JP3458779B2 - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JP3458779B2
JP3458779B2 JP21609199A JP21609199A JP3458779B2 JP 3458779 B2 JP3458779 B2 JP 3458779B2 JP 21609199 A JP21609199 A JP 21609199A JP 21609199 A JP21609199 A JP 21609199A JP 3458779 B2 JP3458779 B2 JP 3458779B2
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克博 大西
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path
    • H01C10/34Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path the contact or the associated conducting structure riding on collector formed as a ring or portion thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計測器、通信機器、
センサその他の産業機器などに使用される可変抵抗器、
特に小型の可変抵抗器に適したシール構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、機器の小型軽量化が定着してお
り、その内部部品である可変抵抗器についても小型化が
進められている。ところで、上記機器が湿度の高い環境
で使用されることがあり、可変抵抗器においても、防
水,防湿構造とする必要がある。
【0003】一般に、可変抵抗器は、凹部を有するケー
スと、ケースの凹部底面に配置され、その表面に抵抗体
を形成した抵抗基板と、ケースの凹部に回動可能に収容
され、その下端部に摺動子を取り付けたロータとを備え
ており、摺動子を抵抗基板の抵抗体に摺動させること
で、抵抗値を可変としてある。上記ロータはケースに対
して回転するので、ロータとケースとの間をシールする
必要がある。そのために、ロータの外周部に周溝を形成
し、この周溝にOリングを装着することによってロータ
とケースとの間をシールしている。しかしながら、ロー
タの周溝にOリングを嵌め込むのは面倒な作業であり、
特に小型のロータの周溝にOリングを押し広げながら正
確に嵌め込む作業は難しく、嵌め込み不良が生じやす
く、ひいてはシール不良となる。
【0004】一方、特開平10−149907号公報に
開示されているように、凹部を有するケースの底部に摺
動子を固定するとともに、ロータの下端部に抵抗基板を
その抵抗体を下方に向けて取り付け、摺動子を抵抗基板
の抵抗体に摺接可能とした可変抵抗器が知られている。
この可変抵抗器の場合、防水性および防湿性を得るた
め、Oリングをロータの上端部とケースの上端部との間
に配置し、上からカバーで押し付けることでロータとケ
ースとの間をシールしている。この場合は、第1の従来
例のように、ロータに対してOリングを押し広げながら
嵌め込む必要がなく、組立作業性が向上する利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2の
従来例の場合、組立過程においては、ロータは摺動子の
ばね力によって浮き上がった状態にあるので、Oリング
の外周面はケースによってガイドされておらず、単にロ
ータの上端部外周に載せられているに過ぎない。そのた
め、Oリングは不安定な状態となる。このような場合、
組立時における搬送振動などが加わると、Oリングに位
置ずれや脱落が発生しやすく、もし位置ずれした状態で
組立が行なわれると、Oリングの噛み込みなどが発生し
てシール不良となる。
【0006】そこで、本発明の目的は、Oリングの組付
作業が簡単で、かつOリングを安定して組み付けること
ができ、シール不良の発生を防止できる可変抵抗器を提
供することにある。また、既存の部品を利用してOリン
グを抜け止めすることで、部品数が増加せず、小型化を
実現できる可変抵抗器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1また
は4に記載の発明によって達成される。すなわち、請求
項1に記載の発明は、収納空間を有するケースと、ケー
スの収納空間の底部に固定された摺動子と、ケースの収
