JPH10149907A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JPH10149907A
JPH10149907A JP8309812A JP30981296A JPH10149907A JP H10149907 A JPH10149907 A JP H10149907A JP 8309812 A JP8309812 A JP 8309812A JP 30981296 A JP30981296 A JP 30981296A JP H10149907 A JPH10149907 A JP H10149907A
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resistor
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Katsuhiro Onishi
克博 大西
Kiminori Yamauchi
公則 山内
Hideaki Tsukada
秀明 塚田
Yukinori Ueda
幸憲 上田
Fumitoshi Masuda
文年 増田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造し易く、かつ、安価で信頼性の優れた可
変抵抗器を得る。 【解決手段】 可変抵抗器1は、概略、ケース2と、摺
接子9,10,11とロータ18と金属カバー30とリ
ード端子17とで構成されている。摺接子9,10,1
1の中央部分に設けられたそれぞれのアーム9a,10
a,11aは凹部3の底面から突出しており、櫛形状を
している。アーム9a〜11aはそれぞれ接点部A,
B,Cでロータ18の電極26,27及び抵抗体25と
接触する。リード端子17は断面円形のものであり、摺
接子9〜11にリード線端面で接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変抵抗器、特
に、ケースを備えた防塵型の可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変抵抗器として、図21に記載
のものが知られている。図21に示すように、この可変
抵抗器80は、馬蹄形抵抗体81とコレクタ電極薄膜8
3と馬蹄形抵抗体81の両端部にそれぞれ接続した電極
薄膜82,82とを表面に設けたアルミナ基板84と、
このアルミナ基板84を収納するケース85と、アルミ
ナ基板84を貫通して電極薄膜82,82,83にそれ
ぞれ半田付けされた3本のリード端子86と、ケース8
5内に収納されたロータ87と、このロータ87の裏面
に配設された摺動子89と、ロータ87に配設された密
封用Oリング90と、ケース85の裏面開口部を封止す
る樹脂91とで構成されている。
【0003】そして、完成品の複数の可変抵抗器80
は、ケース85の裏面より導出しているリード端子86
を台紙と粘着テープの間に挟まれてテーピング連として
包装されたり、又はリード端子86を所定の長さにカッ
トして単体として包装される。このテーピング連の可変
抵抗器80を印刷配線板等に実装する際には、自動挿入
機によって可変抵抗器80を台紙から切り離し、印刷配
線板等へ挿入した後、リード端子86をカットクリンチ
し、仮固定する。次に、半田付けが行なわれ、可変抵抗
器80は印刷配線板に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可変抵抗器80は、以下に列挙する種々の問題点があっ
た。 (1)リード端子86がプレス加工品であったため、リ
ード端子86の断面形状が矩形であり、自動挿入機によ
る実装の際のカットクリンチ時に、カット刃が最初にリ
ード端子86の角に当たる場合と面に当たる場合とで
は、カット刃にかかる負荷がばらつき、誤カットが発生
し易く、またカット刃の寿命が早かった。
【0005】(2)リード端子86と電極薄膜82,8
3の接続を半田付けで行なっているため、処理費用が比
較的高価なフラックス洗浄が必要であり、製品のコスト
がアップする一要因であった。 (3)樹脂91による封止は、煩雑な充填作業と硬化作
業を伴うため、製品のコストがアップする一要因であっ
た。
【0006】(4)可変抵抗器80をテーピング連とし
