JP4174222B2 - 回転型センサ - Google Patents

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転型センサに関し、特に、外部から伝達される回転角度を高精度に検出することの出来る回転型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転型センサについての図面を説明すると、図15は、従来の回転型センサを示す断面図、図16は、従来の回転型センサを示す平面図である。
【0003】
図15、図16に示すように、従来の回転型センサは、車両のスロットル軸などの駆動軸(図示せず)が係合する係合部を有する回転体22と、該回転体22を回転可能に支持する筐体21と、筐体21の開放端部21eを蓋閉する蓋部材25と、筐体21内に収納されて回転体22の回転によって操作され、摺動子片28と抵抗体パターン23b、及び集電体パターン23cとから成る角度検出部材とから主に構成されている。
【0004】
筐体21は、合成樹脂材料からなり、一端面に設けられた小径孔部21aと、小径孔部21aに連設された大径凹部21bと、大径凹部21bに連設された収納部21cと、大径凹部21bの一部から軸心と直交する外方に突出された導出部21dとを有している。
【0005】
また、収納部21cの図15に示す下方、すなわち筐体21の他端面には開放端部21eが形成され、よって、筐体21は、一端面は小径孔部21aにより、他端面は開放端部21eによって、両端部が開放された構成である。
【0006】
回転体22は、合成樹脂材料から成り、略円盤状の基部22aと、基部22aの前方に位置し、突出して設けられた前記小径孔部21aに挿入される係合部22bと、反対側の後方に位置し、前記回転体22の回転中心部に設けた軸部22cと、基部22aの外周縁に設けられた略円環状の壁部22dとを有している。この係合部22bと軸部22cとは、基部22aからそれぞれ回転軸線方向、すなわち外方に突出して設けられている。
【0007】
また、軸部22cは、円柱状の主軸部22eと、主軸部22eの中心に設けられた円筒状の凹部22fとを有している。この凹部22f内には、後述する支持部26が係合されている。そして、回転体22は、支持部26を中心軸として所定の回転角度範囲内で往復運動するようになっている。
【0008】
抵抗体基板23は、絶縁基部23aと、絶縁基部23aの一方の表面上に設けられた抵抗体パターン23b、及び導電体パターン23cと、絶縁基部23aに設けられた貫通孔23dと、絶縁基部23aの図示左側に配設され、抵抗体パターン23b、及び導電体パターン23cと電気的接続をされた複数本(例えば、3本)の端子23eとを有している。この抵抗体パターン23b、及び導電体パターン23cは、前記角度検出部材を構成する部材の一部を構成している。
【0009】
この抵抗体基板23は、前記筐体21の収納部21cに適宜手段にて配設され、このとき、回転体22の軸部22cの先端部が抵抗体基板23の絶縁基部23aの貫通孔23dに絶縁基部23aの一面(表面)を越えて、はめ合わされている。
また、抵抗体基板23の端子23eは、図示左側(図14参照)に配設されたワイヤーハーネス端子27に半田付けされ、端子23eとワイヤーハーネス端子27とは電気的に接続されている。
【0010】
第1弾性部材24は、円環状であって、複数個(例えば、3個)の山部(図示せず)と谷部(図示せず)とが交互に設けられた構成を有している。即ち、この第1弾性部材24は、いわゆるウエーブワッシャー(スプリングワッシャー)を構成している。
【0011】
この第1弾性部材24は、前記回転体22の基部22a上に配設され、前記筐体21の小径孔部21aの端面とによって挟み込まれ、この第1弾性部材24によって、回転体22は図15に示す下方に押圧されている。
【0012】
蓋部材25は、例えば、ポリフェニレン・サルファイド(PPS)などの合成樹脂材料からなり、成形加工によって形成され、平板状の蓋部25aと、蓋部25aの外周縁の一部から延設された導出部25bと、蓋部25aの略中央部に設けられた略円筒状の凹部25cとを有している。この蓋部材25は、前記筐体21の一方の開放端部21eを蓋閉するように配設されている。
【0013】
この状態のとき、前記ワイヤーハーネス端子27と端子23eの先端部との半田付け部は、蓋部材25の外表面から外方に露出されて配設されている。
【0014】
支持部26は、例えば、黄銅などの金属材料から成り、切削加工によって形成され、円柱状の基部26aと、基部26aの一方の端部から外方に突出する円柱部26bとを有している。
