークベース16に対して右周りに回転するため、ワークベース16に対してZ軸負方向に移動する。駆動シャフト70のZ軸負方向の移動にともない、カムブロック24もZ軸負方向に移動するため、クランプ機構22全体がZ軸負方向に移動する。そして、駆動シャフト70のZ軸負方向の移動にともない、モータ68、モータベース82および第2ガイドシャフト80がZ軸負方向側に移動する(図6A、図6B)。
カムブロック24がアンクランプ状態から約90°右回りに回動すると、ストッパ38がカムブロック24の円弧状溝66の端部に当接し、カムブロック24は右回りの回動が規制される。このとき、クランプアーム30はアンプランプ状態から左周りに約90°回動している(図7A、図7B)。
ストッパ38によりカムブロック24の回動が規制された状態で駆動シャフト70が右回りに回転すると、駆動シャフト70は、カムブロック24に対して右周りに回転し、ワークベース16に対してZ軸負方向に移動する。
駆動シャフト70のZ軸負方向の移動にともない、モータ68、モータベース82および第2ガイドシャフト80はZ軸負方向側に移動する。このとき、第2ガイドシャフト80のピン孔90は、第1ガイドシャフト78に固定されたピン92に対して相対移動するため、第1ガイドシャフト78はZ軸負方向には移動せず、クランプ機構22もZ軸負方向には移動しない(図8A、図8B)。
駆動シャフト70がさらに右回りに回転してZ軸負方向に移動すると、第2ガイドシャフト80もさらにZ軸負方向に移動し、第2ガイドシャフト80のピン孔90のZ軸正方向側端部が、第1ガイドシャフト78に固定されたピン92に当接するため、第1ガイドシャフト78がZ軸負方向に移動し始め、クランプ機構22もZ軸負方向に移動し始める(図9A、図9B)。
駆動シャフト70がさらに右回りに回転し、クランプ機構22のZ軸負方向の移動にともない、クランプアーム30のアーム部42がワーク12をZ軸正方向側からワークベース16に対して押し付ける(図10A、図10B)。これにより、クランプ機構22によるワーク12のクランプが完了する。
[モータ制御装置の構成]
クランプ装置10は、モータ68の制御を行うモータ制御装置100を有している。図11は、モータ制御装置100の構成を示すブロック図である。モータ制御装置100は、制御部102およびドライバ104を有している。制御部102は、位置指令部106、トルク取得部108および判定部110を有している。
位置指令部106は、図示しない数値制御装置から入力されるクランプ機構22にワーク12をクランプさせる指令であるクランプ指令、または、クランプ機構22にワーク12をアンクランプさせる指令であるアンクランプ指令に応じて、モータ68の回転位置の指令値である位置指令値を生成する。ドライバ104は、位置指令値に基づいて、モータ68に供給する電気の電流を制御する。
トルク取得部108は、ドライバ104からモータ68に供給される電気の電流検出値に基づいて、モータ68のトルクを取得する。判定部110は、取得されたトルクに応じて、クランプ機構22によるワーク12のクランプが完了したこと、または、アンクランプが完了したことを判定する。判定部110は、ワーク12のクランプが完了したと判定した場合には、数値制御装置にクランプ完了信号を送信し、ワーク12のアンクランプが完了したと判定した場合には、数値制御装置にアンクランプ完了信号を送信する。
[判定処理]
図12は、判定部110において行われる判定処理の流れを示すフローチャートである。ステップS1において、判定部110は、クランプ機構22がワーク12をクランプしようとしているか否かを判定する。クランプ機構22がワーク12をクランプしようとしている場合にはステップS2へ移行し、クランプ機構22がワーク12をクランプしようとしていない場合には、クランプ機構22がワーク12をアンクランプしようとしていると判定して、ステップS5へ移行する。クランプ機構22がワーク12をクランプしようとしているか、または、ワーク12をアンクランプしようとしているかの判定は、位置指令部106に入力されるクランプ指令、アンクランプ指令に応じて判定してもよいし、位置指令部106から出力される位置指令値に応じて判定してもよい。
ステップS2において、判定部110は、モータ68のトルクの大きさが所定値T1以上であるか否かを判定する。モータ68のトルクの大きさが所定値T1以上である場合にはステップS3へ移行し、モータ68のトルクの大きさが所定値T1より小さい場合にはステップS4へ移行する。
ステップS3において、判定部110は、ワーク12のクランプが完了したと判定して、処理を終了する。ステップS4において、判定部110は、ワーク12のクランプが未完了であると判定して処理を終了する。
ステップS5において、判定部110は、モータ68のトルクの大きさが所定値T2以上であるか否かを判定する。モータ68のトルクの大きさが所定値T2以上である場合にはステップS6へ移行し、モータ68のトルクの大きさが所定値T2より小さい場合にはステップS7へ移行する。
ステップS6において、判定部110は、ワーク12のアンクランプが完了したと判定して、処理を終了する。ステップS7において、判定部110は、ワーク12のアンクランプが未完了であると判定して処理を終了する。
