JPH032130A - 弗素化炭化水素系擬共沸混合物 - Google Patents

弗素化炭化水素系擬共沸混合物

Info

Publication number
JPH032130A
JPH032130A JP1134607A JP13460789A JPH032130A JP H032130 A JPH032130 A JP H032130A JP 1134607 A JP1134607 A JP 1134607A JP 13460789 A JP13460789 A JP 13460789A JP H032130 A JPH032130 A JP H032130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
component
mixture
methanol
r225ca
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1134607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2737250B2 (ja
Inventor
Akio Asano
浅野 昭雄
Toru Kamimura
徹 上村
Naohiro Watanabe
渡辺 直洋
Tateo Kitamura
健郎 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP1134607A priority Critical patent/JP2737250B2/ja
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to EP90102015A priority patent/EP0381216B1/en
Priority to PCT/JP1990/000119 priority patent/WO1990008814A1/en
Priority to AT90102015T priority patent/ATE132182T1/de
Priority to KR1019900702196A priority patent/KR970002043B1/ko
Priority to DE69024378T priority patent/DE69024378T2/de
Priority to AU50345/90A priority patent/AU623748B2/en
Priority to ES90102015T priority patent/ES2083978T3/es
Priority to CN 90100578 priority patent/CN1035729C/zh
Priority to DK90102015.6T priority patent/DK0381216T3/da
Publication of JPH032130A publication Critical patent/JPH032130A/ja
Priority to US07/942,328 priority patent/US5607912A/en
Priority to GR960400809T priority patent/GR3019425T3/el
Application granted granted Critical
Publication of JP2737250B2 publication Critical patent/JP2737250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、代替フロンとして使用できるとともに、溶剤
等として優れた特性を有する新規な弗素化炭化水素系擬
共沸混合物に関するものである。
[従来の技術] 弗素化炭化水素系化合物(以下単にフロンという)は、
毒性が少なく化学的に安定なものが多(、標準沸点の異
なる各種フロンが入手できることから、これらの特性を
活かして、溶剤。
発泡剤、プロペラントあるいは冷媒等として、1.1.
2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(R
113)が、発泡剤としてトリクロロモノフルオロエタ
ン(R11)が、プロペラントや冷媒としてジクロロジ
フルオロエタン(R12)が使われている。
【発明が解決しようとする課題] 化学的に特に安定なR11、R12、R113は対流圏
内での寿命が長く、拡散して成層圏に達し、ここで太陽
光線により分解して発生する塩素ラジカルがオゾンと連
鎖反応を起こし、オゾン層を破壊するとのことから、こ
れら従来のフロンの使用規制が実施されることとなった
。このため、これらの従来のフロンに代わり、オゾン層
を破壊しにくい代替フロンの探索が活発に行なわれてい
る。
本発明は、従来のフロンの使用量を低減し、且つ該フロ
ンが有している優れた特性を満足しながら代替フロンと
して使用できる新規なフロン混合物を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は1,1〜ジクロロ−2,2,3゜3.3−ペン
タフルオロプロパン(R225ca沸点51.1℃)、
1.3−ジクロロ−1,2゜2.3.3−ペンタフルオ
ロプロパン(R225cb 、沸点56.1℃)及び1
〜クロロ−2,2゜3.3−テトラフルオロプロパン(
R244ca 。
沸点54℃)のいずれか2種以上とメタノールからなる
弗素化炭化水素系擬共沸混合物に関するものである。
本発明の混合物は、特に洗浄溶剤として従来のR113
よりも洗浄力が大きいため、R113代替として極めて
有用なものである。
更に、リサイクルしても組成の変動が少ないこと1又、
従来の単一フロンと同じ使い方ができ、従来技術の大幅
な変更を要しないこと等の利点を有している。
本発明の混合物のR225ca 、R225cb及びメ
タノールの混合比はR225caが14〜97重量%、
 R225cbが2〜85重量%及びメタノールが1〜
16重量%であり、好ましくはR225caが30〜8
0重量%、 R225cbが10〜60重量%及びメタ
ノールが1〜10重量%である。
本発明の混合物のR225ca 、R244ca及びメ
タノールの混合比はR225caが45〜98重量%、
 R244caが1〜54重量%及びメタノールが1〜
16重量%であり、好ましくはR225caが50〜8
0重量%+ R244caが10〜40重量%及びメタ
ノールが1〜10重量%である。
本発明の混合物のR225cb 、R244ca及びメ
タノールの混合比はR225cbが30〜94重量%、
 R244caが5〜69重量%及びメタノールが1〜
16重量%であり、好ましくはR225cbが40〜8
0重量%、 R244caが10〜50重量%及びメタ
ノールが1〜lO重量%である。
本発明の混合物のR225ca 、R225cb 、R
244ca及びメタノールの混合比は、R225caが
14〜9t>重量%、R225cbが 2〜84重量%
、R244caが1〜83重量%及びメタノールが1〜
16重量%であり、好ましくはR225caが30〜8