て包装する場合、リード端子86をプレス加工するには
リード端子86の長さの略2倍の幅を有する素材を用い
なければならず、プレス型が大型になり投資額が大きく
なる一方、素材使用率が低くなるためリード端子のコス
ト比率がアップしたり、テーピング連と単品とで異なる
幅の素材を使用する必要が生じる等の不具合が生じる。
【0007】そこで、本発明の目的は、製造し易く、か
つ、安価で信頼性の優れた可変抵抗器を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る可変抵抗器は、(a)凹部を有したケ
ースと、(b)前記ケースの凹部底面に露出している少
なくとも2個の摺接子と、(c)抵抗体及び電極を表面
に設け、前記ケースの凹部に回動可能にて収容されたロ
ータと、(d)前記ケースの凹部開口部に配設されたカ
バーと、(e)前記摺接子にそれぞれ接続された断面略
円形のリード端子とを備え、(f)前記摺接子が前記抵
抗体及び電極にそれぞれ摺接可能であること、を特徴と
する。
【0009】ここに、摺接子の少なくとも一つが、ケー
スの表面に露出したリード端子接続用ランドを有してい
てもよい。あるいは、摺接子の少なくとも一つが、ケー
スから導出した引出し部を有し、この引出し部にリード
端子が接続していてもよい。あるいは、摺接子の少なく
とも一つが、リード端子に接続された状態でケースにイ
ンサートモールドされていてもよい。また、ロータは例
えば樹脂一体構造又はセラミック一体構造からなるもの
であってもよいし、抵抗体や電極を表面に設けた基板と
樹脂本体とを組み合わせて構成した構造のものであって
もよい。
【0010】さらに、カバーが取付け用爪部を有し、こ
の取付け用爪部の先端部が折り返され、かつ、この取付
け用爪部にスリット及び係止部を設け、この取付け用爪
部を前記ケースに設けた穴に圧入して前記カバーを前記
ケースに取付けたことを特徴とする。また、カバーは、
中央部に調整用穴を有し、この調整用穴の縁部をロータ
側に少なくとも曲げ加工又はバーリング加工のいずれか
の加工をしているのが望ましい。
【0011】
【作用】リード端子の断面形状が略円形であるため、自
動挿入機による実装の際のカットクリンチ時に、カット
刃が常にリード端子の滑らかな曲面に当たるため、カッ
ト刃にかかる負荷がばらつかず、誤カットのおそれがな
くなる。また、クリンチ即ちリード端子の曲げも安定す
るために、印刷配線板等への装着の信頼性が高くなる。
そして、摺接子の少なくとも一つがリード端子接続用ラ
ンドを有しているため、リード端子はこのリード端子接
続用ランドに抵抗溶接や超音波溶接等の方法によっても
良好に接続される。
【0012】また、摺接子の少なくとも一つがケースか
ら導出した引出し部を有し、この引出し部にリード端子
を接続させることにより、リード端子の位置が容易に変
更できる。さらに、摺接子の少なくとも一つをリード端
子に接続された状態でケースにインサートモールドさせ
ることにより、リード端子を摺接子に接続する際に発生
する熱の影響をケースに与えなくてもすむ。しかも、リ
ード端子と摺接子の接続部分をケースが補強する構造と
なるため、ケースの密閉性やリード端子の強度が向上す
る。
【0013】また、カバーが取付け用爪部を有し、この
取付け用爪部の先端部が折り返され、かつ、この取付け
用爪部にスリット及び係止部を設け、このカバーの取付
け用爪部をケースに設けた穴に圧入してケースを密閉す
るため、従来の樹脂による封止作業が不要となり、組立
工数が少なくなる。さらに、カバーの中央部に設けた調
整穴の縁部をロータ側に曲げ加工又はバーリング加工す
ることにより、調整時のドライバの挿入性が向上し、カ
バー自体の強度が上がる。従って、カバー取付け後のカ
バー天面の変形を防ぎ、抵抗体や電極と摺接子との接触
信頼性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る可変抵抗器の
実施形態について添付図面を参照して説明する。各実施
形態において、同一部品及び同一部分には同じ符号を付
した。 [第1実施形態、図1〜図13]図1〜図3に示すよう
に、可変抵抗器1は、概略、ケース2と、摺接子9,1
0,11とロータ18と金属カバー30とリード端子1
5,16,17とで構成されている。
【0015】ロータ18は、図4〜図6に示すように略
