JPS5855618Y2 - 回転形可変抵抗器 - Google Patents

回転形可変抵抗器

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Publication number
JPS5855618Y2
JPS5855618Y2 JP5086879U JP5086879U JPS5855618Y2 JP S5855618 Y2 JPS5855618 Y2 JP S5855618Y2 JP 5086879 U JP5086879 U JP 5086879U JP 5086879 U JP5086879 U JP 5086879U JP S5855618 Y2 JPS5855618 Y2 JP S5855618Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current collector
resistor
brush
terminal portion
sliding
Prior art date
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Expired
Application number
JP5086879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55152009U (ja
Inventor
忠満 畦間
裕 清水
一朗 武藤
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アルプス電気株式会社 filed Critical アルプス電気株式会社
Priority to JP5086879U priority Critical patent/JPS5855618Y2/ja
Publication of JPS55152009U publication Critical patent/JPS55152009U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転形可変抵抗器に関し、特に、集電体を金属
リードに代えて、これを銀ペーストで印刷形成した回転
形可変抵抗器において、抵抗体の末端位置での残留抵抗
を可及的に小とするようにした構造に関する。
従来、回転形可変抵抗器においては、コストの低減や小
形化の要求から第1図に示すように、銀棒の中間端子部
2に接続する集電体5を金属リードに代えて、これを銀
ペーストで印刷形成し、この上を摺動子6の一方の刷子
6bが摺接する構造のものがあり、この場合、硫化対策
として銀皮膜の集電体5のほぼ全域にわたり、他方の刷
子6aが摺接する抵抗体4の固有抵抗に比して格段と比
抵抗の小なる、例えばカーボンレジン系の導電性保護皮
膜5′を被着させたものがある。
このようなものにあっては抵抗体4上を摺接する刷子6
aが第1図に示すようにその抵抗体4の摺動末端位置に
あるとき、集電体5上を摺接する他方の刷子6bは刷子
6aと軸心Xを結ぶ半径線上に在るのが通例であり、刷
子6bと中間端子部2との距離がかなりはなれているた
めに、銀ペーストに混入される樹脂剤などのバインダー
介在により、この間での抵抗があって、従来の金属リー
ドが直接、中間端子部2に機械的、かつ、電気的に接続
されるものに比して残留抵抗が大きくなると言う欠点が
あった。
本考案は上記従来例の欠点に鑑み、摺動子の構造を変え
ることにより、集電体が銀ペーストなどの印刷形成の場
合でも、その残留抵抗を可及的に小とするように改良し
た回転形可変抵抗器を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面によって更に詳細に説明すると、第
2図において、7は1枚の弾性金属よりなる本考案の摺
動子の一実施例の形状を示したものであり、7aは板部
で、この板部は対向して設けた取付孔7gに、ここに図
示しない摺動子受けに設けた対応突子を絞めることによ
り、摺動子受けに固着される。
7b’、7C’は摺動子7の回転軸心Xに対し、第2図
口に示すように、Xを頂点とする二等辺三角形の底辺の
対向端部にあるように軸心Xに対して放射状に配置され
、板部7aより下方に彎曲された刷子アーム7b、7C
の先端に設けた接触子であり、これらの接触子7 b’
、7 C’は前記した印刷形成の集電体5路上を同一方
向に摺接する。
7fは板部7aから、切欠き7dを介して下方に彎曲す
る複数の他の分岐状刷子であす、7f′はその接触子で
ある。
この接触子7f’の位置は第2図口に示すように前記し
た接触子7 b’、7 C’の底辺を頂点Xに対して三
等分した線上にあって、集電体5上を摺接する接触子7
b’、7 C’の外方に設けられ、この刷子7fは前
記した抵抗体4上を摺接する。
第3図は集電体5上に比抵抗の小さい導電性の保護皮膜
5′を設けると共に、上記説明の摺動子7を回転形の可
変抵抗器に適用したものであり、同図イでは摺動子7の
一方の刷子7fがその摺動起点である1端子部1側の末
端位置に在り、この場合集電体5上を摺接する一対の刷
子アーム7b、7Cの接触子7b’、7C’は図示の位
置に在って、その一方の接触子7b’は摺動軌跡内で中
間端子部2の直上にあり、これと最も近接した位置にあ
る。
この位置から摺動子7を矢印方向、すなわち3端子部3
側に軸(図示せず)によって回転させ、抵抗値を調整し
ながら刷子7fが抵抗体4上の他方の摺動末端位置に到
来すると、第3同町こ示すように、集電体5上を摺接す
る一対の刷子アーム7b、7Cの接触子7 b’、7
