JPS63104404A - 可変抵抗器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、従来のものより−し部品点数が少なく、安く
、また常時密閉構造であるため耐環境特性の良い、フロ
ーソルダーによるプリント回路間板等への実装が可能な
可変抵抗器に関する。

（従来の技術） 従来より、第５図＜Ａ）から（Ｃ）に示す可変抵抗器が
ある。ただし、この可変抵抗器は、フローソルダーによ
る実装には適さないものである。

この可変抵抗器において、１は絶縁基板であり、はぼ中
央部分に孔１ａが形成されている。２は円弧状の抵抗体
であり、絶縁基板１の表面の孔１ａの周囲に形成されて
いる。３および４は電極であり、それぞれ絶縁基板１の
表面から、端面、底面にわたって、銀ペーストを焼き伺
りる等の方法によって形成され、電極３は抵抗体２の一
端と、電極４は抵抗体２の他端とそれぞれ電気的に接続
されている。５は金属板状の電極であり、円筒状の中心
軸６が絞り加工等の方法によって一体的に形成されてお
り、電極５は絶縁基板１の底面から端面の部分に配置固
定され、中心軸６は絶縁基板１の孔１ａに挿通されてい
る。７は摺動子であり、はぼ中央部分に孔７ａ、外周部
分に抵抗体２と接触する接点７ｂ、およびドライバーの
かかり１５７ｃがそれぞれ形成されている。そして、１
２！ｆ９Ｊ子７は、７１，７ａに中心軸６の先端をかし
めることににって、絶縁基板１上に回動自在に取り付け
られている。

この可変抵抗器は、かかり溝７０を用いてドライバー等
で１習動子７を回動させ、接点７１）を抵抗体２上に摺
動させて抵抗値を調整する。

また従来より、第６図（Ａ）および（Ｂ）に示づ可変抵
抗器がある。この可変抵抗器は、本体をケース内に収容
したもので、フローソルダー・による実装が可能なもの
である。第５図（Ａ）から（Ｃ）に示した可変抵抗器と
同一の部分には同一の番号を付し、その説明を省略する
。

この可変抵抗器において９．１０．１１は金属板状の電
極であり、電極９．１０は絶縁基板１の端面に取りイ」
けられて抵抗体２の両端にそれぞれ電気的に接続されて
いる。また電極１１は、円柱状の中心軸１２ど電気的に
接続されている。そして、摺動子７は、孔７ａに中心軸
１２の先端をかしめることによって、絶縁基板１七に回
動自在に取り付けられている。１３（ま上面に開［］部
を有する樹脂製のケースであり、電極９．１０．１１を
外部に導出させて、絶宅 縁基板１の表面を内審面に露出させて、絶縁基板・１を
インサー１〜モールドしている。外部に導出された電極
９．１０．１１は、ケース１３の底面側に折り曲げられ
ている。１４は耐熱性のカバーフィルムであり、ケース
１３の開］］部周縁に固看され、聞［１部を封止してい
る。この可変抵抗器では、カバー−ノイルム１４に透明
の材料を用いているため、第６図（Ａ）ではカバーフィ
ルム１４を透して内部が見えている。

この可変抵抗器は、フローソルダー等によっＣプリント
回路基板等に実装したのち、ドライバー等でカバーフィ
ルム１４を破り、かかり溝７０を用いて摺動子７を回動
させ、接点７ｂを抵抗体２上に活動させて抵抗値を調整
する。

（発明の解決しようとする問題点） しかしながら、上述した従来の２つの可変抵抗器には、
それぞれ次のような問題点があった。

すなわち、第５図（Ａ）から（Ｃ）に示した従来の可変
抵抗器は、抵抗体２および摺動子７が外部に露出してい
るため、生産性の良いフローソルダーによってプリント
回路基板等へ実装することができず、リフローソルダー
等によって実装しなければならなかった。さらに、リフ
ローソルダによっＬ実装置るにしても、フラックスが抵
抗体２や摺動子７に飛散し、接触不良を起こづことがあ
った。

また、第６図（Δ）および（Ｂ）に示した従来の可変抵
抗器は、本体をケース１３内に収容したものであるため
、フローソルダーによる実装は可能であるが、部品点数
が多く、製造が煩雑で、高価であった。また、ドライバ
ー等によってカバーフィルム１４を破った際に、カバー
フィルム１４の破片がケースの内外に飛散し、この可変
抵抗器そのものが接触不良を起こしたり、この可変抵抗
器を実装したセフ１ル機器に悪影響を与えたりすること
があった。ざらに、カバーフィルム１４をいったん破い
た後は、抵抗体２および摺動子７が外部に露出してしま
うため、セット機器の再修正や再洗浄ができなかった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、」二連した従来の可変抵抗器の有する問題点
を解決するためになされたものである。その手段として
本発明の可変抵抗器は、摺動子の絶＝４− 縁基板側に、少なくとし接点を露出さけて絶縁性の弾性
体を取り付け、その弾ｒ１体によって抵抗体を覆うよう
にした。