0重量%、 R225cbが10〜60重量%、  R
244caが10〜70重量%及びメタノールが1〜l
O重量%である。
本発明の混合物には、用途に応じてその他の成分を更に
添加混合することができる。例えば、溶剤としての用途
においては、ペンタン。
インペンタン、ヘキサン、イソヘキサン、ネオヘキサン
、ヘプタン、イソへブタン、2.3−ジメチルブタン、
シクロペンタン等の炭化水素類、ニトロメタン、ニトロ
エタン、ニトロプロパン等のニトロアルカン類、ジエチ
ルアミン。
トリエチルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン
、イソブチルアミン等のアミン類、工タノール、n−プ
ロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチ
ルアルコール、i−ブチルアルコール、S−ブチルアル
コール。
t−ブチルアルコール等のアルコール類、メチルセロソ
ルブ、テトラヒドロフラン、1.4−ジオキサン等のエ
ーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢
酸ブチル等のエステル類、ジクロロメタン、 tran
sl 。
2−ジクロロエチレン、 cis−1、2−ジクロロエ
チレン、2−ブロモプロパン等のハロゲン化炭化水素類
、その他、l、l−ジクロロ−1〜フルオロエタン等の
本発明以外のフロン類等を適宜添加することができる。
本発明の弗素化炭化水素系擬共沸混合物は、従来のフロ
ンと同様、熱媒体や発泡剤等の各種用途に使用でき、特
に溶剤として用いた場合、従来のR113よりも高い溶
解力を有するため好適である。
溶剤の具体的用途としては、フラックス、グリース、油
、ワックス、インキ等の除去剤、塗料用溶剤、抽出剤、
ガラス、セラミックス、プラスチック、ゴム、金属製各
種物品、特にIC部品、電気機器、精密機械、光学レン
ズ等の洗浄剤や水切り剤等を挙げることができる。洗浄
方法としては、手拭き、浸漬、スプレー、揺動、超音波
洗浄、蒸気洗浄等を採用すればよい。
[実施例] 以下に本発明の実施例を示す。
実施例1〜4 本発明の混合物を用いてフラックスの洗浄試験を行なっ
た。プリント基板全面にフラックス(タムラAL−4.
タムラ製作所製)を塗布し、200℃の電気炉で2分間
焼成後、本発明の混合物に5分間浸漬した。比較例とし
てR113についても同様の試験を行なった。
本発明の混合物の混合比及びフラックスの除去の度合い
を第1表に示す。
第1表 実施例5〜8 本発明の混合物を用いて機械油の洗浄試験を行なった。
5US−304のテストピース(25mmX 30mm
X 2mm厚)を機械油(CQ−30,日本石油■製)
中に浸漬した後、本発明の混合物中に5分間浸漬した。
比較例としてR113についても同様の試験を行なった
本発明の混合物の混合比及び機械油の除去の度合いを第
2表に示す。
0:良好に除去できる  O:はぼ良好△:微量残存 
     ×:かなり残存第2表 0:良好に除去できる  ○:はぼ良好△:微量残存 
     ×:かなり残存[発明の効果] 本発明の弗素化炭化水素系擬共沸混合物は、従来のフロ
ンが有している優れた特性を満足しながら、代替フロン
として使用できるとともに、リサイクルしても組成変動
が小さいため、従来の単一フロンと同様の使い方ができ
、従来技術の大幅な変更を要しない等の利点がある。
又、溶剤としてよく使われているR113よりもフラッ
クスや油等の溶解除去性に優れるためR113に替わる
洗浄溶剤として最適である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1、1−ジクロロ−2、2、3、3、3−ペンタ
    フルオロプロパン、1、3−ジクロロ−1、2、2、3
    、3−ペンタフルオロプロパン及び1−クロロ−2、2
    、3、3−テトラフルオロプロパンのいずれか2種以上
    とメタノールからなる弗素化炭化水素系擬共沸混合物。
  2. (2)1、1−ジクロロ−2、2、3、3、3−ペンタ
    フルオロプロパン14〜97重量%、1、3−ジクロロ
    −1、2、2、3、3−ペンタフルオロプロパン2〜8
    5重量%、及びメタノール1〜16重量%からなる請求
    項1に記載の混合物。
  3. (3)1、1−ジクロロ−2、2、3、3、3−ペンタ
    フルオロプロパン45〜98重量%、1−クロロ−2、
    2、3、3−テトラフルオロプロパン1〜54重量%及
    びメタノール1〜16重量%からなる請求項1に記載の
    混合物。
  4. (4)1、3−ジクロロ−1、2、2、3、3−ペンタ
    フルオロプロパン30〜94重量%、1−クロロ−2、
    2、3、3−テトラフルオロプロパン5〜69重量%及
    びメタノール1〜16重量%からなる請求項1に記載の
    混合物。
  5. (5)1、1−ジクロロ−2、2、3、3、3−ペンタ
    フルオロプロパン14〜96重量%、1、3−ジクロロ
    −1、2、2、3、3−ペンタフルオロプロパン2〜8
    4重量%、1−クロロ−2、2、3、3−テトラフルオ
    ロプロパン1〜83重量%及びメタノール1〜16重量
    %からなる請求項1に記載の組成物。
JP1134607A 1989-02-01 1989-05-30 弗素化炭化水素系擬共沸混合物 Expired - Fee Related JP2737250B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1134607A JP2737250B2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 弗素化炭化水素系擬共沸混合物
CN 90100578 CN1035729C (zh) 1989-02-01 1990-02-01 氢氯氟碳共沸或类似共沸混合物
AT90102015T ATE132182T1 (de) 1989-02-01 1990-02-01 Azeotrope oder azeotropähnliche zusammensetzung auf der basis von chlorfluorkohlenwasserstoffen
KR1019900702196A KR970002043B1 (ko) 1989-02-01 1990-02-01 히드로클로로플루오로카본 공비 또는 공비형 혼합물
DE69024378T DE69024378T2 (de) 1989-02-01 1990-02-01 Azeotrope oder azeotropähnliche Zusammensetzung auf der Basis von Chlorfluorkohlenwasserstoffen
AU50345/90A AU623748B2 (en) 1989-02-01 1990-02-01 Hydrochlorofluorocarbon azeotropic or azeotropic-like mixture
