JPH0732070Y2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0732070Y2
JPH0732070Y2 JP1987109474U JP10947487U JPH0732070Y2 JP H0732070 Y2 JPH0732070 Y2 JP H0732070Y2 JP 1987109474 U JP1987109474 U JP 1987109474U JP 10947487 U JP10947487 U JP 10947487U JP H0732070 Y2 JPH0732070 Y2 JP H0732070Y2
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JP
Japan
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drive motor
vibration
belt
output shaft
printer
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JP1987109474U
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JPS6413354U (ja
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誠 中谷
友一 中島
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 印字ヘッドをベルトで往復移動させて印字媒体に対する
印字を行なわせるプリンタの高精度な印字を維持させる
とともに、駆動モータによる騒音の低減をはかるため
に、該駆動モータを、その軸回りにリング状の第1の防
振部材でフレームに支持させて該駆動モータの回転方向
に対する振動減衰効果を高め、該駆動モータの半径方向
への移動を防止させるための第2の防振部材を駆動モー
タの後端部側に配置させた構成。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、印字ヘッドをベルトで往復移動させて印字媒
体に対する高精度な印字を維持させるとともに、駆動モ
ータによる騒音の低減を図るために該駆動モータの取り
付け構造を改善させたプリンタに関する。
データ処理装置の入出力端末機や、ワードプロセッサな
どに用いられるシリアルプリンタにおいては、駆動モー
タによる帯状のベルトの往復駆動で印字ヘッドを搭載さ
せたキャリアを、プラテンに対して平行に往復移動させ
ながら印字媒体に印字させることが行なわれる。
〔従来の技術〕
プリンタは、第3図の図(a)の要部平面図ならびに図
(b)の側断面図に示されるように、平行する両側のフ
レーム1間にプラテン23が回転可能に取り付けられ、こ
のプラテン23の前面(図(a)では図示下方)に、プラ
テン23と平行に設けられたガイドシャフト5,6にキャリ
ア4が摺動自在に係合されている。
プラテン23に平行して帯状のタイミングベルト(以下、
単にベルトと称する)7が設けられるが、このベルト7
の一方は第5図の要部側面図に示されるように、L形の
ブラケット2を介してフレーム1に確実な固定状態に取
り付けられた駆動モータ10の出力軸の第1のタイミング
プーリ(以下、単に第1のプーリと称する)8と、他方
に配置された第2のタイミングプーリ(以下、単に第2
のプーリと称する)9と、の間に張架されている。
キャリア4は第3図の図(b)に示されるように、係止
金具11でベルト7に取り付け係止されているから、駆動
モータ10の正逆方向への回転駆動によるベルト7の回動
で第3図の図(a)に矢印C−Dで示される方向へキャ
リア4を往復移動させることができる。
キャリア4を往復移動させるベルト7は、たとえば第4
図ならびに第5図に示されるような手段でベルト7を緊
張状態に張架付勢させられる。すなわち、第2のプーリ
9は支持部材14の一方に回転自在に取り付けられてお
り、支持部材14はフレーム1の貫通孔1aに摺動可能に嵌
合されている。この支持部材14の他方の孔14aとフレー
ム1の外側に設けられた固定軸15との間に引っ張りコイ
ルばね16が取り付けられ、これによって、支持部材14と
ともにベルト7が矢印E方向に引っ張り付勢されてい
る。
キャリア4には、インクリボンを収納させたインクリボ
ンカセット12と印字ヘッド13とが搭載されており、印字
ヘッド13の前面に露出させられたインクリボンを介して
キャリア4の矢印C−D方向への往復移動に応じて、プ
ラテン23面上に挿入されている印字媒体であるところの
用紙3に所定のドット印字を行なわせる。所定の印字が
行なわれた用紙3はプラテン23の回転にしたがって第3
図に示される矢印B方向に排出される。
以上のように、滑りをともなわないベルト7には適宜な
張力が付与された状態であるから、往復移動にはがたつ
くことなく印字ヘッド13の移動が行なわれるので、高精
度な印字を得ることができる。駆動モータ10は滑りを生
じることのないパルスモータともいわれるステッピング
モータが用いられることから、滑りをともなわない正確
な回転であり、やはり高精度、高品質な印字を得ること
ができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のプリンタによれば、駆動モータ10は金属製の
ブラケット2を介してフレーム1に確実に、強固に取り
