JPS6210965Y2 - - Google Patents

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JPS6210965Y2
JPS6210965Y2 JP3482582U JP3482582U JPS6210965Y2 JP S6210965 Y2 JPS6210965 Y2 JP S6210965Y2 JP 3482582 U JP3482582 U JP 3482582U JP 3482582 U JP3482582 U JP 3482582U JP S6210965 Y2 JPS6210965 Y2 JP S6210965Y2
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JP
Japan
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insulating substrate
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resistor
opening
sliding
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JP3482582U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は摺動体の回動角に対応した抵抗値が
取出し端子間に得られる可変抵抗器に関するもの
である。
摺動体を回動させその回動角に対応した抵抗値
を得るようにされた可変抵抗器が各分野において
使用されている。
第1図においてその断面構造を示すのは、従来
使用されているこの種の可変抵抗器の例であり、
ほゞ板状の例えばセラミツクからなる絶縁基板1
1の中心部に開口12が形成され、この開口12
を囲むようにして絶縁基板11上に開リング状抵
抗体13が例えば印刷の手段で形成される。この
抵抗体13の開リング状端部に電気的に接続する
ようして絶縁基板11上に電極部10−1,10
−2が形成されている。それぞれ電極部10−
1,10−2の中央に導出端子取付孔9−1,9
−2が板面を貫通して形成される。
開口13とほゞ同一形状の開口14が形成され
た導電材の接点導出端子15が形成され、この接
点導出端子15の開口14を絶縁基板11の開口
12に一致させるようにして絶縁基板11の抵抗
体13が形成されている面に対向する面に接点導
出端子15を対接配設させる。絶縁基板11上に
は取付孔9−1,9−2に挟まれその中間位置に
取付孔9−3が形成されている。接点導出端子1
5の板面の一部が切起されて突片17が形成さ
れ、この突片17が取付孔9−3内に挿入される
ようにして接点導出端子15が絶縁基板11に対
して固定配設される。必要に応じて取付孔9−3
部分において半田付処理が行なわれる。
取付孔9−1,9−2にそれぞれ挿入配設され
るほゞ板状の抵抗体導出端子21,22が導電材
で形成される。抵抗体導出端子21はその一端が
板面の側方に一体に延長され、その延長された部
分の一端は板面に直角に屈曲されて突片23が形
成される。この突片23に対向するようにして延
長部の他端が突片23に平行に屈曲されて突片2
4が形成される。突片23及び24の対向する内
面間距離は、絶縁基板11の取付孔9−1の中心
と、絶縁基板11の電極部10−1,10−2が
導出される共通端板8間との距離にほゞ等しく設
定される。抵抗体導出端子22は抵抗体導出端子
21に対して鏡面対称に突片25,26が形成さ
れたものとされる。
抵抗体導出端子21及び22の突片23,25
をそれぞれ取付孔9−1,9−2内に挿入するよ
うにして絶縁基板11に対して抵抗体導出端子2
1,22を取り付ける。この取り付け状態におい
ては抵抗体導出端子21及び22の突片24,2
6は絶縁基板11の電極部10−1,10−2が
導出される共通端板8に対接配設される。突片2
4,26の端部をそれぞれ取付孔9−1,9−2
方向に屈曲させて絶縁基板11に対して抵抗体導
出端子21及び22をかしめ付けるようにして固
定させる。必要に応じて取付孔9−1,9−2部
分において半田付処理を行なう。
一方、摺動体30が例えばばね用リン青銅板で
外形がほゞ円板状に形成され、その中心の廻りに
開口31が形成され、摺動体30の板面の一部が
この開口31にほゞ同心円弧状に切込まれて、切
込み32が形成される。この切込み32に沿つて
摺動体30の板面の一部には弾性偏倚性を有する
接触部33が形成される。摺動体30の切込み3
2近傍の端部が延長され、この延長された部分に
取付孔34が形成される。
この取付孔34に挿入して取り付けられる接点
35が例えばカーボンで形成され接点35の一端
側に形成された小径部36の外径を、取付孔34
の内径より僅かに小さく設定し、この小径部36
で接点35が摺動子30に対して取り付けられ
る。
例えば絶縁性のエポキシ樹脂でほゞ円板状の回
転体40が形成され、この回転体40の中心位置
には開口41が形成される。回転体40の円周に
沿つてドライバ調整用切込み42及び接点収容切
込み43が形成される。導電体ではほゞリング状
の管体44が形成され、管体44の内径は絶縁基
板11の開口12の内径にほゞ等しく設定され、
その外径は開口12の内径に比して充分大きく設
定されている。一方導電体でほゞ円筒状の軸体4
5が形成され、この筒体45の一端部には一体に