円柱形状をしており、本体19とこの本体19の下面に
接合された基板20とで構成されている。本体19の上
面中央部には、ドライバ用十字溝21が設けられ、その
周囲を略円弧状の逃がし溝22が設けられている。さら
に、この逃がし溝22の所定位置にストッパ23が設け
られている。本体19の上面外周縁部には切欠き24が
設けられている。本体19の下面には、突起19a,1
9bが設けられている。
【0016】一方、基板20には、突起19a,19b
の形状に合わせた穴20a及び切欠き20bが設けられ
ており、突起19a,19bがそれぞれこの穴20a及
び切欠き20bに嵌合することによって、本体19と基
板20の間の回転ずれを防止している。さらに、基板2
0の下面には、スクリーン印刷や転写等の方法によって
馬蹄形の抵抗体25が設けられている。抵抗体25の両
端部は内周電極26及び外周電極27に電気的に接続し
ている。内周電極26と外周電極27は馬蹄形抵抗体2
5と共に同心状に形成されており、内周電極26は基板
20の中央部に円形部を有し、外周電極27は基板20
の外周部に円弧部を有している。
【0017】本体19や基板20は、例えばアルミナ等
のセラミックやポリフェニレンサルファイド等の耐熱性
樹脂にて製作され、抵抗体25は、例えばサーメット抵
抗やカーボン抵抗にて製作される。本体19及び基板2
0として、例えば安価なポリフェニレンサルファイド樹
脂を使用し、抵抗体25として安価なカーボン抵抗を使
用すれば可変抵抗器1の製造コストを低減することがで
きる。
【0018】ケース2は、図7〜図10に示すように、
凹部3を有している。凹部3はロータ18の形状に合わ
せて横断面が円形をしており、凹部3に収容されたロー
タ18がスムーズに回動可能であるように設計されてい
る。ケース2の上面の4隅部には穴4が設けられてい
る。ケース2は、例えば46ナイロン等の耐熱性の高い
ポリアミド系やポリフェニレンサルファイド、ポリブチ
レンテレフタレート、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂、
あるいは、エポキシ、ジアリルフタレート等の熱硬化性
樹脂にて製作される。特に、ポリフェニレンサルファイ
ド樹脂を使用すれば、耐湿性も向上する。
【0019】摺接子9,10,11は、ケース2の下部
に、例えばインサートモールドされ、ケース2の凹部3
の底面にその一部が露出している。摺接子9〜11は、
それぞれ図7中に二点鎖線にて表示した底部9b〜11
bを折返し線Lで折り返して二重に重ね合わせた構造に
なっている。この底部9b〜11bによって摺接子9〜
11の下側は蓋がされており、ケース2内部の密封性を
保証すると共に、摺接子9〜11の外周部分によって、
ケース2を樹脂成形する際に溶融樹脂がアーム9a〜1
1aの表面に流入して付着するのを防止し、ケース2の
樹脂成形を容易にしている。
【0020】摺接子9,10,11の中央部分に設けら
れたそれぞれのアーム9a,10a,11aは凹部3の
底面から突出しており、櫛形状をしている。アーム9a
〜11aはそれぞれ接点部A,B,Cでロータ18の電
極26の円形部、電極27の円弧部及び抵抗体25と接
触する。摺接子9〜11の外周部分はケース2に埋設さ
れ、アーム9a〜11aが設けられている中央部分には
略L字状(又は略コ字状)の切欠き9c〜11cが設け
られている。この切欠き9c〜11cを設けることによ
って、櫛形状のアーム9a〜11aの成形を容易にし、
またアーム9a〜11aのバネ性を良好にする。
【0021】さらに、摺接子9は、図7中に二点鎖線に
て表示したリード端子接続用ランド9dが折返し線Mで
折り返されている。このリード端子接続用ランド9d
は、ケース2の下面に設けられたリード端子用開口部5
に露出している(図9及び図10参照)。同様に、摺接
子10は、図7中に二点鎖線にて表示したリード端子接
続用ランド10dが、ケース2の下面に設けられたリー
ド端子用開口部6に露出している。
【0022】ケース2の側面から導出している摺接子1
1の引出し部11eは、ケース2に沿って折り曲げ加工
され、図2に示すようにケース2の下面に設けたガイド
溝7に規制されつつ、その先端部がケース2の下面中央
部に配置される。このとき、図3に示すように、ガイド
