JPS6127129Y2 - - Google Patents

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JPS6127129Y2
JPS6127129Y2 JP360081U JP360081U JPS6127129Y2 JP S6127129 Y2 JPS6127129 Y2 JP S6127129Y2 JP 360081 U JP360081 U JP 360081U JP 360081 U JP360081 U JP 360081U JP S6127129 Y2 JPS6127129 Y2 JP S6127129Y2
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resistor
variable
fixed side
terminal
terminals
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JP360081U
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は可変抵抗器に関し、特に、端子を樹
脂にて一体モールドし、そのモールド体を抵抗基
板として用いるようにした可変抵抗器における端
子の導出態様の改良に関する。
可変抵抗器のうち、特に半固定可変抵抗器と称
されるものは、一般的に小型であり、その端子で
支持されてプリント回路基板上に取り付けられる
のが通常である。そのため、このような可変抵抗
器に対して、抵抗調整のための操作を行なう際に
は、可変抵抗器にある程度の荷重がかかるが、こ
の荷重は全て端子で受けられることになる。
従来からある可変抵抗器においては、その抵抗
基板として、たとえばアルミナ基板がよく用いら
れている。そして、端子は、このようなアルミナ
基板に保持されかつそこから導出されるのが通常
である。したがつて、端子の強度を増すために、
従来は、アルミナ基板にある細工をほどこした
り、端子にある細工をほどこしたりしていた。し
かしながら、上述のようなアルミナ基板を含む可
変抵抗器に代えて提案された次に述べるいわゆる
端子一体モールド型可変抵抗器においては、上述
したような細工をほどこすことが困難であり、端
子による支持構造の強度に関する問題点に遭遇し
た。
第1図ないし第3図を参照して、端子一体モー
ルド型可変抵抗器の構造について説明する。抵抗
基板1はほぼ正方形の板状をなしたとえばエポキ
シ樹脂等の絶縁性樹脂から構成される。抵抗基板
1には、挿通孔2が設けられる。抵抗基板1に
は、2本の固定側端子3,4および1本の可変側
端子5がそれぞれ一部埋設された状態で固定され
る。固定側端子3,4は、第3図によく示される
ように、それぞれ真ちゆう、鉄等の帯状金属板の
先端部を2ケ所において互いに逆方向に折り曲げ
た形状に構成され、各先端部は抵抗基板1の表面
に露出する露出部6,7を構成する。また、可変
側端子5は、真ちゆう、鉄等の金属板から構成さ
れ、帯状部とこの帯状部から連続的につらなる円
環状部8とを含み、この円環状部8の内側部分は
皿状に突出される。このような固定側端子3,4
については露出部6,7および端子部9,10
が、ならびに可変側端子5については円環状部8
の内側部分および端子部12が、それぞれ、露出
または突出するように、抵抗基板1の成形時に、
各端子3,4,5は予めインサートモールドされ
る。
抵抗基板1の一方表面には、たとえばカーボン
からなる円弧状の抵抗膜13が形成される。抵抗
膜13は、固定側端子3,4の露出部6,7を被
覆するように、抵抗基板1上に塗布焼付けされ
る。抵抗膜13上には摺動子14が配置される。
摺動子14はほぼ円板状をなし、その周辺の一部
に円弧状スリツト15が形成される。円弧状スリ
ツト15が形成された残りの部分は下方へ湾曲さ
れて抵抗膜13に対してばね性が働くようにさ
れ、さらに下方へ突出する部分が形成され、ここ
に接触部16が形成される。摺動子14の中心部
は全体として皿状に下方へくぼんだ部分が形成さ
れ、この部分に角穴が形成される。この角穴の各
辺を一辺として、4個の舌片17が形成される。
各舌片17は、抵抗基板1の挿通孔2内へ挿入さ
れた状態で、可変側端子5の円環状部8の内側部
分を抱き込むようにかしめられる。これによつ
て、摺動子14は抵抗基板1に対して回転可能に
保持される。
このように一例を示した端子一体モールド型可
変抵抗器は、その組立作業においては、摺動子1
4を抵抗基板1と固定的関係にある部分(たとえ
ば、可変側端子の円環状部8の内側部分)にかし
めるだけでよいので、組立量産性に優れている。
第1図ないし第3図に示す可変抵抗器のよう
に、固定側端子3,4と可変側端子5とがそれぞ
れ抵抗基板1の逆の端面から導出されるものは、
プリント回路基板に実装されるときには、固定側
端子3,4と可変側端子5とで両持された状態で
取り付けられる。そのため、摺動子14の角穴に
ドライバの先端を挿入して摺動子14を回動させ
て抵抗調整を行なうとき、比較的大きな力が各端
子3,4,5にかかることになる。この力は、特
に固定側端子3,4に関連して悪影響を及ぼす。
固定側端子3,4は、第3図から明らかなよう
に、露出部6,7から抵抗基板1の端面に導出さ
れる部分までの極めて短い部分において抵抗基板
1の材料で保持されている。このような可変抵抗
器がより小型化されるにしたがつて、固定側端子
3,4が抵抗基板1に埋め込まれる長さはさらに
短くなる。したがつて、固定側端子3,4の保持
部分は充分な強度を持ち得ず、固定側端子3,4
が抵抗基板1に対してがたつき、露出部6,7が
抵抗基板1から浮き上がつたりするなどの機械的
損傷を招く。また、固定側端子3,4を半田付け
する際、その熱により露出部6,7に接触する抵
抗膜13に悪影響を及ぼす。極端には、露出部
6,7から伝わる熱により、抵抗膜13は剥離す
ることすらある。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の
問題点を解消し得る可変抵抗器を提供することで
ある。
この考案は、要約すれば、固定側端子を、従来
