JPH0739337Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH0739337Y2 JPH0739337Y2 JP11409989U JP11409989U JPH0739337Y2 JP H0739337 Y2 JPH0739337 Y2 JP H0739337Y2 JP 11409989 U JP11409989 U JP 11409989U JP 11409989 U JP11409989 U JP 11409989U JP H0739337 Y2 JPH0739337 Y2 JP H0739337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- circuit board
- spacer
- hole
- connecting means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Brushless Motors (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレスモータについて、特に磁気ディスク
装置や光偏向スキャナー等に使用されるアウターロータ
構造のブラシレスモータに関するものである。
装置や光偏向スキャナー等に使用されるアウターロータ
構造のブラシレスモータに関するものである。
従来のアウターロータ構造のブラシレスモータにおいて
は、軸とステータと回路基板とを組付ける場合、第6図
に示す様に、まず、ステータaと回路基板bとを図示省
略の位置決め治具にて固定し、その後ステータaの孔c
及び回路基板bの貫通孔dに軸eを挿入し、接着剤によ
って接着固定すると共にリングfを軸eの凹周溝iに嵌
合させていた。その後、ステータaにおけるアマチュア
コイルのリード線gを、基板bに設けられた孔hに挿入
し、はんだ付けにて接着剤していた。jはステータaと
回路基板bとの間に介在されるスペーサである。
は、軸とステータと回路基板とを組付ける場合、第6図
に示す様に、まず、ステータaと回路基板bとを図示省
略の位置決め治具にて固定し、その後ステータaの孔c
及び回路基板bの貫通孔dに軸eを挿入し、接着剤によ
って接着固定すると共にリングfを軸eの凹周溝iに嵌
合させていた。その後、ステータaにおけるアマチュア
コイルのリード線gを、基板bに設けられた孔hに挿入
し、はんだ付けにて接着剤していた。jはステータaと
回路基板bとの間に介在されるスペーサである。
従って、従来では、アマチュアコイルのリード線gを、
回路基板bに接続するためには、ステータaと回路基板
bとの位置決め調整工程を経て行う必要があった。
回路基板bに接続するためには、ステータaと回路基板
bとの位置決め調整工程を経て行う必要があった。
このため、リード線gの線長は、回路基板b上の所定の
孔hまでの必要距離に加え、位置決め調整のための「遊
び」距離が必要であった。
孔hまでの必要距離に加え、位置決め調整のための「遊
び」距離が必要であった。
そしてリード線gの線長が必要以上に長くなることは、
回路基板b上の孔hへの挿入が面倒となり、工数がかか
るだけでなく、接続後も余分なリード線gが回路基板b
上に撓むことから、他の電子部品に接触する等の問題も
あった。
回路基板b上の孔hへの挿入が面倒となり、工数がかか
るだけでなく、接続後も余分なリード線gが回路基板b
上に撓むことから、他の電子部品に接触する等の問題も
あった。
そこで、本考案では位置決め用治具を必要とせずにステ
ータと回路基板との位置決めを容易に行うことができ、
かつ、ステータにおけるアマチュアコイルのリード線と
回路基板に容易に接続できるブラシレスモータを提供す
ることを目的とする。
ータと回路基板との位置決めを容易に行うことができ、
かつ、ステータにおけるアマチュアコイルのリード線と
回路基板に容易に接続できるブラシレスモータを提供す
ることを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案に係るブラシレス
モータは、軸にステータと回路基板を配設し、少なくと
も軸の一端部に軸受を介して回転自在に支承するロータ
ヨークを設け、該ロータヨークは少なくともステータを
内包する円筒形状であり、該ロータヨークの内周面にス
テータと面対向させるようにロータマグネットを配設し
た構造を持つブラシレスモータにおいて、 該ステータと該回路基板との間には、スペーサが介在さ
れ、 該ステータ及び該スペーサには両者を所定の角度位置関
係に連結するための第1の連結手段が設けられ、 該スペーサ及び該回路基板には両者を所定の角度位置関
係に連結するための第2の連結手段が設けられ、 また、該回路基板には貫通孔が形成されており、 該第1の連結手段及び該第2の連結手段を介して該ステ
