JP2001241970A - ポテンシヨメータ - Google Patents
ポテンシヨメータInfo
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- JP2001241970A JP2001241970A JP2000051652A JP2000051652A JP2001241970A JP 2001241970 A JP2001241970 A JP 2001241970A JP 2000051652 A JP2000051652 A JP 2000051652A JP 2000051652 A JP2000051652 A JP 2000051652A JP 2001241970 A JP2001241970 A JP 2001241970A
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- JP
- Japan
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- case
- rotor
- potentiometer
- resistor
- bearing
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- Abandoned
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 摺動接片と抵抗基板との位置決めを正確にす
ると共に、部品点数を削減したポテンシヨメータを提供
すること。 【解決手段】 ポテンシヨメータは、ケース1と、該ケ
ース1に固定した抵抗基板2と、該抵抗基板2に摺接す
る摺動接片7を有するロータ5と、該ロータ5に設け前
記ケース1に回動可能に軸支した軸部5aと、該軸部5
aのロータ5の保持側と反対側部分に配置したレバー3
と、一端4aを前記ケース1に係止し、他端4bを前記
レバー3に係止したコイルばね4と、を備えている。前
記抵抗基板2は、前記ロータ5の軸部5aを回動自在に
軸挿する軸受2aをインサート成形している。
ると共に、部品点数を削減したポテンシヨメータを提供
すること。 【解決手段】 ポテンシヨメータは、ケース1と、該ケ
ース1に固定した抵抗基板2と、該抵抗基板2に摺接す
る摺動接片7を有するロータ5と、該ロータ5に設け前
記ケース1に回動可能に軸支した軸部5aと、該軸部5
aのロータ5の保持側と反対側部分に配置したレバー3
と、一端4aを前記ケース1に係止し、他端4bを前記
レバー3に係止したコイルばね4と、を備えている。前
記抵抗基板2は、前記ロータ5の軸部5aを回動自在に
軸挿する軸受2aをインサート成形している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーの戻し回転
用のコイルばねを備えたポテンシヨメータに関し、例え
ば自動車のスロットルバルブの回転に応じて、ポテンシ
ヨメータ内のロータが回転し、スロットルバルブの回転
位置に応じた出力電圧を発生するポテンシヨメータに関
する。
用のコイルばねを備えたポテンシヨメータに関し、例え
ば自動車のスロットルバルブの回転に応じて、ポテンシ
ヨメータ内のロータが回転し、スロットルバルブの回転
位置に応じた出力電圧を発生するポテンシヨメータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のポテンシヨメータと
しては、例えば特公平7−39929号公報に開示され
た発明がある。この従来技術のポテンシヨメータは、レ
バーが回転すると、それに伴い摺動接片を有するロータ
が正転・反転して抵抗体を通る電流の抵抗値が可変する
ものである。
しては、例えば特公平7−39929号公報に開示され
た発明がある。この従来技術のポテンシヨメータは、レ
バーが回転すると、それに伴い摺動接片を有するロータ
が正転・反転して抵抗体を通る電流の抵抗値が可変する
ものである。
【0003】従来のポテンシヨメータのシャフトは、ケ
ースの中央部の軸部に垂直に軸挿している。該シャフト
は、上端にレバーを加締固定し、下端に前記ロータを加
締固定している。
ースの中央部の軸部に垂直に軸挿している。該シャフト
は、上端にレバーを加締固定し、下端に前記ロータを加
締固定している。
【0004】前記ロータは、ケースの外側方向の表面
に、前記摺動接片を加締固定し、セラミック基板の抵抗
体に摺接するように組み付けている。該セラミック基板
は、ケースの窪みに嵌合させて抵抗体端子とコネクタ端
子とを半田付けすると共に、カバーと、封止剤とでケー
ス内に密閉される。
に、前記摺動接片を加締固定し、セラミック基板の抵抗
体に摺接するように組み付けている。該セラミック基板
は、ケースの窪みに嵌合させて抵抗体端子とコネクタ端
子とを半田付けすると共に、カバーと、封止剤とでケー
ス内に密閉される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術のポテンシヨメータのシャフトは、上端にレ
バー、下端にロータを加締固定し、かつ該ロータが摺動
接片を加締固定して一体化しているので、部品点数や加
