JPS6246048B2 - - Google Patents

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JPS6246048B2
JPS6246048B2 JP57046590A JP4659082A JPS6246048B2 JP S6246048 B2 JPS6246048 B2 JP S6246048B2 JP 57046590 A JP57046590 A JP 57046590A JP 4659082 A JP4659082 A JP 4659082A JP S6246048 B2 JPS6246048 B2 JP S6246048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating substrate
semi
fixed resistor
back surface
front surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP57046590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58162004A (ja
Inventor
Yoshuki Nakatsu
Hideo Nishizawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4659082A priority Critical patent/JPS58162004A/ja
Publication of JPS58162004A publication Critical patent/JPS58162004A/ja
Publication of JPS6246048B2 publication Critical patent/JPS6246048B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、端子の構造が改良された半固定抵
抗器に関する。
従来より使用されている半固定抵抗器は、端子
が金属製部材から構成されるリードとして導出さ
れているリード型半固定抵抗器と、絶縁性基板の
一部に金属膜として端子が形成されたチツプ型半
固定抵抗器とに分類される。ところで、リード型
半固定抵抗器およびチツプ型半固定抵抗器は、そ
れぞれ、その端子構造が全く異なるものであるた
め、それぞれ別個に製造され、かつ使用されてい
る。したがつて、たとえばプリント回路基板など
に実装するに際して、従来のリード型半固定抵抗
器をチツプ型半固定抵抗器の代わりに用いること
は極めて困難であり、逆にチツプ型半固定抵抗器
をリード型半固定抵抗器の代わりに用いることに
ついても同様に極めて困難であつた。それゆえ
に、製造・使用において、リード型半固定抵抗器
およびチツプ型半固定抵抗器のいずれにも極めて
容易に変更し得る半固定抵抗器の登場が望まれて
いる。
第1図は、従来のチツプ型半固定抵抗器の一例
を示す斜視図である。絶縁性基板1のおもて面2
上には、特に図示はされていないが扇形の抵抗膜
が形成されている。抵抗膜の上方には、この抵抗
膜に接点部3aで部分的に接し得るようにされた
ワイパ3が設けられている。ワイパ3および絶縁
性基板1を挿通して中心軸4が設けられており、
中心軸4はワイパ3を挾んで絶縁性基板1にかし
められている。この構造は第1図に示された従来
の半固定抵抗器の縦断面図を示す第2図において
明らかにされている。抵抗膜の両端には、電極
5,6が抵抗膜に電気的に接続するように絶縁性
基板1上に形成されている。ところで、このよう
な構造のチツプ型半固定抵抗器は、第2図から明
らかなように、プリント回路基板8に直付けする
ことにより実装される。したがつて、電極5,6
と、プリント回路基板8に形成された導電パター
ンとを電気的に接続するためには、電極5,6を
絶縁性基板1のうら面(うら面とは、プリント回
路基板等に近接する側の面を示す。)に電気的に
接続しておかねばならない。そこで、従来、絶縁
性基板1のうら面に、たとえば銀ペーストなどで
電極7,7を形成しておき、この電極7,7とお
もて面に形成された電極5,6とを、たとえば銀
ペーストなどを基板端面に塗布して接続してい
た。なお、第2図の電極9は、半固定抵抗器をプ
リント回路基板8に実装した際の傾斜・がたつき
を防止するために形成されたダミーの電極であ
る。このような構造の従来の半固定抵抗器では、
絶縁性基板1のうら面に形成された電極7,7
と、プリント回路基板8上の導電パターンとを、
たとえばはんだ付けにより電気的に接続しかつこ
の半固定抵抗器をプリント回路基板8上に固定す
る。しかしながら、はんだ付けにおいては、銀電
極7,7がはんだくわれにより拡散されるため、
プリント回路基板8との電気的および機械的な接
続は必ずも充分なものにはならず、したがつて実
装した後に所望の抵抗値を得ることは極めて困難
であつた。また、絶縁性基板1のうら面や端面に
も高価な銀を用いて電極7,7を形成する必要が
あるため、チツプ型半固定抵抗器のコストを増大
させるという欠点も存在した。
それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の
欠点を解消し、チツプ型およびリード型の双方に
極めて容易に変更可能な安価な半固定抵抗器を提
供することである。
この発明は、絶縁性基板のおもて面に抵抗膜が
形成されており、この抵抗膜に部分的に接し得る
ように配置されかつ抵抗値を変化させるために回
転可能にされたワイパと、抵抗膜に接続される端
子と、ワイパに接続される端子とを備える半固定