ータ、該スペーサ及び該回路基板を連結すると、該ステ
ータにおけるアマチュアコイルのリード端末部が該貫通
孔を挿通するものである。
モータは、軸にステータと回路基板を配設し、少なくと
も軸の一端部に軸受を介して回転自在に支承するロータ
ヨークを設け、該ロータヨークは少なくともステータを
内包する円筒形状であり、該ロータヨークの内周面にス
テータと面対向させるようにロータマグネットを配設し
た構造を持つブラシレスモータにおいて、 該ステータと該回路基板との間には、スペーサが介在さ
れ、 該ステータ及び該スペーサには両者を所定の角度位置関
係に連結するための第1の連結手段が設けられ、 該スペーサ及び該回路基板には両者を所定の角度位置関
係に連結するための第2の連結手段が設けられ、 また、該回路基板には貫通孔が形成されており、 該第1の連結手段及び該第2の連結手段を介して該ステ
ータ、該スペーサ及び該回路基板を連結すると、該ステ
ータにおけるアマチュアコイルのリード端末部が該貫通
孔を挿通するものである。
ステータ、スペーサ及び回路基板は、第1の連結手段及
び第2の連結手段を介してそれらの角度位置が決まる。
び第2の連結手段を介してそれらの角度位置が決まる。
予め、該角度位置関係はアマチュアコイルのリード端末
部が該回路基板に形成された貫通孔を挿通する位置とし
ておく。
部が該回路基板に形成された貫通孔を挿通する位置とし
ておく。
該スペーサを介して該ステータと該回路基板を連結固定
すると、アマチュアコイルのリード端末部は、該回路基
板の貫通孔に挿通され、該回路基板上の電極部に電気的
に接続される。
すると、アマチュアコイルのリード端末部は、該回路基
板の貫通孔に挿通され、該回路基板上の電極部に電気的
に接続される。
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳述する。
第1図は、本考案に係るブラシレスモータを示す断面図
であり、軸1の右側部分は、その表面部を示す。
であり、軸1の右側部分は、その表面部を示す。
このモータは、軸1と、該軸1に外嵌されるステータ2
と、該軸1に軸受3aを介して回転自在に枢支されるロー
タヨーク4と、該ロータヨーク4に固着されるハブ5
と、ロータヨーク4の内周面に固着されるロータマグネ
ット6と、ヨーク4と軸受36との間に介装されるブッシ
ュ7と、ヨーク4の一端開口に取付けられる磁性流体シ
ール8と、ブッシュ7に取付けられる磁性流体シール9
と、軸1に外嵌される回路基板10と、回路基板10の周縁
部に配設されるホール素子25と、ホール素子25に体面す
るヨーク4の内周面に固着されるセンサマグネット24
と、を備えている。
と、該軸1に軸受3aを介して回転自在に枢支されるロー
タヨーク4と、該ロータヨーク4に固着されるハブ5
と、ロータヨーク4の内周面に固着されるロータマグネ
ット6と、ヨーク4と軸受36との間に介装されるブッシ
ュ7と、ヨーク4の一端開口に取付けられる磁性流体シ
ール8と、ブッシュ7に取付けられる磁性流体シール9
と、軸1に外嵌される回路基板10と、回路基板10の周縁
部に配設されるホール素子25と、ホール素子25に体面す
るヨーク4の内周面に固着されるセンサマグネット24
と、を備えている。
しかして、ステータ2と回路基板10とは、スペーサ11を
介して連結されている。
介して連結されている。
ここでスペーサ11とは、例えば第2図乃至第4図に示す
様に、完全なリング体ではなく、一部に欠損部12を有す
るC字形状をしたプラスチックで形成されている。そし
て、このスペーサ11には、ステータ対応面13から突出し
て設けられたステータ用位置決めピン14、及び、基板対
応面15から突出して設けられた基板用位置決めピン16が
設けられている。具体的には、本実施例において、両位
置決めピン14,16は、スペーサ11に設けられる貫通孔18
に挿通固着される金属製のピンである挿入杆17から形成
されるものであって、挿入杆17のうち、ステータ対応面
13からステータ2側へ突出した部分をステータ用位置決
めピン14とし、基板対応面15から基板10側へ突出した部
分を基板用位置決めピン16としている。なお、貫通孔18
は周方向に沿って120°ピッチにて3個設けられ、各ピ
ン14,16は夫々3本づつ設けられている。
様に、完全なリング体ではなく、一部に欠損部12を有す
るC字形状をしたプラスチックで形成されている。そし
て、このスペーサ11には、ステータ対応面13から突出し
て設けられたステータ用位置決めピン14、及び、基板対
応面15から突出して設けられた基板用位置決めピン16が
設けられている。具体的には、本実施例において、両位
置決めピン14,16は、スペーサ11に設けられる貫通孔18
に挿通固着される金属製のピンである挿入杆17から形成