この支持部26は、基部26aが蓋部材25の凹部25c内に挿入されて配設され、この基部26aの凹部25c内への挿入によって、支持部26が蓋部材25に回転可能に保持されている。
【0015】
また、この支持部26は、前記回転体22の軸部22cに対向して配置され、支持部26の円柱部26bが、軸部22cの凹部22fに圧入嵌合して、支持部26は回転体22と一体化されている。
この支持部26が凹部25cに軸支されて、回転体22が軸部22cの軸心を中心にして回動できるように構成されている。
また、この状態のとき、支持部26と軸部22cとは、抵抗体基板23の貫通孔23d内に挿通されている。
【0016】
上述の如き構成の従来の回転型センサは、筐体21の開放端部21eを蓋閉する蓋部材25と、ワイヤーハーネス端子27と端子23eとの半田付け部とを密閉し、防水・防塵、及び絶縁構造とするために、合成樹脂材料からなる蓋部材25の外表面上の全体に、図示していないが防水・防塵、及び絶縁のための封止剤(図示せず)を注入する。この封止剤(図示せず)の注入によって、筐体21と蓋部材25とが密閉された構成となる。
【0017】
また、この密閉は、共に合成樹脂材料からなる筐体21と蓋部材25との間で行われていることから、同系列の部材同士で、良好な密着性をもって、充分な密着が行える構成である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の回転型センサでは、金属材料から成る支持部26が、回転体22の軸部22cと蓋部材25の凹部25cとの間に配設されている。
これは、共に合成樹脂材料からなる回転体22と蓋部材25とが直接、当接されて、この合成樹脂材料からなる回転体22が、合成樹脂材料からなる蓋部材25上で回動すると当接部分が摩滅し易いことから、金属材料から成る支持部26を介して、回転体22が回動されるように構成されている。即ち、支持部26が、回転体22の回転中心に位置し、支軸として機能するように配設されている。
このことから、従来の回転型センサは、支持部26が配設されていることから部品点数が多くなり、コスト高になるという問題点があった。
また、この従来の回転型センサでは、封止剤によって、蓋部材25と共に筐体21を密閉しているが、封止剤との密着性を良好に保つために蓋部材25は、合成樹脂材料によって形成せざるを得ず、また、複数の端子23e間、或いは、ワイヤーハーネス端子27間のショーティングの問題からも蓋部材25は、合成樹脂材料によって形成せざるを得ず、このことから、金属材料から成る支持部26を用いていた。
【0019】
本発明の回転型センサは、上述の問題点を解決するもので、その目的は、部品点数が削減された安価な回転型センサを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の回転型センサは、回転する回転中心部に設けると共に、外方に延設された軸部を有する回転体と、該回転体を回転可能に支持すると共に、導出端子を有する筐体と、回転体の回転によって操作される角度検出部材と、筐体の一方の開放端部内に配設されると共に、前記角度検出部材の構成の一部を有する抵抗体基板と、筐体の一方の開放端部を密閉するように蓋閉する蓋部材とを備え、回転体の軸部が合成樹脂材料にて形成されていると共に、蓋部材が金属材料にて形成されており、軸部に凸部を設けると共に、蓋部材に凹部を設け、抵抗体基板には貫通孔が設けられ、軸部の凸部が抵抗体基板の貫通孔に抵抗体基板の一面を越えてはめ合わされることにより、軸部の凸部が、蓋部材の凹部内に配設されて、回転体が軸部を中心として回転するようにしたことである。
かかる構成によって、従来の回転型センサの回転体と蓋部材との間に配設されていた支持部が、本発明の回転型センサでは、配設されておらず、部品点数が削減された安価な回転型センサを提供することが出来て、同時に回転体と蓋部材との摺動特性を向上出来る。また、筐体に導出端子を設けているので、容易に蓋部材を金属材料で形成出来る。また、回転体を回転可能に支持する部材を筐体とは一体に構成していないので、この意味でも容易に蓋部材を金属材料で形成出来る。
【0021】
また、かかる構成によって、特に、軸部の直径寸法が小さい寸法であるとき、軸部の中心に凹部を設けるのに比較して、軸部に凸部を設ける方が製造が容易であって、このことから安価な回転型センサを提供することが出来る。
【0022】
また、本発明の回転型センサは、軸部の凸部が略円錐状に設けられていると共に、蓋部材の凹部が略円錐状の逆形状に設けられていることである。