工工数が多く、コストアップの原因になっているという
問題点がある。
た従来技術のポテンシヨメータのシャフトは、上端にレ
バー、下端にロータを加締固定し、かつ該ロータが摺動
接片を加締固定して一体化しているので、部品点数や加
工工数が多く、コストアップの原因になっているという
問題点がある。
【0006】また、ポテンシヨメータの精度は、レバー
を操作したときに摺動接片が、抵抗基板上の抵抗体の所
定位置に正確に接触するかで決まる。前記レバーは、切
削加工して形成した軸部の上端に加締固定し、該軸部の
下端に樹脂成形したロータを加締固定し、かつ該ロータ
に摺動接片を加締固定して、一体に動くようにしてい
る。ポテンシヨメータの精度を上げるためには、摺動接
片がレバーを回動したときに、所定の軸芯を中心とし
て、抵抗体の所定位置上を摺動させなければならない。
を操作したときに摺動接片が、抵抗基板上の抵抗体の所
定位置に正確に接触するかで決まる。前記レバーは、切
削加工して形成した軸部の上端に加締固定し、該軸部の
下端に樹脂成形したロータを加締固定し、かつ該ロータ
に摺動接片を加締固定して、一体に動くようにしてい
る。ポテンシヨメータの精度を上げるためには、摺動接
片がレバーを回動したときに、所定の軸芯を中心とし
て、抵抗体の所定位置上を摺動させなければならない。
【0007】しかし、前述した従来のレバーと摺動接片
との間には、いくつかの部品を配設して一体化されてお
り、部品点数の多さにより、レバーに対して摺動接片の
位置がずれ、ポテンシヨメータの精度が低下するという
問題点があった。また、前記軸部とロータは、加締固定
しているので、摺動接片の接点部の位置がずれることが
あるという問題点がある。
との間には、いくつかの部品を配設して一体化されてお
り、部品点数の多さにより、レバーに対して摺動接片の
位置がずれ、ポテンシヨメータの精度が低下するという
問題点があった。また、前記軸部とロータは、加締固定
しているので、摺動接片の接点部の位置がずれることが
あるという問題点がある。
【0008】前記抵抗体を有する抵抗基板は、セラミッ
クで成り、盤面に抵抗体や導電体を印刷し、かつ抵抗体
端子を固着している。該抵抗基板は、ケースの窪み内に
形成した段差面上に挿入して配置し、前記抵抗体端子と
ケースのコネクタ端子とを接合して半田付けし、かつケ
ースの窪みにカバーを嵌入して、封止剤で固定してい
る。ポテンシヨメータの精度を上げるためには、抵抗基
板に印刷した円弧状の抵抗体の中心位置と、前記軸部と
を一致させ、かつ抵抗基板を所定の信号状態に固定させ
なければならない。
クで成り、盤面に抵抗体や導電体を印刷し、かつ抵抗体
端子を固着している。該抵抗基板は、ケースの窪み内に
形成した段差面上に挿入して配置し、前記抵抗体端子と
ケースのコネクタ端子とを接合して半田付けし、かつケ
ースの窪みにカバーを嵌入して、封止剤で固定してい
る。ポテンシヨメータの精度を上げるためには、抵抗基
板に印刷した円弧状の抵抗体の中心位置と、前記軸部と
を一致させ、かつ抵抗基板を所定の信号状態に固定させ
なければならない。
【0009】しかし、前述した従来の抵抗基板は、ケー
スの窪み内に挿入し、抵抗体端子とコネクタ端子とを半
田付けした後で、該抵抗基板をケースとカバーとで挟持
し、かつ封止剤で固定しているので、該抵抗基板がずれ
た状態で固定されたり、組み付け誤差が発生し易い。こ
のため、抵抗基板の抵抗体は、軸部及び摺動接片に対し
て位置がずれ、ポテンシヨメータの精度が低下するとい
う問題点があった。
スの窪み内に挿入し、抵抗体端子とコネクタ端子とを半
田付けした後で、該抵抗基板をケースとカバーとで挟持
し、かつ封止剤で固定しているので、該抵抗基板がずれ
た状態で固定されたり、組み付け誤差が発生し易い。こ
のため、抵抗基板の抵抗体は、軸部及び摺動接片に対し
て位置がずれ、ポテンシヨメータの精度が低下するとい
う問題点があった。
【0010】また、前述した従来のポテンシヨメータ
は、抵抗基板に固着した抵抗体端子と、ケースにインサ
ート成形したコネクタ端子とを接合し、かつケースの窪
み内で半田付けしているので、半田付け作業の作業性が
悪く、部品点数や組み付け工数が多く成り、コストアッ
プの原因になっている。
は、抵抗基板に固着した抵抗体端子と、ケースにインサ
ート成形したコネクタ端子とを接合し、かつケースの窪
み内で半田付けしているので、半田付け作業の作業性が
悪く、部品点数や組み付け工数が多く成り、コストアッ
プの原因になっている。
【0011】また、前述した従来のポテンシヨメータ
は、ケースに嵌合したカバーを封止剤で覆って固定して
いるので、封止剤が固化するのに時間がかかり、組み付
け時間がかかるため生産性が悪いという問題点がある。
は、ケースに嵌合したカバーを封止剤で覆って固定して
いるので、封止剤が固化するのに時間がかかり、組み付
け時間がかかるため生産性が悪いという問題点がある。
【0012】本発明は、摺動接片と抵抗基板との位置決
めを正確にすると共に、部品点数を削減したポテンシヨ
メータを提供することを目的とする。
めを正確にすると共に、部品点数を削減したポテンシヨ
メータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、ケースと、該ケースに固定した抵抗基板
と、該抵抗基板に摺接する摺動接片を有するロータと、
該ロータに設け前記ケースに回動可能に軸支した軸部
と、該軸部のロータの保持側と反対側部分に配置したレ
バーと、一端を前記ケースに係止し、他端を前記レバー
に係止したコイルばねと、を備えたポテンシヨメータに
おいて、前記抵抗基板は、前記ロータの軸部を回動自在
に軸支する軸受を有したことで成る。
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、ケースと、該ケースに固定した抵抗基板
と、該抵抗基板に摺接する摺動接片を有するロータと、
該ロータに設け前記ケースに回動可能に軸支した軸部
と、該軸部のロータの保持側と反対側部分に配置したレ
バーと、一端を前記ケースに係止し、他端を前記レバー
に係止したコイルばねと、を備えたポテンシヨメータに
おいて、前記抵抗基板は、前記ロータの軸部を回動自在
に軸支する軸受を有したことで成る。
【0014】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記軸受を金属で形成すると共に、前記抵
抗基板は、前記軸受を樹脂でインサート成形したことで
成る。
明において、前記軸受を金属で形成すると共に、前記抵
抗基板は、前記軸受を樹脂でインサート成形したことで
成る。
【0015】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記抵抗基板は、端子を樹脂でインサート
成形すると共に、前記軸受を中心として盤面に略円弧状
に抵抗体を配設し、前記端子は、一端を前記抵抗基板の
盤面上に露出して抵抗体に接続する導電体部を有し、他
端に前記抵抗基板の側面から突出したコネクタ端子を有
したことで成る。
明において、前記抵抗基板は、端子を樹脂でインサート
成形すると共に、前記軸受を中心として盤面に略円弧状
に抵抗体を配設し、前記端子は、一端を前記抵抗基板の
盤面上に露出して抵抗体に接続する導電体部を有し、他
端に前記抵抗基板の側面から突出したコネクタ端子を有
したことで成る。
【0016】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記抵抗基板は、前記ケースにインサート
成形したことで成る。
明において、前記抵抗基板は、前記ケースにインサート
成形したことで成る。
【0017】請求項5の発明は、前記請求項3、又は4
記載の発明において、前記ケースは、前記ロータを回動
可能に収納する窪みを有すると共に、該窪みの底面に前
記抵抗基板を配置し、かつ前記端子を突出したコネクタ
部を有したことで成る。
記載の発明において、前記ケースは、前記ロータを回動
可能に収納する窪みを有すると共に、該窪みの底面に前
記抵抗基板を配置し、かつ前記端子を突出したコネクタ
部を有したことで成る。
【0018】請求項6の発明は、前記請求項3、又は4
記載の発明において、前記ロータは、軸部を一体形成
し、該軸部は、前記ケースに設けた抵抗基板の軸受を挿
通し、前記レバーに軸止したことで成る。
記載の発明において、前記ロータは、軸部を一体形成
し、該軸部は、前記ケースに設けた抵抗基板の軸受を挿
通し、前記レバーに軸止したことで成る。
【0019】請求項7の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記ロータは、下面に前記摺動接片を配設
して、前記ケースの窪みの底面を構成する前記抵抗基板
の盤面に対向して配置し、該ロータの上面には、前記ケ
ースの窪みを閉塞する蓋部材を配設したことで成る。
明において、前記ロータは、下面に前記摺動接片を配設
して、前記ケースの窪みの底面を構成する前記抵抗基板
の盤面に対向して配置し、該ロータの上面には、前記ケ
ースの窪みを閉塞する蓋部材を配設したことで成る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5に基づき本発
明の実施形態を詳述する。図中、1は樹脂製の抵抗基板
2、及び補強金具11を樹脂でインサート成形したポテ
ンシヨメータのケースであり、上下面に円柱形の窪み1
a,1fを形成している。該ケース1は、図1及び図2
に示すように樹脂成形した前記抵抗基板2を、盤面2c
が窪み1aの底面1eから露出するように、更に樹脂で
二重に成形して成る。
明の実施形態を詳述する。図中、1は樹脂製の抵抗基板
2、及び補強金具11を樹脂でインサート成形したポテ
ンシヨメータのケースであり、上下面に円柱形の窪み1
a,1fを形成している。該ケース1は、図1及び図2
に示すように樹脂成形した前記抵抗基板2を、盤面2c
が窪み1aの底面1eから露出するように、更に樹脂で
二重に成形して成る。
【0021】前記抵抗基板2は、図2に示すように軸受
2a、並びに該軸受2aの周辺に接点部2g、抵抗体2
d及び導電体部2eを配置した円形部位2hと、該円形
部位2hに連続し複数の端子2bを突出した四角形部位
2iとで成る。該抵抗基板2は、前記円形部位2hの中
央に前記軸受2aを設置し、該軸受2aの軸芯を中心と