納空間に回動可能に収容されたロータと、ロータの下端
面に取り付けられ、下面に摺動子と摺接可能な抵抗体を
有する抵抗基板と、ケースの収納空間内周面とロータの
外周面との間をシールするOリングとを備えた可変抵抗
器であって、上記ロータの下端部外周面に下方側が小径
となる段差部が形成され、上記段差部の小径部にOリン
グが嵌合され、上記抵抗基板の全部または一部はロータ
の段差部の小径部より大径に形成され、ロータの下端面
に抵抗基板を固定することで、ロータの段差部と抵抗基
板との間でOリングを係止したことを特徴とする可変抵
抗器を提供する。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、収納空間
を有するケースと、ケースの収納空間の底部に設けら
れ、上面に抵抗体を有する抵抗基板と、ケースの収納空
間に回動可能に収容されたロータと、ロータの下端面に
取り付けられ、抵抗体と摺接可能な摺動子と、ケースの
収納空間内周面とロータの外周面との間をシールするO
リングとを備えた可変抵抗器であって、上記ロータの下
端部外周面に下方側が小径となる段差部が形成され、上
記段差部の小径部にOリングが嵌合され、上記摺動子に
はその全部または一部がロータの段差部の小径部より大
径の基板部が形成され、ロータの下端面に摺動子の基板
部を固定することで、ロータの段差部と摺動子の基板部
との間でOリングを係止したことを特徴とする可変抵抗
器を提供する。
【0009】請求項1において、この可変抵抗器を組み
立てる場合には、まずロータの段差部の小径部にOリン
グを挿入し、ロータの下端部に抵抗基板を固定すること
で、Oリングを軸方向に抜け止めする。この状態で、抵
抗基板を取り付けたロータをケースの収納空間に挿入す
ると、ケースの収納空間の底部には摺動子が固定されて
いるので、摺動子と抵抗基板とが圧接してロータは浮き
上がった状態となる。しかし、Oリングはロータの段差
部と抵抗基板とによって抜け止めされているので、位置
ずれや脱落が発生せず、Oリングの噛み込みや外れを防
止できる。したがって、確実なシール性が得られる。
【0010】また、Oリングの組付に際し、ロータの小
径部にOリングを挿入し、ロータの下端部に抵抗基板を
取り付けるだけでよいので、Oリングを押し広げる必要
がなく、ロータおよびOリングが小型部品であっても簡
単かつ安定して取り付けることができる。さらに、抵抗
基板によってOリングを抜け止めしているので、格別な
抜け止め用の部品を必要とせず、部品数が増加しない。
しかも、ロータの下端面に抵抗基板が直接取り付けられ
るので、ロータの高さ寸法を短縮でき、可変抵抗器の小
型化を実現できる。
【0011】ロータの下端面に抵抗基板を取り付ける方
法として、接着、熱カシメ、ネジ止めなどの方法がある
が、請求項2のように、ロータの下端面に突起部を形成
し、抵抗基板に突起部と圧入嵌合する係合部を形成し、
ロータの突起部を抵抗基板の係合部に圧入嵌合すること
で、ロータと抵抗基板とを一体回転可能に結合するよう
にすれば、他の固定方法に比べて組立作業が容易になる
とともに、接着剤などが抵抗体や電極部に付着して導通
不良を発生することがないので、望ましい。また、一旦
ロータをケースに組み込めば、抵抗基板は摺動子のばね
力によってロータとの嵌合方向へ押圧されるので、使用
中に抵抗基板がロータから外れる恐れがない。
【0012】また、ケースに対してロータを組み付ける
方法としては、ケースの底部に摺動子を予め固定してお
き、上方からロータを組み込む方法に限るものではな
く、請求項3のように、ケースの上端部にロータの上方
への抜けを規制する規制壁を形成しておき、ロータをケ
ースの底部開口部より挿入するとともに、ケースの底部
開口部に摺動子を固定した摺動子ブロックを嵌合する方
法を用いてもよい。この場合、ケースの底部開口部と摺
動子ブロックとの間の固定とシールとを兼ねるために、
両者の間を樹脂で封止するのが望ましい。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
における摺動子と抵抗基板との配置を逆にしたものであ
る。すなわち、ケースの底部に抵抗基板を設け、ロータ
の下端部に摺動子を取り付けたものである。なお、抵抗
基板はケースと別体で形成してもよいし、ケースと一体
に形成してもよい。この場合には、摺動子にロータの段
差部の小径部より一部または全部が大径な基板部を形成
しておき、この基板部をロータの下端面に固定すること
で、Oリングを抜け止めしている。したがって、Oリン
グを位置ずれや外れを発生させずに確実に取り付けるこ
とができる。この場合も、Oリングをロータの段差部の