かかる構成によって、略円錐状の軸部の中心点が確実に定められることから、回転体の回転が容易に行われ、回転動作が確実・容易である回転型センサを提供することが出来る。
【0023】
また、本発明の回転型センサは、抵抗体基板は抵抗体パターンと導電体パターンとを有、回転体に摺動子片が配設されており、抵抗体パターンと導電体パターンとが筐体の導出端子に電気的に接続されていると共に、回転体の回転によって摺動子片が抵抗体パターン上と導電体パターン上とを摺接し、角度検出部材が、抵抗体パターンと導電体パターンと摺動子片とによって構成され、筐体の一方の開放端部側に設けられた弾性部材が、蓋部材に当接されて、開放端部が蓋部材によって密閉されたことである。
かかる構成によって、角度検出部材の構成が単純な部材構成であり、且つ、弾性部材によって密閉ができるので従来の密閉のための封止剤を用いることがないので、金属材料からなる蓋部材によって、蓋閉できることから安価な回転型センサを提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の回転型センサについての図面を説明すると、図1は、本発明の回転型センサの実施の形態を示す断面図、図2は、本発明の回転型センサの実施の形態を示す平面図、図3は、本発明の回転型センサの実施の形態を示す第1の分解斜視図、図4は、本発明の回転型センサの実施の形態を示す第2の分解斜視図、図5は、本発明の回転型センサに係わり、回転体と蓋部材との実施の形態を示す要部拡大断面図、図6は、本発明の回転型センサに係わる抵抗体基板の実施の形態を示す平面図、図7は、本発明の回転型センサに係わり、抵抗体基板と中間端子との実施の形態を示す平面図、図8は、本発明の回転型センサに係わり、抵抗体基板と中間端子との実施の形態を示す要部拡大断面図、図9は、本発明の回転型センサに係わる中間端子の実施の形態を示す斜視図、図10は、本発明の回転型センサに係わる中間端子の実施の形態を示す平面図、図11は、本発明の回転型センサに係わる中間端子の実施の形態を示す側面図である。
【0025】
これらの図1〜図4に示すように、本発明の回転型センサは、車両のスロットル軸などの駆動軸(図示せず)が係合する係合部3bを有する回転体3と、該回転体3を回転可能に支持する筐体1と、筐体1の開放端部1fを蓋閉する蓋部材9と、筐体1内に収納されて回転体3の回転によって操作され、摺動子片10と抵抗体パターン4b、及び集電体パターン4cとから成る角度検出部材とから主に構成されている。
【0026】
図1〜図4に示すように、筐体1は、例えば、ポリブチレン・テレフタレート(PBT)などの合成樹脂材料からなり、成形加工によって形成され、筐体1は、その一端面に設けられた小径孔部1aと、小径孔部1aに連設された大径凹部1bと、大径凹部1bに連設された収納部1cと、大径凹部1bの側壁1dの一部から軸心と直交する外方に突出された導出部1eとを有している。
また、収納部1cの図示下方、すなわち筐体1の他端面には開放端部1fが形成され、よって、筐体1は、一端面が小径孔部1aにより、他端面が開放端部1fによって、両端部が開放された構成である。
【0027】
また、開放端部1f側の先端面には、環状の溝部1mが設けられている。
また、小径孔部1aには、所定の箇所に内方に突出する円環鍔部1gと、先端部に設けられた円環段部1hと、先端面に設けられた対向する一対の突部1jとが設けられている。
また、導出部1eには、略中央部に略矩形の空洞部1kが設けられている。
【0028】
導出端子2は、黄銅などの導電性金属材料から成り、プレス加工によって形成され、断面が階段形状であって、一方の端部側の内部端子部2aと、他方の端部側の外部端子部2bと、内部端子部2aと外部端子部2bとを連設する連設部2cとを有している。
【0029】
この導出端子2は、筐体1の導出部1e内に例えばインサートモールド加工によって、一体であるように配設されている。
このとき、導出端子2の内部端子部2aは、筐体1の収納部1c内に一方の表面が露出された状態に配設され、外部端子部2bは、空洞部1k内に突出して配設されている。
【0030】
回転体3は、例えば、ポリブチレン・テレフタレート(PBT)などの合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略円盤状の基部3aと、基部3aの前方に位置し、突出して設けられた係合部3bと、反対側の後方に位置し、前記回転体3の回転中心部に設けると共に、回転軸線方向、すなわち、外方に延設された軸部3cと、基部3aの外周縁に設けられた略円環状の壁部3dとを有している。この係合部3bと軸部3cとは、基部3aからそれぞれ外方に突出して設けられている。