なお、所定値T1と所定値T2との大小関係は特に問わず、同じ値であってもよい。所定値T1および所定値T2は、クランプ機構22がワーク12のクランプを完了したこと、ワーク12のアンクランプを完了したことを判定できるように設定されていればよい。
[作用効果]
工作機械によるワーク12の加工精度を向上させるため、ワーク12はワークベース16に密着されている必要がある。また、ワーク12のクランプを強固にするため、ワーク12はワークベース16に押し付けられている必要がある。ワーク12の上方にワーク12をワークベース16に向かって押し付ける機構(以下、押し付け機構)が設けられると、加工時にツールが押し付け機構に干渉するおそれがある。また、ワーク12の下部に磁力によりワーク12を吸着する機構(以下、吸着機構)が設けられることにより、ツールと吸着機構との干渉は防ぐことができるが、その場合、設置できるワーク12は磁性体のものに限られる。
本実施の形態のクランプ装置10は、クランプ機構22として、ワーク12をクランプするクランプアーム30、および、回動することにより、クランプアーム30を回動させるカムブロック24を有する。カムブロック24には駆動シャフト70が接続され、駆動シャフト70を回転させるモータ68は、ワークベース16を挟んでクランプ機構22と反対側に配置される。これにより、ワーク12の上方にクランプ装置10が配置されない構造とすることができ、ツールとクランプ装置10との干渉を抑制することができる。
また本実施の形態のクランプ装置10は、駆動シャフト70がワークベース16の第2めねじ部76に螺合されており、駆動シャフト70が回転することにより、駆動シャフト70とともにクランプアーム30がZ軸負方向側に移動する。これにより、クランプアーム30をワークベース16側に移動させることができ、ワーク12の原材料が磁性体であるか非磁性体であるかに関わらず、ワーク12をワークベース16に押し付けることができる。
また、本実施の形態のクランプ装置10は、クランプベース32に接続された第1ガイドシャフト78とモータベース82に接続された第2ガイドシャフト80との間に、第1ガイドシャフト78に対する第2ガイドシャフト80のZ軸方向の移動を所定範囲で許容する連結部84を有する。これにより、カムブロック24がストッパ38によって回動が規制された状態で、駆動シャフト70がカムブロック24に対して相対回転した後に、第2ガイドシャフト80が第1ガイドシャフト78をZ軸負方向側に引っ張り、その結果、クランプ機構22がワークベース16側に移動する。よって、クランプアーム30のアーム部42がクランプベース32の外周側に伸びきった状態で、クランプアーム30によりワーク12をワークベース16に押し付けることができる。
また、本実施の形態のクランプ装置10は、カムブロック24のクランプベース32に対向する面に円弧状溝66を有し、クランプベース32のカムブロック24と対向する面に円弧状溝66と係合するストッパ38を有する。これにより、カムブロック24の回動範囲を規制することができ、駆動シャフト70がカムブロック24に対して相対回転することができる。
また、本実施の形態のクランプ装置10は、モータ68のトルクを取得するトルク取得部108と、取得されたトルクが所定値T1以上である場合に、ワーク12がクランプアーム30によりクランプされていると判定する判定部110を有する。これにより、クランプ装置10は、クランプアーム30からワーク12に過大な力が作用することを抑制し、ワーク12を変形させることなくクランプすることができる。
〔変形例〕
図13Aは、ワーク12のクランプが完了した状態のクランプ装置10をZ軸正方向側から見た上面図である。図13Bは、図13Aに示されたXIIIB−XIIIB線で切断した断面図である。
第1の実施の形態では、クランプアーム30は、ワーク12の上面をZ軸正方向側からワークベース16に押し付けていた。これに対して、図13A、図13Bに示されるように、ワーク12の貫通孔14の内周面にクランプアーム30の側面を押し付けることでワーク12を保持するようにしてもよい。クランプアーム30がワーク12を保持した状態で、クランプ機構22をZ軸負方向に移動させることにより、ワーク12をワークベース16に押し付けることができる。
また、第1の実施の形態では、クランプ機構22は、ワーク12の貫通孔14に挿入されて、ワーク12の内周側においてワーク12をクランプするようにしているが、ワーク12の外周側においてワーク12をクランプするようにしてもよい。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