抵抗器において、絶縁性基板には貫通孔が形成さ
れており、各端子が板状の金属製端子部材から構
成されており、かつ絶縁性基板のおもて面で折曲
されて上記貫通孔に挿入されており、絶縁性基板
のうら面にまで達しており、絶縁性基板のうら面
に沿つて延ばされており、さらに絶縁性基板のお
もて面とうら面とを結ぶ側面上に延ばされた部分
が、上記おもて面上またはうら面上に延ばされた
部分に連なつて形成されていることを特徴とする
ものである。
第3A図、第3B図および第3C図は、この発
明の一実施例を示す、平面図、縦断面図および底
面図である。この実施例の特徴は、端子構造にあ
り、その他の点については第1図に示された従来
の半固定抵抗器と同様であるため端子構造以外の
説明は省略する。絶縁性基板11には、3個の貫
通孔20,20,20が形成されており、貫通孔
20の周りには抵抗膜(図示せず)およびワイパ
13に接続される電極15,16,17が形成さ
れている。第3B図から明らかなように絶縁性基
板11のうら面11bに沿つてリード21,2
2,23が延ばされて導出されている。この端子
としてのリード21,22,23は各貫通孔20
に挿入されており、絶縁性基板11のおもて面1
1aで折曲されて絶縁性基板11のおもて面11
aに沿つて延び、さらに絶縁性基板11のリード
側端部において折曲されて絶縁性基板11の側面
11cに沿つて延ばされている。この各リード2
1,22,23は、絶縁性基板11のうら面11
bの側からL字状リード部材を各貫通孔20に挿
入し、次に中心軸14、ワイパ13などの存在す
る側と反対の側に絶縁性基板11のおもて面11
aで折曲げ、さらに絶縁性基板11の側面11c
に沿うように折曲されて形成される。次に、抵抗
膜(図示せず)と電気的に接続されて絶縁性基板
11のおもて面上の電極15,16と、各リード
21,23とを電気的に接続するために、端子の
側からはんだデイツプされ、貫通孔20の周辺で
はんだ付けが行なわれる。同時に、ワイパ13に
接続された電極17と中央のリード22とを電気
的に接続するためにも、端子の側からのはんだデ
イツプにより貫通孔20の周辺ではんだ付けが行
なわれる。このようにして、各リード21,2
2,23と、電極15,16および17とを電気
的に接続することにより、この実施例の半固定抵
抗器が完成される。なお、絶縁性基板11の側面
11cには切欠きが形成されており、各リード2
1,22,23はこの切欠きに嵌合するように折
曲げられている。
このようにして完成された第3A図ないし第3
C図を参照して説明された実施例は、そのままリ
ード型半固定抵抗器として用いられ得る。すなわ
ち、各リード21,22,23をたとえばプリン
ト回路基板等に形成された孔に挿入することによ
り、極めて容易に固定し得る。また、半固定抵抗
器が実装される装置において薄型化が要求される
場合など、半固定抵抗器の絶縁性基板11がプリ
ント回路基板に平行に配置されねばならない場合
には、絶縁性基板11から外側に導出された各リ
ード21,22,23を任意の部分で折曲するこ
とにより、容易に達成し得る。また、第3A図な
いし第3C図を参照して説明されたこの実施例で
は、各図の1点鎖線Aで切断することにより、極
めて容易にチツプ型半固定抵抗器とすることが可
能である。1点鎖線Aで切断されて完成されたチ
ツプ型半固定抵抗器は、第4A図、第4B図およ
び第4C図において、それぞれ、平面図、縦断面
図および底面図で示される。ところで、チツプ型
半固定抵抗器は、通常、たとえばプリント回路基
板等に確実にかつ安定に実装されねばならない。
しかしながら、この実施例では、中心軸14のか
しめ部14aが、絶縁性基板11のうら面11b
から突出されており、この突出量が各リード2
1,22,23の厚みと同等にされている。した
がつて、たとえばプリント回路基板などに実装さ
れた際には、この半固定抵抗器はプリント回路基
板上において傾斜されることなく確実にかつ安定
に固定され得る。また、チツプ型半固定抵抗器と
して使用する場合に、たとえばプリント回路基板
等に直付けするにしても、絶縁性基板11のうら
面11bに銀電極を形成せず、リード21,2
2,23の残部ではんだ付けにより固定するた
め、従来問題となつていた銀のはんだくわれなど
の現象は全く発生しない。また、高価な銀を絶縁
性基板11のうら面11bに形成する必要はない
ため、製造工程の効率を上昇するとともに半固定
抵抗器のコストを大きく低減し得る。
第5図は、この発明の第2の実施例を説明する
ための部分切欠き断面図である。第5図から明ら
かなように、この実施例では、リード51は、絶
縁性基板11のおもて面11aで電極(図示せ
ず)にはんだデイツプなどによりはんだ付けされ
て接続されており、次に折曲げられて貫通孔20
内に挿入されており、絶縁性基板11のうら面1
1bでさらに折曲げられ絶縁性基板11bに沿つ
て延ばれさており、次に絶縁性基板11の側面1
1cに沿うようにさらに上方に折曲げられ、絶縁
性基板11の側面11cの中央で絶縁性基板11
と平行に折曲げられて延ばされている。リード5
1は、この実施例でも絶縁性基板11のうら面1
1bに接する部分ならびに側面11c上に延びる
部分を有するため、1点鎖線Cで切断されてチツ
プ型半固定抵抗器にされた場合、プリント回路基
板等に極めて容易に直付けすることが可能であ
る。
なお、上述の実施例では、すべて3本の端子が
同一方向に導出されている半固定抵抗器が示され
たが、この発明はこれに限られるものではない。
たとえば2本の端子のみが存在する形式の半固定
抵抗器であつてもよく、また1本の端子が他の端
子と反対側から導出されている構造の半固定抵抗
