JP2782729B2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2782729B2
JP2782729B2 JP63227042A JP22704288A JP2782729B2 JP 2782729 B2 JP2782729 B2 JP 2782729B2 JP 63227042 A JP63227042 A JP 63227042A JP 22704288 A JP22704288 A JP 22704288A JP 2782729 B2 JP2782729 B2 JP 2782729B2
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case
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variable resistor
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守一 山本
俊英 岡田
仁市 浜田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Details Of Resistors (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主にビデオ等の映像機器に用いられるディ
ップタイプの電子部品に関するものである。
従来の技術 従来の技術を第4図〜第6図により説明する。第4図
は抵抗体基板に外端子、中端子、軸を取り付けることを
示すケースのインサート成型前の分解斜視図であり、第
5図は第4図のケースを使用した小形可変抵抗器の分解
斜視図であり、第6図は同側断面図である。第4図〜第
6図において、1は抵抗体基板で、この抵抗体基板1に
は外端子2が装着されており、さらに中端子4が軸3の
圧入により固着されており、この状態にてインサート成
型によりケース5が形成されている。
6は抵抗体基板1に摺接する摺動子で、この摺動子6
はドライバー調整部を有するツマミ7と一体に固着され
ており、そしてこの摺動子6およびツマミ7は前記イン
サート成型されたケース5に設けられた軸3の抵抗体基
板1より突出した部分に挿通され、さらに突出した軸3
をかしめることによりケース5に取り付けられる。
さらに、ケース5の開口部上面に封止膜8を接着剤で
貼り付けることにより密閉構造として小形可変抵抗器は
完成される。
ところで、ビデオ等に用いられるこの種小形可変抵抗
器は、プリント基板への実装時、フラックスおよび半田
へ製品全体が浸漬されるため、それらが浸入して電気的
接触不良等の問題が発生しないという条件が必須とな
り、上記条件に対し、従来の構成では、封止膜8でケー
ス5の開口部を塞ぐことによって、密閉構造を保ち、フ
ラックス等の浸入を防ぐものであった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の小形可変抵抗器では、プリ
ント基板への装着後に抵抗値調整を行う場合、密閉構造
とするために具備した封止膜8をはがさなければ抵抗値
調整ができないという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、封止膜
を使わずに密閉構造を成し得た可変抵抗器をはじめとす
る電子部品を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的と達成するために本発明の電子部品は、端子
を装着した基板を底部にインサート成型し、かつ上面開
口部を有するケースと、外部からの操作手段により駆動
される回転体をあらかじめ一体化してなる取付板とを備
え、前記取付板を前記回転体が外部に露出するようにし
て前記ケースの上面開口部周縁に熱硬化性の樹脂を介し
て密閉固着したものである。
作用 上記構成によれば、外部からの操作手段により駆動さ
れる回転体をあらかじめ一体化してなる取付板を前記回
転体が外部に露出するようにしてケースの上面開口部周
縁に熱硬化性の樹脂を介して密閉固着しているため、ケ
ースと取付板は、その間の熱硬化性の樹脂により機械的
に保持されるとともに密閉構造となっているものであ
り、したがって、プリント基板への装着後に抵抗値調整
を行う場合は、従来のように封止膜をはがすという作業
をすることなく、プリント基板への装着後、外部に露出
している回転体を回することにより、すぐに抵抗値調整
が可能となるため、セットユーザにおける生産性の向上
が図れるものである。
また前記回転体と取付板はあらかじめ一体化している
ため、回転体と取付板との間の隙間を極力少なくするこ
とが可能となり、これによりプリント基板への実装時に
おけるフラックスや半田の浸入も防止できるため、この
回転体と取付板との間の隙間からフラックスや半田が浸
入しないようにするためにシールリング等を設ける必要
はなくなり、その結果、部品点数が少なくなってコスト
