JPH02208085A

JPH02208085A - 記録装置

Info

Publication number: JPH02208085A
Application number: JP2763989A
Authority: JP
Inventors: Junichi Yoshikawa; 淳一吉川
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-02-08
Filing date: 1989-02-08
Publication date: 1990-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、記録装置に関し、詳しくは、キャリッジに記
録ヘッドを搭載し、キャリッジに連結されたベルト等を
モータによって駆動することにより記録ヘッドを移動さ
せながら記録が行われる記録装置に関する。

（従来の技術〕第３図は従来のこの種記録装置の一例としてインパクト
プリンタの概要を示す、ここで、１は案内軸２に沿って
８勤自在なキャリッジ、３はキャリッジ１に取付けられ
、従動プーリ４と駆動プーリ５との間に張設されたキャ
リッジベルト、６はキャリッジベルト３を駆動するため
のキャリッジモータである。キャリッジ１には印字ハン
マ７、活字が先端部に配置され、印字ハンマ７によって
打刻される花弁型の活字輪８およびインクリボン９を収
納すると共にそのインクリボン９を活字輪８の前面に保
持するリボンカセットｌＯが搭載されている。

１１は、記録シート１２を活字輪８の対向位置に保持す
るプラテンであり、このように構成された記録装置にお
いては、キャリッジモータ６によりキャリッジ１を記録
シート１２に沿って移動させながら、活字輪８の活字が
次々と選択されて、印字へンマ７によりシート１２上に
印字が行われる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の記録装置では、主要な
機構が鋼板製の不図示の支持フレームに固定ないし支承
されており、キャリッジモータ６もフレームに固定ねじ
等で大言は固定されている。また、キャリッジモータ６
としては一般にＤＣモータやパルスモータが多く使用さ
れているが、ＤＣモータは音が静かな利点がある反面コ
ストが割高なために敬遠され、パルスモータの採用され
る傾向が強い、しかし、パルスモータの方は振動による
騒音が大きく、特に出力の大きいハイプツト型やＶＲ型
モータの場合はこの傾向が太きいので、従来は、第４図
に示すようにモータと支持フレームとの間に騒音低減効
果がある周知の緩衝装置が用いられてきた。

すなわち、第４図において、１３は支持フレーム、１４
は支持フレーム１３とキャリッジモータ６との間に介装
されたゴムダンパであり、ゴムダンパ１４はゴム１４Ａ
の両側に取付鉄板１４Ｂが接着または焼付けによって固
定されていて、これらの取付鉄板１４Ｂにはタップねじ
が刻設されている。そこで、支持フレーム１３にゴムダ
ンパ１４の一方の取付鉄板１４Ｂを固定ねじ１５で取付
け、他方の取付鉄板１４Ｂにモータ６を固定ねじ１５で
固定することによりモータ６に発生する振動をゴムダン
パ１４により吸収させるようにしているが、モータ６が
取付けられている支持フレーム１３の反対側ではゴムダ
ンパ１４の弾性によりモータ軸６Ａおよび駆動プーリ５
が第３図および第４図に矢印で示すように上下左右にぶ
れ易い。

このような振動のために、キャリッジ１の停止精度が低
下し、また振動がキャリッジ１で増幅され易い上、更に
その振動がキャリッジベルト３のテンションを介してモ
ータ６側に戻されるため、ゴムダンパ１４が劣化して永
久変形してしまうなど不都合の点が多かった。

本発明の目的は、上述したような従来の問題点に着目し
、その解決を図るべく、モータの低騒音化を図ると共に
、モータの振動がキャリッジの停止精度に悪影響を与え
るのを防止することのできる記録装置を提供することに
ある。

【課題を解決するための手段〕

かかる目的を達成するために、本発明は、パルスモータ
によりモータ軸に設けたプーリを介してベルトを駆動し
、ベルトに連結されたキャリッジを移動させながら記録
がなされる記録装置において、パルスモータを支持フレ
ームに弾性緩衝体を介して支持させると共に、プーリを
取付けたモータ軸の端部を支持フレームと一体に構成し
た軸支部に軸受を介して軸支させるようにしたことを特
徴とするものである。