器にも容易に応用可能である。
以上のように、この発明によれば、絶縁性基板
には貫通孔が形成されており、各端子は金属製端
子部材から構成されかつ絶縁性基板のおもて面で
折曲されて貫通孔に挿入されて基板のうら面にま
で届き、さらに絶縁性基板のうら面に沿つて延ば
されており、絶縁性基板のおもて面とうら面とを
結ぶ側面上に延ばされた部分が、おもて面上また
はうら面上に延ばされた上記部分に連なつて形成
されている半固定抵抗器が得られるため、リード
型半固定抵抗器とチツプ型半固定抵抗器を極めて
容易に変更することができる。すなわち、リード
型半固定抵抗器とチツプ型半固定抵抗器とを兼用
し得る新規な半固定抵抗器を得ることができる。
また、この発明の半固定抵抗器では、各端子が絶
縁性基板のうら面で延ばされているため、たとえ
ばプリント回路基板などに実装するに際して、極
めて強固にかつ確実に直付けすることができ、従
来のチツプ型半固定抵抗器で問題となつた銀のは
んだくわれなどの現象を極めて効果的に防止する
ことができる。さらに、絶縁性基板のうら面に高
価な銀電極を形成する必要がないため、生産効率
を上昇するとともに、半固定抵抗器のコストを極
めて効果的に低減し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の半固定抵抗器の一例を示す斜
視図である。第2図は、第1図に示された半固定
抵抗器の縦断面図である。第3A図、第3B図お
よび第3C図は、この発明の一実施例を示す平面
図、縦断面図、および底面図である。第4A図、
第4B図および第4C図は、第3A図ないし第3
C図を参照して説明された実施例をチツプ型半固
定抵抗器とした場合の平面図、縦断面図および底
面図を示す。第5図は、この発明の第2の実施例
を説明するための部分切欠き断面図である。 図において、11は絶縁性基板、11aはおも
て面、11bはうら面、13はワイパ、21,2
2,23,31,32,33,41,42,4
3,51は端子してのリードを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁性基板と、絶縁性基板のおもて面に形成
    された抵抗膜と、この抵抗膜に部分的に接し得る
    ように配置されかつ抵抗値を変化させるために回
    転可能にされたワイパと、抵抗膜に接続される端
    子と、ワイパに接続される端子とを備える半固定
    抵抗器において、 前記絶縁性基板には貫通孔が形成されており、
    前記各端子は板状の金属製端子部材から構成され
    ており、かつ絶縁性基板のおもて面で折曲されて
    前記貫通孔に挿入され、前記絶縁性基板のうら面
    にまで届き、前記絶縁性基板のうら面に沿つて延
    ばされており、さらに前記絶縁性基板のおもて面
    とうら面とを結ぶ側面上に延ばされた部分が、前
    記おもて面上またはうら面上に延ばされた部分に
    連なつて形成されていることを特徴とする、半固
    定抵抗器。
JP4659082A 1982-03-23 1982-03-23 半固定抵抗器 Granted JPS58162004A (ja)

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JP4659082A JPS58162004A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 半固定抵抗器

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JP4659082A JPS58162004A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 半固定抵抗器

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JPS58162004A JPS58162004A (ja) 1983-09-26
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ID=12751501

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JP4659082A Granted JPS58162004A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 半固定抵抗器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6071109U (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 株式会社村田製作所 可変抵抗器
JPS60133702A (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 今村 昌雄 小型スライドボリユ−ムの接続端子取付方法およびその接続端子素材

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JPS5048141U (ja) * 1973-08-31 1975-05-13
JPS54111646U (ja) * 1978-01-23 1979-08-06

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JPS58162004A (ja) 1983-09-26

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