低減が図れるという効果を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図にもとづい
て説明する。第1図は小形可変抵抗器の側断面図であ
り、第2図は同小形可変抵抗器におけるケースのインサ
ート成型前の抵抗体基板と外端子を示す分解斜視図であ
り、第3図は同小形可変抵抗器の分解斜視図である。こ
の第1図〜第3図において、9は抵抗体基板で、この抵
抗体基板9には外端子10が装着されており、この状態に
てインサート成型によりケース11が形成される。
12はステンレス材料からなる取付板で、この取付板12
の中央部分にはドライバー溝を有した回転体であるツマ
ミ13と摺動子14を回転可能にあらかじめ一体化してい
る。さらに前記取付板12には部分メッキにより半田メッ
キが施されて外部電極との接続部12aとなる中端子を構
成している。
15は熱硬化性の樹脂で、この樹脂15はケース11の上面
開口部周縁の全面に塗布し、この樹脂15の上に回転体で
あるツマミ13が外部に露出するようにして取付板12を密
着させ、そして加熱し樹脂15を硬化させることにより、
ケース11と取付板12を密閉固着しているものである。
以上のようにケース11と取付板12は、その間の熱硬化
性の樹脂15により機械的に保持されるとともに、ケース
11内は取付板12により密閉構造となっているものであ
る。
なお、上記本発明の一実施例においては小形可変抵抗
器について説明したが、この種密閉構造を必要とする他
の電子部品(トリマコンデンサ等)にも適用できるのは
勿論のことであり、その場合抵抗体基板9は他の基板と
なり、かつツマミ13と摺動子14は外部からの操作手段に
より駆動される回転体として表わされるものである。
発明の効果 以上のように未発明の電子部品は、外部からの操作手
段により駆動される回転体をあらかじめ一体化してなる
取付板を前記回転体が外部に露出するようにしてケース
の上面開口部周縁に熱硬化性の樹脂を介して密閉固着し
ているため、ケースと取付板は、その間の熱硬化性の樹
脂により機械的に保持されるとともに密閉構造となって
いるものであり、したがって、プリント基板への装着後
に抵抗値調整を行う場合は、従来のように封止膜をはが
すという作業をすることなく、プリント基板への装着
後、外部に露出している回転体を回すことにより、すぐ
に抵抗値調整が可能となるため、セットユーザにおける
生産性の向上が図れるものである。
また前記回転体と取付板はあらかじめ一体化している
ため、回転体と取付板との間の隙間を極力少なくするこ
とが可能となり、これにより、プリント基板への実装時
におけるフラックスや半田の浸入も防止できるため、こ
の回転体と取付板との間の隙間からフラックスや半田が
浸入しないようにするためにシールリング等を設ける必
要はなくなり、その結果、部品点数が少なくなってコス
ト低減が図れるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す小形可変抵抗器の側断
面図、第2図は同小形可変抵抗器におけるケースのイン
サート成型前の抵抗体基板と外端子を示す分解斜視図、
第3図は同小形可変抵抗器の分解斜視図、第4図は従来
における抵抗体基板に外端子、中端子、軸を取り付ける
ことを示すケースのインサート成型前の分解斜視図、第
5図は第4図のケースを使用した小形可変抵抗器の分解
斜視図、第6図は同側断面図である。 9……抵抗体基板、10……外端子、11……ケース、12…
…取付板、13……ツマミ、14……摺動子、15……樹脂。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−136005(JP,A) 実開 昭60−18506(JP,U) 実開 昭61−188309(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01C 10/00 - 10/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子を装着した基板を底部にインサート成
    型し、かつ上面開口部を有するケースと、外部からの操
    作手段により駆動される回転体をあらかじめ一体化して
    なる取付板とを備え、前記取付板を前記回転体が外部に
    露出するようにして、前記ケースの上面開口部周縁に熱
    硬化性の樹脂を介して密閉固着したことを特徴とする電
    子部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6070567A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置
JPS62136005A (ja) * 1985-12-10 1987-06-19 エヌオーケー株式会社 可変抵抗器の製造方法

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