【0031】
また、軸部3cは、基部3aから回転軸線方向、すなわち、外方に突出し、円柱状の主軸部3eと、主軸部3eの先端部に設けられ、凸部として配設された略円錐状の軸支部3fとを有している。この軸支部3fの断面の角度は、例えば、約90度であるように形成されている。
なお、係合部3bの外周径寸法は、前記小径穴部1aの径寸法に比べて多少小さく形成されており、該回転体3が傾くことが可能なスペースが確保されている。
【0032】
前記係合部3bには、図示していない駆動軸が係合されている。そして、前記駆動軸(図示せず)は、所定の回転角度範囲内で往復回転するようになっている。
【0033】
また、この回転体3の係合部3bは、筐体1の小径孔部1a内に挿通されるとともに、回転体3の基部3aは、筐体1の収納部1c内に収納されている。
【0034】
また、この回転体3の基部3aの図1に示す下面側(軸部3c側)には、金属平板材料から成り、プレス加工によって形成された摺動子片10が、例えば、熱カシメなど適宜手段にて固着されている。この摺動子片10は、角度検出部材を構成する部材の一部を構成している。
【0035】
抵抗体基板4は、図6に示すように、例えば、合成樹脂材料から成り、平板状の絶縁基部4aと、絶縁基部4aの一方の表面上に、例えば印刷によって設けられた抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4cと、絶縁基部4aの略中央部に設けられた貫通孔4dと、絶縁基部4a上の抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4cの各端部の位置に設けられた3個の矩形の取付孔4eと、各取付孔4eと対向し、絶縁基部4aのひとつの端部に設けられた3個の矩形の第1切欠部4fと、絶縁基部4aの対向する両端部に設けられた一対の矩形の第2切欠部4gとを有している。
【0036】
また、絶縁基部4aの図6に示す下側に配設され、抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4cとそれぞれ電気的に接続をされた3個の電極部4hを有している。この各電極部4hは、中央部の電極部4hが導電体パターン4cに接続され、この中央部の電極部4hを挟む両側の電極部4hが抵抗体パターン4bの両端部にそれぞれに接続されている。
【0037】
そして、矩形の前記取付孔4eは、電極部4h内に形成されている共に、切欠部4fは、電極部4hの先端部に位置するように形成されている。
抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4cは、貫通孔4dを中心として、それぞれ扇状に形成され、抵抗体パターン4bが外側に、又、導電体パターン4cが内側に配設されている。
【0038】
この抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4cは、前記角度検出部材を構成する部材の一部を構成している。
【0039】
この抵抗体基板4は、前記筐体1の収納部1cの開放端部1f側の周縁に設けた段部(図示せず)上に載置し、筐体1の一部を熱カシメして保持して配設され、前記収納部1c内に収納され、このとき、回転体3の軸部3cの先端部が、抵抗体基板4の絶縁基部4aの貫通孔4dに絶縁基部4aの一面(表面)を越えて、はめ合わされている。
また、この抵抗体基板4の抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4c上には、前記摺動子片10が摺接出来るように配設されている。
【0040】
中間端子5は、図9〜図11に示すように、弾性を有する導電金属材料から成り、プレス加工によって形成され、中央部に設けられ、断面が円弧状である第1接触部5aと、第1接触部5aの両端部から外方に延設され、第1接触部5aの膨出方向と反対の方向の膨出方向を有し、断面が円弧状である第2接触部5bと、第2接触部5bのそれぞれ端部から所定の鋭角をもって延設された一対の取付部5cとを有している。そして、この第1接触部5aと第2接触部5bとで略波形形状を構成している。
【0041】
この中間端子5は、プレス加工される際、例えば、第1接触部5aの円弧状の頂部側の方向から打ち抜きされ、この打ち抜きによって、中間端子5の第1、第2接触部5a、5bの両端面には、延設された取付部5cの延設方向に、ときとして、僅かながらギザギザ状に、いわゆるバリ(図示せず)が形成される。