溝7の所定の位置の両側壁部7aをかしめる。これによ
って、引出し部11eをケース2の下面に堅固に固定
し、引出し部11eの浮き上がりを防止することができ
る。一方、ケース2の側面から導出している摺接子9,
10の引出し部9e,10eは、後工程において切り離
される。摺接子9〜11は、例えばバネ性のある洋白等
の銅合金やステンレス等の金属板にて製作される。
【0023】リード端子15,16,17は、図2及び
図3に示すように、断面円形のものである。リード端子
15,16は、それぞれケース2の下面に設けたリード
端子用開口部5,6に露出しているリード端子接続用ラ
ンド9d,10dに、半田付け、抵抗溶接あるいは超音
波溶接等の方法によってリード線端面で接合している。
同様の方法によって、リード端子17は、ケース2の下
面に配設されている引出し部11eにリード線端面で接
合している。特に、接続方法として、抵抗溶接あるいは
超音波溶接を採用した場合、半田付けの際のフラックス
洗浄が不要となり、製品コストを下げることができると
共に、自然環境への負荷も抑えることができる。
【0024】金属カバー30は、図11〜図13に示す
ように、中央部にドライバ用穴31が設けられ、この穴
31に接して舌状のストッパ受け32が設けられてい
る。ドライバ用穴31の縁部は、ロータ18側に曲げ加
工又はバーリング加工等の方法によって曲げ起こされて
いる。これにより、調整時のドライバの挿入性が向上
し、カバー30自体の強度が上がり、カバー30を取り
付けた後のカバー30の天面の変形を防ぎ、抵抗体25
や電極26,27と摺接子9〜11のアーム9a〜11
aとの接触信頼性が向上する。
【0025】金属カバー30の4隅部にはそれぞれ取付
け用爪部33が設けられている。その取付け用爪部33
の先端部33aは折り返され、取付け用爪部33の幅方
向の両側には突起35が設けられており、抜け防止の機
能を有している。さらに、取付け用爪部33の幅方向の
中央部にはスリット34が設けられており、ケース2へ
の圧入を容易にすると共に、係止力を向上させることが
できる。金属カバー30はステンレス等の金属材料から
なる。
【0026】図2に示す密封用のOリング45はシリコ
ーンゴム等からなる。特に、ゴム硬度が60゜〜70゜
のものを使用することで、ドライバで回動調整する際に
生じるロータ18のバックラッシュ量を低減することが
できる。以上の構成部品は以下の手順により組み立てら
れる。すなわち、ケース2の凹部3に、ロータ18をそ
の抵抗体25と電極26,27がそれぞれ接点部C,
A,Bに接触するように収容する。ロータ18の厚みは
上面がケース2の凹部3の上面より若干高くなるように
設定されている。金属カバー30との接触を確実にし、
ロータ18のがたつきを小さくするためである。次に、
ロータ18の外周縁部24とケース2との隙間にOリン
グ45を挿入した後、金属カバー30をケース2の上方
からケース2に被せ、取付け用爪部33をケース2の穴
4に圧入して、ロータ18を凹部3に閉じ込めた状態で
金属カバー30をケース2に堅固に取り付ける。これに
より、ケース2が密閉され、従来の樹脂による封止作業
を省略することができ、組立工数を削減することができ
る。さらに、ロータ18のがたつきを少なくすることが
でき、抵抗体25及び電極26,27と接点部A〜Cと
の接触位置のずれが抑えられて抵抗値設定が安定する。
【0027】こうして組み立てられた可変抵抗器1は、
ロータ18のドライバ用十字溝21にドライバの先端部
を当ててロータ18を回動させることにより、接点Cを
抵抗体25に摺接させ、接点Aを内周電極26に摺接さ
せ、接点Bを外周電極27に摺接させて、端子15と端
子17との間の抵抗値あるいは端子16と端子17との
間の抵抗値を変化させる。このとき、金属カバー30に
設けたストッパ受け32はロータ18に設けた逃がし溝
22に配置されており、このストッパ受け32がロータ
18に設けたストッパ23を規制してロータ18の回転
角度を規制する。
【0028】以上の構成の可変抵抗器1は、リード端子
15〜17の断面形状が円形であるため、自動挿入機に
よる実装の際のカットクリンチ時に、カット刃が常にリ
ード端子15〜17の滑らかな曲面に当たるため、カッ
ト刃にかかる負荷がばらつかず、誤カットの心配がなく
なり、カット後の曲げも方向性がないために安定して曲