小径部に挿入すればよいので、ロータおよびOリングが
小型部品であっても組付作業が容易である。
【0014】請求項5によれば、ロータの下端面に突起
部を形成し、摺動子の基板部に形成した係合部を上記突
起部と圧入嵌合することで、ロータと摺動子の基板部と
を結合したものであり、他の固定方法に比べて組立作業
が容易になる。また、請求項6によれば、請求項3と同
様に、ロータをケースの下方から組み付け、ケースの底
部開口部を抵抗基板で閉じるとともに、樹脂で封止する
ようにしたものである。
【0015】請求項7に記載の発明は、ケースの上面に
ロータの一部が露出する開口部を設け、ケースの上面開
口部にロータの浮き上がりを規制して回動可能に保持す
るカバーを装着したものである。この場合には、ロータ
をケースの上方から組み付けることができるとともに、
ケースを予め有底形状に形成しておけば、ケースの底部
を樹脂で封止する必要がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図8は本発明にかかる可変
抵抗器の第1実施例を示す。この可変抵抗器1は、ケー
ス2、摺動子9,10,11、リード端子15,16,
17、ロータ18、抵抗基板24、Oリング28および
金属カバー30などで構成されている。
【0017】ケース2は、半田付けの熱に耐え、高温雰
囲気で安定動作を可能にするため、例えば46ナイロン
等の耐熱性の高いポリアミド系やポリフェニレンサルフ
ァイド、ポリブチレンテレフタレート、液晶ポリマー等
の熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ、ジアリルフタレー
ト等の熱硬化性樹脂にて製作される。ケース2には収納
空間の一例である横断面が円形の有底凹部3が形成され
ており、この凹部3に収容されたロータ18がスムーズ
に回動できるように設計されている。ケース2の凹部3
の上縁部には、Oリング28をガイドするためのテーパ
状のガイド面3aが形成されている。ケース2の上面の
4隅部にはカバー30の取付用爪部34が係合する係合
穴4が設けられ、ケース2の上面の4辺部にはカバー3
0の係止片35が係合する係合溝8が形成されている。
【0018】摺動子9,10,11は、例えばバネ性の
ある洋白等の銅合金やステンレス等の金属板にて製作さ
れ、ケース2の下部にインサートモールドされており、
ケース2の凹部3の底面にその一部が露出している。摺
動子9〜11は、図3のように二重に折り畳んだ構造に
なっており、その上板部には櫛形状のアーム9a〜11
aが凹部3の底面から斜め上方へ突出するよう形成され
ている。アーム9a〜11aの先端にはそれぞれ接点部
9b〜11b(図5参照)が設けられ、これら接点部9
b〜11bは後述する抵抗基板24の中心電極26、外
周電極27及び抵抗体25と接触可能である。
【0019】また、摺動子9にはランド(図示せず)が
形成され、このランドはケース2の下面に設けられたリ
ード端子接続用開口部5に露出している(図4参照)。
同様に、摺動子10にもランド(図示せず)が形成さ
れ、ケース2の下面に設けられたリード端子接続用開口
部6に露出している。ケース2の側面から導出された摺
動子11の引出し部11cは、ケース2の側面から下面
へ折り曲げ加工されている。
【0020】この実施例のリード端子15,16,17
は、図1および図4に示すように、断面円形のピン型端
子が用いられている。リード端子15,16は、それぞ
れケース2の下面に設けた開口部5,6に露出している
摺動子9,10のランドに半田付け、抵抗溶接あるいは
超音波溶接等の方法によって接合され、リード端子17
はケース2の下面に折り返された摺動子11の引出し部
11cに接合されている。
【0021】ロータ18は、図1,図6〜図8に示すよ
うに、例えばアルミナ等のセラミック材料やポリフェニ
レンサルファイド等の耐熱性樹脂によって略円柱形状に
形成されており、外周面はケース2の凹部3内周面に近
接している。ロータ18の上面中央部にはドライバなど
の工具が係合する工具係合溝19が形成され、ケース2
の凹部3の上方へ露出している。工具係合溝19にはロ
ータ18の向きを表示する矢印部19aが設けられてい
る。工具係合溝19の周囲には略円弧状の逃がし溝20
が設けられ、この逃がし溝20の所定位置にストッパ2
1が設けられている。ロータ18の下端面には、丸棒状
突起22aと爪状突起22b(図8参照)とが設けられ
ている。ロータ18の下端部外周には下方側が小径とな
る段差部23が形成されている。
【0022】抵抗基板24は、ロータ18の下端面に取