して略円弧状に前記抵抗体2d及び導電体部2eを配置
している。
2a、並びに該軸受2aの周辺に接点部2g、抵抗体2
d及び導電体部2eを配置した円形部位2hと、該円形
部位2hに連続し複数の端子2bを突出した四角形部位
2iとで成る。該抵抗基板2は、前記円形部位2hの中
央に前記軸受2aを設置し、該軸受2aの軸芯を中心と
して略円弧状に前記抵抗体2d及び導電体部2eを配置
している。
【0022】前記抵抗基板2にインサートされる端子2
bは、一枚の導電金属板を例えば4本にプレス加工で分
断して成る。端子2bは、例えば電源用と、アース用と
2本の出力用の計4本の端子で成る。
bは、一枚の導電金属板を例えば4本にプレス加工で分
断して成る。端子2bは、例えば電源用と、アース用と
2本の出力用の計4本の端子で成る。
【0023】該端子2bは、図2に示すように、一端側
に抵抗基板2の端面から突出してケース1のコネクタ部
1bに配置されるコネクタ端子2fを形成し、他端側に
抵抗体2dに接続する導電体部2eと摺動接片7に常接
する接点部2gとを形成して盤面2cから面一に露出し
ている。
に抵抗基板2の端面から突出してケース1のコネクタ部
1bに配置されるコネクタ端子2fを形成し、他端側に
抵抗体2dに接続する導電体部2eと摺動接片7に常接
する接点部2gとを形成して盤面2cから面一に露出し
ている。
【0024】前記端子2bは、前記抵抗基板2がケース
1にインサート成形されたとき、一端のコネクタ端子2
fをコネクタ部1b内に突出し、他端の導電体部2e及
び接点部2gを前記窪み1aの底面にほぼ面一に露出し
ている。
1にインサート成形されたとき、一端のコネクタ端子2
fをコネクタ部1b内に突出し、他端の導電体部2e及
び接点部2gを前記窪み1aの底面にほぼ面一に露出し
ている。
【0025】該抵抗基板2は、図2に示すようにまず金
属製の軸受2aと、プレス加工した導電金属板で成る前
記端子2bを耐熱性の樹脂でインサート成形して、盤面
2cの中央に前記軸受2aを配置し、軸受2aの周囲に
前記接点部2g及び導電体部2eを配置すると共に、図
3に示すように端子2bの端部に形成した2つの該導電
体部2e間にペースト状の抵抗体2dを両端が重なるよ
うにして円弧状に印刷して接続している。
属製の軸受2aと、プレス加工した導電金属板で成る前
記端子2bを耐熱性の樹脂でインサート成形して、盤面
2cの中央に前記軸受2aを配置し、軸受2aの周囲に
前記接点部2g及び導電体部2eを配置すると共に、図
3に示すように端子2bの端部に形成した2つの該導電
体部2e間にペースト状の抵抗体2dを両端が重なるよ
うにして円弧状に印刷して接続している。
【0026】前記抵抗基板2は、例えばポリフタルアミ
ド樹脂やPPS樹脂やガラス入りPBT樹脂等の耐熱性
樹脂で成る。前記軸受2aは、例えば銅鉄系の金属等で
成るメタル軸受である。
ド樹脂やPPS樹脂やガラス入りPBT樹脂等の耐熱性
樹脂で成る。前記軸受2aは、例えば銅鉄系の金属等で
成るメタル軸受である。
【0027】前記ケース1は、例えば、上側にロータ5
を回動自在に収納する窪み1a、下側にレバー3を収納
する窪み1fを形成している。該ケース1は、窪み1a
の底面に、盤面2cを露出した状態で前記抵抗基板2を
インサート成形している。前記窪み1aの底の表面に
は、図1に示すように前記軸受2aと、抵抗体2dと、
端子2bの導電体部2e及び接点部2gと、を露出して
いる。
を回動自在に収納する窪み1a、下側にレバー3を収納
する窪み1fを形成している。該ケース1は、窪み1a
の底面に、盤面2cを露出した状態で前記抵抗基板2を
インサート成形している。前記窪み1aの底の表面に
は、図1に示すように前記軸受2aと、抵抗体2dと、
端子2bの導電体部2e及び接点部2gと、を露出して
いる。
【0028】該ケース1は、一体形成したコネクタ部1
b内に前記コネクタ端子2fを突出している。前記窪み
1aの外壁の左右には、ねじを挿通してケース1を車体
にねじ止めする耳部1cを形成している。該耳部1cの
内壁には、断面が略C字状の金属片で成る補強金具11
を固着している。該ケース1は、左右の補強金具11に
ねじを挿通して取付部材に固定される。
b内に前記コネクタ端子2fを突出している。前記窪み
1aの外壁の左右には、ねじを挿通してケース1を車体
にねじ止めする耳部1cを形成している。該耳部1cの
内壁には、断面が略C字状の金属片で成る補強金具11
を固着している。該ケース1は、左右の補強金具11に
ねじを挿通して取付部材に固定される。
【0029】3は、前記ケース1の下方にコイルばね4
を介して配設される金属製のレバーで、軸穴3aをロー
タ5の軸部5aの先端に嵌着することで該ロータ5に固
定されて共に回転する。該レバー3は、例えば冷間圧延
鉄板をプレス加工して成る。該レバー3は、下面にピン
3bを深絞り加工等で一体に形成し、側面にコイルばね
4の他端4bが係止する切欠溝状の係止部3cを形成し
ている。
を介して配設される金属製のレバーで、軸穴3aをロー
タ5の軸部5aの先端に嵌着することで該ロータ5に固
定されて共に回転する。該レバー3は、例えば冷間圧延
鉄板をプレス加工して成る。該レバー3は、下面にピン