【0042】
この中間端子5は、図8に示すように、一方の取付部5cが抵抗体基板4の取付孔4e内に挿通され、他方の取付部5cが第1切欠部4f内に位置して、鋭角をもって延設された一対の取付部5cによって、中間端子5が抵抗体基板4を挟み込むように取り付けられる。このとき、一対の取付部5cの自由端部は、抵抗体基板4の裏面側から外方に突出することのない位置に配設されている。
【0043】
この状態のとき、一対の第2接触部5bの各頂部が、電極部4hに弾接し、第2接触部5bと電極部4hとが電気的に接続されている。この第2接触部5bの各頂部には、前述の如く、ときとして、僅かながらのバリ(図示せず)が形成されていることから、このバリが電極部4hの表面に食い込み、電気的な接続が一層確実なように配設される。
【0044】
また、この状態のとき、第1接触部5aの頂部が、前記導出端子2の内部端子部2aの露出した表面に弾接し、第1接触部5aと導出端子2とが電気的に接続されている。
即ち、各電極部4hが中間端子5を介して、導出端子2と電気的に接続されていることになる。
【0045】
第1弾性部材6は、図3に示すように、例えば、ステンレスなどの金属材料から成り、プレス加工によって形成され、円環状であって、複数個(例えば、3個)の山部(図示せず)と谷部(図示せず)とが交互に設けられた構成を有している。この第1弾性部材6は、いわゆるウエーブワッシャー(スプリングワッシャー)を構成している。
【0046】
この第1弾性部材6は、前記回転体3の基部3a上に配設され、基部3aと前記筐体1の小径孔部1aとによって挟み込まれて位置し、この第1弾性部材6によって、回転体3は図1に示す下方に押圧されている。
【0047】
第2弾性部材7は、図3、図4に示すように、例えば、線状の金属材料からなり、螺旋状に形成された、いわゆるコイルバネであって、両端部にU字状の取付部7aがそれぞれ設けられている。
この第2弾性部材7は、一方の取付部7aが筐体1の大径凹部1b内に適宜手段によって、取り付けられると共に、第2弾性部材7を撓めた状態で、他方の取付部7aが回転体3の基部3a上に適宜手段によって、取り付けられる。
【0048】
この状態のとき、回転体3は、第2弾性部材7の回転力(捻れ力)によって、時計方向、或いは反時計方向に回転付勢されている。
【0049】
第3弾性部材8は、図3、図4に示すように、例えば、ゴム材などから成り、略円環状であって、円弧部8aと、円弧部8aから延設されるコ字状部8bとを有している。
この第3弾性部材8は、前記筐体1の溝部1m内に圧入されて、配設されている。
【0050】
蓋部材9は、図3、図4に示すように、金属平板材料から成り、プレス加工によって形成され、略平板状の蓋部9aと、蓋部9aの略中央部に設けられた円錐形の第1の凹部9bと、蓋部9aの所定の端部側に設けられた矩形の第2の凹部9cと、蓋部9aの外周縁の所定の箇所に設けられた複数個(例えば、4個)の切欠部9dとを有している。
また、第1の凹部9bは、略円錐状の例えば、ポンチ金型によって突き出されて形成され、その断面の角度は、例えば、約94度であるように形成されている。 なお、ポンチ金型による突き出し加工の場合、凹部の内面にポンチを当てて、加工し、突出する側は、金型に当接せずに加工する。そのため、凹部9bの円錐状の内面は、所定の形状に精度良く加工される。
【0051】
また、この蓋部材9は、図1に示すように、前記筐体1の開放端部1fを密閉した状態に蓋閉するように配設されている。この蓋部材9による開放端部1fの密閉は、開放端部1fの外周縁に形成された取付部1nが蓋部材9の切欠部9d内に位置するように位置決めし、図1に示す状態から、筐体1の開放端部1f側の縁部分の全周を、熱カシメなどによって変形させ、この取付部1nの変形によって、蓋部材9が筐体1に取り付けられる。
【0052】
また、この状態のとき、蓋部材9の外周縁の近傍の一方の表面に前記筐体1の溝部1m内に圧入された前記第3弾性部材8が弾性変形して当接されている。この第3弾性部材8の圧接での弾性変形によって、開放端部1fが蓋部材9によって密閉される。
【0053】
また、この状態のとき、図5に示すように、この蓋部材9の第1の凹部9b内には、前記回転体3の回転中心部に設けた軸部3cの略円錐状の軸支部3fが配設され、この第1の凹部9b内への軸支部3fの配設によって、前記回転体3が軸部3cを中心として回転することが出来るように構成されている。