絶縁基板11の開口12の内径よりも充分に大き
な外径の円板体46が形成される。
接点導出端子15、抵抗体導出端子21,22
がそれぞれ取り付けられた絶縁基板11に対して
その開口12の周囲にその開口位置を一致させて
管体44を配設させ、この管体44上に接点35
を取り付けた摺動体30を開口31を管体44の
開口位置に合わせるようにして配設させる。この
状態で摺動体30に取り付けられた接点35の端
部が絶縁基板11上に形成された抵抗体13上に
位置するように接点35及び管体44の形状が設
定されている。この摺動体30上に開口41を摺
動体30の開口31に一致させるようにして回転
体40を配設する。
絶縁基板11の抵抗体13が形成されている面
と対向する面側から開口12を貫通するようにし
て軸体45を挿入する。軸体45の円筒部分の外
径は管体44の開口内径よりも僅かに小さく設定
されている。開口12から挿入された軸体45は
接点導出端子15の開口14、管体44の開口、
摺動体30の開口31及び回転体40の開口41
を貫通して配設され、その円板体46が接点導出
端子15と電気的に接触した状態でその端部側が
回転体40の開口41から突出した状態で配設さ
れる。この開口41からの突出部分が半径外側方
向に屈曲され、この屈曲された部分で軸体45は
回転体40に対してかしめ付け固定される。
このようにして絶縁基板11に接点導出端子1
5、抵抗体導出端子21,22が取り付けられた
状態で絶縁基板11、管体44、摺動体30、回
転体40が軸体45により挟持されるようにして
組付けられる。この組付け状態において、回転体
40のドライバ調整用切込み42にドライバを差
し込んで回転体40を回動させると摺動体30が
その接点35を絶縁基板11上に形成された抵抗
体13上を接触摺動させるようにして中心軸の廻
りに回動することになる。
この組付け状態において接点35、摺動体30
の接触部33の面、この面と接触する管体44の
接触面、この管体44の内周面と接触する軸体4
5に接触する接点導出端子15とがそれぞれ電気
的に接触した状態とされるので、摺動体30の回
動位置により設定される抵抗値が接点導出端子1
5と抵抗体導出端子21もしくは22間に得られ
ることになる。
しかし、この従来使用されている可変抵抗器に
おいては、摺動体30の接触部33の面と管体4
4の接触部33との接触面が電気的に接触した状
態において、管体44の内周面と軸体45の外周
面間に僅かな間〓が存在することがあり、この間
〓の存在のために接点導出端子15と抵抗体導出
端子21もしくは22間において正確な設定抵抗
値が導出されないことがある。特に部品精度にば
らつきが存在する場合に、この間隙が生ずること
になるので、この種の従来使用されている可変抵
抗器においては製造上その部品精度に充分留意す
る必要があつた。
この考案は上述の従来使用されている可変抵抗
器における難点を解決し、電気部品間の組付配設
時における電気的接触を確実に行なわせるように
して、接点導出端子と抵抗体導出端子間に常に摺
動体の回動位置に対応した抵抗値が正確に得られ
るような構造を実現した可変抵抗器を提供するも
のである。
この考案の可変抵抗器によると絶縁基板上に開
リング状抵抗体が形成され、絶縁基板のほゞ中央
部には開リング状抵抗体と接しないようにして管
座が配設される。この管座上に接するようにして
開リング状抵抗体と電気的に接触して回動可能な
摺動体が配設され、この摺動体上には管座の軸心
を中心として回動可能な回転体が配設される。管
座の内側には絶縁基板、摺動体及び回転体を貫通
して配設され、その両突出端部により絶縁基板、
摺動体及び回転体を挟持する導電体の軸体が同軸
心的に配設される。又この考案においては管座の
内周面から一体に軸体の外周面に沿つて軸体の一
端側に延長形成され、その延長端部に軸体の一方
の挟持部分に圧接される圧接部が形成されてい
る。
以下、この考案の可変抵抗器をその実施例に基
づき図面を使用して詳細に説明する。
第3図及至第6図において、第1図及び第2図
に示す従来使用されている可変抵抗器と同一部分
に対して同一符号を付してその構成を示したのは
この考案の可変抵抗器の実施例である。第5図の
組立図で明らかなように、この考案の実施例にお
いては管体44が広径部51に細径部52が一体
に連続して形成された形状に形成される。この管
体44の軸心を貫通して軸体45の円筒部分の外
径より僅かに大きな内径の開口53が形成され
る。
実施例においては接点導出端子15、抵抗体導
出端子21,22を取り付けた絶縁基板11上に
おいて開口12の廻りに管体44の広径部51を
配設する。この管体44の細径部52に対して摺
動体30の開口31を嵌合し、摺動体30の接触
部33を管体44の広径部51の細径部52との
境界平面上に電気的に接触した状態で配設する。
摺動体30上に管体44の細径部52に開口4
1を挿入するようにして回転体40を装着させ
る。この装着状態において回転体40の開口41
からは管体44の細径部52が突出した状態で配
設される。絶縁基板1の抵抗体13が形成された
面に対向する面側から開口12に対して筒体45
を挿入する。この挿入状態において回転体40の
開口41からは挿入された軸体45の端部が突出
した状態で配設されている。
回転体40の面上において、突出配設されてい
る管体44及び軸体45を開口41の半径外側方
向に屈曲し、回転体40に対して管体44をかし
め付ける。この回転体40に対してかしめ付けら
