JPH06246998A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JPH06246998A
JPH06246998A JP3572293A JP3572293A JPH06246998A JP H06246998 A JPH06246998 A JP H06246998A JP 3572293 A JP3572293 A JP 3572293A JP 3572293 A JP3572293 A JP 3572293A JP H06246998 A JPH06246998 A JP H06246998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
carriage
weight
drive pulley
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3572293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Seshimo
龍哉 瀬下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3572293A priority Critical patent/JPH06246998A/ja
Publication of JPH06246998A publication Critical patent/JPH06246998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主としてベルトの振動に起因する騒音を低減
する。 【構成】 モータ1により駆動される駆動プーリー2
と、この駆動プーリーと従動プーリー4との間に掛けら
れたベルト3における駆動プーリーとキャリッジ5との
間に位置する部位3aに重り31を設ける。また、キャ
リッジが取り付けられていない側3bにも重り32を設
る。重り31,32をベルト3と一体的に形成すること
も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベルトを用いてキャリッ
ジを往復動させる形式のプリンタに関する。特に、騒音
を低減することのできるプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5に示すようなキャリッジ
駆動機構を備えたプリンタが知られている。
【0003】同図において、1はモータ、2はモータ1
により駆動される駆動プーリー、3は駆動プーリー2と
従動プーリー4との間に掛けられたベルト、5はベルト
3に取り付けられたキャリッジ、6はキャリッジを案内
するガイド軸である。
【0004】このようなプリンタは、モータ1を正転・
逆転させることにより、キャリッジ5が矢印X1,X2
で示すように往復動し、キャリッジ5に搭載された印字
ヘッド(図示せず)によって用紙に印字がなされるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タにおいては、モータ1の振動が駆動プーリー2を介し
てベルト3に伝わり、このベルト3の振動が騒音の一因
となっていた。
【0006】またさらに、ベルト3の、駆動プーリー2
とキャリッジ5との間の部位3aにおける振動は、キャ
リッジ5に伝わり、このキャリッジ5の振動も騒音の一
因となっていた。
【0007】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、騒音を低減することができるプリンタを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のプリンタは、モータと、このモータに
より駆動される駆動プーリーと、この駆動プーリーと従
動プーリーとの間に掛けられたベルトと、このベルトに
取り付けられたキャリッジとを備えたプリンタにおい
て、前記ベルトにおける駆動プーリーとキャリッジとの
間に位置する部位に重りを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載のプリンタは、モータと、こ
のモータにより駆動される駆動プーリーと、この駆動プ
ーリーと従動プーリーとの間に掛けられたベルトと、こ
のベルトに取り付けられたキャリッジとを備えたプリン
タにおいて、前記ベルトにおけるキャリッジが取り付け
られていない側の駆動プーリーと従動プーリーとの間に
位置する部位に重りを設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載のプリンタは、モータと、こ
のモータにより駆動される駆動プーリーと、この駆動プ
ーリーと従動プーリーとの間に掛けられたベルトと、こ
のベルトに取り付けられたキャリッジとを備えたプリン
タにおいて、前記ベルトにおける駆動プーリーとキャリ
ッジとの間に位置する部位に重りを設けるとともに、前
記ベルトにおけるキャリッジが取り付けられていない側
の駆動プーリーと従動プーリーとの間に位置する部位に
も重りを設けたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載のプリンタは、請求項1また
は2または3記載のプリンタにおいて、前記重りが、ベ
ルトと一体的に形成されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載のプリンタによれば、ベルトにお
ける駆動プーリーとキャリッジとの間に位置する部位に
重りが設けられているので、この部位におけるベルトの
振動が抑制される。このため、キャリッジに伝わる振動
も抑制される。
【0013】したがって、ベルトおよびキャリッジから
発せられる騒音が低減されることとなる。
【0014】請求項2記載のプリンタによれば、ベルト
におけるキャリッジが取り付けられていない側の駆動プ
ーリーと従動プーリーとの間に位置する部位に重りが設
けられているので、この部位におけるベルトの振動が抑
制さる。このため、従動プーリー並びに従動プーリーを
介してキャリッジに伝わる振動も抑制され、ここから発
せられる騒音が低減されることとなる。
【0015】請求項3記載のプリンタによれば、上述し
た請求項1および2記載のプリンタによる作用が同時に
得られ、一層騒音が低減される。
【0016】請求項4記載のプリンタによれば、請求項
1または2または3記載のプリンタにおいて、重りが、
ベルトと一体的に形成されているので、重りの取り付け
作業が不要となり、容易に騒音の低減が実現される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0018】図1は本発明に係るプリンタの一実施例の
内部構造を示す部分斜視図、図2はその要部を別方向か
らみた概略斜視図である。これらの図において、図5に
示した従来のものに相当する部分には同じ符合を付して
その説明は省略する。
【0019】図1において、10は、サイドフレーム1
1,11(一方のみ図示)の間に固定されたメインフレ
ームであり、このメインフレーム10の背部にモータ1
が固定されている。駆動プーリー2はモータ1の出力軸
1aに固定されており、従動プーリー4はメインフレー
ム10に回転可能に取り付けられている。キャリッジ5
は、駆動プーリー2と従動プーリーとに掛けられたベル
ト3に固定されており、一端5aがガイド軸6によって
案内され、他端5bがサブフレーム12の上面により案
内されて往復動するようになっている。サブフレーム1
2はサイドフレーム11,11に固定されている。
【0020】本実施例の特徴は、図1、図2に示すよう
に、ベルト3における駆動プーリー2とキャリッジ5と
の間に位置する部位3aに重り31を設けるとともに、
ベルト3におけるキャリッジ5が取り付けられていない
側の駆動プーリー2と従動プーリー4との間に位置する
