JPH03204901A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JPH03204901A
JPH03204901A JP28245390A JP28245390A JPH03204901A JP H03204901 A JPH03204901 A JP H03204901A JP 28245390 A JP28245390 A JP 28245390A JP 28245390 A JP28245390 A JP 28245390A JP H03204901 A JPH03204901 A JP H03204901A
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JP
Japan
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resistance
electrode terminal
pattern
resin
variable resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP28245390A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nakatsu
仲津 義行
Hiroyuki Watanabe
博之 渡辺
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は主として半固定型といわれる可変抵抗器にかか
り、詳しくは、その摺動子の回動規制構造に関する。
〈従来の技術〉 従来から、この種の可変抵抗器としては、第4図で示す
ように、略矩形平板状に形成されたアルミナなどからな
るセラミック抵抗基板20と、これに取り付けられた一
対の電極端子21とを備えたものが知られている。そし
て、このセラミック抵抗基板20の表面上には、例えば
、サーメットからなる略円弧状の抵抗パターン22が形
成されており、その一端部には抵抗パターン22の並列
配置された端縁部のそれぞれに接続された一対の引出電
極パターン23が銀ベーストなどの焼き付けによって形
成されている。また、セラミック抵抗基板20の引出電
極パターン23と対応する位置それぞれには端子取付孔
(図示していない)が形成されており、これらの端子取
付孔を挿通してセラミック抵抗基板20の表面側にまで
突出した電極端子2Iの端縁部21aはセラミック抵抗
基板20の表面に沿って屈曲されたうえでかしめ付けら
れている。そして、これらの電極端子21の端縁部21
a及び引出電極パターン23のそれぞれは、互いに半田
24を介して電気的に接続されている。
さらに、このセラミック抵抗基板20の略中央位置には
貫通孔25が形成されており、この貫通孔25を挿通し
てセラミック抵抗基板20の表面上にまで突出したコレ
クタ電極端子(図示していない)には抵抗パターン22
上を摺動する摺動子(図示していない)が回動自在に支
持されている。
なお、この摺動子には、その回動範囲を規制するための
位置決め突起が設けられている。
一方、他の従来例に係る可変抵抗器として、第5図で示
すように、一対の!極端子30及びコレクタ電極端子3
1がそれぞれ埋設された樹脂抵抗基板32を備えたもの
があり、この樹脂抵抗基板32の表面上には略円弧状の
抵抗パターン33が形成されている。そして、この抵抗
パターン33ば、例えば、カーボンを用いることによっ
て形成されており、その端縁部33aは樹脂抵抗基II
i、32の表面に露出した電極端子30の端縁部301
とそれぞれ接続されている。また、コレクタ電極端子3
1は樹脂抵抗基板32の略中央位置に形成された孔32
a内に露出したコレクタ電極部分31aを有しており、
このコレクタ電極部分31aには摺動子(図示していな
い)が取り付けられるようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前述した従来構成の可変抵抗器のそれぞれに
は、つぎのような不都合があった。
まず、第4図で示した可変抵抗器においては、セラミッ
ク抵抗基板20上の引出電極パターン23と電極端子2
1の端縁部21aとを半田付けによって接続する必要が
あることから、引出電極パターン23の形成材料として
高価な銀ペーストを用いなければならず、材料コストが
高くなってしまう、また、電極端子21をセラミック抵
抗基板20の端子取付孔に挿通ずる際や電極端子21の
端縁部21aをセラミック抵抗基板20の表面に沿って