また、第1の凹部9bの断面の角度が、約94度であり、略円錐状の軸支部3fの断面の角度が、約90度であることから、軸支部3fが第1の凹部9b内で僅かに傾くことが可能であるように構成されている。即ち、第1の凹部9bと軸支部3fとは、いわゆるピボット構成であるように配設されている。
従って、係合部3bに駆動軸が偏心して取り付けられたとしても、回転体3が平行移動するのに比べて、抵抗体パターン4bに対する摺動子片10の相対的ズレを抑えることが出来る。
【0054】
更にまた、この状態のとき、図1に示すように、蓋部材9の第2の凹部9cと対向する位置に前記中間端子5の一対の取付部5cが位置し、配設されており、この第2の凹部9cによって、共に金属材料から成る蓋部材9と中間端子5の一対の取付部5cとが、より確実に電気的に絶縁(導通されていない)されているように構成されている。
【0055】
摺動子片10は、図3、図4に示すように、例えば、リン青銅などの弾性を有する金属材料から成り、プレス加工によって形成され、略矩形の基部10aと、基部10aの端部から延設された複数本の摺動子10bと、基部10aの所定の箇所に設けられた挿通孔10cとを有している。
この摺動子片10は、前記回転体3の基部3aの所定の箇所に例えば、熱カシメなど適宜手段にて固着されており、また、複数本の摺動子10bは、前記抵抗体基板4の抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4c上をそれぞれ摺動するように配設されている。このとき、挿通孔10c内に前記回転体3の軸部3cが挿通されている。
【0056】
第4弾性部材11は、例えば、ゴム材などから成り、略円環状に形成されている。この第4弾性部材11は、前記筐体1の円環鍔部1g上に載置されると共に、第4弾性部材11の外周縁部が小径孔部1a内に弾接し、且つ第4弾性部材11の内周縁部が前記回転体3の係合部3bに弾接した状態で配設されている。
即ち、この第4弾性部材11は、筐体1と回転体3との間に弾圧された状態で配設されて、筐体1と回転体3との間の隙間を密閉するように設けられている。
【0057】
第5弾性部材12は、例えば、ゴム材などから成り、略円環状に形成されている。この第5弾性部材12は、前記筐体1の円環段部1h上に配設され、円環段部1hの側壁に弾接されている。
【0058】
この状態のとき、第5弾性部材12の直径寸法(外径寸法)は、前記円環段部1hの外径寸法よりも僅かながら大きい外径寸法であるように形成されている。即ち、前記第5弾性部材12が円環段部1hの外径から外方に突出されて配設されている。
【0059】
抜け止め部材13は、金属平板材料から成り、プレス加工によって形成され、円環状の止め部13aと、止め部13aの所定の箇所に対向して設けられた一対の貫通孔13bとを有している。
この抜け止め部材13は、前記筐体1の一対の突部1jが一対の貫通孔13b内に挿通されて、例えば、熱カシメなどで小径孔部1aの先端面に固着される。そして、この抜け止め部材13の固着によって、第5弾性部材12が筐体1から外れることがないように構成されている。
【0060】
この状態のとき、抜け止め部材13の直径寸法(外径寸法)は、前記第5弾性部材12の直径寸法(外径寸法)よりも僅かながら小さい直径寸法であるように形成されている。即ち、前記第5弾性部材12が抜け止め部材13の外径から外方に突出されて配設されている。
【0061】
また、上述の実施の形態では、凸部である回転体3の軸部3cを約90度に形成し、蓋部材9の凹部9cを約94度に形成したが、これらの角度は、これに限定されず、例えば、ほぼ同一の角度であったり、それぞれの角度の大きさが前記角度以外であるとしても良いことは勿論である。
【0062】
次に、この本発明の回転型センサの動作について説明する。
ここで、本発明の回転型センサの動作だが、前述の如く、この回転型センサは、回転体3の係合部3b内に、図示していない車両のスロットル軸などの駆動軸が係合されて動作される。
先ず、このスロットル軸などの駆動軸(図示せず)を例えば、反時計方向に回転すると、駆動軸と係合している係合部3bが第2弾性部材7の回転力(捻れ力)に抗して反時計方向に回転する。
【0063】
この回転体3の係合部3bの回転に伴って、回転体3の基部3aに固着された摺動子片10が所定の回転角度範囲内で反時計方向に回転する。このとき、摺動子片10は、抵抗体基板4の抵抗体パターン4b、及び導電体パターン4c上を摺動(摺接)し、抵抗体パターン4bからの所定の抵抗値が中間端子5を介して、導出端子2から出力される。
【0064】
次に、駆動軸(図示せず)への反時計方向に回転する回転力を解除すると、第2弾性部材7の自己復帰の回転力(捻れ力)によって、回転体3が時計方向に回転され、駆動軸(図示せず)が元の位置に復帰する。このときも、前述と同様に、抵抗体パターン4bからの所定の抵抗値が中間端子5を介して、導出端子2から出力される。
【0065】
次に、本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との第2の実施の形態について説明する。
図12は、本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との第2の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
なお、前述の第1の実施の形態と同一構成については、同一符号を付与する。
【0066】
図12に示すように、回転体3の軸部3cは、回転体3の回転中心部に設けると共に、外方、詳細に言うと軸線方向の下方側に延設されており、この軸部3cは、全体が円柱状の主軸部3eのみにて構成され、この主軸部3eの先端部が凸部として機能している。
なお、主軸部3eの先端部は、僅かに、いわゆる面取りが設けられている。
【0067】
蓋部材9の第1の凹部9eは、全体が円筒状であるように形成されている。
この全体が円筒状である第1の凹部9e内に、前記凸部として機能している全体が円柱状の主軸部3eの先端部が挿通されている。
そして、前述と同様に主軸部3eが第1の凹部9e内にて回動されるように構成されている。
【0068】
次に、本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との第3の実施の形態について説明する。
図13は、本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との第3の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
なお、前述の第1の実施の形態と同一構成については、同一符号を付与する。
【0069】
図13に示すように、回転体3の軸部3cは、回転体3の回転中心部に設けると共に、外方、詳細に言うと軸線方向の下方側に延設されており、この軸部3cは、円柱状の主軸部3eと、主軸部3eの先端部に設けられ、凸部として配設された半球状の軸支部3hとを有している。即ち、この半球状の軸支部3hが凸部として機能している。
【0070】
蓋部材9の第1の凹部9eは、全体が円筒状であるように形成されている。
この全体が円筒状である第1の凹部9e内に、前記凸部として機能している半球状の軸支部3hが挿通されている。
そして、前述と同様に軸部3cの軸支部3hが前記第1の凹部9e内にて回動されるように構成されている。
【0071】
上述の第2、第3の実施の形態の動作については、前述の第1の実施の形態の動作と同様であることから、説明は省略する。
【0072】
なお、上述の実施の形態では、回転体3の軸部3cの軸支部3fを凸部に形成し、蓋部材9に凸部である前記軸部3cの軸支部3fを受ける凹部9cを設けたが、参考例として図14に示すように、回転体3の軸部3cの軸支部3jを凹部に形成し、蓋部材9に凸部9hを設けた構成とすることも考えられる
【0073】
また、第1の実施の形態のように形成した場合には、蓋部材9の回転体3に接する部分を凹部で形成できるので、凸部を形成するのに比べて精度良く形成できる。また、回転体3の蓋部材9に接する部分を凸状で形成でき、ここに凹部を形成した場合には、図14を参照すれば明らかな様に外周縁先端に肉薄部が形成されるが、この肉薄部が設けられていないので容易に製造することが出来る。
【0074】
【発明の効果】
以上のように本発明の回転型センサは、回転体の軸部が合成樹脂材料にて形成されていると共に、蓋部材が金属材料にて形成されており、軸部、又は蓋部材のいずれか一方に凸部を設けると共に、他方に凹部を設け、一方の凸部が、他方の凹部内に配設されて、回転体が軸部を中心として回転するようにしたことによって、従来の回転型センサの回転体と蓋部材との間に配設されていた支持部が、本発明の回転型センサでは、配設されておらず、部品点数が削減された安価な回転型センサを提供することが出来る。
【0075】
また、本発明の回転型センサは、軸部の凸部が略円錐状に設けられていると共に、蓋部材の凹部が略円錐状の逆形状に設けられていることによって、略円錐状の軸部の中心点が確実に定められることから、回転体の回転が容易に行われ、回転動作が確実・容易である回転型センサを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型センサの実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の回転型センサの実施の形態を示す平面図である。
