JPH0256024B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0256024B2
JPH0256024B2 JP17333681A JP17333681A JPH0256024B2 JP H0256024 B2 JPH0256024 B2 JP H0256024B2 JP 17333681 A JP17333681 A JP 17333681A JP 17333681 A JP17333681 A JP 17333681A JP H0256024 B2 JPH0256024 B2 JP H0256024B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
case
heat
resistant sheet
terminals
Prior art date
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Expired
Application number
JP17333681A
Other languages
English (en)
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JPS5872353A (ja
Inventor
Tatsuo Kojima
Yukihiro Azuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP17333681A priority Critical patent/JPS5872353A/ja
Publication of JPS5872353A publication Critical patent/JPS5872353A/ja
Publication of JPH0256024B2 publication Critical patent/JPH0256024B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ロータおよびステータを含む回転
機構部を備える、いわゆる電子機構部品の構造の
改良に関する。この種の電子機構部品としては、
トリマコンデンサ、可変抵抗器、ロータリスイツ
チなど種々のものがあるが、この発明は、これら
のすべての電子機構部品に利用され得る。
電子機構部品は、ロータおよびステータを備え
る回転機構部と、回転機構部に電気的に接続され
る複数個の端子と、回転機構部および端子を収納
するケースとから構成される。ところで、電子機
構部品では、ロータを回転させることにより、た
とえばトリマコンデンサでは容量を変化させ、た
とえば可変抵抗器では抵抗値を変化させることが
可能とされている。したがつて、電子機構部品で
は、特性を変化させるために、ロータおよびロー
タ調整用中心軸をケース外部に露出させる必要が
ある。このため従来の電子機構部品では、回転機
構部のロータがケースの一端面に露出して設けら
れていた。
ところで、一般に、電子部品の接続に際して
は、作業性の向上および量産コストの低減を図る
ために、電子部品全体を溶融はんだ槽へ通過させ
て、一度にはんだづけを実施することが望まれて
いる。しかしながら、従来の電子機構部品にあつ
ては、ロータおよびロータ調整用の中心軸が露出
しており、溶融はんだ槽に通過させると、ロータ
が固着されてしまうので、溶融はんだ槽へ通過さ
せることによりはんだづけを達成することができ
ないという欠点が存在した。このため、たとえば
トリマコンデンサのような電子機構部品のみを別
にはんだづけする工程が必要であつた。また、電
子機構部品では、調整を容易とするためにロータ
はケースの上面に露出されているのが通常であつ
た。しかも、ロータの径は比較的大きいため、ケ
ース上面のかなりの部分を占めていた。ところ
で、電子部品のプリント基板などへの実装に際し
ては真空吸着を利用した自動マウンテイング装置
が用いられているが、自動マウンテイング装置を
使用するためには、電子部品の上面が平面である
ことが要求される。ところが、従来の電子機構部
品では上面にロータが露出しているため、このよ
うな自動マウンテイング装置を用いることはでき
なかつた。したがつて、たとえ電子機構部品がテ
ーピング方式、マガジン方式などの供給方法によ
り供給されるとしても、回路基板への実装に際し
ては極めて繁雑な作業が必要であつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の
欠点を解消し、溶融はんだ槽に通過させることに
よりはんだづけが達成され得るような電子機構部
品を提供することである。
この発明は、要約すれば、耐熱材料、すなわ
ち、少なくともはんだの溶融温度に耐える材料、
よりなるケースと端子とが一体的に成形されてお
り、回転機構部はケースに内蔵されており、ケー
スの一端面には回転機構部のロータの調整が可能
なように開口部が設けられており、さらにこの開
口部が、少なくともはんだの溶融温度に耐え得る
材料よりなるシートで覆われている電子機構部品
である。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴とは、図面参照して行なう以下の詳細な説明よ
り一層明らかとなろう。
第1図は、この発明の一実施例としてのトリマ
コンデンサを示す平面図であり、第2図は第1図
の線−に沿う断面図である。
第1図および第2図を参照して、ケース1と、
