JP2541892Y2 - シートシャッタの昇降装置 - Google Patents

シートシャッタの昇降装置

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JP2541892Y2
JP2541892Y2 JP1990056854U JP5685490U JP2541892Y2 JP 2541892 Y2 JP2541892 Y2 JP 2541892Y2 JP 1990056854 U JP1990056854 U JP 1990056854U JP 5685490 U JP5685490 U JP 5685490U JP 2541892 Y2 JP2541892 Y2 JP 2541892Y2
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shutter
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JP1990056854U
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JPH0416296U (ja
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久生 大城
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ワールド工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシートシャッタの昇降装置に関するものであ
る。
シートシャッタは、工場や倉庫等、主として車両の出
入口に取り付けられるもので、膜状のシャッタである。
(従来技術とその問題点) 従来のシートシャッタは、出入口を塞ぐスペースの膜
状シャッタを、出入口の上縁に沿って架け渡された巻取
シャフトに、巻き取って出入口を開き、巻きほどいて塞
ぐ構成とされている。
このため、巻取の始めには、出入口を塞ぐ膜状シャッ
タの全体を巻き上げねばならず、大きな回転トルクが必
要となる。
他方、巻きほどきの始めには、膜状シャッタのぶら下
っている荷重はゼロに近いため、シャッタの自重を利用
しての自然な巻きほどきは期待できず、チェーン等で引
き下げるなど、スタート時に何らかの外力を加えてやら
なければならない。
これに対して、幕状シャッタに水平方向に延在し、上
下方向に間隔を置いて数段に配した骨材と骨材との間の
幕状シャッタにリングを縫い付け、このリングの穴に上
方から牽引用の索条を通し、その索条の下端を最下段の
骨材に固定し、帯の上端側を巻き取ったり、巻きほどい
たりすることによって、幕を開閉する方式のものが、実
願昭56−121423号(実開昭58−26393号)として提案さ
れている。
しかし、これは、骨材では無く、幕状シャッタ自体に
牽引部材としての索条を通している構造であるため、幕
自体の堅牢性に構造上の問題がある。
他方に、骨材が水平方向に延在し、上下方向に間隔を
置いて数段に配した骨材の両側縁側にそれぞれ幕を張
り、それぞれの幕の内部空間に位置する骨材自体に上下
方向に貫通する穴を開け、この穴に上方から牽引用の帯
を通し、その帯の下端を最下段の骨材に固定し、帯の上
端側を巻き取ったり、巻きほどいたりすることによっ
て、骨材の上下位置はそのままにして、上下間隔を縮め
たり開いたりすることで、幕を開閉する方式のものが、
実公昭60−15908号公報にて提案されている。
しかし、これは、第1に、骨材の両側縁側のそれぞれ
に幕を設けねばならず、しかも、その幕は骨材と骨材と
の間に置いて、互いに離れる方向に曲がることで幕を畳
んでいるため、幕自体の堅牢性に構造上の問題がある。
第2に、骨材自体がその上下方向の位置がそのままの状
態にて上方に引き上げられるだけであるから、出入口の
高さ方向に出入口としては無用な幕の収納スペースを必
要としてしまう。
第3に、この種の構造では、牽引用帯の磨耗や損傷が
激しく、その装着の取換えが必要になるが、牽引用帯は
二つの幕の間にある骨材の穴に通していかなければなら
ないため、その取換え作業が極めて繁雑となる等の問題
がある。
又、シートシャッタは、工場や倉庫等、主として車両