【図3】本発明の回転型センサの実施の形態を示す第1の分解斜視図である。
【図4】本発明の回転型センサの実施の形態を示す第2の分解斜視図である。
【図5】本発明の回転型センサに係わり、回転体と蓋部材との実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図6】本発明の回転型センサに係わる抵抗体基板の実施の形態を示す平面図である。
【図7】本発明の回転型センサに係わり、抵抗体基板と中間端子との実施の形態を示す平面図である。
【図8】本発明の回転型センサに係わり、抵抗体基板と中間端子との実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図9】本発明の回転型センサに係わる中間端子の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】本発明の回転型センサに係わる中間端子の実施の形態を示す平面図である。
【図11】本発明の回転型センサに係わる中間端子の実施の形態を示す側面図である。
【図12】本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との第2の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図13】本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との第3の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図14】 本発明の回転型センサに係わる回転体と蓋部材との参考例となる形態を示す要部拡大断面図である。
【図15】従来の回転型センサを示す断面図である。
【図16】従来の回転型センサを示す平面図である。
【符号の説明】
1 筐体
1a 小径孔部
1b 大径凹部
1c 収納部
1e 導出部
1f 開放端部
1g 円環鍔部
1h 円環段部
2 導出端子
2a 内部端子部
3 回転体
3a 基部
3c 軸部(凸部)
3e 主軸部
3f 軸支部
4 抵抗体基板
4b 抵抗体パターン
4c 導電体パターン
5 中間端子
5a 第1接触部
5b 第2接触部
5c 取付部
7 第2弾性部材(コイルバネ)
9 蓋部材
9a 蓋部
9b 第1の凹部(凹部)
9c 第2の凹部
10 摺動子片
12 第5弾性部材
13 抜け止め部材

Claims (3)

  1. 回転する回転中心部に設けると共に、外方に延設された軸部を有する回転体と、該回転体を回転可能に支持すると共に、導出端子を有する筐体と、前記回転体の回転によって操作される角度検出部材と、前記筐体の一方の開放端部内に配設されると共に、前記角度検出部材の構成の一部を有する抵抗体基板と、前記筐体の一方の前記開放端部を密閉するように蓋閉する蓋部材とを備え、前記回転体の前記軸部が合成樹脂材料にて形成されていると共に、前記蓋部材が金属材料にて形成されており、前記軸部に凸部を設けると共に、前記蓋部材に凹部を設け、前記抵抗体基板には貫通孔が設けられ、前記軸部の前記凸部が前記抵抗体基板の前記貫通孔に前記抵抗体基板の一面を越えてはめ合わされることにより、前記軸部前記凸部が、前記蓋部材前記凹部内に配設されて、前記回転体が前記軸部を中心として回転するようにしたことを特徴とする回転型センサ。
  2. 前記軸部の前記凸部が略円錐状に設けられていると共に、前記蓋部材の前記凹部が略円錐状の逆形状に設けられていることを特徴とする請求項に記載の回転型センサ。
  3. 前記抵抗体基板は抵抗体パターンと導電体パターンとを有、前記回転体に摺動子片が配設されており、前記抵抗体パターンと前記導電体パターンとが前記筐体の前記導出端子に電気的に接続されていると共に、前記回転体の回転によって前記摺動子片が前記抵抗体パターン上と前記導電体パターン上とを摺接し、前記角度検出部材が、前記抵抗体パターンと前記導電体パターンと前記摺動子片とによって構成され、前記筐体の一方の前記開放端部側に設けられた弾性部材が、前記蓋部材に当接されて、前記開放端部が前記蓋部材によって密閉されたことを特徴とする請求項1、又は2に記載の回転型センサ。
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