かしめ付ける際に、このセラミック抵抗基板20に対し
て過大な外力が作用して割れたり欠けたりすることがあ
るため、最終的な製品歩留りが悪化してしまう。さらに
、銀ペーストをセラミック抵抗基板20に焼き付けて引
出電極パターン23を形成する工程、電極端子21をセ
ラミ7り抵抗基板20にかしめ付ける工程、電極端子2
1の端縁部21aを引出電極パターン23に半田付けす
る工程、半田付は後にフラックスを洗浄する工程などが
必要となるため、その結果として製造工程が煩雑となり
、しかも、製造コストが高(なってしまう。
一方、第5図で示した可変抵抗器では、樹脂抵抗基板3
2を用いることから、その表面上に形成される抵抗パタ
ーン33の形成材料としては焼き付は温度の低いカーボ
ンを用いる必要がある。なお、−II的には、サーメッ
トを形成材料とした方がカーボンを用いる場合よりも高
精度のパターンを形成でき、かつ、高特性を得ることが
できるのであるが、カーボンの焼き付は温度が約150
〜200℃であるのに対してサーメットの焼き付は温度
が約750〜850℃と高いため、サーメットを用いる
ことによって樹脂抵抗基板32の表面上に抵抗パターン
33を形成することはできない。すなわち、樹脂抵抗基
板32を高温にさらすと樹脂が溶融することになるので
、焼き付は温度の高いサーメットを用いて抵抗パターン
33を形成することはできず、結果として精度が高く、
しかも、高特性の可変抵抗器を実現するのは難しいのが
現状であった曇 本発明はかかる従来の不都合に鑑みて創案されたもので
あって、高価な銀ペーストを用いて引出電極パターンを
形成する必要がなく、焼き付は温度の高い形成材料を用
いて抵抗パターンを形成することができるとともに、そ
の製造工程を簡略化して材料及び製造コストの低減を図
ることができ、しかも、摺動子の回動範囲を確実に規制
することが可能な構成の可変抵抗器を提供することを目
的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、表面上に
略円弧状の抵抗パターンが形成された抵抗基板と、これ
を取り付ける取付部が上面に形成された樹脂基板と、抵
抗パターン上を摺動する摺動子とを備えた可変抵抗器で
あって、樹脂基板には、抵抗パターンの端縁部と電気的
に接続される一対の電極端子が埋設され、かつ、抵抗基
板を貫通して摺動子を回動自在に支持するコレクタ電極
端子が配設されるとともに、摺動子の位置決め突起と係
合してその回動範囲を規制する係合部が設けられている
ことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成によれば、抵抗パターンが形成された抵抗基板
と、これを取り付ける取付部が形成された樹脂基板とを
互いに別体として用意し、樹脂基板の取付部に抵抗基板
を固定することによって組み合わせ一体化したのち、コ
レクタ電極端子及び摺動子を取り付けることによって可
変抵抗器が完成することになる。そして、樹脂基板には
摺動子の位置決め突起と係合する係合部が設けられてい
るので、この摺動子の回動範囲は係合部によって確実に
規制されることになる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明にかかる可変抵抗器の全体構成を示す分
解斜視図であり、第2図はその要部を拡大して示す断面
図である。
この可変抵抗器は、略矩形平板状に形成されたアルミナ
などのセラミック材料からなる抵抗基板1と、PPS樹
脂のような樹脂材料からなる樹脂基板2とを備えている
。そして、この抵抗基板1の略中央位置には貫通孔3が
形成される一方、その表面上にはカーボンやサーノ・7
トなどを焼き付けてなる略円弧状の抵抗パターン4が形
成されており、この抵抗パターン4の端縁部4aそれぞ
れは抵抗基板lの一端部まで引き出されたうえで並列配
置されている。
また、樹脂基板2の上面には所定深さとされた取付部5
が形成される一方、その一端部(図では、左側)2aに
は一対の金属板などからなる電極端子6がインサートモ
ールドによって埋設されており、これらの端縁部6aそ
れぞれは樹脂基板2の表面上に露出されている。そして
、この取付部5には抵抗基板1が接着などの固定方法に
よって取り付けられており、抵抗パターン4の端縁部4
aと電極端子6の端縁部6aとは互いに導電性接着剤7
などを介して電気的に接続されている。
さらにまた、この樹脂基板2には、金属板を屈曲加工す
ることによって形成され、かつ、貫通孔3を挿通して抵
