JPS6233721B2 - - Google Patents
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- JPS6233721B2 JPS6233721B2 JP11506084A JP11506084A JPS6233721B2 JP S6233721 B2 JPS6233721 B2 JP S6233721B2 JP 11506084 A JP11506084 A JP 11506084A JP 11506084 A JP11506084 A JP 11506084A JP S6233721 B2 JPS6233721 B2 JP S6233721B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- contact
- insulating substrate
- resistor
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、可変抵抗器における接触片の摺動範
囲を規制するための構成に関し、製造が容易で低
コストにでき、かつ設計変更を容易に行うことの
できるものを提供しようとするものである。
囲を規制するための構成に関し、製造が容易で低
コストにでき、かつ設計変更を容易に行うことの
できるものを提供しようとするものである。
一般に用いられている小形の可変抵抗器は、絶
縁基板上に抵抗体を設け、これに接しながら摺動
する接触片を可動体（つまみ）に取り付けたもの
である。そして、その接触片が抵抗体から外れる
ことがないように摺動範囲を規制するために、絶
縁基板に孔を設けておき可動体に設けた突記がそ
の孔に嵌り合つてそれ以上移動しないような構成
にしたり、あるいは、絶縁板に孔をあけここにピ
ンを挿入しかしめ止めして可動体のストツパーに
する構成のものがあつた。しかし、前者のもので
は孔に突起を嵌め合わせる構造が面倒であり、後
者のものでは孔あけやピンのかしめ止めが面倒
で、いずれも製造性が悪くかつコスト高になつて
しまうという欠点があつた。また、設計を変更し
て接触子の摺動範囲を変える場合には絶縁基板自
体の孔あけ加工からやりなおさなければならず、
容易に変更することができないという問題もあつ
た。
縁基板上に抵抗体を設け、これに接しながら摺動
する接触片を可動体（つまみ）に取り付けたもの
である。そして、その接触片が抵抗体から外れる
ことがないように摺動範囲を規制するために、絶
縁基板に孔を設けておき可動体に設けた突記がそ
の孔に嵌り合つてそれ以上移動しないような構成
にしたり、あるいは、絶縁板に孔をあけここにピ
ンを挿入しかしめ止めして可動体のストツパーに
する構成のものがあつた。しかし、前者のもので
は孔に突起を嵌め合わせる構造が面倒であり、後
者のものでは孔あけやピンのかしめ止めが面倒
で、いずれも製造性が悪くかつコスト高になつて
しまうという欠点があつた。また、設計を変更し
て接触子の摺動範囲を変える場合には絶縁基板自
体の孔あけ加工からやりなおさなければならず、
容易に変更することができないという問題もあつ
た。
そこで、本発明はかかる従来の欠点を解消した
可変抵抗器を提供することを目的とするもので、
以下、その一実施例について添付図面を参照して
詳細に説明する。
可変抵抗器を提供することを目的とするもので、
以下、その一実施例について添付図面を参照して
詳細に説明する。
図において、１はセラミツク板等の絶縁基板で
あり、その上に酸化ルテニウム等を用いた抵抗ペ
ーストを馬蹄形状に印刷しかつ加熱焼成する等し
て抵抗帯２を設ける。また、銀やパラジウム等を
含む導電ペーストを印刷しかつ加熱焼成する等し
て電極部３，４を設ける。
あり、その上に酸化ルテニウム等を用いた抵抗ペ
ーストを馬蹄形状に印刷しかつ加熱焼成する等し
て抵抗帯２を設ける。また、銀やパラジウム等を
含む導電ペーストを印刷しかつ加熱焼成する等し
て電極部３，４を設ける。
一方、合成樹脂等により成形した可動体５をそ
の脚部６を絶縁基板１の透孔７に挿入して回動自
在に給合し、その下面には、一端が抵抗帯２の上
面に接して摺動し、他端が電極部３の上面に接し
て摺動する金属製の接触子８を取り付けておく。
以上の構成は通常の可変抵抗器と同様でよい。
の脚部６を絶縁基板１の透孔７に挿入して回動自