3bを深絞り加工等で一体に形成し、側面にコイルばね
4の他端4bが係止する切欠溝状の係止部3cを形成し
ている。
【0030】尚、該ピン3bは、レバー3を折曲加工し
て形成したものでもよい。また、前記レバー3は、ステ
ンレス鋼板等で形成してもよい。6は、前記ピン3bに
圧嵌する支持部材で、例えば、小型の玉軸受で成る。
て形成したものでもよい。また、前記レバー3は、ステ
ンレス鋼板等で形成してもよい。6は、前記ピン3bに
圧嵌する支持部材で、例えば、小型の玉軸受で成る。
【0031】前記コイルばね4は、L字状に形成した一
端4aを図5に示すケース1の窪み1fの天井面に形成
した係止凹部1dに係合して固定し、略U字状に曲げた
他端4bをレバー3に形成した係止部3cに係止してい
る。該コイルばね4は、回動したレバー3及びロータ5
を自動復帰させるばねであり、該コイルばねを回動させ
る弾性を有する。
端4aを図5に示すケース1の窪み1fの天井面に形成
した係止凹部1dに係合して固定し、略U字状に曲げた
他端4bをレバー3に形成した係止部3cに係止してい
る。該コイルばね4は、回動したレバー3及びロータ5
を自動復帰させるばねであり、該コイルばねを回動させ
る弾性を有する。
【0032】前記ロータ5は、例えばPTB樹脂等で円
盤状に形成したもので、ケース1の窪み1a内に回転自
在に挿入される。該ロータ5は、前記軸受2aに軸挿す
る棒状の軸部5aと、該軸部5aの一端に一体形成した
円板部5bと、で成る。該ロータ5は、円板部5bの下
面に、例えば2枚で成る摺動接片7を熱加締や、該摺動
接片7を加締固定することで固着する。
盤状に形成したもので、ケース1の窪み1a内に回転自
在に挿入される。該ロータ5は、前記軸受2aに軸挿す
る棒状の軸部5aと、該軸部5aの一端に一体形成した
円板部5bと、で成る。該ロータ5は、円板部5bの下
面に、例えば2枚で成る摺動接片7を熱加締や、該摺動
接片7を加締固定することで固着する。
【0033】前記摺動接片7は、導電性ばね部材で成
り、抵抗基板2の抵抗体2d及び導電体部2eに接触す
る複数のブラシ接点7aを複数固着している。8は、金
属で成るリング状のワッシャである。
り、抵抗基板2の抵抗体2d及び導電体部2eに接触す
る複数のブラシ接点7aを複数固着している。8は、金
属で成るリング状のワッシャである。
【0034】9は、薄いリング状のバネ座金で、金属製
ばね材料で形成して成る。該バネ座金9は、所謂ウェー
ブワッシャと言われる座金で、3つの波状に折り曲げ加
工し弾性を備え、ロータ5の上面を下側に弾圧してい
る。該バネ座金9は、ロータ5の円板部5bの中央に形
成した環状溝5cに嵌合したワッシャ8の上に更に載置
し、蓋部材10で、窪み1aを閉塞することで挟持され
ている。
ばね材料で形成して成る。該バネ座金9は、所謂ウェー
ブワッシャと言われる座金で、3つの波状に折り曲げ加
工し弾性を備え、ロータ5の上面を下側に弾圧してい
る。該バネ座金9は、ロータ5の円板部5bの中央に形
成した環状溝5cに嵌合したワッシャ8の上に更に載置
し、蓋部材10で、窪み1aを閉塞することで挟持され
ている。
【0035】前記蓋部材10は、窪み1aに嵌合すると
共に超音波溶着等で固着して、窪み1a内のロータ5が
密閉される。
共に超音波溶着等で固着して、窪み1a内のロータ5が
密閉される。
【0036】本発明に係るポテンシヨメータは、以上の
ような構成であり、次にその組み付け手順等について詳
述する。まず、図2及び図3等に示すように軸受2a及
び端子2bを有する抵抗基板2をインサート成形する。
該抵抗基板2は、軸受2aを一体にしたことで、該抵抗
基板2の基準位置となる軸受2aの芯出し作業が容易と
なり、抵抗体2dを所望位置に正確に配置することが可
能となる。
ような構成であり、次にその組み付け手順等について詳
述する。まず、図2及び図3等に示すように軸受2a及
び端子2bを有する抵抗基板2をインサート成形する。
該抵抗基板2は、軸受2aを一体にしたことで、該抵抗
基板2の基準位置となる軸受2aの芯出し作業が容易と
なり、抵抗体2dを所望位置に正確に配置することが可
能となる。
【0037】次に該抵抗基板2の盤面2c上に抵抗体2
dを印刷する。このとき、前記軸受2aの軸心が円弧状
の抵抗体2dの中心位置となるので、心出しする位置決
め作業が容易で、後述するロータ5の軸部5aの中心と
抵抗体2dの中心の位置とを一致させることが容易とな
り、ポテンシヨメータの精度を向上させることができ
る。更に図1及び図4に示すように前記抵抗基板2及び
補強金具11を再度インサート成形してケース1を製造
する。
dを印刷する。このとき、前記軸受2aの軸心が円弧状
の抵抗体2dの中心位置となるので、心出しする位置決
め作業が容易で、後述するロータ5の軸部5aの中心と
抵抗体2dの中心の位置とを一致させることが容易とな
り、ポテンシヨメータの精度を向上させることができ
る。更に図1及び図4に示すように前記抵抗基板2及び
補強金具11を再度インサート成形してケース1を製造
する。
【0038】次に摺動接片7を備えたロータ5の軸部5
aを、前記軸受2aに軸挿して、ケース1の反対側の面