れた管体44に対してその内側に位置する軸体4
5をその半径外側方向に屈曲し軸体45を管体4
4に対してかしめ付けて固定する。
即ち、軸体45は絶縁基板11、摺動体30、
回転体40を貫通するようにして配設され、その
両突出端部によつて絶縁基板11、摺動体30、
回転体40が挟持されることになる。又軸体44
の細径部52は軸体45の外周面に沿つて軸体4
5の一端側に延長されその延長端部に軸体45の
一方の挟持部分に圧接される圧接部が形成されて
いる。
このような構成状態においては、摺動体30の
接触部33が管体44の広径部51の平面部に電
気的に完全に接触した状態となり、更に管体44
がその回転体40から突出した端部において、軸
体45の端部とからしめ付けられた状態で完全に
電気的に接触される。
従つて接点35、摺動体30、摺動体30の接
触部33、管体44、軸体45及び接点導出端子
15が完全に電気的に接触された状態となり、管
体44の内周面と軸体45の外周面間に空隙が存
在することの有無にかかわらず、接点導出端子1
5と抵抗体導出端子21もしくは22との間に摺
動体30の回動位置で設定される抵抗値が安定に
取り出される。
このためにこの考案によると製作時において管
体44と軸体45の部品製作精度に特別の留意を
はらうことが不用となり、可変抵抗器の製作効率
が大幅に向上する。
第6図に示すのはこの考案の可変抵抗器の他の
実施例に使用する部品の構成を示すもので、接点
導出端子15と軸体45が一体化された構造とな
つている。従つて抵抗体導出端子21及び22を
取り付けた絶縁基板11に対して管体44、接点
35を取り付けた摺動体30及び回転体40を載
置した状態において、接点導出端子15と軸体4
5が一体化された部品50を絶縁基板11の開口
12に挿入すると、突片17が取付孔9−3内に
位置した状態で、部品50の円筒突出部が管体4
4内に位置して回転体40の開口41から突出配
設される。
この状態で前述のように回転体40に対して管
体44を開口41の半径外側方向に屈曲してかし
め付け、この屈曲された管体44に対して部品5
0の円筒突出部を同様に開口41の半径外側方向
に屈曲してかしめ付ける。
なお各実施例の変形として摺動体30と接点3
5が一体に形成された構造のものも実現可能であ
る。又、この考案において実施例に示したものと
は逆に軸体45と管体44の圧接かしめを絶縁基
板11の接点導出端子15側で行なうような構成
とすることも可能である。
以上詳細に説明したように、この考案によると
製作上構成部品の製作精度に対して特別な配慮を
する必要がなく、組付け状態において電気的接触
が必要な部品間の完全な電気的接触状態を保持し
て接点導出端子と抵抗体導出端子間に摺動体の回
動位置に対応した高精度の設定抵抗値を取り出す
ことが可能な可変抵抗器を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されている可変抵抗器の構成
を示す断面図、第2図は従来使用されている可変
抵抗器の組立状態を示す組立分解図、第3図はこ
の考案の可変抵抗器の実施例の構成を示す断面
図、第4図はこの考案の可変抵抗器の実施例の構
成を示す平面図、第5図はこの考案の可変抵抗器
の実施例の組立状態を示す組立分解図、第6図は
この考案の可変抵抗器の他の実施例に使用する部
品の形状を示す斜視図である。 11:絶縁基板、13:抵抗体、15:接点導
出端子、21,22:抵抗体導出端子、30:摺
動体、33:接触部、35:接点、40:回転
体、44:管体、45:軸体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基板と、この絶縁基板に形成される開リン
    グ状抵抗体と、前記絶縁基板のほゞ中心部に前記
    開リング状抵抗体と接することなく配設される導
    電体の管座と、この管座上に配設され前記開リン
    グ状抵抗体と摺動接触する摺動体と、この摺動体
    上に配設され、前記管座の軸心を中心として回動
    可能な回転体と、前記管座の内側に同軸心的に設
    けられ、前記絶縁基板、前記摺動体及び前記回転
    体を貫通して配設され、その両突出端部により前
    記絶縁基板、前記摺動体及び前記回転体を挟持す
    る導電体の軸体と、前記管座の内周面から一体に
    前記軸体の外周面に沿つて前記軸体の一端側に延
    長形成され、その延長端部に前記軸体の一方の挟
    持部分に圧接される圧接部が形成されてなること
    を特徴とする可変抵抗器。
JP3482582U 1982-03-12 1982-03-12 可変抵抗器 Granted JPS58138304U (ja)

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JPS58138304U JPS58138304U (ja) 1983-09-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07118406B2 (ja) * 1992-03-19 1995-12-18 北陸電気工業株式会社 可変抵抗器とその製造方法

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JPS58138304U (ja) 1983-09-17

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