JPH03217583A

JPH03217583A - シャッター装置

Info

Publication number: JPH03217583A
Application number: JP1213790A
Authority: JP
Inventors: Hideo Hirabayashi; 英雄平林; Yoshiji Uchiumi; 内海　義嗣; Masakazu Makino; 正和牧野
Original assignee: Sanwa Shutter Corp
Current assignee: Sanwa Shutter Corp
Priority date: 1990-01-22
Filing date: 1990-01-22
Publication date: 1991-09-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、建物開口部の下端に収納されるシャッターカ
ーテンを上方に引き上げ、開口部を閉鎖すべく構成した
シャッター装置に関するものである。

［従来の技術］従来，建物開口部に窓枠を穿設し，かつ該窓枠の下方に
シャッターカーテン収納部を設け、窓枠の左右両端に立
設したガイドレールに沿って昇降するシャッターカーテ
ンを手動により持ち上げ，又は引き降ろし，建物開口部
を閉鎖するように構成したシャッターが知られている。

（実開平１−１３８０９８号、実開昭５５−１６５０９
４号）ところが、このものでは，シャッターカーテンを
手動により開閉操作するため、該シャッターカーテンの
重量に抗する持ち上げ力を要し、甚だ利便性に欠ける、
という欠点を有するものであった．そこで、窓枠上方の
屋根部内に巻上げドラムと開閉機を配置し、一端を該巻
上げドラムに固着した吊上げワイヤの他端にシャッター
カーテンを吊持させ，上記開閉機による巻上げドラムの
回転駆動で吊上げワイヤを巻取り、シャッターカーテン
を上方に引き上げて建物開口部を閉鎖するように構成す
ると、前記欠点を解消することができるものの、吊上げ
ワイヤを巻き取る巻上げドラムで巻きずれを生じ易く、
このためシャソターカーテンの左右吊持ち位置に相違が
生じて片下がり状態になってしまう、という危惧を有す
るばかりでなく、上記巻きずれにより吊上げワイヤ自体
にｈ部的な偏荷重がかかり、該吊上げワイヤの寿命を著
しく低下させてしまう、という欠点を有するものであっ
た。

［本発明が解決しようとする課題］本発明は、上記の如き実状に鑑み、従来の欠点を解消す
べく創案されたものであって、そのＵ的とするところは
、シャッターカーテン巻上げ時の片下がりを防止し、円
滑かつ確実な巻上げ作動を行なうことができるシャッタ
ー装置を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］課題を解決するため、本発明が採用した技術的手段は、
窓等建物開口部の下側に形成される池袋部に巻取シャフ
トに巻装されたシャッター力ーテンを内蔵し、開口部の
上側に形成される屋根部に，上記シャッターカーテンの
巻上げ側始端部左右両端に連結された巻上げドラムと、
該巻上げドラムを正逆回転させる開閉機とを内蔵し、窓
面を画する左右の方立に上記シャッターカーテンの左右
両端を案内するガイドレールを立設すると共に．上記シ
ャッターカーテンは、該シャッターカーテン巻上げ始端
部左右両端に連結された一対の帯状吊条体を介して巻上
げドラムに吊設されていることを特徴とするものである
。

［発明の作用コしたがって、本発明によれば、シャッターカーテンの巻
上げによる片下がりを未然に防止し、安定したシャッタ
ーカーテン巻上げ巻戻し作動を行なうことができる。

［実施例］本発明の構成を、図面に示した一実施例について、詳細
に説明する。

第１図ないし第４図において、１は建物開口部２に設置
された出窓シャッターであり，該出窓シャッター１は、
正面Ａと左右袖部Ｂ，Ｃとからなる三面窓枠３を設け、
該三面窓枠３の上部には屋根部４を配設すると共に、下
部には正面八用シャツターカーテン５ａ、左右袖部用シ
ャツターカーテン５ｂおよび５ｃを収納する地袋部６を
一体的に組成して設置されている。

上記地袋部６内には、シャッターカーテン５ａ，５ｂ，
５ｃを懸回する巻取シャフト７ａ，７ｂ．７ｃが、各々
上下に偏位した位置に軸支されていると共に、上記シャ
ッターカーテン５ａ，５ｂ，５ｃの各上端部には、開口
幅方向に上板８ａ，８ｂ，８ｃが装着されている。

