JPS6242501Y2 - - Google Patents

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JPS6242501Y2
JPS6242501Y2 JP1982035821U JP3582182U JPS6242501Y2 JP S6242501 Y2 JPS6242501 Y2 JP S6242501Y2 JP 1982035821 U JP1982035821 U JP 1982035821U JP 3582182 U JP3582182 U JP 3582182U JP S6242501 Y2 JPS6242501 Y2 JP S6242501Y2
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resistor
variable resistor
shaped
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JP1982035821U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、半固定可変抵抗器に関し、特にプリ
ント基板に自動マウント機械の吸着装置により装
着するのに好適なチツプ状小形半固定抵抗器に関
するものである。
機器の小形、軽量化を図るため、プリント回路
基板に装置される半固定可変抵抗器もその小形化
が進められており、最近ではチツプ状の超小形の
半固定可変抵抗器が用いられるようになつた。こ
のチツプ状小形半固定可変抵抗器をプリント回路
基板に装置する場合、バキユーム等を利用して抵
抗器を吸着して所定位置まで搬送しマウントする
自動マウント機械が用いられるため、この種の半
固定可変抵抗器にはマウント機械の吸着装置で吸
着し得る部分を設けておくことが必要になる。第
1図は従来用いられているチツプ状小形可変抵抗
器の構造を示したもので、同図において1は表面
に抵抗体2と集電電極部3と端子電極部4〜6と
を形成した絶縁基板であり、集電電極部3の内側
の部分には基板1を貫通させて軸孔7が設けられ
ている。8は集電電極部3に接触する環状の集電
部8aと抵抗体2に接触する接点部8bとを有す
る摺動子、9は樹脂からなる回転円板、10′は
回転円板9の中心部の孔9aと摺動子8の集電部
8aに設けられた孔8cと絶縁基板1に設けられ
た軸孔7とを貫通して設けられる回転軸である。
回転軸10′はその先端部にハトメ部10′aを有
しており、このハトメ部10′aを軸孔7に通し
た後第2図に示すようにその先端を拡大すること
によりかしめて基板1に取付けるようになつてい
る。絶縁基板1の底面には、このハトメ部10′
aのかしめ部を収容するための凹部1aが設けら
れている。
上記のように、回転軸10′に回転円板9を取
付けておけば、この回転円板9の上面を自動マウ
ント機械の吸着装置で吸着できるので、プリント
基板への装着を自動化することができる。しかし
ながら従来のこの種の可変抵抗器では、回転軸1
0′の他に回転円板9を必要とするため部品点数
が多くなり、組立工数が増えて価格の上昇を招く
欠点があつた。また従来の可変抵抗器では回転軸
10′の頭部に設けられたドライバスロツト1
0′bが、側部を開放させた形状に形成されてい
たが、超小形に形成されるこの種の半固定可変抵
抗器ではスロツト10′bも非常に小さいため、
スロツト10′bの側部が開放されていると、こ
のスロツトにドライバのビツトを係入して抵抗値
の調整を行なおうとした場合にドライバがスロツ
トから逃げ易く、抵抗値の調整作業がやり難くな
る欠点があつた。またスロツトから逃げたドライ
バのビツトが付近の電子部品に当つて該電子部品
を損傷する虞れもあつた。更に半固定可変抵抗器
が超小形になると、寸法の関係から複数本の吸着
装置で吸着することができず、1本の吸着装置で
吸着せざるを得なくなる。しかしながら半固定可
変抵抗器の外形寸法が超小形になつても、ドライ
バスロツトの寸法を大幅に小さくすることはでき
ない。従つてドライバスロツトを避けて吸着を行
うことができなくなるため、ドライバスロツトの
側部及び底部が開放されていると十分に吸着を行
えなくなるという問題が生じる。
本考案の目的は、部品点数の削減を図り、組立
を容易にするとともに、抵抗値の調整作業を容易
に行ない得るようにしたチツプ状小形半固定可変
抵抗器を提供することにある。
本考案は、摺動子を回転させる回転軸に、吸着
装置により吸着し得る平坦面を有する回転板を一
体に設け、この回転板に側部が閉じた箱状のドラ
イバスロツトを形成したことを特徴とするもので
ある。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第3図は、本考案の一実施例を示す分解斜視
図、第4図は同実施例の組立構造とプリント基板
への装着状態とを示す断面図である。これらの図
において1はセラミツクや樹脂等の絶縁材料から
なる絶縁基板で、この絶縁基板は第1図に示した
ものと同様のものであり、その表面には略円弧状
のパターンを有する抵抗体2と、環状のパターン
を有する集電電極部3と、抵抗体2の両端につな
がる端子部4,6と集電電極部3につながる端子
部5とが印刷等により形成されている。集電電極
部3の内側には基板を貫通する軸孔7が形成され
ている。8はバネ性を有する導電材からなる摺動
子で、集電電極部3に接触する環状の集電部8a
と、集電部8aの周辺部を延びる腕部の先端に形
成された接点部8bとを有している。10は本考
案の特徴部分である金属製の回転軸で、この回転
軸10は管状のハトメ部11と、このハトメ部よ
り大径の軸部12と、軸部12の端部にヘツダ加
工により一体に形成された円板状の回転板13と
からなり、回転板13の上面に形成された突出部
に側部が閉じた箱状のドライバスロツト14が形
成されている。回転軸10のハトメ部11は摺動
子8の集電部8aに設けられた孔8cと絶縁基板
1の軸孔7とに嵌合され、ハトメ部11の先端が
機械加工により拡大されてかしめ部11aが形成
される。絶縁基板1の底面にはこのかしめ部11
aを収容する凹部1aが形成されている。特に図
示してないが、ハトメ部11と摺動子8の孔8c