EP90102015A EP0381216B1 (en) 1989-02-01 1990-02-01 Hydrochlorofluorocarbon azeotropic or azeotropic-like mixture
PCT/JP1990/000119 WO1990008814A1 (en) 1989-02-01 1990-02-01 Hydrochlorofluorocarbon azeotropic or azeotropic-like mixture
DK90102015.6T DK0381216T3 (da) 1989-02-01 1990-02-01 Azeotrop eller azeotroplignende chlorfluorcarbonhydridblanding
ES90102015T ES2083978T3 (es) 1989-02-01 1990-02-01 Mezcla azeotropica o similar a una mezcla azeotropica a base de hidrocarburos hidrogenados, clorados y fluorados.
US07/942,328 US5607912A (en) 1989-02-01 1992-09-09 Hydrochlorofluorocarbon azeotropic or azeotropic-like mixture
GR960400809T GR3019425T3 (en) 1989-02-01 1996-03-26 Hydrochlorofluorocarbon azeotropic or azeotropic-like mixture

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1134607A JP2737250B2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 弗素化炭化水素系擬共沸混合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH032130A true JPH032130A (ja) 1991-01-08
JP2737250B2 JP2737250B2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=15132356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1134607A Expired - Fee Related JP2737250B2 (ja) 1989-02-01 1989-05-30 弗素化炭化水素系擬共沸混合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2737250B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03258734A (ja) * 1990-03-06 1991-11-19 Asahi Glass Co Ltd フッ素化塩素化炭化水素系混合溶剤組成物
JPH04504735A (ja) * 1989-10-06 1992-08-20 アライド―シグナル・インコーポレーテッド ジクロロペンタフルオロプロパンと6個の炭素原子を含む炭化水素との共沸混合物様組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04504735A (ja) * 1989-10-06 1992-08-20 アライド―シグナル・インコーポレーテッド ジクロロペンタフルオロプロパンと6個の炭素原子を含む炭化水素との共沸混合物様組成物
JPH03258734A (ja) * 1990-03-06 1991-11-19 Asahi Glass Co Ltd フッ素化塩素化炭化水素系混合溶剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2737250B2 (ja) 1998-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0327328A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JP2734624B2 (ja) 弗素化炭化水素系共沸様組成物
JPH032130A (ja) 弗素化炭化水素系擬共沸混合物
JPH0317034A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JP2734623B2 (ja) 弗素化炭化水素系共沸様組成物
JPH032129A (ja) 弗素化炭化水素系擬共沸混合物
JPH0327329A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JPH02207033A (ja) フッ素化炭化水素系共沸及び擬共沸混合物
JPH0317030A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JPH0317033A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JPH0317032A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JPH0317029A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JPH0317031A (ja) 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JPH02207031A (ja) ジクロロペンタフルオロプロパン系共沸組成物及び擬共沸組成物
JPH02209819A (ja) 1―クロロ―2,2,3,3―テトラフルオロプロパン系共沸及び擬共沸組成物
JPH0374338A (ja) 弗素化炭化水素系共沸組成物
JPH02209828A (ja) クロロテトラフルオロプロパン系共沸及び共沸様混合物
JPH02204448A (ja) 1―クロロ―2,2,3,3―テトラフルオロプロパン系共沸及び共沸様組成物
JPH02286632A (ja) 弗素化炭化水素系共沸様組成物
JPH02212440A (ja) クロロテトラフルオロプロパン系の共沸及び共沸様組成物
JPH02247143A (ja) 弗素化炭化水素系共沸及び擬共沸組成物
JPH02209831A (ja) クロロテトラフルオロプロパン系共沸混合物及び擬共沸混合物
JPH02247142A (ja) 弗素化炭化水素系共沸及び擬共沸組成物
JPH02286633A (ja) 弗素化炭化水素系共沸様組成物
JPH02209830A (ja) クロロテトラフルオロプロパン系共沸混合物及び共沸様混合物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees