JPH1126213A - 回転型電気部品 - Google Patents

回転型電気部品

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JPH1126213A
JPH1126213A JP17586597A JP17586597A JPH1126213A JP H1126213 A JPH1126213 A JP H1126213A JP 17586597 A JP17586597 A JP 17586597A JP 17586597 A JP17586597 A JP 17586597A JP H1126213 A JPH1126213 A JP H1126213A
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substrate
holding member
substrate holding
rotating body
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JP17586597A
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Inventor
Shogo Abe
章吾 阿部
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回転型電気部品は、フレキシブル基板
をモールドケースにインサート成形により一体化して取
り付けていたので、モールドケースの成形金型が複雑で
製造が難しくかった。また、モールドケースは強度、耐
熱性等が弱くて基板が取り付けられた底板を厚くしなけ
ればならなかった 【解決手段】 本発発明の回転型電気部品は、基板12
を取付板11に取り付ける基板保持部材13を備え、前
記基板12を取付板11に狭持する鍔部13bと、前記
基板保持部材13を取付板11に取り付ける第1突起1
3eと、前記基板12を基板保持部材13に係止する第
2突起13fとを前記基板保持部材13に形成した構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転型可変抵抗器
あるいはロータリーポジションセンサ等の回転型電気部
品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器に用いられる従来の回転型電気
部品を、例えば図9に示す可変抵抗器を基に説明する。
まず、従来の可変抵抗器は、モールドケース1の底板の
中心部に支軸1aが突出形成され、円形の外壁には複数
のケース係合部1bが外方に突出形成されている。ま
た、抵抗体2a、集電体2bが印刷形成されたフレキシ
ブル基板2が、前記モールドケース1の底板上にインサ
ート成形等により一体化されて取り付けられている。そ
して、前記フレキシブル基板2の中心部には中心孔2c
が形成されて、該中心孔2cから前記支軸が突出してい
る。
【0003】また、樹脂材料等からなる摺動子受け3
は、下方にインサート成形等により摺動子4を一体化し
て取り付けた摺動子受け部3aと、その中心部に円柱状
の摘み3bが突出形成されている。この摘み3bの摺動
子4が取り付けられた側の摘み3bの中心にはガイド孔
(図示せず)が形成されていて、このガイド孔にモール
ドケース1の支軸1aが嵌合するようになっている。そ
して、前記抵抗体2aの表面に前記摺動子片4を当接さ
せ、前記摘み3bのガイド孔に支軸1aを嵌合させて摺
動子受け3をモールドケース1に載置し、金属性のカバ
ー5の中心孔5aを、前記摺動子受け3の摘み3bに挿
入して、前記カバー5をモールドケース1の上からかぶ
せる。そして、該カバー5の鈎上の係止部5bを、モー
ルドケース1の外壁の係合部1bに係止すると、摺動子
受け3がモールドケース1内に回転自在に収納されて従
来の回転型電気部品が構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来の回転型電気部品は、フレキシブル基板2をモー
ルドケース1にインサート成形により一体化して取り付
けていたので、モールドケース1を製造する成形金型が
複雑になり金型の製造が難しかった。そのために、モー
ルドケース1の成形金型が高価になり、従来の回転型電
気部品がコストアップになる問題があった。また、従来
の回転型電気部品は、外部からの荷重、あるいは半田付
け持の熱等に対して耐えられる程度の強度と耐熱性とが
モールドケース1に必要であった。そのために、モール
ドケース1の底板を厚くしなければ強度と耐熱性が確保
できなくて、従来の回転型電気部品を薄型化することが