C’は図示の位置に在り、この場合、他方の接触子7c
’は中間端子部2の直上に在って、これと最も近接位置
にある。
このため抵抗体4の両末端位置において、刷子アーム7
b、7Cの接触子7 b’、7 C’の何れか一方が常
にその摺動軌)路内で沖間端子部2の最も近接した位置
にあるため、第1図の従来のものに比して残留抵抗をよ
り少くすることができるという利点がある。
第4図は、絶縁基板8上に銀皮膜の集電体5の上に前記
した比抵抗の小さい導電性保護皮膜5′を形成したもの
において、抵抗体4上の末端位置において、集電体5に
摺接する一対の接触子7b’または7c’の何れか一方
が接触する個所、すなわち、集電体5の摺動軌跡内にお
いて、中間端子部2と最も近接した位置に、上記保護導
電皮膜5′を被着しないで銀皮膜の集電体5の一部を露
出した露出部5aを形成すれば、導電性保護皮膜5′の
抵抗器の負荷を避けることができ、その分だけ残留抵抗
を小さくすることができる。
また、集電体5の上に上記導電性保護皮膜5が形成され
ていない場合には、露出部5aは不要であることは言う
までもなく、上記本考案の摺動子7は導電性保護皮膜5
′の有無にかかわらず、有効であること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の可変抵抗器の説明図、第2図から第4
図は本考案に係わり、第2図イは摺動子の形状説明図、
同図口は刷子の説明図、第3図イ。 町よ作動図、第4図イ、叫よ本考案の別の実施例の説明
図である。 1.2.3・・・・・・端子部、4・・・・・・抵抗体
、5・・・・・・集電体、5′・・・・・・保護皮膜、
5a・・・・・・露出部、7・・・・・・摺動子、7a
・・・・・・板部、7b、7C・・・・・・刷子アーム
、7f・・・・・・刷子、7 b’、7 C’、7 f
’・・・・・・接触子、8・・・・・・絶縁基板。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に、環状集電体と、その外方に馬蹄形
    状抵抗体とを設け、集電体には中間端子部が、また、抵
    抗体の両端部にはそれぞれ1端子部および3端子部が接
    続され、1枚の弾性金属板よりなる摺動子の刷子が上記
    抵抗体に、また、刷子アームが集電体上を摺接して抵抗
    値を可変する回転形可変抵抗器において、上記抵抗体上
    を摺接する刷子がその摺動末端位置に在るとき、上記集
    電体上を摺接する対になった刷子アームの対の何れか一
    方の集電体の摺動軌跡内において、該集電体に接続され
    る中間端子部と集電体の中心とを結ぶ線分上に位置して
    中間端子部に対して最短距離にあるように設定されたこ
    とを特徴とする回転形可変抵抗器。
  2. (2)上記集電体上を摺接する刷子アームが中間端子部
    に対して最短距離にある接触子を除き、上記集電体のほ
    ぼ全域にわたり、抵抗体の固有抵抗より小さい比抵抗を
    有する導電性保護皮膜を施したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲(1)による回転形可変抵抗器。
  3. (3)上記集電体と抵抗体上を摺接する刷子アームおよ
    び刷子が1枚の弾性金属板により形成され、集電体に対
    応する刷子アームの接触子は回転軸心を頂点とする二等
    辺三角形の底辺の対向端部に位置し、抵抗体に対応する
    刷子の接触子は回転軸心を通り、上記二等辺三角形の底
    辺の中点を通る線の下方位置に配置されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲(1)による回転形可
    変抵抗器。
JP5086879U 1979-04-17 1979-04-17 回転形可変抵抗器 Expired JPS5855618Y2 (ja)

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JP5086879U JPS5855618Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 回転形可変抵抗器

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JP5086879U JPS5855618Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 回転形可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152009U JPS55152009U (ja) 1980-11-01
JPS5855618Y2 true JPS5855618Y2 (ja) 1983-12-20

Family

ID=28939153

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JP5086879U Expired JPS5855618Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 回転形可変抵抗器

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JPS55152009U (ja) 1980-11-01

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