JPH03215068A - シリアルプリンタの動力伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置の出力装置として使用するシリ
アルプリンタの動力伝達装置に関する．〔従来の技術〕 従来のシリアルプリンタ装置におけるスペーシング動作
のための動力伝達装置は、ステツビングモータの軸に固
定したドライブプーリと、外方に設けたテンションプー
リとの間に巻回したタイミングベルトの一部をキャリア
ユニットに直接に圧接またはねじ止めによって固定する
ことによって結合する構造となっている． 〔発明が解決しようとする課題〕 上述のように、タイミングベルトをキャリアユニッ′ト
に直接に圧接またはねじ止めによって固定して結合する
従来のシリアルプリンタの動力伝達装置は、ステッピン
グモータの回転によってモータ自体が発生する振動が、
タイミングベルトを介してキャリアユニットに伝達され
るため、この振動によってキャリアユニットが振動して
共振を起し、騒音の発生源となるという欠点を有してい
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のシリアルプリンタの動力伝達装置は、プリント
ヘッドを搭載して、印字面に沿って往復運動を行ないな
がら印字動作を行なうキャリアと、前記往復運動の動力
源となるステッピングモータとを備え、動力伝達手段と
して前記ステッピングモータの軸上に固定したプーリと
、このプーリに対応して前記キャリアの移動範囲の外に
設けたテンションプーリと、前記ブーりと前記テンショ
ンプーリとの間に閉ループ状に巻回したタイミングベル
トを備え、このタイミングベルトの一部を前記キャリア
のキャリアフレームに固定した動力伝達装置において、
前記キャリアフレームに固定した剛体のホールドプレー
トと、前記タイミングベルトに固定した剛体のベルトホ
ルダプレートと、前記ホルダプレートおよび前記ベルト
ホルダプレートとの間に設けた防振材または制振材とを
有している。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第２図は本発明の一実施例を示す斜視図、第１１図は第
２図の実施例をＡ−Ａ方向から見た断面図である。

まず第２図を参照して本実施例の全体の構成を説明する
。

第２図に示すように、プラテン１およびガイドシャフト
４およびガイドシャフト５およびステッピングモータ７
およびテンションプーリ９は、すべてサイドフレーム（
図示省略）に固定されており、ガイドシャフト４および
５には、プリントヘッド２を搭載したキャリアユニット
３がプラテン１に平行に左右に摺動しながら移動可能な
ように保持されている。タイミングベルト６は、ステッ
ピングモータフの軸上に固定されたドライブプーリ８と
、テンションプーリ９との間に張り渡されており、タイ
ミングベルト６の一部は、ベルト保持部材１０を介して
キャリアユニットに固定されている． ベルト保持部材１０は、第１図に示すようにホルダプレ
ート１０ａと、防振材（または制振材）１０ｂと、ベル
トホルダプレート１０ｃとを有して構成されている。防
振材（または制振材）１０ｂは、ホルダプレート１０ａ
およびベルトホルダプレート１０ｃに焼付けまたは接着
等の手段によって固定されている。またホルダプレート
１０ａは、固定ねじ１２によってキャリアユニット３に
固定されており、ベルトホルダプレート１０ｃには、タ
イミングベルト６の一部６ａがクランブプレート１１を
介して固定ねじ１３によって固定されている。

次に上述の実施例の作用について説明する。

ステッピングモータ７が回転すると、タイミングベルト
６は所定の方向に移動する．このため、タイミングベル
ト６に固定されているキャリアユニット３も所定の方向
に移動する。従ってステッピングモータ７を正逆方向に
回転させることにより、キャリアユニット３は左右方向
に往復運動を行なう。ステッピングモータ７の振動はタ
イミングヘッド８によってベルト保持部材１０に伝達さ
れるが、防振材１０ｂにって吸収されるため、キャリア
ユニット３には伝達されない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のシリアルプリンタの動力
伝達装置は、キャリアユニットにタイミングベルトを結
合するとき、防振材（または制振材）を含んで多層構造
としたベルト保持部材を介し固定することにより、ステ
ッピングモータの回転時に発生する振動がタイミングベ
ルトを介してキャリアユニットに伝達されるのを防止で
きるなめ、スペーシング動作に伴う騒音の発生を低減で
きるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図の実施例のＡ−Ａ方向から見た断面図、
第２図は本発明の一実施例を示す斜視図である。 １・・・プラテン、２・・・プリントヘッド、３・・・
キャリアユニット、４，５・・・ガイドシャフト、６・
・・タイミングベルト、７・・・ステッピングモータ、
８・・・ドライブプーリ、９・・・テンションプーリ、
１０・・・ベルト保持部材、１０ａ・・・ホルダプレー
ト、１０ｂ・・・防振材、１０ｃ・・・ベルトホルダプ
レート、１１・・・クランブプレート、１２．１３・・
・固定ねし。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリントヘッドを搭載して、印字面に沿って往復運動を
   行ないながら印字動作を行なうキャリアと、前記往復運
   動の動力源となるステッピングモータとを備え、動力伝
   達手段として前記ステッピングモータの軸上に固定した
   プーリと、このプーリに対応して前記キャリアの移動範
   囲の外に設けたテンションプーリと、前記プーリと前記
   テンションプーリとの間に閉ループ状に巻回したタイミ
   ングベルトを備え、このタイミングベルトの一部を前記
   キャリアのキャリアフレームに固定した動力伝達装置に
   おいて、前記キャリアフレームに固定した剛体のホール
   ドプレートと、前記タイミングベルトに固定した剛体の
   ベルトホルダプレートと、前記ホルダプレートおよび前
   記ベルトホルダプレートとの間に設けた防振材または制
   振材とを有することを特徴とするシリアルプリンタの動
   力伝達装置。