されるものであって、挿入杆17のうち、ステータ対応面
13からステータ2側へ突出した部分をステータ用位置決
めピン14とし、基板対応面15から基板10側へ突出した部
分を基板用位置決めピン16としている。なお、貫通孔18
は周方向に沿って120°ピッチにて3個設けられ、各ピ
ン14,16は夫々3本づつ設けられている。
しかして、ステータ2のステータコア2bには、ステータ
用位置決めピン14が挿入される孔部19が設けられ、回路
基板10には、基板用位置決めピン16が挿入される孔部20
が設けられている。具体例では、各孔部19と各ピン14が
第1の連結手段を構成し、各孔部20と各ピン16が第2の
連結手段を構成し、これら孔部19,20に対応する各ピン1
4,16が挿入され、ステータ2と回路基板10とがスペーサ
11を介して連結固定される。21は位置決めピン16を回路
基板10に固着するためのろう付部である。
用位置決めピン14が挿入される孔部19が設けられ、回路
基板10には、基板用位置決めピン16が挿入される孔部20
が設けられている。具体例では、各孔部19と各ピン14が
第1の連結手段を構成し、各孔部20と各ピン16が第2の
連結手段を構成し、これら孔部19,20に対応する各ピン1
4,16が挿入され、ステータ2と回路基板10とがスペーサ
11を介して連結固定される。21は位置決めピン16を回路
基板10に固着するためのろう付部である。
次に、ステータ2とスペーサ11と回路基板10とを組付け
る方法を説明する。
る方法を説明する。
まず、第5図(I)に於いて、アマチュアコイル29のリ
ード端末部27を軸方向に並行に伸ばして、整形してお
き、リード端末部27の根元部分31を接着剤等でステータ
コア2aに固定しておく。この場合、該リード端末部27
は、組付け後の回路基板10の挿通孔30の所定位置に挿通
するよう、予め設定してあるものとし、また適切な寸法
に処理しておく。
ード端末部27を軸方向に並行に伸ばして、整形してお
き、リード端末部27の根元部分31を接着剤等でステータ
コア2aに固定しておく。この場合、該リード端末部27
は、組付け後の回路基板10の挿通孔30の所定位置に挿通
するよう、予め設定してあるものとし、また適切な寸法
に処理しておく。
尚、該リード端末部27の整形及び固定処理は、巻線処理
の後に上記の他、アマチュアコイル2aの巻線部29に、樹
脂モールドなどで覆うようにしてもよい。
の後に上記の他、アマチュアコイル2aの巻線部29に、樹
脂モールドなどで覆うようにしてもよい。
次に、ステータ用各位置決めピン14…をステータコア2b
の孔部19…に挿入し、ステータ2にスペーサ11を組付け
る。かく組付けると、ステータコア2bの孔22の中心とス
ペーサ11の中心とは一致する。
の孔部19…に挿入し、ステータ2にスペーサ11を組付け
る。かく組付けると、ステータコア2bの孔22の中心とス
ペーサ11の中心とは一致する。
次に、第5図(II)に示す様に、ステータコア2bの孔22
及びスペーサ11に軸1を挿入し、該軸1をステータ2に
接着固定する。その後、第5図(III)に示す様に、回
路基板10の貫通孔23に軸1を挿入して、各基板回路位置
決めピン16…を基板10の孔部20に挿入する。そして、基
板10の裏面10aから突出した位置決めピン16…をろう付
けして、ろう付け部21を形成し、該、ピン16…を該基板
10に取付ける。この場合、位置決めピン16を長さ寸法L
は、基板10の肉厚寸法Tより大きく設定するのが好まし
い。
及びスペーサ11に軸1を挿入し、該軸1をステータ2に
接着固定する。その後、第5図(III)に示す様に、回
路基板10の貫通孔23に軸1を挿入して、各基板回路位置
決めピン16…を基板10の孔部20に挿入する。そして、基
板10の裏面10aから突出した位置決めピン16…をろう付
けして、ろう付け部21を形成し、該、ピン16…を該基板
10に取付ける。この場合、位置決めピン16を長さ寸法L
は、基板10の肉厚寸法Tより大きく設定するのが好まし
い。
該基板10をかく取付けると、アマチュアコイル2aのリー
ド端末部27は、基板10の所定位置に形成された貫通孔30
に自動的に挿通される。そして、基板10の裏面10aから
突出したリード端末部27…をろう付け等で基板10の電極
部(図省略)に接続し、かくすることにより、アマチュ
アコイル2aが回路基板10に電気的に接続される。
ド端末部27は、基板10の所定位置に形成された貫通孔30
に自動的に挿通される。そして、基板10の裏面10aから
突出したリード端末部27…をろう付け等で基板10の電極
部(図省略)に接続し、かくすることにより、アマチュ
アコイル2aが回路基板10に電気的に接続される。
上述の如く、ステータ2と軸1とスペーサ11と回路基板
10とを組付けると、これらは第1の連結手段及び第2の