付けられていることから、パルス電流による所定の周波
数で駆動回転される駆動モータ10の振動が、フレーム1
などに伝達されて振動や騒音が生じるなどする。フレー
ム1の振動はキャリア4の走行移動が不安定となり、印
字品質に悪影響をおよぼし、騒音は事務室などへの環境
に影響を与えるといった問題点があった。
本考案は、上記従来の問題点にかんがみて、駆動モータ
の取り付け構造を改善し、プリンタの性能を向上維持さ
せることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記、従来の問題点を解決させる本考案プリンタの構成
手段の要旨とするところは、印字ヘッドと、印字媒体へ
の印字のために該印字媒体面に沿って上記印字ヘッドを
往復移動させるベルトと、出力軸先端部が回転自在に支
持されて上記ベルトを往復回動させる駆動モータと、該
駆動モータの出力軸回りの前端部に取り付けられて該駆
動モータをフレームに支持させるリング状の第1の防振
部材と、上記駆動モータの後端部側に配置され該駆動モ
ータを半径方向に支持させる第2の防振部材と、からな
るプリンタにより、上記目的は達成される。
〔作用〕
駆動モータ特有の振動が半径方向でなく、回転方向であ
ることに着目した本考案の構成手段によると、駆動モー
タの出力軸回りの前端部に取り付けられたリング状の第
1の防振部材は、パルス電流で駆動回転される駆動モー
タ自体の回転方向に対する振動が、リング状であること
にもとづいて、フレームに伝達されることの減衰を高め
ることに大きく寄与する。
このような駆動モータの前端部の支持に対して、後端部
側を第2の防振部材によって半径方向に移動しないよう
に支持させることにより、駆動モータの軸中心は駆動モ
ータ自体とは別な要因による半径方向への作用が働いた
としても半径方向に移動されることなく、回転方向の振
動のみが効果的に減衰されることになる。したがって、
印字品質は向上維持される。
〔実施例〕
以下本考案のプリンタについて、構成要旨にもとづいた
実施例により図面を参照して詳細に説明する。なお、全
図を通じて同一の部分には同一の符号を付して示してあ
る。
本考案のプリンタは、要部のみが示される第1図の側面
図の一実施例のようであるが、以下に述べる駆動モータ
10に関する取り付け部分以外の部分は基本的に従来技術
の説明と同様である。このようなことから、従来技術と
共通する箇所についての説明は省略するので、必要に応
じて前述の内容を参照されたい。
なお、本考案においては、駆動モータ10の出力軸24側の
図示上方側を前端部と称し、反対側の図示下方側を後端
部と称することにする。
フレーム1に取り付けられるL字形のブラケット2に第
1の防振部材17を取り付け、この第1の防振部材17に駆
動モータ10の前端部を支持させる。駆動モータ10はフラ
ンジ形のモータであるから、この前端部のフランジ10a
を第1の防振部材17に取り付け支持させることができる
ものである。
つまり、駆動モータ10の取り付けは、フレーム1に取り
付け固定されるL字形のブラケット2と駆動モータ10の
フランジ10aとの間に、第1の防振部材17を介在させ、
図示されるように両側からねじ22で取り付け固定させ
る。
第1の防振部材17は第2図の斜視図に示されるように、
合成ゴムなどのゴム製のリング状の吸振部材19の両端面
に金属板20を接合させたもので、リング状の防振部材で
ある。金属板20部分にはねじ止め用のねじ孔(タップ
孔)21、あるいは貫通孔を有する。
したがって、駆動モータ10の出力軸24の回りを取り囲む
ようにリング状の第1の防振部材17が取り付けられたこ
とになる。
このブラケット2をフレーム1の所定位置に図示省略の
ねじで取り付け、駆動モータ10の出力軸24に取り付けら
れている第1のプーリ8と、他方の位置に配置されてい
る第2のプーリ9との間にベルト7を張架させるととも
に、ベルト7と印字ヘッド13の搭載されたキャリア4と
を結合係止させる。
駆動モータ10の出力軸24の先端部分に、ベアリング25を
そなえた支持金具26をフレーム1に取り付けるととも
に、このベアリング25を出力軸24の第1のプーリ8の取
り付けられている部分よりも先端部分に嵌合させる。
また、駆動モータ10の後端部側にはフレーム1との間に
駆動モータ10の半径方向への移動を阻止させる第2の防
振部材18を挿入介在させる。この第2の防振部材18は駆
動モータ10外周面の回転方向への微少な移動は可能とす
る状態に取り付けられる。
以上のような構成とすることはつぎのような理由にもと
づく。すなわち、従来の駆動モータ10の取り付け構造は
フランジ10aをブラケット2に直接強固に取り付け固定
されていたので、駆動モータ10自体の姿勢は不動であ
り、したがって出力軸24の半径方向の位置も不動で安定
なものであった。
本考案によれば、駆動モータ10の前端部を第1の防振部
材17で支持させたことより、駆動モータ10は出力軸24の
軸中心に対する半径方向への外力の作用による微少な移
動を、第1の防振部材17の柔軟性にもとづく撓みによっ
て可能な状態となる。駆動モータ10の出力軸24の先端部
分に取り付けられた第1のプーリ8には、ベルト7を介
して他方に配置された第2のプーリ9を牽引している引
っ張りコイルばね16による付勢力が加えられている。し
たがって、出力軸24のは第2のプーリ側への半径方向の
引っ張り力が常に働いていることから、横方向へ軸中心
が不特定な角度傾く可能性がある。
このようなことはパルス駆動によって滑りを生じること