部位3bにも重り32を設けた点にある。
【0021】このような構成とすると、モータ1から駆
動プーリー2を介してベルト3に伝わる振動のうち、駆
動プーリー2とキャリッジ5との間に位置する部位3a
に伝わった振動は、重り31によって抑制される。この
ため、キャリッジ5に伝わる振動も抑制される。
【0022】したがって、ベルト3およびキャリッジ5
から発せられる騒音が低減されることとなる。特に、キ
ャリッジ5が箱形である場合、キャリッジ5が共振して
騒音が著しくなることがあったが、本実施例によれば、
重り31を取り付けることにより、共振点をずらすこと
が出来、騒音を著しく低減することができる。
【0023】また、モータ1から駆動プーリー2を介し
てベルト3に伝わる振動のうち、ベルトにおけるキャリ
ッジが取り付けられていない側の駆動プーリーと従動プ
ーリーとの間に位置する部位3bに伝わった振動は、重
り32によって抑制される。このため、従動プーリー4
並びに従動プーリー4を介してキャリッジ5に伝わる振
動も抑制され、ここから発せられる騒音も低減される。
【0024】上述した重り31,32は、それぞれ振動
を有効に抑制することができる重さに設定する。図4
に、重り31,32を1〜5grの範囲で変化させた場
合の実験結果の例を示す。図中Aは、ベルトの部位3a
のみに重り31を設け、その重さを変化させた場合の結
果を、Bはベルトの部位3bのみに重り32を設け、そ
の重さを変化させた場合の結果を、Cは部位3aに3g
rの重りを設け、部位3bに設けた重り32の重さを変
化させた場合の結果を、それぞれ示している。この例で
は、部位3aに3grの重りを設け、部位3bに設けた
重り32の重さを4grに設定した場合に、最も有効な
騒音低減効果が得られることが分かる。
【0025】なお、重り31,32は、キャリッジの往
復道を妨げない位置に設ける。
【0026】また、重り31,32は、ベルト3と一体
的に形成することができ、その場合には、重りの取り付
け作業が不要となるので、組立作業が容易になる。
【0027】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0028】例えば、図3に示すように、ベルト3の配
置方向や、キャリッジ5の取り付け方向は、任意であ
る。
【0029】また、重り31,32は必ずしも両方設け
る必要はなく、いずれか一方だけ設けても効果がある。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、主としてベルトの振動
に起因する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの一実施例の内部構造を
示す部分斜視図。
【図2】同上実施例の要部を別方向からみた概略斜視
図。
【図3】変形例を示す要部の斜視図。
【図4】実験結果の例を示す図。
【図5】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1 モータ 2 駆動プーリー 3 ベルト 4 従動プーリー 5 キャリッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータにより駆動される
    駆動プーリーと、この駆動プーリーと従動プーリーとの
    間に掛けられたベルトと、このベルトに取り付けられた
    キャリッジとを備えたプリンタにおいて、前記ベルトに
    おける駆動プーリーとキャリッジとの間に位置する部位
    に重りを設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 モータと、このモータにより駆動される
    駆動プーリーと、この駆動プーリーと従動プーリーとの
    間に掛けられたベルトと、このベルトに取り付けられた
    キャリッジとを備えたプリンタにおいて、前記ベルトに
    おけるキャリッジが取り付けられていない側の駆動プー
    リーと従動プーリーとの間に位置する部位に重りを設け
    たことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 モータと、このモータにより駆動される
    駆動プーリーと、この駆動プーリーと従動プーリーとの
    間に掛けられたベルトと、このベルトに取り付けられた
    キャリッジとを備えたプリンタにおいて、前記ベルトに
    おける駆動プーリーとキャリッジとの間に位置する部位
    に重りを設けるとともに、前記ベルトにおけるキャリッ
    ジが取り付けられていない側の駆動プーリーと従動プー
    リーとの間に位置する部位にも重りを設けたことを特徴
    とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記重りは、ベルトと一体的に形成した
    ことを特徴とする請求項1または2または3記載のプリ
    ンタ。
JP3572293A 1993-02-24 1993-02-24 プリンタ Pending JPH06246998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3572293A JPH06246998A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3572293A JPH06246998A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06246998A true JPH06246998A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12449753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3572293A Pending JPH06246998A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06246998A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002178223A (ja) 防振装置付きチェーンソー
JPH06246998A (ja) プリンタ
JPS62212182A (ja) プリンタキヤリア
JP2007152900A (ja) インクジェット記録装置
JPH06285285A (ja) ミシン
JPS59136280A (ja) シリアルプリンタのキヤリア防振装置
JPH03215068A (ja) シリアルプリンタの動力伝達装置
JPH039870A (ja) シリアルプリンタ装置
JPH06327876A (ja) ミシン
JPH02208085A (ja) 記録装置
JPH0483672A (ja) シリアルプリンタのスペーシング動力伝達装置
JPS585077A (ja) キヤリツジ走査機構
JP2943125B2 (ja) 制振体
JP2007152899A (ja) 画像形成装置
US5544964A (en) Dot line printer having a balance shuttle
JPH024268Y2 (ja)
JPH0230571A (ja) シリアル印字装置
JPS63179774A (ja) キヤリア横送り駆動モ−タの防振機構
JPH05309916A (ja) プリンタの駆動モータの冷却装置
JPS6353086A (ja) プリンタ装置
JPH0449076A (ja) シリアルプリンタのスペーシング動力伝達手段
JP3005350B2 (ja) シリアルプリンタ
JPH0781169A (ja) プリンタ装置のシャトル機構
JPS6255173A (ja) キヤリア横送装置
JPH0381175A (ja) ステッピングモータの固定方法