との嵌合部は両者間の回り止めを図る形状に形成
され、回転軸10の回転に伴つて摺動子8が回転
するようになつている。尚回転軸10と摺動子8
とを結合する方法は任意であり、例えば回転板1
3に形成した突起を摺動子8に設けた切欠部8d
に係入する構造としてもよい。
上記の半固定可変抵抗器は第5図に示したよう
に、回転板13の上面の平坦部13aがバキユー
ムを利用した吸着装置20に吸着され、第4図に
示すようにプリント配線基板21の上に搬送され
る。そして半田22により端子部4〜6がプリン
ト配線基板上の導電部に接続される。尚超小形の
半固定可変抵抗器を吸着する場合には、1本の吸
着装置20を用いて吸着を行うことになるが、こ
の場合には吸着装置を回転板の略中心に位置決め
してドライバスロツト14を囲むようにして半固
定可変抵抗器を吸着する。
特に上記実施例では、回転板13を一体に有す
る回転軸10全体が金属からなつているため、半
固定可変抵抗器を超小形に構成する場合でも、回
転軸を精度良く、しかも十分な機械的強度をもた
せて作ることができ、回転板13も十分に薄くす
ることができる。また回転軸10全体を金属によ
り形成すると、その回転板13に設ける平坦部1
3aを完全な平面に仕上げることができるので、
バキユームを利用した吸着装置による吸着を確実
にすることができる。特にヘツダ加工により回転
板13を形成した場合その平坦部13aの表面仕
上精度を容易に高めることができる。
本考案において回転軸10に一体に設ける回転
板13は、吸着装置により吸着し得る平坦部を有
する形状であればよく、上記実施例に示した円板
状の他、第6図Aに示すような逆円錐台状や、同
図Bに示すような小判形に形成することもでき
る。また第6図Cに示すように皿形の底面に円柱
状の突起13bを設けてこの突起にドライバスロ
ツト14を形成するようにしてもよい。ドライバ
スロツトの形状も、側部が閉じた箱状であればマ
イナス形、プラス形のいずれでもよい。
上記の実施例では回転軸10全体を金属で加工
したが、これを合成樹脂で形成することもでき
る。
以上のように、本考案によれば、吸着装置によ
り吸着し得る平坦部を有する回転板を回転軸に一
体に設けたので部品点数を少なくして組立を容易
にすることができる。またドライバスロツトを側
部が閉じた形状に形成したので、ドライバのビツ
トがスロツトから逃げるのを防ぐことができ、抵
抗値の調整を容易にすることができる。更に本考
案においては、ドライバスロツトを箱状に形成し
てあるので、超小形のチツプ状半固定可変抵抗器
においても確実に吸着を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す分解斜視図、第2図は同
従来例の組立構造を示す断面図、第3図は本考案
の一実施例を示す分解斜視図、第4図は同実施例
の組立構造とプリント配線基板への取付状態を示
す断面図、第5図は本考案の可変抵抗器を自動マ
ウント機械の吸着装置で吸着する際の状態を示す
斜視図、第6図A乃至Cはそれぞれ本考案で用い
る回転軸の異なる変形例を示す斜視図である。 1……絶縁基板、2……抵抗体、3……集電電
極、4,5,6……端子部、8……摺動子、10
……回転軸、13……回転板、14……ドライバ
スロツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略円弧状のパターンを有する抵抗体と集電電極
    部と端子電極部とを形成した絶縁基板と、前記絶
    縁基板を貫通して回転自在に支持された回転軸
    と、前記回転軸とともに回転するように設けられ
    て前記抵抗体と集電電極部とに接触する摺動子と
    を備えてなるチツプ状小形半固定可変抵抗器にお
    いて、吸着装置により吸着し得る平坦面を有する
    回転板を前記回転軸に一体に設け、前記回転板に
    側部が閉じた箱状のドライバスロツトを形成した
    ことを特徴とするチツプ状小形半固定可変抵抗
    器。
JP3582182U 1982-03-16 1982-03-16 チップ状小形半固定可変抵抗器 Granted JPS58140602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3582182U JPS58140602U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 チップ状小形半固定可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3582182U JPS58140602U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 チップ状小形半固定可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58140602U JPS58140602U (ja) 1983-09-21
JPS6242501Y2 true JPS6242501Y2 (ja) 1987-10-31

Family

ID=30047281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3582182U Granted JPS58140602U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 チップ状小形半固定可変抵抗器

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337207Y2 (ja) * 1984-12-28 1991-08-07

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JPS52989U (ja) * 1975-06-22 1977-01-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS58140602U (ja) 1983-09-21

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