なく駆動制御される駆動モータの起動または停止時の急
激な駆動力や制動力、あるいは回転中の機械的な負荷変
動に起因する回転力変化によっても上記のような傾きの
変動を生じることは、ベルト7の移動速度に影響を与え
印字品質の低下につながる。そこで、このようなことの
生じることのないように出力軸24の位置を半径方向に対
して不動とさせるためにベアリング25で支持させ、この
方向に対しては従来と同等の安定状態とするものであ
る。
出力軸24の先端部分を支持させることは、上記のような
ベルト7に加えられる種々の要因による負荷変動によっ
ては、ベアリング25の支持部分を支点として駆動モータ
10の後端部側がフレーム1側へ近づくような傾斜状態を
生じることとなる。このような姿勢の変化することを抑
え安定した従来と同様な姿勢を維持させて印字品質の低
下をなくすために、駆動モータ10の後端部側に第2の防
振部材17を挿入介在させる。
このような構成を採り得ることは、記述のように駆動モ
ータ10の振動発生が駆動方式自体にもとづき、回転側の
ロータと固定側のステータとの相互間に回転方向の微少
な振動を生じるものであって、駆動モータ自体は回転に
対する動バランスが均衡する状態にされていることで半
径方向の変動をともなうものではないことから、駆動モ
ータ10の出力軸24回りにリング状の第1防振部材17を配
置することで、この方向の振動を緩和し大幅に減少させ
ることができる。
半径方向の振動をともなわないことから、出力軸24の先
端部分をベアリング25で回転可能に支持させることは、
まったく問題のないことであり、同様に後端部側を第2
の防振部材18で支持させることもまた同じである。
この第2の防振部材18は駆動モータ10の外部に生じる回
転方向の微少な振動に対して、後端部側を半径方向の位
置を安定状態に支持するとともに振動をフレーム1に伝
達させない作用、効果を奏するものである。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように本考案になるプリンタによ
れば、駆動モータの出力軸回りの前端部に取り付けられ
て該駆動モータをフレームに支持させるリング状の第1
の防振部材と、該駆動モータの後端部側に配置され該駆
動モータを半径方向に支持させる第2の防振部材と、か
ら構成させたものであるから、駆動モータ特有の振動が
フレームに伝導されることを大幅に減少させることがで
き、キャリアの走行を安定させることから印字品質に影
響をおよぼすことをなくし、騒音の低下を行なわせるこ
とができるなど、実用上の効果はきわめていちじるしい
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプリンタの要部側面図、 第2図は第1の防振部材の斜視図、 第3図(a)はプリンタの要部平面図、 第3図(b)は同図(a)のA−A断面図、 第4図は従来のプリンタの要部平面図、 第5図は従来のプリンタの要部側面図、 である。 各図において、 1はフレーム、1aは貫通孔、2はブラケット、3は用
紙、4はキャリア、5,6はガイドシャフト、7はベル
ト、8は第1のプーリ、9は第2のプーリ、10は駆動モ
ータ、10aはフランジ、11は係止金具、12はインクリボ
ンカセット、13は印字ヘッド、14は支持部材、15は固定
軸、16はコイルばね、17は第1の防振部材、18は第2の
防振部材、19は吸振部材、20は金属板、21はねじ孔、22
はねじ、23はプラテン、24は出力軸、25はベアリング、
26は支持金具、 をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドと、印字媒体への印字のために
    該印字媒体面に沿って上記印字ヘッドを往復移動させる
    ベルトと、出力軸先端部が回転自在に支持されて上記ベ
    ルトを往復回動させる駆動モータと、該駆動モータの出
    力軸回りの前端部に取り付けられて該駆動モータをフレ
    ームに支持させるリング状の第1の防振部材と、上記駆
    動モータの後端部側に配置され該駆動モータを半径方向
    に支持させる第2の防振部材と、からなることを特徴と
    するプリンタ。
JP1987109474U 1987-07-15 1987-07-15 プリンタ Expired - Lifetime JPH0732070Y2 (ja)

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JP1987109474U JPH0732070Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 プリンタ

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JPS6413354U JPS6413354U (ja) 1989-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255174A (ja) * 1985-09-04 1987-03-10 Nec Corp キヤリア横送装置
JPS6244655U (ja) * 1985-09-06 1987-03-18

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JPS6413354U (ja) 1989-01-24

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