げ加工ができるために、印刷配線板等への実装の信頼性
が向上する。さらに、カット刃の寿命も延びてコストダ
ウンに寄与する。そして、リード端子15〜17の接続
は、従来のアルミナ基板上に形成した電極薄膜との接続
と異なり、金属板の摺接子9〜11との接続であるの
で、電気的特性及び機械的特性等に優れた高信頼性接続
となる。
【0029】さらに、摺接子9,10はリード端子接続
用ランド9d,10dを有しているので、リード端子1
5,16はそれぞれリード端子接続用ランド10d,9
dに抵抗溶接や超音波溶接等の方法によって良好に接続
され、リード端子15,16と摺接子9,10との接続
信頼性がより向上する。そして、摺接子11はケース2
の側面から導出した引出し部11eを有しているので、
リード端子17は引出し部11eに接続する位置を任意
に変更でき、リード端子15,16,17相互間のピッ
チ寸法を種々の仕様に容易に対応させることができる。
【0030】さらに、線材を必要な寸法に適宜カットし
て任意の長さのリード端子15〜17にした後、このリ
ード端子15〜17を摺接子9〜11に接続することが
できるため、リード端子長さの多岐にわたる要求に低コ
ストで対応できる。特に、複数の可変抵抗器1をテーピ
ング連として包装する際にも、線材を必要な長さに適宜
カットしてリード端子として用いることができ、線材の
無駄が殆どないため、材料使用率が高く、製造コストを
下げることができる。
【0031】[第2実施形態、図14〜図20]第2実
施形態は、ケースとロータとリード端子を残して前記第
1実施形態の可変抵抗器と同様のものである。図14〜
図16に示すように、ロータ50は略円柱形状をしてお
り、例えば樹脂等からなる一体構造を有している。この
ロータ50の上面中央部には、ドライバ用十字溝51が
設けられ、その周囲を略円弧状の逃がし溝52が設けら
れ、さらに、この逃がし溝52の所定位置にストッパ5
3が設けられている。ロータ50の上面外周縁部には切
欠き54が設けられている。ロータ50の下面には、馬
蹄形の抵抗体55と内周電極56と外周電極57が同心
状に形成されている。
【0032】図17〜図20に示すように、ケース60
は凹部63を有している。凹部63はロータ50の形状
に合わせて横断面が円形をしており、凹部63に収容さ
れるロータ50がスムーズに回動可能であるように設計
されている。ケース60の上面の4隅部には穴64が設
けられている。摺接子9,10,11は、ケース60の
下部にインサートモールドされ、ケース60の凹部63
の底面にその一部が露出している。摺接子9,10,1
1の中央部分に設けられたそれぞれのアーム9a,10
a,11aは凹部63の底面から突出しており、櫛形状
をしている。アーム9a〜11aはそれぞれ接点部A,
B,Cでロータ50の電極56,57及び抵抗体55と
接触する。
【0033】図18〜図20に示すように、リード端子
75,76は断面円形であり、頭部に抜け防止用鍔状突
起75a,76aが設けられている。この二つのリード
端子75,76は、ケース60を樹脂成形する前にそれ
ぞれ摺接子9,10のリード端子接続用ランド9d,1
0dに、抵抗溶接あるいは超音波溶接等の方法によって
リード線端面で接合される。従って、ケース60をイン
サート成形すると、摺接子9〜11及びリード端子7
5,76を一体としたケース60が得られる。
【0034】ケース60の側面から導出している摺接子
11の引出し部11eは、ケース60に沿って折り曲げ
加工され、ケース60の下面に設けたガイド溝67に規
制されつつ、その先端部がケース60の下面中央部に配
置される。この引出し部11eに、断面円形のリード端
子が、抵抗溶接あるいは超音波溶接等の方法によってリ
ード線端面で接合される。一方、ケース60の側面から
導出している摺接子9,10の引出し部9e,10e
は、後工程において切り離される。
【0035】以上の構造からなる部品を備えた可変抵抗
器は、前記第1実施形態の可変抵抗器1と同様の作用効
果を奏すると共に、リード端子75,76と摺接子9,
10との接続作業が、ケース60を樹脂成形する前に行
われるため、抵抗溶接や超音波溶接時に発生する熱の影
響を樹脂製のケース60が受けなくてすみ、品質の良い
製品が得られる。また、リード端子75,76と摺接子
