JPS59136280A - シリアルプリンタのキヤリア防振装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は、シリアルプリンタのキャリア防振装置に関
するものである。

発明の技術゛的背景及びその問題点 シリアルプリンタは、印字ヘッドを保持するキャリアを
プラテンに沿って移動させる過程で印字を行なうもので
あるが、キャリアを移動させる手段として、モータに駆
動されるモータプーリに巻回したワイヤを両側に引出し
、さらに左右一対のガイドブーりにワイヤを巻回し、さ
らに、キャリアに設けたキャリアプーリに巻回し、さら
に、ワイヤの両端を両側のサイドフレームに取付け、モ
ータを駆動しワイヤの引張力によりキャリアを移動する
ものが一般である。一方、印字時のｆ＃撃によりキャリ
アが振動し、ワイヤの伸縮にともないワイヤが振動し、
これらの振動がサイドフレーム等に伝わると共振音が発
生する。また、モータの振動もベースやサイドフレーム
に伝わシ共振音の発生属国となるものである。

発明の目的 この発明はこのような点に鑑みなされたもので、ワイヤ
の振動とモータの振動とを吸収し、サイドフレームやベ
ース等のフレーム構造の共振音の発生を抑制しうるシリ
アルプリンタのキャリア防振装置をうろことを目的とす
るものである。

発明の概要 この発明は、モータプーリに巻回したワイヤの引張力に
よりキャリアを移動させるが、モータブＩＪ−ｉ駆動す
るモータを緩衝体を介在させてベースに取付け、この緩
衝体によりワイヤからモータブーりに伝わる振動とモー
タ自体の振動とを速やかに吸収し、これによシ、サイド
フレームやベースの共振音を抑制しうるように構成した
ものである。

発、明の実施例 この発明の一実施例を図面に基いて説明する。

印字ヘッド（１）が搭載されたキャリア（２）がガイド
（３）（４）に保持されてプラテン（５）に沿って往復
動自在に設けられている。そして、プラテン（５）やガ
イド（３）（４）全保持するサイドフレーム（６）が設
けられている。

右側のサイドフレーム（６）には板ばね（７）が取付け
られ、左側のサイドフレーム（６）には緩衝体（８）が
取付けられている。すなわち、第２図に示すようにクッ
ション材による緩衝体（８）はその外周に形成した環状
溝（９）ヲサイドフレーム（６）に形成した孔αＯに圧
入することにより保持されている。

また、キャリア（２）に保持されるキャリアプーリαη
は第３図に示すようプヒートαのによシ保持され、この
プレート（６）はゴム等のクッション材による緩衝体α
３を介してキャリア（２）に保持されている。緩衝体（
至）はその外周に形成した環状溝α→をキャリア（２）
に形成した孔α９に嵌合することにより保持され、この
緩衝体α１とプレート０２とに通したネジα０にナツト
αηが螺合されている。

左右一対のガイドプーリ０鴎は第４図に示すように、サ
イドフレーム（６）に取付けたプレート０呻に緩衝体−
を介して取付けられている。緩衝体（ハ）はその外周に
形成した環状溝（ハ）をプレート（１９）に形成した孔
（ハ）に圧入することによシ保持されている。そして、
ガイドプーリ０匂はその中心に通したネジ（ハ）にナツ
ト（ハ）を螺合し、さらにそのネジ（ハ）を緩衝体−に
通してその先端にナツト（財）を螺合することによシ、
回転自在に保持されている。

しかして、第５図に示すように、モータ（ハ）はペース
翰に保持された緩衝体（ロ）に支えられつつネジ（ハ）
とナラ）　１２’Ｊｌ　（！：により固定されている。

この緩衝体（財）もその外周に形成した環状溝（ト）を
ベース（ハ）に形成した孔０１）に圧入することによシ
保持されている。

しかして、モータ（ハ）に駆動されるモータブー１ノＧ
２に巻回されたワイヤ０１は両側に引出され、１−次ガ
イドプーリへ杓とキャリアプーリα■とに巻回され、ワ
イヤ０３の右端は板はね（７）に止着され、左端に固定
されたネジ（３４１は前記緩衝体（８）に挿入されて先
端にナラ）Ｑ→が螺合されている。ネジ０４１のワイヤ
０３側の根元にもナラ）　００が螺合されている。

このような構成において、モータ（ハ）を駆動するとワ
イヤ０３の一側がモータプーリ０→に巻取られワイヤ（
３１の他側がモータプーリ０→から引出され、モータ（
ハ）の回転方向によってキャリア（２）　Ａｉ右又は左
に移動する。キャリアの移動にともなうワイヤ０３の伸
縮により振動が生じ、印字ヘラ）”　（１）のニードル
がプラテン（５）に衝突することによシ振動力；生じる
。このようにしてワイヤ０′３に作用する振動はモータ
プーリ０→からモータ（ハ）に伝わって緩衝体（ロ）に
吸収され、モータ（ハ）自体の振動も緩衝体（財）によ
り吸収される。さらに、ワイヤ０′３に作用する振動は
板ばね（７）や他の緩衝体（８）α］翰によっても吸収
される。したがって、サイドフレーム（６）やベース＠
に振動が伝わることに起因する騒音は発生しない。

なお、印字ヘッドは、ドツトプリンタ用又はデージ−ホ
イールプリンタ用いずれのものを用いてもよいものであ
る。

発明の効果 この発明は上述のように構成したので、ワイヤに作用す
る振動及びモータの回転による振動をモータを保持する
ための緩衝体によシ速やかに吸収することができ、これ
によシ、サイドプレートやベース等の共振による騒音を
抑制することができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は平面
図、第２図はワイヤの端末の支持構造を拡大して示した
一部の水平断面図、第３図はキャリアプーリの支持構造
を拡大して示した一部の縦断側面図、第４図はガイドプ
ーリの支持構造を拡大して示した一部の縦断正面図、第
５図はモータの支持構造を拡大し一部を切欠して示した
正面図である。 １・・・印字ヘッド、２・・・キャリア、５・・・プラ
テン、６・・・サイドフレーム、１１・・・キャリアプ
ーリ、１８・・・ガイドプーリ、２５・・・モータ、２
６・・・ベース、２７・・・緩衝体、３２・・・モータ
プーリ、３３・・・ワイヤ出　願　人　　　東京電気株
式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字ヘッドが搭載されたキャリアをプラテンに沿って移
   動自在に設け、前記キャリアに保持されたキャリアプー
   リと前記プラテンの両端付近に位置する左右一対のガイ
   ドプーリとモータに駆動されるモータプーリとを設け、
   前記モータプーリに巻回されて両側に引出されるワイヤ
   をそれぞれ左右の前記ガイドブーりと前記キャリアプー
   リとに方向変換するように順次巻回しこのワイヤの両端
   をサイドフレームに取付け、前記モータを弾性的に屈撓
   する緩衝体を介在させてベースに取付けたことを特徴と
   するシリアルプリンタのキャリア防振装置。