り付けられている。抵抗基板24も例えばアルミナ等の
セラミック材料やポリフェニレンサルファイド等の耐熱
性樹脂で円板状に形成され、その直径は、ロータ18の
段差部23の小径部23aより大きく、段差部23の大
径部23bより小さいかまたは等しい。抵抗基板24に
は突起22a,22bの形状に合わせた穴24aと切欠
部24bとが設けられており、棒状突起22aを穴24
aに圧入し、かつ爪状突起22bを切欠部24bに係止
させることにより、抵抗基板24はロータ18に対して
同軸上に回り止めされて取り付けられる。ロータ18に
抵抗基板24を取り付けることで、ロータ18の段差部
23と抵抗基板24とでOリング28の収納溝29が形
成される。抵抗基板24の下面には、例えばサーメット
抵抗やカーボン抵抗よりなる略C字形の抵抗体25がス
クリーン印刷や転写等の方法によって形成されている。
抵抗体25の両端部は、抵抗体25と同心状に形成され
た中心電極26および外周電極27に電気的に接続され
ている。
【0023】Oリング28は上記のようにロータ18の
段差部23と抵抗基板24とで形成される収納溝29に
収容されており、Oリング28の外周面はロータ18の
大径部23bの外周面より半径方向に若干突出してい
る。Oリング28としてはシリコーンゴム等の耐熱性を
持つものが望ましい。ロータ18をケース2の凹部3に
組み込むことで、Oリング28の外周面がケース2の凹
部3内周面に圧接するとともに、内周面がロータ18の
段差部23の小径部23aに圧接し、ケース2とロータ
18との間が確実にシールされる。
【0024】カバー30はステンレス等の金属材料より
なり、図1,図2に示すように、中央部にロータ18の
工具係合溝19が露出するドライバ挿入穴31が設けら
れ、この挿入穴31の内縁の一部を下方へ折り曲げるこ
とで、舌状のストッパ受け32(図3参照)が形成され
ている。ストッパ受け32はロータ18の円弧状の逃が
し溝20に係合しており、ロータ18のストッパ21が
ストッパ受け32に当接することで、ロータ18の回転
角度を規制している。カバー30の天面には、ロータ1
8の回転位置を表示するための目盛り33が刻印されて
いる。カバー30の4隅部にはそれぞれ取付用爪部34
が下方へ折り曲げされており、爪部34の先端部は上方
へ折り返されている。爪部34の幅方向の両側には、図
1に示すように抜け止め用の突起34aが設けられ、爪
部34の幅方向の中央部にはスリット34bが設けられ
ている。スリット34bにより爪部34の幅方向の弾性
が付与され、突起34aがケース2の係合穴4の内縁に
係合することで、カバー30はケース2に対して抜け止
めされる。カバー30の4辺部には、下方へ折り曲げら
れた係止片35が突設され、ケース2の上端部外周に形
成された係合溝8に係合して横ずれを防止する機能を有
する。
【0025】次に、上記実施例よりなる可変抵抗器1の
組立方法を説明する。まず、ロータ18と抵抗基板24
とを組み立てる。すなわち、ロータ18の段差部23の
小径部23aにOリング28を挿入し、ロータ18の下
端部に抵抗基板24を抵抗体25と電極26,27とが
下側を向くように取り付けることで、Oリング28を抜
け止めする。このとき、Oリング28はロータ18の小
径部23aに挿入するだけでよいので、挿入作業は容易
である。また、ロータ18と抵抗基板24との組付も、
抵抗基板24の穴24aと切欠部24bとをロータ18
に設けた突起22a,22bに圧入係合させるだけでよ
いので、寸法が1〜2mm程度の小型部品であっても作
業性が良好である。
【0026】次に、抵抗基板24およびOリング28を
取り付けたロータ18をケース2の凹部3に収容し、電
極26,27と抵抗体25とをそれぞれ接点部9b〜1
1bに接触させる。このとき、摺動子9〜11のアーム
部9a〜11aの反発力によって、ロータ18は浮き上
がった状態にある。
【0027】次に、カバー30を上方からケース2に被
せ、ロータ18を凹部3に押し込んだ状態で、カバー3
0の取付用爪部34をケース2の係合穴4に圧入して係
止する。このとき、Oリング28の外周面はケース2の
凹部3の上縁部のガイド面3aでガイドされるので、ケ
ース2の凹部3に円滑に入り込むことができる。上記の
ようにカバー30を取り付けることで、Oリング28の
外周面がケース2の凹部3内周面に圧接し、Oリング2
8の内周面がロータ18の段差部23の小径部23aに
圧接するので、ケース2の内部が密閉される。
【0028】こうして組み立てられた可変抵抗器1は、
ロータ18の工具係合溝19にドライバの先端部を当て
てロータ18を回動させることにより、接点9bが中心