のものより長くし、露出部が抵抗基板において形
成された部分と反対方向に導出することによつ
て、固定側端子の抵抗基板内に埋め込まれている
長さを長くして機械的強度を高めるとともに、固
定側端子の半田付け部分から露出部に至るまでの
熱伝導距離を長くすることにより抵抗膜への悪影
響を防止するようにしたものである。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を
参照して行なう詳細な説明から一層明らかとな
る。
第4図はこの考案の一実施例を説明する斜視図
である。第4図は前述した先行技術の第3図に相
当する状態を示している。第5図は第4図におけ
る固定側端子と可変側端子との配置状態を示す斜
視図である。
固定側端子3,4は、従来の場合より長く形成
され、第4図に破線で示す部分において抵抗基板
1中に埋め込まれている。この固定側端子3,4
は、抵抗基板1において露出部6,7が形成され
た側とは反対方向に導出され、そこに端子部9,
10が形成される。可変側端子5は、その形状に
おいては先行技術のものと同様である。なお、可
変側端子5の導出方向は、抵抗基板1の露出部
6,7が形成された側の端面から突出し、そこに
端子部12が形成されるように選ばれる。これ
は、第1図ないし第3図に示す先行技術の可変抵
抗器とその外形状を同一にするためのもので、こ
れによつて固定側端子3,4と可変側端子5とで
両持された状態で、この可変抵抗器はプリント回
路基板に実装されることができる。なお、この可
変抵抗器を立型として使用する場合には、第4図
に想像線で示すように、可変側端子5を固定側端
子3,4と同方向に導出すればよい。
特に説明することを省略するが、第4図で示さ
れた構造物に対しては、第1図ないし第3図に示
す先行技術の場合と同様に、抵抗膜13および摺
動子14が付加される。
なお、第1図ないし第3図に示す先行技術の可
変抵抗器と、第4図に示す構造物から得られたこ
の考案の一実施例の可変抵抗器とは、その抵抗調
整において、摺動子14の回転操作方向と抵抗の
増減との関係が逆になることを指摘しておく。し
かしながら、このようなことは、決して操作上致
命的なものではなく、特に摺動子14に対しては
両面調整が可能であるので、実際の使用には全く
問題にならないといえる。
以上のように、この考案によれば、固定側端子
は抵抗基板において露出部が形成された部分とは
反対方向にまで延びる程度に長く形成されかつこ
の反対側の端面から導出されるので、抵抗基板に
埋め込まれている部分を長くすることができる。
したがつて、抵抗調整時等において加えられる力
に対して、固定側端子の保持部分は充分な強度を
有することになるので、固定側端子ががたつき、
露出部が抵抗基板から浮き上がつたりするなどの
機械的損傷は有利に防止される。また、固定側端
子の半田付け部分である端子部から、抵抗膜と接
触する露出部までの距離は、比較的長くとること
ができるので、半田付けの際の熱が露出部まで伝
わり、抵抗膜を変質させたり、抵抗膜の特性を劣
化させたり、抵抗膜を剥離させたりするなどの電
気的損傷も有利に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にとつて興味ある先行技術の
可変抵抗器の斜視図である。第2図は第1図から
摺動子を取り除いた状態の斜視図である。第3図
は第2図から抵抗膜を取り除いた状態の斜視図で
ある。第4図はこの考案の一実施例を説明する斜
視図である。第5図は第4図における固定側端子
と可変側端子との配置状態を示す斜視図である。 図において、1は抵抗基板、3,4は固定側端
子、5は可変側端子、6,7は露出部、9,10
は端子部、13は抵抗膜、14は摺動子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2本が固定側端子であり、残り1本が可変側端
    子である3本の端子と、 各固定側端子の一方端部の一部を表面に露出さ
    せた状態で3本の端子の各一方端部を含んで一体
    的にモールドされ一端面から2本の固定側端子を
    導出する抵抗基板と、 各固定側端子露出部と両端で電気的接続される
    ように抵抗基板表面上に形成された抵抗体と、 可変側端子と電気的接続され抵抗体上を摺動す
    る接触部を有する摺動子とを備える可変抵抗器に
    おいて、 前記固定側端子は前記抵抗基板において前記露
    出部が形成された部分とは反対方向に導出される
    ことを特徴とする可変抵抗器。
JP360081U 1981-01-13 1981-01-13 Expired JPS6127129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP360081U JPS6127129Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP360081U JPS6127129Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

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JPS57117611U JPS57117611U (ja) 1982-07-21
JPS6127129Y2 true JPS6127129Y2 (ja) 1986-08-13

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JP2006073989A (ja) * 2004-08-02 2006-03-16 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 回転式電子部品の実装基板への取付構造

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JPS57117611U (ja) 1982-07-21

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