ワーク(12)をクランプするクランプ装置(10)であって、回動することにより前記ワークの移動を規制するクランプアーム(30)と、回動することにより、前記クランプアームを回動させるカムブロック(24)と、前記ワークが設置されるワークベース(16)と、棒状に形成された部材であって、中間部において前記ワークベースに形成されたねじ部(76)に螺合するとともに、一端部において前記カムブロックの回動軸上に形成されたねじ部(64)に螺合する駆動シャフト(70)と、前記駆動シャフトを回転させることにより、前記カムブロックを回動させるとともに、前記駆動シャフトを軸方向に移動させるモータ(68)と、前記駆動シャフトと前記クランプアームとを連結し、前記駆動シャフトの軸方向の移動にともない、前記クランプアームを前記ワークベース側に移動させる連結機構(85)と、を有する。これにより、ワークの原材料が磁性体であるか非磁性体であるかに関わらず、ワークをワークベースに押し付けることができる。
上記のクランプ装置であって、前記連結機構は、前記クランプアームが設置されるクランプベース(32)と、前記クランプベースに対して前記モータを懸架する懸架機構(28)と、を有してもよい。これにより、クランプベースとモータとを一体に軸方向に移動させることができる。
上記のクランプ装置であって、前記懸架機構は、前記クランプベースと一体に移動可能に設けられる第1ガイドシャフト(78)と、前記モータと一体に移動可能に設けられる第2ガイドシャフト(80)と、前記第1ガイドシャフトと前記第2ガイドシャフトとを連結するとともに、前記第1ガイドシャフトに対する前記第2ガイドシャフトの軸方向の動きを所定範囲で許容する連結部(84)と、を有してもよい。これにより、クランプアームがクランプベースの外周側に伸びきった状態で、クランプアームによりワークをワークベースに押し付けることができる。
上記のクランプ装置であって、前記カムブロックは、回動軸方向の側面に円弧状に形成された円弧状溝(66)を有し、前記クランプベースは、前記円弧状溝に係合され、前記カムブロックの回動範囲を規制するストッパ(38)を有してもよい。これにより、カムブロックの回動範囲を規制することができ、駆動シャフトがカムブロックに対して相対回転することができる。
上記のクランプ装置であって、前記モータのトルクを取得するトルク取得部(108)と、取得されたトルクが所定値(T1)以上であるときに、前記ワークが前記クランプアームによりクランプされていると判定する判定部(110)と、を有してもよい。これにより、クランプ装置は、クランプアームからワークに過大な力が作用することを抑制し、ワークを変形させることなくクランプすることができる。
10…クランプ装置 12…ワーク
16…ワークベース 24…カムブロック
28…懸架機構 30…クランプアーム
32…クランプベース 38…ストッパ
64…第1めねじ部(ねじ部) 66…円弧状溝
68…モータ 70…駆動シャフト
76…第2めねじ部(ねじ部) 78…第1ガイドシャフト
80…第2ガイドシャフト 84…連結部
85…連結機構 108…トルク取得部
110…判定部

Claims (5)

  1. ワークをクランプするクランプ装置であって、
    回動することにより前記ワークの移動を規制する複数のクランプアームと、
    回動することにより、前記複数のクランプアームを回動させるカムブロックと、
    前記ワークが設置されるワークベースと、
    棒状に形成された部材であって、中間部において前記ワークベースに形成されたねじ部に螺合するとともに、一端部において前記カムブロックの回動軸上に形成されたねじ部に螺合する駆動シャフトと、
    前記駆動シャフトを回転させることにより、前記カムブロックを回動させるとともに、前記駆動シャフトを軸方向に移動させるモータと、
    前記駆動シャフトと前記クランプアームとを連結し、前記駆動シャフトの軸方向の移動にともない、前記クランプアームを前記ワークベース側に移動させる連結機構と、
    を有する、クランプ装置。
  2. 請求項1に記載のクランプ装置であって、
    前記連結機構は、
    前記クランプアームが設置されるクランプベースと、
    前記クランプベースに対して前記モータを懸架する懸架機構と、
    を有する、クランプ装置。
  3. 請求項2に記載のクランプ装置であって、
    前記懸架機構は、
    前記クランプベースと一体に移動可能に設けられる第1ガイドシャフトと、
    前記モータと一体に移動可能に設けられる第2ガイドシャフトと、
    前記第1ガイドシャフトと前記第2ガイドシャフトとを連結するとともに、前記第1ガイドシャフトに対する前記第2ガイドシャフトの軸方向の動きを所定範囲で許容する連結部と、
    を有する、クランプ装置。
  4. 請求項2または3に記載のクランプ装置であって、
    前記カムブロックは、回動軸方向の側面に円弧状に形成された円弧状溝を有し、
    前記クランプベースは、前記円弧状溝に係合され、前記カムブロックの回動範囲を規制するストッパを有する、クランプ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクランプ装置であって、
    前記モータのトルクを取得するトルク取得部と、
    取得されたトルクが所定値以上であるときに、前記ワークが前記クランプアームによりクランプされていると判定する判定部と、
    を有する、クランプ装置。
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