の出入口に取り付けられるものであるため、その膜状の
シャッタは、家庭用のブラインドやシャッタ等とは異な
り、比較的大型であるため、それ自体、かなりの重量と
なっており、巻きとり、巻きほどきの際には、大きな衝
撃が走りやすく、高度の堅牢性が要求されている。
(問題解決の手段) 本考案は、上記問題の解決を目的として成されたもの
で、 垂直に垂らされる膜状シャッカの内部に上下方向に適当
間隔を置き複数段にわたって水平方向に骨材を配し、当
該幕状シャッタの一面側には、骨材の一部を露出させ垂
直方向に貫通孔を形成した懸下部材を設け当該懸下部材
を水平方向に適当間隔を置いて縦方向に列設し、出入口
の上縁側に配設された巻取部に一端を連結した牽引部材
の他端を、膜状シャッタに配設された最上段の懸下部材
から順次下方の懸下部材の貫通孔に挿通させて、最下段
の懸下部材に固定し、 上記巻取部で牽引部材を巻き取ることにより膜状シャッ
タを引上げ、巻きほどくことにより膜状シャッタを引下
げて、出入口を開閉する構成としたものである。
(作用) 本考案の膜状シャッタは、従来のロール式と異なり、
膜状シャッタの内部に骨材が配されて当該膜状シャッタ
の一側面に於いて、骨材の一部を露出させた懸下部材に
牽引部材が通され、巻取部は、膜状シャッタではなく、
牽引部材のみを巻き取ることによって、膜状シャッタ
が、その最下段の、骨材と一体形成された懸下部材から
上方の懸下部材を介して順次引き上げられていき、懸下
部材間の膜がU字状に折り畳まれた状態で段階的に逐次
上方へと集められて、波状に折り畳まれて懸下された状
態に集められる。
又、牽引部材が巻きほどかれると、膜状シャッタはそ
の自重により、骨材と一体形成された懸下部材を介して
自然落下に近い速さで落される。
(実施例) 以下、本考案を実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
第1図に於て、図中の符合20は垂直に垂らされた膜状
シャッタ、符合21は膜状シャッタ20を上下に昇降させる
牽引部材としての帯、符合22は帯21を通すため膜状シャ
ッタ20に固定された懸下部材であり、符合10は、出入口
の形状に応じて構成された門型フレームである。
第1図及び第2図に於て、門型フレーム10の左右の脚
部11には断面コ字型の溝12が形成されており、左右の脚
部11、11の溝12、12は互いに開放側が向い合わされてい
る。
これらの脚部11、11の上端側には梁部13が架け渡され
ており、この梁部13内には、帯21を巻き取る巻取装置の
巻取部としての軸(図示せず)が通されている。
第1図、第3図及び第4図に於て、垂直に垂らされた
膜状シャッタ20の内部には、上下方向に適当間隔を置き
複数段にわたって水平方向に横たわるよう縫い込まれた
状態にて、骨材24が配設されている。
そして、この幕状シャッタの一面側には、骨材24の一
部をシャッタ表面から露出させて懸下部材22を設けてお
り、この懸下部材22に垂直方向に通り抜ける貫通孔23を
形成してある。
膜状シャッタ20には、第1図に示すように、その幕状
シャッタの左右端側に沿って、各々縦一列状を成すよう
に上下方向に骨材としてのパイプ24が均等間隔を置いて
列設されている。
実施例では第4図に示すように、縦に列設された各懸
下部材22は、骨材の一部から骨材の長手方向に取っ手状
に延在させて形成されており、この取っ手の指の通る部
分を帯21の通る貫通孔23として、当該貫通孔23が垂直方
向に向くように形成されている。
又、懸下部材22は、膜状シャッタ20の内部に水平方向
に縫い込められた骨材としてのパイプ24に一体的に設け
られている。
膜状シャッタ20の内部には、このパイプ24が適当間隔
を空けて複数本縫い込まれており、各パイプ24の両端側
に夫々懸下部材22が縦方向に一列となるよう配設されて
いるのである。
第3図に示す実施例には、膜状シャッタ20の最下段に
縫い込まられたパイプ24に懸下部材22を設けていない
が、これに設けてもよい。
牽引部材としての帯21、21は、上述のように配設され
た懸下部材22の貫通孔23に、上方から下方に向けて順次
挿通されて行き、最下段のパイプ24、若しくは、最下段
のパイプ24に懸下部材22が設けられている場合には、そ
の懸下部材22に固定する。