〔作　用〕

本発明によれば、弾性緩衝体を介して支持フレームに支
承されるキャリッジ駆動用パルスモータのプーリが取付
けられているモータ軸の他端部を、支持フレームと一体
に構成した軸支部に軸受を介して支持させるようにした
ので、モータ軸の自由端が支持フレームの一部で支持さ
れたことによってプーリを介してキャリッジベルトが振
動するのを抑制することができ、ベルトを介して振動が
キャリッジに伝達されるのを防止することができる。

（実施例）以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す。ここで、２３は支持
フレーム１３と一体に構成され、本例の場合支持フレー
ム１３の一部を折曲げて形成した軸支部であり、この軸
支部２３に玉軸受２４を固定し、玉軸受２４にモータ軸
６への端部を軸支させるようにする。なお、支持フレー
ム１３にゴムダンパ１４を介してキャリッジモータ（パ
ルスモータ）６を取付ける構成については従来例と同様
であるが、ここで、ゴムダンパ１４のゴム１４Ａとして
は、好ましくは硬度（ＪＩＳのＡ−スケール）が４０°
〜６０°のものを使用することによフて一層に騒音低減
効果を高めることができる。

また、本例では軸支部２３を支持フレーム１３の一部を
折曲げ加工することによって形成したが、このような軸
支部２３に合わせた形状の軸支部材を別体として形成し
、かかる軸支部材を支持フレーム１３に固定するように
してもよいことは勿論である。

第２図は本発明の他の実施例を示す。本例は支持フレー
ム１３にパルスモータ６を取付けるのに、ゴムブツシュ
２５を支持フレーム１３の支持孔１３Ａに嵌め込み、固
定ねじ１５をこのゴムブツシュ２５に嵌め込んで、ゴム
ブツシュ２５を介してモータ６を支持フレーム１３に支
持させるようにしたもので、モータ６の振動はゴムブツ
シュ２５に吸収されることによって支持フレーム１３に
伝達されることがない、また、モータ軸６＾の軸端部を
玉軸受２４により支持フレーム１３と一体の軸支部２３
に支持させたことにより、自由振動すべき片持梁の端部
が固定支持された形態となり、駆動プーリ５を介してキ
ャリッジベルト３にモータ６の振動が伝達されるのを抑
制することができる。なお、第１図および第２図に示し
た実施例ではいずれにおいてもモータ６は元より軸支部
２３および玉軸受２４においても騒音の発生することが
ないことを本発明者は実験によって確認した。

また、以上の実施例ではインパクトプリンタの場合につ
いて述べてきたが、本発明の適用はこれに限らずサーマ
ルプリンタ等パルスモータを駆動源としてキャリッジ駆
動に使用されるノンインパクトプリンタにも広く適用で
きることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、パルスモー
タを支持フレームに弾性緩衝体を介して支持させると共
に、プーリを取付けたモータ軸の端部を支持フレームと
一体に構成した軸支部に軸受を介して軸支させるように
したので、パルスモータの騒音と共に、その振動を抑制
することができ、モータの振動がべ、ルトを介、してキ
ャリッジに伝達され、キャリッジの停止位置の精度が狂
うのを防ぐことができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるパルスモータ支持構造の一例を示
す断面図、第２図は本発明によるパルスモータ支持構造の他の例を
示す断面図、第３図は従来の記録装置の構成の一例を示す斜視図、第４図は従来の記録装置におけるパルスモータ支持構造
の断面図である。１・・・キャリッジ、３・・・キャリッジベルト、５・・・駆動プーリ、６・・・キャリッジモータ（パルスモータ）、６＾・・
・モータ軸、１３・・・支持フレーム、１４・・・ゴムダンパ、１４Ａ・・・ゴム、１４Ｂ・・・取付鉄板、１５・・・固定ねし、２３・・・軸支部、２４・・・玉軸受、２５・・・ゴムブツシュ。

Claims

【特許請求の範囲】パルスモータによりモータ軸に設けたプーリを介してベ
ルトを駆動し、該ベルトに連結されたキャリッジを移動
させながら記録がなされる記録装置において、前記パルスモータを支持フレームに弾性緩衝体を介して
支持させると共に、前記プーリを取付けた前記モータ軸
の端部を前記支持フレームと一体に構成した軸支部に軸
受を介して軸支させるようにしたことを特徴とする記録
装置。