困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するする
ための第1の手段として本発明の回転型電気部品は、回
転体に取り付けられた摺動子と、該摺動子が摺接する抵
抗体を形成した基板と、該基板を載置する取付板と、該
取付板に前記回転体を回転自在に軸止する支軸とを備
え、前記回転体と前記取付板との間に前記基板を取付板
に係止する構成とした。
【0006】また、前記課題を解決するするための第2
の手段として本発明の回転型電気部品は、前記基板保持
部材には、第1突起と第2突起と鍔部とを形成し、該該
第2突起を前記基板の位置決め孔に挿入して前記基板を
基板保持部材に係止し、該基板が係止された基板保持部
材の第1突起を前記取付板に形成された取付孔に挿入し
て前記基板保持部材を取付板に取り付け、前記鍔部で前
記基板の外周縁を前記取付板に狭持して取り付けた構成
とした。
【0007】また、前記課題を解決するするための第3
の手段として本発明の回転型電気部品は、前記基板保持
部材の上面から前記回転体をかぶせ、前記基板保持部材
を前記回転体で支持する構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するするための第4
の手段として、前記基板保持部材の第1突起を前記取付
板の取付孔内部でカシメて、前記取付板に前記基板保持
部材を取り付けた構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するするための第5
の手段として、前記取付板は金属材料からなる構成とし
た。
【0010】また、前記課題を解決するするための第6
の手段として、前記基板はフィルム状のフレキシブル基
板からなる構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の回転型電
気部品を図1〜図8に基づいて説明する。まず、本発明
の回転型電気部品を可変抵抗器を例に説明すると、平面
図である図1、要部断面図である図2に示すように、最
下部に平坦状の鉄板等の金属材料から成る取付板11が
配設されている。この取付板11は図3に示すように外
形が異形状に形成されて、その略中央部に中心孔11a
が形成され、該中心孔11aから等距離の水平方向の左
右と上方の位置に3個の取付孔11bが形成されてい
る。また、前記中心孔11aの図示下方側には、前記取
付孔11bより若干大きめの逃げ孔11cが形成されて
いる。また。図3に示す右上部隅部に略楕円形状の係止
孔11dと、左下部隅部に円形の係止孔11eとが形成
されて取付板11が構成されている。
【0012】また、図2に示す前記取付板11の表面に
は、ポリエチレンテレフタレート等から成る絶縁フィル
ムフィルムを基材とした薄板でフレキシブルな基板12
が配設されている。この基板12は図4に示すように、
外形が円形の円形部12aと、この円形部12aの図示
下方側に、外形が略短冊状の端子部12bとが一体に形
成されている。また、前記円形部12aの中央部には挿
通孔12cが形成されて、該挿通孔12cの外側に集電
体12fが、該集電体12fの外側に略馬蹄形状の抵抗
体12dがそれぞれ印刷等により形成されている。そし
て、前記抵抗体12dは前記基板12の円形部12aの
外周縁12mに接して形成され、略馬蹄形状の抵抗体1
2dの中心は前記挿通孔12cの中心と同芯になるよう
に形成されて、図示下方側の一部が開放されて形成され
ている。また、前記抵抗体12dの内周部12nに接し
て前記集電体12fとの間に、所定の幅で略馬蹄形状の
開口部12eが形成され、この開口部12eの更に内周
側に円環状の集電体12fが導電性材料により印刷形成
されている。
【0013】そして、前記抵抗体12dの図示下方の欠
落された両側の端部の一部が重ねられて(図4の抵抗体
12dの端部付近に破線で示す)第1端子12g、第3
端子12hとが下方の端子部12bに延出して形成され
ている。また、前記集電体12fにも、図示下方側から
第2端子12jが端子部12bに延出して形成されてい
る。また、これら第1端子12g、第2端子12j、第
3端子12hは基板12の表面に前記集電体12fと同
じ導電性材料で印刷等で形成されている。また、前記第
2端子12jの端子部12b側への導出途中には、位置
決め孔12kが形成され、該位置決め孔12kの周囲に
第2端子12jがリング状に形成されて位置決め孔12
kを迂回しているので、この位置決め孔12kにより前
記第2端子12dが途中から切断されることがない。
【0014】また、図2に示すように前記取付板11に
載置された基板12の上面側には、絶縁性樹脂材料等か
ら成る基板保持部材13が配設されている。そして、該
基板保持部材13が基板12の円形部12aの外周縁1
2m寄りの表面を上方から押さえ、基板12が取付板1
1の表面に密着して取り付けられている。また、基板保
持部材13は図5、図6に示すように、外形がリング状
でその側面形状は平坦に形成され、外周に所定の幅の外
縁部13aと、該外縁部13aの内周側に鍔部13bが
形成され、該鍔部13bの表面は前記外縁部13aの表
面より低く形成され、鍔部13bの内側は円形の開口1
3cが開放されて形成されている。また、外縁部13a
と鍔部13bとの底面13dは同一平面に形成されて、
図5に示すように、前記外縁部13a側の底面13dの
四方の4箇所には円柱状の第1突起13eと第2突起1
3fとが突出して形成され、図示水平方向の左右両側と
上方の3箇所に前記基板保持部材13を前記取付板11
の所定位置に取り付ける第1突起13eが形成され、図
示下方に前記基板12を前記基板保持部材13に係止す
る第2突起13fとが形成されている。
【0015】そして、前記取付板11の取付孔11bに
第1突起13eを、前記取付板11の基板逃げ孔11c
に第2突起13fを挿入し、基板保持部材13の鍔部1
3bの底面13dが、基板12の外周縁12m寄りを押
さえて、基板12は基板保持部材13により取付板11
に狭持されている。そして、前記第1突起13e、第2
突起13fの高さ寸法は取付板11の裏面から外方に出
っ張らない高さに形成されている。
【0016】また、図2に示すように前記基板保持部材
13の上面側には回転体14が配設されて、該回転体1
4が前記基板12の表面を覆ってゴミ等が侵入しないよ
うになっている。このような回転体14は、図7、図8
に示すように、外形が円盤状で樹脂材料から形成され
て、その円盤状の外周には複数の歯山14aが等間隔に
形成されている。また、回転体14の表面の中心部に円
形の凹部14bが形成され、該凹部14b中心に中心孔
14cが貫通して形成されている。また、回転体14の
裏面には、歯山14aの根元部より若干内周側に、前記
歯山14aの裏面より若干突出する円環状の突条部14
dが形成され、その突条部14dの断面は図8に示すよ
うに略半円形に形成されている。
【0017】また、この突条部14dの内周側には所定
の幅と深さのガイド溝14eが円環状に形成され、この
ガイド溝14eの内周側には前記ガイド溝14eの深さ
より浅い平坦部14fが、前記中心孔14c近傍まで形
成されている。また、中心孔14c周囲にはボス部14
gが突出形成され、該ボス部14gは前記突条部14d
と同じ高さで形成されている。また、図7に示す、回転
体14の裏面側の平坦部14fの図示左下方には、破線
で示す矩形の摺動子取付溝14hが、前記ガイド溝14
eより若干深めに形成されている。この摺動子取付溝1
4hの中央部に突起14jが形成され、その突出高さ
は、図8に示すように突条部14dより低く、平坦部1
4fより高く形成されている。
【0018】また、前記回転体14の摺動子取付溝14
hには図1、図2に示すような弾性を有する洋白、ある
いはステンレス等の金属から成る摺動子15が取り付け
られている。この摺動子15は先端に複数の接点部15
aが形成されて、該接点部15aは、前記基板12の抵
抗体12dと集電体12fとに弾接するように斜め下方
に折り曲げ形成されている。そして、前記摺動子15
は、前記回転体14の摺動子取付溝14hの突起14j
に、摺動子15の取付孔15bが挿入され、突起14j
の先端がカシメられて、摺動子取付溝14hに取り付け
られている。
【0019】また、図2に示すように前記回転体14の
中心孔14cには、回転体14を回転自在に取付板11
に取り付ける支軸16が配設されている。この支軸16
は外形の大きい鍔部16aと該鍔部16aから突出する
軸部とから成り、該軸部16bの途中に段部16cが形
成されている。そして、支軸16の鍔部16aが回転体
14の凹部14bに、軸部16bが回転体14の中心孔
14cに挿入されている。また、軸部16bの先端は、
基板12の挿通孔12cと、前記取付板11の中心孔1
1aとに挿入されて取付板11の外方に出っ張り、この
取付板11から出っ張った支軸16の先端がカシメ等に
より、前記回転体14が取付板11に抜け止めされて回
転自在に取り付けられている。なお、前記軸部16cの
先端と基板12の挿通孔12cとは略同径に形成されて
おり、基板12の位置は、軸部16cによって中央の位
置が決まり、抵抗体12dに対する摺動子15の位置が
決まる。
【0020】前述したような構成の本発明の回転型電気
部品の組立は、図示しない組立治具に取付板11を位置
決めして載置する。次に、手作業で基板保持部材13を
図5に示す状態から裏返し、この裏返しされた底面13
d上に、基板12を重ねて、位置決め孔12kに基板保
持部材13の第2突起13fを挿入し位置合わせする。
すると、基板保持部材13の開口13cに抵抗体12d
と集電体12fとが位置し、前記3個の第1突起13e
の内側に円形部12a位置し、基板12が基板保持部材
13に仮止め係止される。
【0021】次に、前記基板12を仮止め係止した基板
保持部材13の3個の第1突起13eを、取付板11の
取り付け孔11bに圧入し、前記基板12の位置決め孔
12kから突出している第2突起13fを取付板11の
逃げ孔11cに挿入すると、基板12が基板保持部材1
3の鍔部13bに狭持されて取付板11に仮止めされ
る。このとき、第1突起13eと第2突起13fの先端
は、取付板11の裏面から外側に突出しないようになっ
ている。
【0022】次に、第2突起13fの先端をカシメて基
板12を取付板11に保持する。この際基板12は第2
突起13fの回りで回転可能になるようにカシメられ、
また、取付板11の逃げ孔11cからカシメ部はみ出さ
ないようになっている。即ち、この状態においては取付
板11に対し基板保持部材13がガタなく保持され、基
板12は第2突起13fを中心に回転方向に開口13c
に当接するまでの範囲で動くことが可能となっている。
次に、取付板11に仮止めされた基板12と基板保持部
材13の上面側から、摺動子15を取り付けた回転体1
4をかぶせる。すると、回転体14のガイド溝14eに
基板保持部材13の外縁部13aが位置し、摺動子15
の複数の接点部15aが基板保持部材13の開口13c
内に位置し、この接点部15aが抵抗体12dと集電体
12fのそれぞれの表面に弾接する。
【0023】次に、前述の回転体14の中心孔14cに
支軸16の軸部16bを挿入すると、該軸部16bが基
板12の挿通孔12cに挿入されて、支軸16の段部1
6cが挿通孔12cの周囲を押圧して、その先端が取付
板11の裏面から外方に突出する。即ち、基板12は前
述のように第2突起13fを中心として若干回転方向に
移動可能であり、挿通孔12cの支軸16で、基板12
の中心が決まり、また、基板保持部材13の底面13d
に外周縁12mが狭持されて取付板11の表面に密着し
て取り付けられる。なお、位置決め孔12kと挿通孔1
2cとは同一の工程で形成されており、位置決め孔12
kと挿通孔12cとの間隔の寸法精度は高く、基板12
を位置決め孔12kを中心委回転させれば、必ず挿通孔
12cが取付板11の中心孔11aと一致するようにな
っており、上述のように支軸16を基板12の挿通孔1
2cに挿入すると基板12の位置が決まる。次に、前記
取付板11の裏面から外方に突出する軸部16cの先端
を、図示しないカシメ治具でカシメると、回転体14は
取付板11に回転自在に軸止される。
【0024】また、前記基板保持部材13の外縁部13
aの表面と回転体14のガイド溝14eの底面とには隙
間が形成されるが、この隙間は前記ガイド溝14eの底
面が基板保持部材13の外縁部13a表面に接するか接
しないかの微小なものなので、基板保持部材13が取付
板11から浮き上がるのを防ぐことができる。また、支
軸16に段部16cが形成されているので、前記ガイド
溝14eの底面が、基板保持部材13の外縁部13a表
面を強く押圧することがないので、前記ガイド溝14e
の底面が外縁部13aの表面を若干こすっても、回転体
14の回転トルクが重くなることはない。また、取付板
11の取付孔11bに挿入している、前記基板保持部材
13の第1突起13eの先端を、取付孔11bの内部で
小型プレス等でつぶしてカシメて取付孔11bに嵌着す
れば、更に確実に基板保持部材13を取付板11に取り
付けることができる。
【0025】また、前述の実施の形態においては、基板
保持部材13で抵抗体12dを挟み込んで基板12の位
置決めを行うために、対向体12dの外側に基板12を
大きくする必要がないから、抵抗値の変化特性がリニア
リティの優れたものとできる。また、本発明の回転型電
気部品は、図示しない電子機器に取り付けられて、該の
電子機器の駆動源に回転体14の歯山14aを噛み合わ
せ、前記駆動源を回転させ、本発明の回転型電気部品が
所望の抵抗値になると、前記電子機器側の駆動源の回転
を停止させることができるようになっている。
【0026】
【発明の効果】本発発明の回転型電気部品は、回転体と
前記取付板との間に前記基板を取付板に係止する基板保
持部材を配設したので、取付板への基板の取付が簡単
で、且つ取付板を平板状の鉄板等で形成でき、取付板を
製造する金型の構造が簡単になり、低コストの回転型電
気部品を提供することができる。
【0027】また、基板保持部材は、基板保持部材に
は、第1突起と第2突起と鍔部とを形成し、該第2突起
を前記基板の位置決め孔に挿入して前記基板を基板保持
部材に係止し、該基板が係止された基板保持部材の第1
突起を前記取付板に形成された取付孔に挿入して前記基
板保持部材を取付板に取り付け、前記鍔部で前記基板の
外周縁を前記取付板に狭持して取り付けたので、前記基
板保持部材により基板を取付板に密着して確実に取り付
けることができる。そのために、基板の抵抗体表面を摺
動する摺動子の摺動圧が一定になり、抵抗値等のバラツ
キのない回転型電気部品を提供できる。
【0028】また、基板保持部材の上面から回転体をか
ぶせ、基板保持部材を前記回転体で支持するので、この
回転体により取付板に取り付けた基板保持部材の浮き上
がりを防ぐことができ、特別な浮き上がり防止部材が必
要なく、少ない部品点数で高精度の回転型電気部品を提
供することができる。
【0029】また,基板保持部材の第1突起を取付板の
取付孔内部でカシメて、前記取付板に前記基板保持部材
を取り付けたので、更に確実に取付板からの基板保持部
材の浮き上がりを防ぐことができ、更に高精度の回転型
電気部品を提供することができる。
【0030】また、取付板は金属材料からなるので、前
記取付板を特別に厚くしなくとも強度や、半田付け時の
高温の熱等に対して耐えることができるので、薄型の回
転型電気部品を提供することができる。
【0031】また、基板はフィルム状のフレキシブル基
板からなるので、基板を薄くすることができ、回転型電
気部品を更に薄型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型電気部品の平面図図。
【図2】本発明の回転型電気部品の断面側面図。
【図3】本発明の回転型電気部品の取付板の平面図。
【図4】本発明の回転型電気部品の基板の平面図。
【図5】本発明の回転型電気部品の基板保持部材の平面
図。
【図6】本発明の回転型電気部品の基板保持部材の側面
図。
【図7】本発明の回転型電気部品の回転体の平面図。
【図8】本発明の回転型電気部品の回転体の断面側面
図。
【図9】従来の回転型電気部品の分解斜視図。
【符号の説明】
11 取付板 11b 取付孔 11c 逃げ孔 12 基板 12d 抵抗体 12e 開口部 12f 集電体 12k 位置決め孔 13 基板保持部材 13a 外縁部 13b 鍔部 13d 底面 13e 第1突起 13f 第2突起 14 回転体 14a 歯山 14b 凹部 14d 突条部 14e ガイド溝 14f 平坦部 14g ボス部 14h 摺動子取付溝 14j 突起 15 摺動子 15a 接点部 15b 取付孔 16 支軸 16a 鍔部 16d 軸部 16c 段部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に取り付けられた摺動子と、該摺
    動子が摺接する抵抗体を形成した基板と、該基板を載置
    する取付板と、該取付板に前記回転体を回転自在に軸止
    する支軸とを備え、前記回転体と前記取付板との間に前
    記基板を取付板に係止する基板保持部材を配設したこと
    を特徴とする回転型電気部品。
  2. 【請求項2】 前記基板保持部材には、第1突起と第2
    突起と鍔部とを形成し、該第2突起を前記基板の位置決
    め孔に挿入して前記基板を基板保持部材に係止し、該基
    板が係止された基板保持部材の第1突起を前記取付板に
    形成された取付孔に挿入して前記基板保持部材を取付板
    に取り付け、前記鍔部で前記基板の外周縁を狭持して前
    記取付板に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の
    回転型電気部品。
  3. 【請求項3】 前記基板保持部材の上面から前記回転体
    をかぶせ、前記基板保持部材を前記回転体で支持するこ
    とを特徴とする請求項1、あるいは2記載の回転型電気
    部品。
  4. 【請求項4】 前記基板保持部材の第1突起を前記取付
    板の取付孔内部でカシメて、前記取付板に前記基板保持
    部材を取り付けたことを特徴とする請求項2、あるいは
    3記載の回転型電気部品。
  5. 【請求項5】 前記取付板は金属材料からなることを特
    徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  6. 【請求項6】 前記基板はフィルム状のフレキシブル基
    板からなることを特徴とする請求項1記載の回転型電気
    部品。
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