JPH0230571A

JPH0230571A - シリアル印字装置

Info

Publication number: JPH0230571A
Application number: JP18063488A
Authority: JP
Inventors: Shigeyuki Araki; 繁幸荒木
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1988-07-20
Filing date: 1988-07-20
Publication date: 1990-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、たとえばインクジェットプリンタ・サーマ
ルプリンタ・ドツトプリンタ・プロッタなど、スペース
モータでベルト・ワイヤ等の媒介部材を介してその媒介
部材に取り付けるキャリッジを駆動し、そのキャリッジ
を左右側板間に掛け渡すガイド部材で案内してプラテン
に沿って往復走行し、等速走行時該キャリッジに搭載す
る印字ヘッドでそのプラテン上の用紙に順次印字を行う
シリアル印字装置に関する。

従来の技術この種のシリアル印字装置では、スペースモータの振動
が側板に伝達されて騒音を発生し、また印字品質を低下
する欠点があった。このような欠点を解消すべく、従来
のものの中には、たとえば特開昭６３−４２８８１号公
報に記載されるごとく、金属ブラケットと金属プレート
との間で防振ゴムを焼き付けして固定台を形成し、その
固定台を介してスペースモータを底板に取り付け、その
スペースモータの振動を防振ゴムで吸収するようにした
ものがある。

発明が解決しようとする間総点ところが、このような従来の構造では、スペースモータ
をしっかりと固定するため側板とは別に分厚い底板を必
要とするから、全体がどうしても大型となり、また市販
のモータをそのまま取り付けることができず、防振ゴム
の他にも金属ブラケットや金属プレートを必要とすると
ともに、それらを固定台に組立てる手間も要るから、部
品点数が多くなり、手間を要し、高価となる問題点があ
った・そこで、この発明の目的は、シリアル印字装置における
そのような従来の問題点を解消し、小型で、部品点数が
少なく、さらに手間を要せず、騒音の発生を防止し、か
つ印字品質の向上を図ることに゛ある。

問題点を解決するための手段そのため、この発明は、たとえば以下の図示実施例に示
すとおり、スペースモータ（１９）でベルト・ワイヤ等
の媒介部材（１６）を介してキャリッジ（１５）を駆動
し、そのキャリッジ（１５）を左右側板（１１）・　（
１２）間に掛け渡すガイド部材（１３）・　（１４）で
案内してプラテン（１０）に沿って往復走行し、該キャ
リッジ（１５）に搭載する印字ヘッド（２２）でそのプ
ラテン（１０）上の用紙（２３）に順次印字を行うシリ
アル印字装置において、請求項１．に記載のものでは、
前記スペースモータ（１９）のモータブラケット（１９
ａ）にあけた取付孔（１９ｂ）・・・・・・に防振グロ
メット（２５）・・・・・・を取り付け、その防振グロ
メット（２５）・・・・・・を貫通する取付ねじ（２８
）・・・・・・で該防振グロメット（２５）・・・・・
・を介して前記スペースモータ（１９）をモータ取付板
（２１）に固着し、そのモータ取付板（２１）を前記側
板（１２）に固定することを特徴とする。

また、請求項２．に記載のものでは、前記キャリッジ（
１５）に前記媒介部材（１６）とともに板ばね（３１）
を取り付け、その板ばね（３１）の先端を該媒介部材（
１６）にあてがってその媒介部材（１６）の縦振動を吸
収することを特徴とする。

作　　　用そして、請求項１．に記載のものでは、防振グロメット
（２５）・・・・・・でスペースモータ（１９）の振動
を吸収し、また請求項２．に記載のものでは、板ばね（
３１）で媒介部材（１６）の縦振動を吸収する。

太−Ｊし１鯉以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例につき詳細
に説明する。

第４図には、この発明によるシリアル印字装置の全体概
略構成を示す。図中符号（１ｏ）は丸形状のプラテンで
あり、両端をそれぞれ左右の側板（１１）・　（１２）
で支持する。これらの側板（１１）・　（１２）にはま
たガイド部材（１３）・（１４）を掛け渡し、各々プラ
テン（１ｏ）と平行とする。それらのガイド部材（１３
）・　（１４）は、キャリッジ（１５）を支持する。キ
ャリッジ（１５）には、ベルト・ワイヤ等の媒介部材（
１６）を取り付ける。媒介部材（１６）は、駆動プーリ
（１７）と従動プーリ（１８）間に掛け渡す。