電極26に接触したまま、接点11bが抵抗体25上を
摺動し、接点10bが外周電極27上を摺動する。その
ため、端子15と端子17との間の抵抗値あるいは端子
16と端子17との間の抵抗値を変化させることができ
る。そして、所望の位置でロータ18を停止させれば、
Oリング28の摩擦力によってロータ18の回転が規制
されるので、抵抗体25及び電極26,27と接点部9
b〜11bとの接触位置のずれが抑えられ、抵抗値が安
定する。
【0029】図9〜図11は本発明の第2実施例を示
す。なお、第1実施例と対応する部品には同一符号を付
して説明を省略する。この実施例では、第1実施例とは
逆に、ロータ18に摺動子40を取り付けるとともに、
ケース2の底部に抵抗体43および電極44を形成した
ものである。
【0030】ロータ18の下端部外周には、下方側が小
径となる段差部23が形成され、Oリング28はロータ
18の段差部23の小径部23aに嵌合されている。ロ
ータ18の下端面には、図10,図11に示すように単
一の摺動子40が固定されている。この摺動子40は略
円板状の基板部40aを備えており、基板部40aに設
けたカシメ穴40bにロータ18の凸部18aを挿入
し、凸部18aを熱カシメすることで摺動子40はロー
タ18の下端面に固定されている。なお、摺動子40を
ロータ18に対して確実に固定するために、例えば複数
の凸部18aを設けてもよいし、摺動子40を回り止め
する部分を別に設けてもよい。また、摺動子40をロー
タ18の下端面に固定する手段としては、熱カシメに限
らず、凹凸部による圧入嵌合、接着、ねじ止めなど他の
方法を持ちいてもよい。
【0031】摺動子40の基板部40aの直径はロータ
18の下端面(小径部23a)の外径より大きく、段差
部23の大径部23bと同等またはこれより小さい。そ
のため、Oリング28をロータ18の小径部23aに嵌
合した後、摺動子40の基板部40aをロータ18の下
端面に固定することで、Oリング28は抜け止めされ
る。摺動子40には、基板部40aから下方へ延びる複
数本(図では7本)のばね性を持つ櫛歯状のアーム部4
1a,41bが屈曲形成されており、これらアーム部4
1a,41bの先端に接点部42a,42bが形成され
ている。
【0032】ケース2の凹部3の底面には、中心部に電
極44が形成され、その周囲に略C字形の抵抗体43が
同心状に形成されている。摺動子40の接点部42a,
42bのうち、回転中心付近の複数の接点部42aが中
心電極44に接触し、回転中心から離れた複数の接点部
42bが抵抗体43に摺接する。ケース2の底部には、
上記抵抗体43の両端部および中心電極44とそれぞれ
導通する3本の端子45〜47がインサート成形され、
これら端子を介して抵抗値が出力される。
【0033】摺動子40を固定したロータ18をケース
2の凹部3に上方より収納し、かつカバー30で押し付
けることで、Oリング28はロータ18の小径部23a
とケース2の凹部3内周面との間に圧接状態で配置され
る。これにより、ロータ18とケース2との隙間は確実
にシールされる。
【0034】上記実施例では、抵抗体43および電極4
4をケース2の凹部3底面に直接設けたが、表面に抵抗
体および電極を形成した抵抗基板を、その表面が上向き
となるようにケース2の凹部3に収納固定してもよい。
【0035】図12は本発明の第3実施例を示し、第1
実施例の一部を変更したものである。なお、第1実施例
と対応する部品には同一符号を付して説明を省略する。
この実施例は、ケース2の収納空間3が上下方向へ開口
しており、ケース2の上端部に装着されるカバー30に
代えて、ケース2の上端部にロータ18の上方への抜け
を規制する規制壁50を一体に形成したものである。規
制壁50の内周にはドライバ挿入穴51が形成され、ド
ライバ挿入穴51の内縁にストッパ受け52が一体に形
成されている。抵抗基板24を固定したロータ18はケ
ース2の底部開口部より挿入され、ケース2の底部開口
部には摺動子9〜11を固定した摺動子ブロック53が
嵌合され、底部開口部と摺動子ブロック53との間が樹
脂54で封止されている。なお、ケース2の底部開口部
の内面には、摺動子ブロック53を位置決めするための
段差部55が形成されている。
【0036】この場合には、ロータ18をケース2に収
納し、ケース2の底部開口部に摺動子ブロック53を嵌
合した時、摺動子9〜11の反発力により摺動子ブロッ
ク53が浮き上がろうとするが、摺動子ブロック53を
ケース2の段差部55に押し付けた状態で、ケース2の
底部開口部と摺動子ブロック53とで構成される凹所に
樹脂54を注入し、硬化させることで、摺動子ブロック