から突出させる。該軸部5aにコイルばね4を挿入して
該コイルばね4の一端4aをケース1の係止凹部1dに
嵌合し、該コイルばね4の他端4bをレバー3の係止部
3cに係止すると共に、該レバー3の軸穴3aをロータ
5の軸部5aの先端に嵌着する。これにより、ロータ
5、摺動接片7、及びレバー3が共に回動する。前記レ
バー3のピン3bには、軸支部材6を嵌合する。
aを、前記軸受2aに軸挿して、ケース1の反対側の面
から突出させる。該軸部5aにコイルばね4を挿入して
該コイルばね4の一端4aをケース1の係止凹部1dに
嵌合し、該コイルばね4の他端4bをレバー3の係止部
3cに係止すると共に、該レバー3の軸穴3aをロータ
5の軸部5aの先端に嵌着する。これにより、ロータ
5、摺動接片7、及びレバー3が共に回動する。前記レ
バー3のピン3bには、軸支部材6を嵌合する。
【0039】前記ロータ5の上面には、環状溝5cにば
ね座金9及びワッシャ8を嵌入して蓋部材10で窪み1
aを閉塞する。これで組み付けが完了する。
ね座金9及びワッシャ8を嵌入して蓋部材10で窪み1
aを閉塞する。これで組み付けが完了する。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成・作用で成
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、ケ
ースと、該ケースに固定した抵抗基板と、該抵抗基板に
摺接する摺動接片を有するロータと、該ロータに設け前
記ケースに回動可能に軸支した軸部と、該軸部のロータ
の保持側と反対側部分に配置したレバーと、一端を前記
ケースに係止し、他端を前記レバーに係止したコイルば
ねと、を備えたポテンシヨメータにおいて、、前記抵抗
基板は、前記ロータの軸部を回動自在に軸支する軸受を
有したことで、抵抗基板に軸部をガタツキなく軸止する
ことができる。これにより、抵抗基板に設けた抵抗体の
中心位置を、前記軸部の軸芯とすることができ、抵抗基
板に設けた抵抗体の位置決めをする芯出し作業が容易と
なり、ポテンシヨメータの精度を向上させることができ
る。軸部と軸受との隙間によるロータの中心ズレを防止
して、ポテンシヨメータの精度を向上させることができ
る。
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、ケ
ースと、該ケースに固定した抵抗基板と、該抵抗基板に
摺接する摺動接片を有するロータと、該ロータに設け前
記ケースに回動可能に軸支した軸部と、該軸部のロータ
の保持側と反対側部分に配置したレバーと、一端を前記
ケースに係止し、他端を前記レバーに係止したコイルば
ねと、を備えたポテンシヨメータにおいて、、前記抵抗
基板は、前記ロータの軸部を回動自在に軸支する軸受を
有したことで、抵抗基板に軸部をガタツキなく軸止する
ことができる。これにより、抵抗基板に設けた抵抗体の
中心位置を、前記軸部の軸芯とすることができ、抵抗基
板に設けた抵抗体の位置決めをする芯出し作業が容易と
なり、ポテンシヨメータの精度を向上させることができ
る。軸部と軸受との隙間によるロータの中心ズレを防止
して、ポテンシヨメータの精度を向上させることができ
る。
【0041】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記軸受を金属で形成すると共に、前記抵
抗基板は、前記軸受を樹脂でインサート成形して一体化
したことで、剛性を備えた軸受を抵抗基板にガタツキな
く堅固することができる。これにより、耐久性を備えた
軸受を有する抵抗基板を提供することができる。
明において、前記軸受を金属で形成すると共に、前記抵
抗基板は、前記軸受を樹脂でインサート成形して一体化
したことで、剛性を備えた軸受を抵抗基板にガタツキな
く堅固することができる。これにより、耐久性を備えた
軸受を有する抵抗基板を提供することができる。
【0042】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記抵抗基板は、端子を樹脂でインサート
成形すると共に、前記軸受を中心として盤面に略円弧状
に抵抗体を配設し、前記端子は、一端を前記抵抗基板の
盤面上に露出して抵抗体に接続する導電体部を有し、他
端に前記抵抗基板の側面から突出したコネクタ端子を有
したことで、抵抗基板に配置した略円弧状の抵抗体の中
心を軸受の中心に一致させて配置することができ、抵抗
体及び軸受の中心位置を容易に設定して芯出しをするこ
とができ、ポテンシヨメータの精度を向上させることが
できる。
明において、前記抵抗基板は、端子を樹脂でインサート
成形すると共に、前記軸受を中心として盤面に略円弧状
に抵抗体を配設し、前記端子は、一端を前記抵抗基板の
盤面上に露出して抵抗体に接続する導電体部を有し、他
端に前記抵抗基板の側面から突出したコネクタ端子を有
したことで、抵抗基板に配置した略円弧状の抵抗体の中
心を軸受の中心に一致させて配置することができ、抵抗
体及び軸受の中心位置を容易に設定して芯出しをするこ
とができ、ポテンシヨメータの精度を向上させることが
できる。
【0043】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記抵抗基板は、前記ケースにインサート