駆動プーリ（１７）は、スペースモータ（１９）のモー
タ軸（２０）に取り付ける。スペースモータ（１９）は
、モータ取付板（２１）を介して右側の側板（１２）に
固定する。そして、該モータ（１９）の駆動で駆動プー
リ（１７）を回転し、媒介部材（１６）を動かし、その
媒介部材（１６）を介してキャリッジ（１５）をガイド
部材（１３）（１４）で案内してプラテン（１ｏ）に沿
って往復走行する。このとき、キャリッジ（１５）に搭
載する印字ヘッド（２２）でプラテン（１ｏ）に巻き付
はセットした用紙（２３）に順次印字を行うものである
。

ところで、この発明によるシリアル印字装置では、スペ
ースモータ（１９）のモータブラケット（１９ａ）にあ
けた複数の取付孔（１９ｂ）・・・・・・に、それぞれ
第１図に示すように防振グロメット（２５）・・・・を
取り付ける。各防振グロメット（２５）は、ゴムなどの
弾性部材で、自然状態では第２図に示すような鼓形状に
近い形状をつくる。

そして、その一方の鍔部（２５ａ）の外側外径Ａは取付
孔（１９ｂ）の孔径りよりも小さく、内側外径Ｂはその
孔径りよりも大きくなるように、その一方の鍔部（２５
ａ）の外周にテーパを付ける。

他方の鍔部（２５ｂ）の外周は、等しい径Ｃで、孔径り
より十分に大きくつくる。しかして、その中心孔（２５
ｃ）内に金属スリーブ（２６）を圧入する。金属スリー
ブ（２６）の長さｐは該防振グロメット（２５）の長さ
Ｌよりも短かくし、両側の鍔部（２５ａ）　　・　（２
５ｂ）に圧縮代を残す。

そうして、各取付孔（１９ｂ）に、それぞれ一方の鍔部
（２５ａ）側から該防振グロメット（２５）を挿入する
。このとき、一方の鍔部（２５ａ）の外側外径Ａは取付
孔（１９ｂ）の孔径りよりも小さく、かつその鍔部（２
５ａ）の外周には」二連したとおリテーパが付いている
から、該防振グロメット（２５）を各取付孔（１９ｂ）
内に容易に挿入することができる。挿入後は、内側外径
Ｂを取付孔（１９ｂ）の孔径りよりも大きくつくるから
、各取付孔（１９ｂ）からの該防振グロメット（２５）
の抜は出しを防止できる。しかる後、座金（２７）・・
・・・・を通した取付ねじ（２８）・・・・・・の先端
を各々の金属スリーブ（２６）・・・・・・内に入れて
防振グロメット（２５）・・・・・・を貫通し、それら
の取付ねじ（２８）・・・・・・の先端をさらにモータ
取付板（２１）の止め孔（２１ａ）・・・・・・内に挿
入する。

そして、先端に再び座金（２９）・・・・・・を介して
ナツト（３０）・・・・・・を取り付け、それらのナツ
ト（３０）・・・・・・を締め付けることにより防振グ
ロメット（２５）・・・・・・の鍔部（２５ａ）・　（
２５ｂ）を圧縮する。特に、一方の鍔部（２５ａ）を圧
縮して他方の鍔部（２５ｂ）とほぼ同じ形状となるよう
にし、締め付は状態では防振グロメット（２５）・・・
・・・を全体としてほぼ完全な鼓形状をなすようにする
。これにより、防振グロメット（２５）・・・・・・を
介してスペースモータ（１９）を、側板（１２）に固定
するモータ取付板（２１）に固着することができる。