連結手段を介して一体的に固定され、しかも、ステータ
2と回路基板10との角度位置関係は、ずれることが実質
上無く常に決められた所定の角度位置関係となる。そし
てリード端末部27は、回路基板10の貫通孔30に挿通さ
れ、しかも、適切な寸法で接続される。
10とを組付けると、これらは第1の連結手段及び第2の
連結手段を介して一体的に固定され、しかも、ステータ
2と回路基板10との角度位置関係は、ずれることが実質
上無く常に決められた所定の角度位置関係となる。そし
てリード端末部27は、回路基板10の貫通孔30に挿通さ
れ、しかも、適切な寸法で接続される。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で設計自由である。例えば、スペー
サ11について、ステータ用位置決めピン14と基板用位置
決めピン16は実施例では同一部材(金属製ピンである挿
入杆17)から形成されているが、夫々別部材にて形成す
るも自由であり、各ピン14,16の数も3本に限るもので
はなく、その増減は自由である。そして、基板用位置決
めピン16の基板10への取付けには、ろう付けを始め、そ
の材質に応じて融着その他の種々の方法が採用できる。
また、スペーサ11及びピン14,16の材質としては、金属
製であっても或いは、プラスチック、セラミック等であ
っても耐熱性に優れたものであれば特に限定されない。
旨を逸脱しない範囲で設計自由である。例えば、スペー
サ11について、ステータ用位置決めピン14と基板用位置
決めピン16は実施例では同一部材(金属製ピンである挿
入杆17)から形成されているが、夫々別部材にて形成す
るも自由であり、各ピン14,16の数も3本に限るもので
はなく、その増減は自由である。そして、基板用位置決
めピン16の基板10への取付けには、ろう付けを始め、そ
の材質に応じて融着その他の種々の方法が採用できる。
また、スペーサ11及びピン14,16の材質としては、金属
製であっても或いは、プラスチック、セラミック等であ
っても耐熱性に優れたものであれば特に限定されない。
また、リード端末部27についても、考案の要旨を逸脱し
ない範囲で設計自由である。例えば、第7図のように、
ステータコア2bに所定寸法の導電性のピン32を接着剤等
で固着し、巻線処理時にアマチュアコイル2aの巻線リー
ド部33をピン32にラッピングし、この導電性のピン32を
リード端末部27と利用してもよい。また、第8図に於い
ては、スペーサ11にリード端末部27として作用する導電
ピン32を一体成形して、巻線リード線33をラッピングし
ている。更に、第9図では、導電ピン32及び位置決めピ
ン16の各々に於いて、基板10に挿通される部位に弾性変
形可能な折り返し部34を設けて固着している。このよう
に、リード端末部の部材や形成方法は特定のものに限定
されず、また数量の増減なども自由である。
ない範囲で設計自由である。例えば、第7図のように、
ステータコア2bに所定寸法の導電性のピン32を接着剤等
で固着し、巻線処理時にアマチュアコイル2aの巻線リー
ド部33をピン32にラッピングし、この導電性のピン32を
リード端末部27と利用してもよい。また、第8図に於い
ては、スペーサ11にリード端末部27として作用する導電
ピン32を一体成形して、巻線リード線33をラッピングし
ている。更に、第9図では、導電ピン32及び位置決めピ
ン16の各々に於いて、基板10に挿通される部位に弾性変
形可能な折り返し部34を設けて固着している。このよう
に、リード端末部の部材や形成方法は特定のものに限定
されず、また数量の増減なども自由である。
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する
効果を奏する。
効果を奏する。
回路基板10はステータ2にスペーサ11を介して連結され
るので、該基板10を連結する為の接着剤を必要とせず、
組立ての際の作業時間の短縮を図れる。また、ステータ
2と回路基板10の相対的な角度位置が第1の連結手段及
び第2の連結手段を介して自動的に出来るので、従来の
様に位置決め治具を使用する必要が全く無くなり、簡単
な装着作業でホール素子25などの位置検出器の位置を正
確なものとすることが出来る。更に、ステータ2、スペ
ーサ11及び基板10を単に連結するという簡単な作業でも
ってリード端末部27の基板10への挿通及び接続が達成さ
れ、結果として作業性の向上及びコストの低減に寄与す
る。また、リード端末部27の寸法を適切に設定すること
により、基板10の他の電子部品等との接触事故なども避
けられ、さらに、他のノイズを拾うことも少なくなり信
頼性の向上が図れる。
るので、該基板10を連結する為の接着剤を必要とせず、
組立ての際の作業時間の短縮を図れる。また、ステータ
2と回路基板10の相対的な角度位置が第1の連結手段及