9,10の接続部分をケース60が補強する構造となる
ために、ケース60の密閉性、リード端子75,76の
強度が向上する。特に、リード端子75,76のケース
60内に埋没される部分に、鍔状突起75a,76aを
設けることで、リード端子75,76の強度はさらに向
上する。この結果、リード端子75,76への負荷がそ
のままリード端子75,76と摺接子9,10の接続部
分にかかることがなくなり、接続部分の信頼性がさらに
向上する。
【0036】[他の実施形態]なお、本発明に係る可変
抵抗器は前記実施形態に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、前
記実施形態において、摺接子9と10の配設位置を入れ
替えることにより、摺接子9を外周電極27,57に摺
接させ、摺接子10を内周電極26,56に摺接させる
ようにしてもよい。また、抵抗体25,55のいずれか
一方の端部にのみ外周電極27,57又は内周電極2
6,56を電気的に接続するものであってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、断面円形のリード端子を採用したので、自動挿
入機による実装の際のカットクリンチ時に、カット刃が
常にリード端子の滑らかな曲面に当たるため、カット刃
にかかる負荷がばらつかず、誤カットが発生する心配が
なくなり、カット後の曲げも確実で安定するために、印
刷配線板等への実装の信頼性が向上する。さらに、カッ
ト刃の寿命も延びてコストダウンを図ることができる。
そして、リード端子と金属板の摺接子との接続であるの
で、電気的特性及び機械的特性等に優れた接続が得られ
る。
【0038】また、カバーが取付け用爪部を有し、この
取付け用爪部の先端部が折り返され、かつ、この取付け
用爪部にスリット及び係止部を設け、このカバーの取付
け用爪部をケースに設けた穴に圧入することにより、カ
バーをケースに堅固に取り付けてケースを密閉するた
め、従来の樹脂による封止作業を省略することができ、
組立て工数を削減することができる。さらに、調整用穴
の縁部をロータ側に曲げ加工又はバーリング加工等する
ことにより、調整時のドライバの挿入性が向上し、カバ
ー自体の強度が上がり、カバーを取り付けた後のカバー
天面の変形を防ぎ、抵抗体や電極と摺接子のアームの接
触信頼性が向上する。
【0039】さらに、線材を必要な寸法に適宜カットし
て任意の長さのリード端子にした後、このリード端子を
摺接子に接続することができるため、リード端子長さの
多岐にわたる要求に低コストで対応できる。特に、複数
の可変抵抗器をテーピング連として包装する際にも、線
材を必要な長さに適宜カットしてリード端子として用い
ることができ、線材の無駄が殆どないため、材料使用率
が高く、製造コストを下げることができる。
【0040】また、リード端子と摺接子が接続された状
態でインサートモールドしてケースを成形することによ
り、リード端子と摺接子との接続作業が、ケースを樹脂
成形する前に行われるため、抵抗溶接や超音波溶接時に
発生する熱の影響を樹脂製のケースが受けなくてすみ、
品質の良い製品が得られる。また、リード端子と摺接子
の接続部分をケースが補強する構造となるために、ケー
スの密閉性、リード端子の強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変抵抗器の第1実施形態を示す
平面図。
【図2】図1に示した可変抵抗器のII−II断面図。
【図3】図1に示した可変抵抗器の底面図。
【図4】図1に示した可変抵抗器に使用されるロータの
平面図。
【図5】図4に示したロータのV−V断面図。
【図6】図4に示したロータの底面図。
【図7】図1に示した可変抵抗器に使用されるケースの
平面図。
【図8】図7に示したケースのVIII−VIII断面図。
【図9】図7に示したケースの底面図。
【図10】図7に示したケースのX−X断面図。
【図11】図1に示した可変抵抗器に使用される金属カ
バーの平面図。
【図12】図11に示した金属カバーの側面図。
【図13】図11に示した金属カバーのXIII−XIII断面
図。
【図14】本発明に係る可変抵抗器の第2実施形態に使
用されるロータの平面図。
【図15】図14に示したロータのXV−XV断面図。
【図16】図14に示したロータの底面図。