そして、防振グロメット（２５）・・・・・・で、スペ
ースモータ（１９）の振動を吸収することができる。

なお、このようにスペースモータ（１９）をモータ取付
板（２１）に取り付けた状態においては。

上述したごとく金属スリーブ（２６）の長さａを該防振
グロメット（２５）の長さしよりも短かくつくったこと
から、取付ねじ（２８）・・・・・・の緩みを防止する
ことができる。

しかしながら、防振グロメット（２５）・・・・・・を
介してスペースモータ（１９）を取り付けただけでは、
媒介部材（１６）を介してキャリッジ（１５）へと伝達
されるスペースモータ（１９）の振動を防止することは
できない。そこで、図示実施例では、第３図に示すよう
に、さらにキャリッジ（１５）に媒介部材（１６）とと
もに板ばね（３１）を取り付け、その板ばね（３１）の
先端（３１ａ）・　（３１ｂ）を媒介部材（１６）にあ
てがう。図示実施例では、ねじ（３２）を締め付けるこ
とにより、キャリッジフレーム（３３）との間で媒介部
材（１６）とその板ばね（３１）とを挟み、それらをキ
ャリッジ（１５）に取り付ける構成としてなる。

そして、その板ばね（３１）の弾性で、媒介部材（１６
）の図中矢示する縦振動（ａ）を吸収してなる。

犬貝！蔓制」したがって、この発明によれば、スペースモータからの
振動伝達を防振グロメットおよび板ばねで吸収し、側板
やキャリッジに伝達しないがら、騒音の発生を防止し、
印字品質の向上を図ることができる。

そして、請求項１．に記載のものでは、分厚い底板を必
要とせず、全体を小型につくることができる。また、防
振グロメットを介して市販のモータをそのまま取り付け
るから、部品点数を少なくし、かつ手間をなくし、コス
トダウンを図ることができる。

また、請求項２．に記載のものでは、媒介部材の縦振動
を吸収し、モータの振動が媒介部材を介してキャリッジ
に伝わることを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である印字装置におけるス
ペースモータ取付部を一部を分解して示す部分拡大断面
図、第２図はその防振グロメットの自然状態の縦断面図
、第３図は媒介部材と板ばねのキャリッジへの取付状態
を示す説明図、第４図はその印字装置全体の概略構成図
である。（１０）・・・・・・・・・プラテン（１１）・　（１２）・・・・・・・・・側板（１３）
・　（１４）・・・・・・・・・ガイド部材（１５）・
・・・・・・・・キャリッジ（１６）・・・・・・・・
・媒介部材（１９ａ）・・・・・・モータブラケット（１９ｂ）・
・・・・・取付孔第１図・・・・・・・・・モータ取付板・・・・・・・・・印字ヘッド・・・・・・・・・用紙・・・・・・・・・防振グロメット・・・・・・・・・取付ねじ・・・・・・・・・板ばね特許代理人出弁願理人士株式会社中　　　尾

Claims

【特許請求の範囲】１、スペースモータでベルト・ワイヤ等の媒介部材を介
してキャリッジを駆動し、そのキャリッジを左右側板間
に掛け渡すガイド部材で案内してプラテンに沿って往復
走行し、該キャリッジに搭載する印字ヘッドでそのプラ
テン上の用紙に順次印字を行うシリアル印字装置におい
て、前記スペースモータのモータブラケットにあけた取
付孔に防振グロメットを取り付け、その防振グロメット
を貫通する取付ねじで該防振グロメットを介して前記ス
ペースモータをモータ取付板に固着し、そのモータ取付
板を前記側板に固定してなる、シリアル印字装置。２、スペースモータでベルト・ワイヤ等の媒介部材を介
してキャリッジを駆動し、そのキャリッジを左右側板間
に掛け渡すガイド部材で案内してプラテンに沿って往復
走行し、該キャリッジに搭載する印字ヘッドでそのプラ
テン上の用紙に順次印字を行うシリアル印字装置におい
て、前記キャリッジに前記媒介部材とともに板ばねを取
り付け、その板ばねの先端を該媒介部材にあてがってそ
の媒介部材の縦振動を吸収してなる、シリアル印字装置
。