53の固定と封止とが同時に行なわれる。
【0037】この実施例の場合も、Oリング28はロー
タ18の段差部23と抵抗基板24とによって抜け止め
されているので、ロータ18をケース2に組み込む際に
Oリング28が外れることがなく、確実に組み込むこと
ができる。
【0038】図13は本発明の第4実施例を示し、第2
実施例の一部を変更したものである。なお、第2実施例
と対応する部品には同一符号を付して説明を省略する。
この実施例も、ケース2の収納空間3が上下方向へ開口
しており、ケース2の上端部にロータ18の上方への抜
けを規制する規制壁50が一体に形成されている。摺動
子40を固定したロータ18はケース2の底部開口部よ
り挿入され、ケース2の底部開口部には抵抗体43およ
び電極44を表面に形成した抵抗基板60が嵌合され、
底部開口部と抵抗基板60との間が樹脂61で封止され
ている。
【0039】この実施例では、ロータ18の下端面に摺
動子40を固定するために、図14,図15のように、
ロータ18の下端面に3個の扇形の突起部62を突設
し、これら突起部62の間の溝部63に摺動子40の略
T字形の基板部40aの直角な2辺を圧入することで、
固定したものである。そして、摺動子40の略T字形の
基板部40aがロータ18の段差部23の小径部23a
より外径側へ突出しているので、Oリング28の脱落を
確実に防止できる。
【0040】この場合には、摺動子40をロータ18に
圧入するだけでよいので、第2実施例(図10,図11
参照)に比べてロータ18への摺動子40の取り付けが
一層簡単になる。また、自由状態において、摺動子40
の接点部42a,42bは突起部62より下方へ突出し
ており、ロータ18および抵抗基板60をケース2に組
み込んだ状態において、突起部62が抵抗基板60の上
面に接触し、接点部42a,42bの撓み量を制限して
いる。そのため、組み付けバラツキによって接点圧が必
要以上に高くなるのを防止できるという利点がある。
【0041】なお、本発明にかかる可変抵抗器は上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種
々に変更することができる。例えば、上記実施例では、
摺動子9〜11にリード端子15,16,17を固定し
た例、ケース2の底部にリード端子45〜47を固定し
た例、および抵抗基板60にリード端子45〜47を固
定した例を示したが、リード端子付きの可変抵抗器に限
らず、表面実装型の可変抵抗器とすることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、ロータの段差部の小径部にOリ
ングを挿入し、ロータの下端部に抵抗基板を取り付ける
ことで、Oリングを抜け止めしたので、Oリングの組付
が容易になるとともに、組立時に搬送振動などが加わっ
ても、Oリングが位置ずれしたり脱落することがない。
そのため、このロータをケースに組み込めば、Oリング
の噛み込みなどを防止でき、確実なシール性が得られ
る。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、ロータの
段差部の小径部にOリングを挿入し、ロータの下端部に
摺動子を取り付けることで、Oリングを抜け止めしたの
で、請求項1と同様に、Oリングの噛み込みなどを防止
でき、シール性の良好な可変抵抗器を得ることができ
る。
【0044】さらに、請求項1および請求項4に記載の
発明では、抵抗基板または摺動子という既存の部品を利
用してOリングを抜け止めしたので、Oリングを抜け止
めするために格別の部品を必要とせず、部品数が増加せ
ず、かつロータの高さ寸法を短縮できる。したがって、
小型でシンプルな構造の可変抵抗器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる可変抵抗器の第1実施例の分解
斜視図である。
【図2】図1の可変抵抗器の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1の可変抵抗器の底面図である。
【図5】図1の可変抵抗器のケースの平面図である。
【図6】図1の可変抵抗器のロータおよび抵抗基板の平
面図である。
【図7】図6に示すロータおよび抵抗基板の側面図であ
る。
【図8】図6に示すロータおよび抵抗基板の底面図であ
る。
【図9】本発明にかかる可変抵抗器の第2実施例の断面
図である。
【図10】図9に示す可変抵抗器に用いられるロータお
よび摺動子の側面図である。
【図11】図10の底面図である。
【図12】本発明にかかる可変抵抗器の第3実施例の断
面図である。