【図17】第2実施形態の可変抵抗器に使用されるケー
スの平面図。
【図18】図17に示したケースのXVIII−XVIII断面
図。
【図19】図17に示したケースの底面図。
【図20】図17に示したケースのXX−XX断面図。
【図21】従来の可変抵抗器を示す断面図。
【符号の説明】
1…可変抵抗器 2…ケース 3…凹部 4…穴 9,10,11…摺接子 9d,10d…リード端子接続用ランド 11e…引出し部 15,16,17…リード端子 18…ロータ 19…ロータ本体 20…基板 25…抵抗体 26,27…電極 30…金属カバー 31…穴 33…取付け用爪部 33a…先端部 34…スリット 35…係止部 45…Oリング 50…ロータ 55…抵抗体 56,57…電極 60…ケース 63…凹部 75,76…リード端子
フロントページの続き (72)発明者 上田 幸憲 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 増田 文年 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部を有したケースと、 前記ケースの凹部底面に露出している少なくとも2個の
    摺接子と、 抵抗体及び電極を表面に設け、前記ケースの凹部に回動
    可能にて収容されたロータと、 前記ケースの凹部開口部に配設されたカバーと、 前記摺接子にそれぞれ接続された断面略円形のリード端
    子とを備え、 前記摺接子が前記抵抗体及び電極にそれぞれ摺接可能で
    あること、 を特徴とする可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記摺接子の少なくとも一つが前記ケー
    スの表面に露出したリード端子接続用ランドを有してい
    ることを特徴とする請求項1記載の可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記摺接子の少なくとも一つが前記ケー
    スから導出した引出し部を有し、この引出し部に前記リ
    ード端子が接続していることを特徴とする請求項1又は
    2記載の可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 前記摺接子の少なくとも一つが前記リー
    ド端子に接続された状態で前記ケースにインサートモー
    ルドされていることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の可変抵抗器。
  5. 【請求項5】 前記カバーが取付け用爪部を有し、この
    取付け用爪部の先端部が折り返され、かつ、この取付け
    用爪部にスリット及び係止部を設け、この取付け用爪部
    を前記ケースに設けた穴に圧入して前記カバーを前記ケ
    ースに取付けたことを特徴とする請求項1,2,3又は
    4記載の可変抵抗器。
  6. 【請求項6】 前記カバーが中央部に調整用穴を有し、
    この調整用穴の縁部が前記ロータ側に少なくとも曲げ加
    工又はバーリング加工のいずれかの加工がなされている
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の可
    変抵抗器。
  7. 【請求項7】 前記ロータが絶縁性の樹脂又はセラミッ
    クからなり、表面に前記抵抗体及び電極を設けたことを
    特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の可変
    抵抗器。
  8. 【請求項8】 前記ロータが、前記抵抗体及び前記電極
    を表面に設けた基板と、樹脂本体とで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の
    可変抵抗器。
  9. 【請求項9】 前記ケースと前記ロータと前記カバーと
    の間に、さらに密閉用のOリングが装着されていること
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8
    記載の可変抵抗器。
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