成形したことで、抵抗基板をケースの所定位置に移動す
ることなく正確に堅固でき、抵抗基板及びケースの中心
ズレを防止して、ポテンシヨメータの精度を向上させる
ことができると共に、抵抗基板を保持する部材や緩衝部
材が不要となり、ポテンシヨメータはその材料分の厚さ
を薄くすることができる共に、部品点数及び組付工数を
削減してコストを低減させることができる。
明において、前記抵抗基板は、前記ケースにインサート
成形したことで、抵抗基板をケースの所定位置に移動す
ることなく正確に堅固でき、抵抗基板及びケースの中心
ズレを防止して、ポテンシヨメータの精度を向上させる
ことができると共に、抵抗基板を保持する部材や緩衝部
材が不要となり、ポテンシヨメータはその材料分の厚さ
を薄くすることができる共に、部品点数及び組付工数を
削減してコストを低減させることができる。
【0044】請求項5の発明は、前記請求項3、又は4
記載の発明において、前記ケースは、前記ロータを回動
可能に収納する窪みを有すると共に、該窪みの底面に前
記抵抗基板を配置し、かつ前記端子を突出したコネクタ
部を有したことで、前記端子は複数の端子を半田付けし
て繋ぐことが不要となり、端子の本数を半減させること
ができ、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減
させることができると共に、電気接続部分の信頼性を向
上させることができる。また、ポテンシヨメータは、窪
みの底面に抵抗基板を配置したので、ケースの上下窪み
間にある節状の部分を該抵抗基板で共用することがで
き、該抵抗基板分の厚さを薄くすることができる。
記載の発明において、前記ケースは、前記ロータを回動
可能に収納する窪みを有すると共に、該窪みの底面に前
記抵抗基板を配置し、かつ前記端子を突出したコネクタ
部を有したことで、前記端子は複数の端子を半田付けし
て繋ぐことが不要となり、端子の本数を半減させること
ができ、部品点数及び組付工数を削減し、コストを低減
させることができると共に、電気接続部分の信頼性を向
上させることができる。また、ポテンシヨメータは、窪
みの底面に抵抗基板を配置したので、ケースの上下窪み
間にある節状の部分を該抵抗基板で共用することがで
き、該抵抗基板分の厚さを薄くすることができる。
【0045】請求項6の発明は、前記請求項3、又は4
記載の発明において、前記ロータは、軸部を一体形成
し、該軸部は、前記ケースに設けた抵抗基板の軸受を挿
通し、前記レバーに軸止したことで、部品点数を削減す
ると共に、ロータと軸部との位置決め誤差を解消させる
ことができ、ポテンシヨメータの精度を向上させること
ができる。
記載の発明において、前記ロータは、軸部を一体形成
し、該軸部は、前記ケースに設けた抵抗基板の軸受を挿
通し、前記レバーに軸止したことで、部品点数を削減す
ると共に、ロータと軸部との位置決め誤差を解消させる
ことができ、ポテンシヨメータの精度を向上させること
ができる。
【0046】請求項7の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記ロータは、下面に前記摺動接片を配設
して、前記ケースの窪みの底面を構成する前記抵抗基板
の盤面に対向して配置し、該ロータの上面には、前記ケ
ースの窪みを閉塞する蓋部材を配設したことで、ケース
の窪みの空間内に従来存在していた抵抗基板や該抵抗基
板を保持するための部材が不要となるので、それらを低
減して窪み内をシンプル化して、それらの高さ分を低く
した薄型のポテンシヨメータを提供することができる。
明において、前記ロータは、下面に前記摺動接片を配設
して、前記ケースの窪みの底面を構成する前記抵抗基板
の盤面に対向して配置し、該ロータの上面には、前記ケ
ースの窪みを閉塞する蓋部材を配設したことで、ケース
の窪みの空間内に従来存在していた抵抗基板や該抵抗基
板を保持するための部材が不要となるので、それらを低
減して窪み内をシンプル化して、それらの高さ分を低く
した薄型のポテンシヨメータを提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、分解斜視図
である。
である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、抵抗基板の
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、抵抗基板の
中央拡大断面図である。
中央拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、ケースの製
造工程を示す分解斜視図である。
造工程を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面で、ケースの拡
大断面図である。
大断面図である。
1 ケース 1a 窪み 1b コネクタ部 1e 底面 2 抵抗基板 2a 軸受 2b 端子 2c 盤面 2d 抵抗体 2e 導電体部 2f コネクタ端子 3 レバー 4 コイルばね 4a 一端 4b 他端 5 ロータ 5a 軸部 7 摺動接片 9 バネ座金 10 蓋部材