帯21の上端側20Fは、第2図に示すように、出入口の
上縁側、例えば、梁部13の適当な位置に固着された巻取
装置の巻取部としての軸(図示せず)に連結してある。
この巻取部により、左右の帯21、21を同時に巻取って
行くと、膜状シャッタ20は、各々最下段の懸下部材22、
22から上方の懸下部材22、22へと次々に引き上げられて
行き、遂には、第3図に示すように、膜状シャッタ20の
全体が門型フレーム10の上方の梁部13へと集められる。
即ち、出入口が開かれる。 出入口を塞ぐ際には、巻取
部を逆転させて、帯をほどいて行けばよい。
この巻取り、巻ほどきに際して膜状シャッタ20が暴れ
ないようにするには、膜状シャッタ20に縫い込められた
骨材としてのパイプ24の両端を、脚部11の溝12に嵌込ん
でおくのがよい。溝12が上下動されるパイプを案内し、
膜状シャッタ20を整然と昇降させる。
尚、第1図、第3図に示す、符合30は膜状シャッタ20
を作動させるコントロールボックスであり、脚部11の適
当な高さ位置に取り付けてある。
(考案の効果) 本考案によれば、膜状シャッタは、従来のロール式の
巻き上げ巻き下げのものと異なり、膜自体が巻き上げら
れたり巻きほどかれたりするものではなく、その最下段
の懸下部材から上方の懸下部材へと順次引き上げられて
いき、懸下部材間の膜がU字状に折り畳まれた状態で段
階的に逐次上方へと集められて行くものであるから、ロ
ール式のものに比べ、極めて短時間のうちに膜を引き上
げることができる。
又、引き上げられた膜状シャッタは、U字状に折り畳
まれた状態で上方に集められているので、懸下部材を巻
きほどくことにより、その自重で自然落下に近い速さで
落すことができ、ロール式のものに比べ、極めて短時間
で膜を引き下げることができる。従って、出入口の開閉
を迅速且つ円滑に行なうことができる。
又、本考案によれば、幕と骨材と懸下部材とが一体化
され、この懸下部材に牽引部材が通されているので、牽
引部材の運動に対して一枚の幕としての幕状シャッタの
堅牢性が著しく高められる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例にして、 第1図はシートシャッタの昇降装置の全体斜視図 第2図は巻上げ状態を示す一部拡大斜視図、 第3図は巻下げ状態を示す一部拡大斜視図、 第4図は懸下部材の拡大斜視図である。 10……門型フレーム、11……脚部 12……溝、13……梁部 20……膜状シャッタ、21……帯(牽引部材) 21F……帯(上端側)、21B……帯(下端側) 22……懸下部材、23……貫通孔 24……パイプ(骨材) 30……コントロールボックス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直に垂らされる膜状シャッタの内部に上
    下方向に適当間隔を置き複数段にわたって水平方向に骨
    材を配し、当該幕状シャッタの一面側には、骨材の一部
    を露出させ垂直方向に貫通孔を形成した懸下部材を設け
    当該懸下部材を水平方向に適当間隔を置いて縦方向に列
    設し、出入口の上縁側に配設された巻取部に一端を連結
    した牽引部材の他端を、膜状シャッタに配設された最上
    段の懸下部材から順次下方の懸下部材の貫通孔に挿通さ
    せて、最下段の懸下部材に固定し、 上記巻取部で牽引部材を巻き取ることにより膜状シャッ
    タを引上げ、巻きほどくことにより膜状シャッタを引下
    げて、出入口を開閉することを特徴とするシートシャッ
    タの昇降装置。
JP1990056854U 1990-05-30 1990-05-30 シートシャッタの昇降装置 Expired - Lifetime JP2541892Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5826393U (ja) * 1981-08-18 1983-02-19 ト−ソ−株式会社 巻上カ−テン装置
JPS6015908U (ja) * 1983-07-12 1985-02-02 アイシン精機株式会社 油圧リフタの潤滑装置

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