【図13】本発明にかかる可変抵抗器の第4実施例の断
面図である。
【図14】図13に示す可変抵抗器に用いられるロータ
および摺動子の側面図である。
【図15】図14の底面図である。
【符号の説明】
1 可変抵抗器 2 ケース 3 凹部(収納空間) 9〜11 摺動子 18 ロータ 23 段差部 23a 小径部 24 抵抗基板 28 Oリング 29 収納溝 30 カバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 10/00 - 10/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納空間を有するケースと、ケースの収納
    空間の底部に固定された摺動子と、ケースの収納空間に
    回動可能に収容されたロータと、ロータの下端面に取り
    付けられ、下面に摺動子と摺接可能な抵抗体を有する抵
    抗基板と、ケースの収納空間内周面とロータの外周面と
    の間をシールするOリングとを備えた可変抵抗器であっ
    て、上記ロータの下端部外周面に下方側が小径となる段
    差部が形成され、上記段差部の小径部にOリングが嵌合
    され、上記抵抗基板の全部または一部はロータの段差部
    の小径部より大径に形成され、ロータの下端面に抵抗基
    板を固定することで、ロータの段差部と抵抗基板との間
    でOリングを係止したことを特徴とする可変抵抗器。
  2. 【請求項2】上記ロータの下端面には突起部が形成さ
    れ、抵抗基板には上記突起部と圧入嵌合する係合部が形
    成され、ロータの突起部を抵抗基板の係合部に圧入嵌合
    することで、ロータと抵抗基板とが一体回転可能に結合
    されていることを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗
    器。
  3. 【請求項3】上記ケースの底部に開口部が設けられ、上
    記ケースの上端部にロータの上方への抜けを規制する規
    制壁が形成され、上記ロータはケースの底部開口部より
    挿入され、上記ケースの底部開口部には摺動子を固定し
    た摺動子ブロックが嵌合され、上記底部開口部と摺動子
    ブロックとの間が樹脂で封止固定されていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の可変抵抗器。
  4. 【請求項4】収納空間を有するケースと、ケースの収納
    空間の底部に設けられ、上面に抵抗体を有する抵抗基板
    と、ケースの収納空間に回動可能に収容されたロータ
    と、ロータの下端面に取り付けられ、抵抗体と摺接可能
    な摺動子と、ケースの収納空間内周面とロータの外周面
    との間をシールするOリングとを備えた可変抵抗器であ
    って、上記ロータの下端部外周面に下方側が小径となる
    段差部が形成され、上記段差部の小径部にOリングが嵌
    合され、上記摺動子にはその全部または一部がロータの
    段差部の小径部より大径の基板部が形成され、ロータの
    下端面に摺動子の基板部を固定することで、ロータの段
    差部と摺動子の基板部との間でOリングを係止したこと
    を特徴とする可変抵抗器。
  5. 【請求項5】上記ロータの下端面には突起部が形成さ
    れ、上記摺動子の基板部には上記突起部と圧入嵌合する
    係合部が形成され、ロータの突起部を摺動子の基板部の
    係合部に圧入嵌合することで、ロータと摺動子の基板部
    とが一体回転可能に結合されていることを特徴とする請
    求項4に記載の可変抵抗器。
  6. 【請求項6】上記ケースの底部に開口部が設けられ、上
    記ケースの上端部にロータの上方への抜けを規制する規
    制壁が形成され、上記ロータはケースの底部開口部より
    挿入され、上記ケースの底部開口部には抵抗基板が嵌合
    され、上記底部開口部と抵抗基板との間が樹脂で封止固
    定されていることを特徴とする請求項4または5に記載
    の可変抵抗器。
  7. 【請求項7】上記ケースの上面にロータの一部が露出す
    る開口部が設けられ、上記ケースの開口部には、ロータ
    の浮き上がりを規制して回動可能に保持するカバーが装
    着されていることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載の可変抵抗器。
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