回転機構部に接続される端子2,3とが一体成形
されている。ケース1は約300℃の温度に耐え得
るような耐熱性の熱硬化性樹脂により構成され
る。端子2の一方端部は、絞りはとめ2aの形状
にされており、後述されるようにロータ4に電気
的に接続される。端子2の他方端部はケース1の
外に延ばされている。ケース1には、開口部5が
形成されており、この開口部5の内部に回転機構
部が設けられている。回転機構部は、第2図にお
いて下方から順に、スプリング6、誘電体7およ
びロータ4で構成されている。スプリング6は、
端子3の一方端部に電気的に接続されるように載
置されており、その平面形状はリング状に構成さ
れている。このリング状のスプリング6の上面に
は誘電体7が載置されている。誘電体7の下面7
aには、半円状の電極導体が形成されており、ス
プリング6と接触されている。誘電体7の上面に
は金属材料よりなるロータ4が載置されている
が、ロータ4の下面にも半円状の電極導体が形成
されている。ロータ4の中央には凹部4aが形成
されており、凹部4aの中心には貫通孔が備えら
れており、この貫通孔に端子2の一方端部が挿通
されており、はとめ部2aのかしめにより、スプ
リング6、誘電体7、およびロータ4を保持して
いる。ところで、ロータ4の上面には、中心の凹
部4aを通る調整溝4bが形成されている。この
調整溝4bにたとえばドライバなどの先端を嵌合
し、回転させることにより、ロータ4が回転され
る。この実施例では、コンデンサの容量はロータ
4の下面に形成された電極導体と、誘電体7の下
面に形成された電極導体との重なり面積により決
定されるが、ロータ4を回転させることにより、
電極導体相互間の重なり面積を変化させることが
可能となる。コンデンサの容量は、ロータ4を経
た端子2と、スプリング6を経た端子3とにより
取出される。ケース1の開口部5が形成された端
面1aには、たとえばポリイミド樹脂よりなる耐
熱シート8が貼着されている。これによつて、開
口部5は、耐熱シート8で覆われる。なお、ケー
ス1の内部構造の図示を容易とするために、第1
図では耐熱シート8は透明であるものとして示さ
れている。耐熱シート8は、約300℃の温度に耐
え得る程度の耐熱特性を有するような材料で構成
される。また、好ましくは、耐熱シート8は、ド
ライバなどで容易に破ることが可能な厚みおよび
強度を有する材料で構成される。これによつて、
容量の調整は耐熱シート8をドライバで破ること
により容易に行なわれ得る。また、さらに好まし
くは、耐熱シート8は透明な材料により構成され
る。耐熱シート8を透明にすることにより、ロー
タ4の回転位置すなわちコンデンサの調整量が極
めて容易に目視し得る。耐熱シート8のケース1
の端面1aへの貼着は、たとえばエポキシ系接着
剤などの耐熱性接着剤により接着することにより
達成される。耐熱シート8の貼着は、接着のみな
らず粘着などの様々な手段により達成され得る。
好ましくは、粘着剤を用いることにより、容量調
整に際し、耐熱シート8をはがし、調整後に再び
耐熱シート8をケース1の端面1aに貼着するこ
とにより、回転機構部への塵埃などの侵入を防止
することが可能となる。
このように、第1図および第2図において示さ
れた実施例では、ケース1と端子2および3とが
一体成形されており、かつ開口部5は耐熱シート
8により覆われているために、完全密閉構造にさ
れている。また、個々の構成要素は、すべて耐熱
材料により構成されている。したがつて、この実
施例のコンデンサ全体を、溶融はんだ槽に通過さ
せたとしても、ロータ4が固着されるようなこと
はあり得ず、他の電子部品と同様に、溶融はんだ
槽へ通過させることにより容易にはんだづけが達
成され得る。また、ケース1の上面すなわち端面
1aは開口部5を有するが、耐熱シート8により
覆われているために、全体として平面形状にされ
ている。したがつて、耐熱シート8の上面に、自
動マウンテイング装置の真空吸着手段を適用する
ことにより、回路基板への自動装着が達成され得
る。さらに、第1図および第2図から明らかなよ
うに、ケース1は直方体であり、かつ端子2,3
はケース1の裏面(裏面とは耐熱シート8が装着
された端面1aと逆の側の面を言う)1bから第
2図の水平方向に延ばされているため、テーピン
グ方式、マガジン方式、などの種々の供給手段に
使用することができる。このように、この実施例
では、バルク(bulk)方式は言うに及ばず、テ
ーピング方式およびマガジン方式などの様々な供
給方法に用いることができ、かつこれらのいずれ
の供給方法を用いても、自動マウンテイング装置
を用いることが可能となる。
第3図はこの発明の他の実施例としての可変抵
抗器を示す平面図であり、第4図は第3図の線
−に沿う断面図である。
第3図および第4図で示された実施例では、回
転機構部に構造ならびに端子の数および接続が、
第1図および第2図を参照して説明された実施例
と異なる。これは、第3図および第4図で示され
る実施例が、可変抵抗器であり、第1図および第
2図で示された実施例はトリマコンデンサである
ことに依る。したがつて、この発明の特徴的構造
は、第1図および第2図に示された実施例と全く
同様であり、同等の効果を奏するので、相当する
部分については、相当の参照番号を附することに
よりその説明を省略する。第3図および第4図に
示された実施例では、耐熱性樹脂よりなる直方体
のケース1と、端子12,13,15が一体に成
形されている。各端子12,13,15は、回転