また、屋根部４には、シャッターカーテン５ａ，５ｂ，
５ｃの左右両端に連結される一対の吊条体９，９・・・
を巻上げる巻上げドラム１０．１０・・と、該巻上げド
ラム１０．１０・・・を正逆転味動する開閉機１１が駆
動部組付板４ａ上に配設されており、池袋部６上面に立
設した方立１２，１２・・・に並設されるガイドレール
１３．１３・・・に案内されてシャッターカーテン５ａ
，５ｂ，５ｃを昇降するように構成されている。

上記屋根部４のまぐさ部４ｂには、開口幅方向に弾性中
空体１４．１４・・・が下方に向けて突設されており、
上板８ａ，８ｂ，８ｃの当接で、開口部を密閉するよう
になっている。

上記吊条体９，９・・・は、第５図（ａ）ないし（ｂ）
に示す如く、金属製帯９ａ，９ａ・・・の一端を巻上げ
ドラム１０．１０・・・に挟着し、かつ他端に吊持金具
９ｂ，９ｂ・・・を固着して構成されており、該吊持金
具９ｂ，９ｂ・・・を、上板８ａ，８ｂ，８ｃの図示し
ない吊持部に係着させてシャツターカーテン５ａ，５ｂ
，５ｃを吊持するようになっている。

叙上の如き構成において、シャッターカーテン５ａ，５
ｂ，５ｃを昇降させて三面窓Ａ，ＢおよびＣを開閉せし
めるには、開閉機１１を正逆転睡動し、該開閉機１１の
回転駆動に連動する巻上げドラム１０，１０・・・の正
逆転駆動により吊条体９，９・・の巻上げ，巻戻しする
ことによって、該吊条体９，９・・・に連結されたシャ
ッターカーテン５ａ，５ｂ，５ｃは，巻取シャフト７ａ
，７ｂ，７ｃから繰出し、繰り入れ作動され、三面窓Ａ
，ＢおよびＣを開閉することができる。

このような昇降作動で、巻上げドラム１０．１０・・・
に巻き取られる吊条体９，９・・・は、該巻上げドラム
９，９・・・に巻きずれを生ずることなく積層状に懸回
されるため、シャツターカーテン５ａ，５ｂ，５ｃの吊
持位置の片下がり状態が皆無となり、したがって、安定
したシャツターカーテン５ａ，５ｂ，５ｃの昇降作動を
行なうことができる。

［発明の効果］これを要するに、窓等建物開口部の下側に形成される地
袋部に巻取シャフトに巻装されたシャツターカーテンを
内蔵し、開口部の上側に形成される屋根部に、上記シャ
ッターカーテンの巻上げ側始端部左右両端に連結された
巻上げドラムと，該巻上げドラムを正逆回転させる開閉
機とを内蔵し、窓面を画する左右の方立に上記シャツタ
ーカーテンの左右両端を案内するガイドレールを立設す
ると共に、上記シャッターカーテンは，該シャツタ一カ
ーテン巻上げ始端部左右両端に連結された一対の帯状吊
条体を介して巻上げドラムに吊設したから、屋根部に設
置された巻上げドラムへの巻取巻上げ時において、該巻
上げドラムの巻きずれを未然に防止することができ，シ
ャッターカーテンの片下がり状態を皆無にすることがで
きるばかりでなく、吊条体への不要な荷重を除き、もっ
て安定したシャツターカーテン昇降作動を行なうことが
できる、という極めて有用な新規的効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明のシャッター装置の一実施例を示すもの
であって、第１図は全体斜視図、第２図は屋内側から見
た全体斜視図、第３図は池袋部の要部斜視図，第４図は
屋根部の断面図、第５図（．）および（ｂ）は要部作用
説明図である。図中、４・・・屋根部，５ａ，５ｂ，５ｃ・・・シャッターカ
ーテン、６地袋部、７ａ，７ｂ，７ｃ・・・巻取シャフ
ト、９，９・・・吊条体、１０，１０・・・巻上げドラ
ム、１１・・・開閉機、１３，１３・・・ガイドレール、である。

Claims

【特許請求の範囲】

窓等建物開口部の下側に形成される地袋部に巻取シャフ
トに巻装されたシャッターカーテンを内蔵し、開口部の
上側に形成される屋根部に、上記シャッターカーテンの
巻き上げ側始端部左右両端に連結された巻上げドラムと
、該巻上げドラムを正逆回転させる開閉機とを内蔵し、
窓面を画する左右の方立に上記シャッターカーテンの左
右両端を案内するガイドレールを立設すると共に、上記
シャッターカーテンは、該シャッターカーテン巻上げ始
端部左右両端に連結された一対の帯状吊条体を介して巻
上げドラムに吊設されていることを特徴とするシャッタ
ー装置。