Claims (7)
- 【請求項1】 ケース(1)と、該ケース(1)に固定
した抵抗基板(2)と、該抵抗基板(2)に摺接する摺
動接片(7)を有するロータ(5)と、該ロータ(5)
に設け前記ケース(1)に回動可能に軸支した軸部(5
a)と、該軸部(5a)のロータ(5)の保持側と反対
側部分に配置したレバー(3)と、一端(4a)を前記
ケース(1)に係止し、他端(4b)を前記レバー
(3)に係止したコイルばね(4)と、を備えたポテン
シヨメータにおいて、 前記抵抗基板(2)は、前記ロータ(5)の軸部(5
a)を回動自在に軸支する軸受(2a)を有することを
特徴とするポテンシヨメータ。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記軸受(2a)は、金属で形成すると共に、 前記抵抗基板(2)は、前記軸受(2a)を樹脂でイン
サート成形したことを特徴とするポテンシヨメータ。 - 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記抵抗基板(2)は、端子(2b)を樹脂でインサー
ト成形すると共に、前記軸受(2a)を中心として盤面
(2c)に略円弧状に抵抗体(2d)を配設し、 前記端子(2b)は、一端を前記抵抗基板(2)の盤面
(2c)上に露出して抵抗体(2d)に接続する導電体
部(2e)を有し、他端に前記抵抗基板(2)の側面か
ら突出したコネクタ端子(2f)を有したことを特徴と
するポテンシヨメータ。 - 【請求項4】 前記請求項3記載の発明において、 前記抵抗基板(2)は、前記ケース(1)にインサート
成形したことを特徴とするポテンシヨメータ。 - 【請求項5】 前記請求項3、又は4記載の発明におい
て、 前記ケース(1)は、前記ロータ(5)を回動可能に収
納する窪み(1a)を有すると共に、該窪み(1a)の
底面(1e)に前記抵抗基板(2)を配置し、かつ前記
端子(2b)を突出したコネクタ部(1b)を有したこ
とを特徴とするポテンシヨメータ。 - 【請求項6】 前記請求項3、又は4記載の発明におい
て、 前記ロータ(5)は、軸部(5a)を一体形成し、 該軸部(5a)は、前記ケース(1)に設けた抵抗基板
(2)の軸受(2a)を挿通し、前記レバー(3)に軸
止したことを特徴とするポテンシヨメータ。 - 【請求項7】 前記請求項5記載の発明において、 前記ロータ(5)は、下面に前記摺動接片(7)を配設
して、前記ケース(1)の窪み(1a)の底面(1e)
を構成する前記抵抗基板(2)の盤面(2c)に対向し
て配置し、 該ロータ(5)の上面には、前記ケース(1)の窪み
(1a)を閉塞する蓋部材(10)を配設したことを特
徴とするポテンシヨメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051652A JP2001241970A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | ポテンシヨメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051652A JP2001241970A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | ポテンシヨメータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001241970A true JP2001241970A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18573278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000051652A Abandoned JP2001241970A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | ポテンシヨメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001241970A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249653A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | センサ装置 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051652A patent/JP2001241970A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249653A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | センサ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070228 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070803 |