機構部のステータ16またはロータ4に電気的に
接続されている。回転機構部は、第4図の下方か
ら順に、ステータ16、スライダ17、およびロ
ータ4から構成される。この実施例においても、
ロータ4の上面の調整溝4bに、たとえばドライ
バなどを嵌合することにより、ロータ4の回転が
行なわれ、抵抗値が変化可能にされる。ロータ4
の調整を行なうための開口部5は、耐熱シート8
で覆われており、端子12,13,15は、ケー
ス1と一体成形されているため、この実施例の可
変抵抗器もまた、完全密閉構造にされているので
ある。
なお、上述の各実施例においては、ケース1と
ロータ側端子2,12とが一体的に形成され、次
に、それぞれの内部部品が挿入された後に、ロー
タ側端子2,12の先端のはとめ部2a,12a
がかしめられる。したがつて、内部部品が異なる
だけであり、ケース1とロータ側端子2,12と
の関係は同一であるため、トリマコンデンサ、可
変抵抗器など様々な電子機構部品に共用すること
ができる。また、ステータ側端子3,13,15
についても、同様の関係がある限り、種々の電子
機構部品に共用することが可能である。すなわ
ち、ケース1および各端子2,3,12,13,
15を一体的に成形した後に、必要に応じて種々
の電子機構部品に用いることが可能である。
以上のように、この発明によれば、ケースは耐
熱材料により構成され、かつケースの一端面にロ
ータを調整するための開口部が設けられており、
さらに開口部は耐熱シートにより密閉されている
ような電子機構部品が得られるので、溶融はんだ
槽に通過させることにより極めて容易にはんだづ
けを実施することが可能となり、電子機構部品の
接続の作業性を飛躍的に高め得る。また、電子機
構部品の上面は、耐熱シートにより覆われてお
り、平面であるので、真空吸着などを利用した回
路基板への自動マウンテイング装置に使用するこ
とが可能となる。したがつて、テーピング方式、
マガジン方式またはバルク方式などのいかなる電
子部品供給方法を採用したとしても、自動マウン
テイング装置を用いて高効率で回路基板への実装
が達成され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例としてのトリマ
コンデンサを示す平面図である。第2図は、第1
図の線−に沿う断面図である。第3図は、こ
の発明の他の実施例としての可変抵抗器を示す平
面図である。第4図は、第3図の線−に沿う
断面図である。 図において、1はケース、2,3は端子、4は
ロータ、5は開口部、8は耐熱シート、12,1
3,15は端子を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロータおよびステータを含む回転機構部と、
    前記回転機構部を内蔵し、少なくともはんだの溶
    融温度に耐え得る材料よりなるケースと、一方端
    部が前記回転機構部に電気的に接続され、他方端
    部がケース外に延ばされる複数個の端子とを備
    え、 前記ケースは前記端子をインサートした状態で
    一体的に成形されており、 前記ケースの一端面の一部には、前記回転機構
    部を露出するための開口部が形成されており、か
    つ、 前記開口部は、少なくともはんだの溶融温度に
    耐え得る材料よりなるシートで覆われている電子
    機構部品。
JP17333681A 1981-10-27 1981-10-27 電子機構部品 Granted JPS5872353A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17333681A JPS5872353A (ja) 1981-10-27 1981-10-27 電子機構部品

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JP17333681A JPS5872353A (ja) 1981-10-27 1981-10-27 電子機構部品

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JPS5872353A JPS5872353A (ja) 1983-04-30
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JP17333681A Granted JPS5872353A (ja) 1981-10-27 1981-10-27 電子機構部品

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124910A (ja) * 1983-12-12 1985-07-04 株式会社村田製作所 電子機構部品
JPS60144926A (ja) * 1984-01-04 1985-07-31 株式会社村田製作所 電子機構部品
JPS6148915A (ja) * 1984-08-16 1986-03-10 松下電器産業株式会社 可変磁器コンデンサ
CN105406631A (zh) * 2015-12-07 2016-03-16 天津博威动力设备有限公司 一种用于发电机外壳的导热材料

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JPS5872353A (ja) 1983-04-30

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