び第2の連結手段を介して自動的に出来るので、従来の
様に位置決め治具を使用する必要が全く無くなり、簡単
な装着作業でホール素子25などの位置検出器の位置を正
確なものとすることが出来る。更に、ステータ2、スペ
ーサ11及び基板10を単に連結するという簡単な作業でも
ってリード端末部27の基板10への挿通及び接続が達成さ
れ、結果として作業性の向上及びコストの低減に寄与す
る。また、リード端末部27の寸法を適切に設定すること
により、基板10の他の電子部品等との接触事故なども避
けられ、さらに、他のノイズを拾うことも少なくなり信
頼性の向上が図れる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図はスペ
ーサの拡大平面図、第3図はスペーサの拡大側面図、第
4図はスペーサの要部拡大断面図、第5図は組立て方法
を説明する断面図、第6図は従来例を示す分解斜視図、
第7図及び第9図は他の実施例を示すものである。 2…アマチュアコイル 10…回路基板 11…リング状スペーサ 14…アマチュアコイル用位置決めピン 16…基板用位置決めピン 27…リード端末部
ーサの拡大平面図、第3図はスペーサの拡大側面図、第
4図はスペーサの要部拡大断面図、第5図は組立て方法
を説明する断面図、第6図は従来例を示す分解斜視図、
第7図及び第9図は他の実施例を示すものである。 2…アマチュアコイル 10…回路基板 11…リング状スペーサ 14…アマチュアコイル用位置決めピン 16…基板用位置決めピン 27…リード端末部
Claims (1)
- 【請求項1】軸にステータと回路基板を配設し、少なく
とも軸の一端部に軸受を介して回転自在に支承するロー
タヨークを設け、該ロータヨークは少なくともステータ
を内包する円筒形状であり、該ロータヨークの内周面に
ステータと面対向させるようにロータマグネットを配設
した、構造を持つブラシレスモータにおいて、 該ステータと該回路基板との間には、スペーサが介在さ
れ、 該ステータ及び該スペーサには両者を所定の角度位置関
係に連結するための第1の連結手段が設けられ、 該スペーサ及び該回路基板には両者を所定の角度位置関
係に連結するための第2の連結手段が設けられ、 また、該回路基板には貫通孔が形成されており、 該第1の連結手段及び該第2の連結手段を介して該ステ
ータ、該スペーサ及び該回路基板を連結すると、該ステ
ータにおけるアマチュアコイルのリード端末部が該貫通
孔を挿通する、 ことを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11409989U JPH0739337Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11409989U JPH0739337Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354366U JPH0354366U (ja) | 1991-05-27 |
JPH0739337Y2 true JPH0739337Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31662485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11409989U Expired - Fee Related JPH0739337Y2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739337Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08228444A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 錫不含電着塗装磁性芯 |
DE102008060262B4 (de) * | 2008-12-03 | 2018-08-16 | Nidec Motors & Actuators (Germany) Gmbh | Sensorsystem für elektrische Maschinen mit mehrpoligen Sensormagneten und mindestens einem Hall-IC |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP11409989U patent/JPH0739337Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354366U (ja) | 1991-05-27 |
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