この結果、本発明の可変抵抗器は、従来のものよりも部
品点数が少なく、製造が容易で、安価な、フローソルダ
ーによる実装が可能な可変抵抗器になっている。また常
時密閉構造であるため、耐環境特性にも優れている。

（実施例） 以下、図面ととｂに本発明の可変抵抗器の実施例を説明
する。従来の技術の項で示したしのと同一の部分には同
一の番号を（ＮＩ　Ｌ、、イの説明は省略する。

第１図（Ａ）および（Ｂ）は、本発明の可変抵抗器の一
実施例を示している。この可変抵抗器において１５は摺
動子であり、第２図（Ａ）および（Ｂ）に詳しく示すよ
うに、金属板の中央部分に孔１５ａが形成され、孔１５
ａの周囲に円弧状のアーム１５ｂが形成され、アーム１
５ｂの中央部分が切り込まれ、かつ絶縁基板１側に曲げ
られて接魚１５ｃが形成され、外周部分にドライバーの
かかり満１５ｄが形成され、さらに孔１５ａとかかり溝
１５ｄの間に、後述する弾性体１６の取付強度を高める
ための取付補強孔１５ｅが形成されたものである。１６
はフローソルダーの温度に耐え、フラックス洗浄の溶剤
に耐えるシリコンエラストマー等の絶縁性材料−からな
る弾性体であり、第３図（Ａ）から（Ｃ）に示すように
、接点１５ｃを露出させて、摺動子１５の絶縁基板１側
にアラ１〜サート成形によって取りイ４けられている。

弾性体１６の取り付けられた摺動子１５は、孔１５ａに
中心軸６の先端をかしめることによって、絶縁基板１上
に回動自在に取り付けられている。このとき弾性体１６
は適度に圧縮されているため、抵抗体１６に密着してい
る。

この可変抵抗器は、プリント回路基板等に実装したのち
、かかり溝１５ｄを用いてドライバー等で摺動子１５を
回動させ、接点１５ｃを抵抗体２上に摺動させて抵抗値
を調整する。この可変抵抗器は、弾性体１６が抵抗体２
を覆った常時密閉構造であるため、フローソルダーによ
る実装が可能である。

以上は本発明の可変抵抗器の一実施例であり、本発明の
趣旨を損なわない範囲内で８■４変更をなしうることは
言うＪ：でｂ　＜ｒい。たとえばＪＬ記実施例では、摺
動子１５にシリコ１ン］ニラス１〜マーを環状にアウト
サーｌ−成形して弾性体１６どじ−（いるが、弾性体１
６の材料、形状、１習動了１５への取すイ・」（〕方法
等は任意であり、上記のように限定されることはない。

また上記実施例では、中心軸６の先端を絶縁基板１の表
面から離れた位１百で１習動了１ｊ）の孔１５ａにかし
めているが、摺動子１１）の形状を第４図のように変更
して、絶縁基板１０表面でかしめるようにしてもよい。

（考案の効果） 以上の説明からも明らか４「Ｊ、うに、本発明の可変抵
抗器は、第６図（△）　Ａ３よび（Ｂ）に示した従来の
可変抵抗器よりも、部品点数が少なく、製造が容易で、
安価な、フローソルダーににる実装が可能な可変抵抗器
になっている。また、常時密閉構造であるため耐環境特
性に優れ、実装後にセット機器を再修正や再洗浄するこ
とが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図（Δ）は本発明の可変抵抗器の一実施例を示ず平
面図、第１図（Ｂ）はその側断面図、第２図（Δ）はぞ
の実施例に使用した摺動子の一例を示す平面図、第２図
（Ｂ）はその側断面図、第３図（△）はその摺動子に弾
性体を取り付けた状態を示す平面図、第３図（Ｂ）はそ
の側面図、第３図（Ｃ）はその底面図、第４図は摺動子
および弾性体の他の例を示す側断面図、第５図（△）は
従来の可変抵抗器を示す平面図、第５図（Ｂ）はその側
断面図、第５図（Ｃ）はその底面図、第６図（Ａ）はさ
らに他の従来例を示す平面図、第６図（Ｂ）はその側断
面図である。 休

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　表面に円弧状の抵抗体が形成された絶縁基板上に、抵
   抗体と接触する接点を有する摺動子が回動自在に取り付
   けられてなる可変抵抗器において、摺動子の絶縁基板側
   に、少なくとも接点を露出させて絶縁性の弾性体が取り
   付けられ、その弾性体が絶縁基板の抵抗体を覆つている
   ことを特徴とする可変抵抗器。