抗基板1の表面上にまで突出するコレクタ電極端子8が
配設されており、このコレクタ電極端子8には抵抗パタ
ーン3上を摺動する摺動子9が回動自在に支持されてい
る。なお、このコレクタ電極端子8は、インサートモー
ルドによって樹脂基板2に埋設されていてもよい。
そして、同じく金属板などを屈曲加工してなる摺動子9
の所定位置には位置決め突起10が形成される一方、樹
脂基板2の表面上には摺動子9の位置決め突起10と係
合し、その回動範囲を規制する係合部11が設けられて
いる。すなわち、この係合部11は可変抵抗器の最大及
び最小抵抗値を設定すべく設けられたものであり、第2
図で拡大して示すように、電極端子6の端縁部63側か
ら分岐して樹脂基板2の表面上にまで突出する突出片1
2と、これを囲う樹脂13とから構成されている。そし
て、この樹脂13は、樹脂基板2から延出されることに
よって突出片12を囲うようになっている。
さらに、このとき、第3図で示す変形例のように、電極
端子6から分岐された突出片12のみによって係合部1
1を構成してもよく、このようにすれば、互いに係合し
た突出片12及び摺動子9を介して電極端子6とコレク
タ電極端子8とが短絡させられることになるので、これ
ら間の抵抗値が零になるという利点がある。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明にかかる可変抵抗器は、互
いに別体として構成された抵抗基板と樹脂基板とを備え
ており、この抵抗基板には抵抗パターンが形成され、か
つ、その端縁部は抵抗基板の一端部に並列配置されてい
る。そして、樹脂基板には抵抗基板を取り付ける取付部
が形成されるとともに、抵抗パターンと電気的に接続さ
れる一対の電極端子が埋設されており、これらの端縁部
同士は導電性接着剤を介して導通接続されている。
そこで、この可変抵抗器においては、高価な銀ペースト
を用いる必要がなく、焼き付は温度が高く、高精度の抵
抗パターンを形成し、かつ、高特性を得ることが可能と
なり、製造工程を大幅に簡略化して材料及び製造コスト
の大幅な低減を図ることができるばかりか、摺動子の回
動範囲を確実に規制することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例にかかり、第1図
は可変抵抗器の全体構成を示す分解斜視図、第2図はそ
の要部を拡大して示す断面図であり、第3図はその変形
例である。また、第4図及び第5図のそれぞれは、従来
例にかかる可変抵抗器の概略構成を示す外観斜視図であ
る。 図における符号lは抵抗基板、2は樹脂基板、4は抵抗
パターン、4aはその端縁部、5は取付部、6は電極端
子、6aはその端縁部、8はコレクタ電極端子、9は摺
動子、10はその位置決め突起、11は係合部、12は
突出片、13は樹脂被膜である。 なお、図中の同一符号は、互いに同一もしくは相当する
部品、部分を示している。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面上に略円弧状の抵抗パターン(4)が形成さ
    れた抵抗基板(1)と、これを取り付ける取付部(5)
    が上面に形成された樹脂基板(2)と、抵抗パターン(
    4)上を摺動する摺動子(9)とを備えた可変抵抗器で
    あって、 樹脂基板(2)には、抵抗パターン(4)の端縁部(4
    a)と電気的に接続される一対の電極端子(6)が埋設
    され、かつ、抵抗基板(1)を貫通して摺動子(9)を
    回動自在に支持するコレクタ電極端子(8)が配設され
    るとともに、摺動子(9)の位置決め突起(10)と係
    合してその回動範囲を規制する係合部(11)が設けら
    れていることを特徴とする可変抵抗器。
  2. (2)係合部(11)は、電極端子(6)の端縁部(6
    a)側から分岐して樹脂基板(2)の表面上にまで突出
    する突出片(12)と、これを囲う樹脂(13)とから
    なることを特徴とする請求項1記載の可変抵抗器。
  3. (3)係合部(11)は、電極端子(6)の端縁部(6
    a)側から分岐して樹脂基板(2)の表面上にまで突出
    する突出片(12)のみからなることを特徴とする請求
    項1記載の可変抵抗器。
JP28245390A 1989-10-20 1990-10-19 可変抵抗器 Pending JPH03204901A (ja)

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