在に給合し、その下面には、一端が抵抗帯２の上
面に接して摺動し、他端が電極部３の上面に接し
て摺動する金属製の接触子８を取り付けておく。
以上の構成は通常の可変抵抗器と同様でよい。
そして、本発明においては、絶縁基板１上に銀
やパラジウム等の金属層９を設け、その上に半田
等の低融点金属１０を盛り上げて付着させること
により摺動範囲規制用の突部１１を設けるととも
に、可動体５にはこの突部１１と当接して摺動範
囲を規制する突出部１２を側方に突出させて一体
に設けている。
やパラジウム等の金属層９を設け、その上に半田
等の低融点金属１０を盛り上げて付着させること
により摺動範囲規制用の突部１１を設けるととも
に、可動体５にはこの突部１１と当接して摺動範
囲を規制する突出部１２を側方に突出させて一体
に設けている。
このように構成すると、抵抗値を調整するため
に可動体５が回転されるときに、この可動体５は
約315度だけ回転されると突部１１と当接してそ
れ以上の回転が規制され、従つて接触子８の一端
が抵抗帯２とその引出用の電極部４の上から脱落
しないようにその摺動範囲が規制されるものであ
る。
に可動体５が回転されるときに、この可動体５は
約315度だけ回転されると突部１１と当接してそ
れ以上の回転が規制され、従つて接触子８の一端
が抵抗帯２とその引出用の電極部４の上から脱落
しないようにその摺動範囲が規制されるものであ
る。
このような突部１１は、先の電極部３，４を形
成するときに同時に金属層９を直径１mm、厚さ10
〜15μ程度に印刷して形成し、その上にさらに半
田等の低融点金属のペーストを第４図のように直
径2.5〜３mm厚さ200〜250μ程度にスクリーンま
たはデイスペンサーによつて印刷し、その後、
200〜230℃で加熱して溶融させることにより、第
１図のように高さ0.8〜1.0程度に盛り上らせて金
属層９上に形成する等すればよい。このようにし
て形成した突部１１は３Kgcm以上の強度を有して
いて、接触子８の摺動範囲規制用、すなわち可動
体５の回転範囲規制用として充分な強度を有して
いる。
成するときに同時に金属層９を直径１mm、厚さ10
〜15μ程度に印刷して形成し、その上にさらに半
田等の低融点金属のペーストを第４図のように直
径2.5〜３mm厚さ200〜250μ程度にスクリーンま
たはデイスペンサーによつて印刷し、その後、
200〜230℃で加熱して溶融させることにより、第
１図のように高さ0.8〜1.0程度に盛り上らせて金
属層９上に形成する等すればよい。このようにし
て形成した突部１１は３Kgcm以上の強度を有して
いて、接触子８の摺動範囲規制用、すなわち可動
体５の回転範囲規制用として充分な強度を有して
いる。
そして、このような摺動範囲規制用の突部１１
は、その金属層９を印刷しその上に低融点金属１
０を付着させるだけで良いので簡単に作ることが
できて低コストにすることができ、しかも、その
金属層１０の印刷位置を変えるだけで摺動範囲を
簡単に変えることができ、きわめて便利である。
は、その金属層９を印刷しその上に低融点金属１
０を付着させるだけで良いので簡単に作ることが
できて低コストにすることができ、しかも、その
金属層１０の印刷位置を変えるだけで摺動範囲を
簡単に変えることができ、きわめて便利である。
なお、以上の説明においては回転形の可変抵抗
器における実施例の場合について説明したが、ス
ライド形の可変抵抗器にも実施することができる
ことはいうまでもない。
器における実施例の場合について説明したが、ス
ライド形の可変抵抗器にも実施することができる
ことはいうまでもない。
以上のように、本発明によれば、製造が容易で
低コストにでき、しかも設計変更も容易な実用的
効果の大きい可変抵抗器を得ることができるもの
である。
低コストにでき、しかも設計変更も容易な実用的
効果の大きい可変抵抗器を得ることができるもの
である。
第１図は本発明の一実施例における可変抵抗器
の一部断面正面図、第２図はその平面図、第３図
はその用いる絶縁基板の平面図、第４図はその製
造途中の断正面図である。 １……絶縁基板、２……抵抗体、３，４……電
極部、５……可動体、６……脚部、７……透孔、
８……接触子、９……金属層、１０……低融点金
属、１１……突部、１２……突部。
の一部断面正面図、第２図はその平面図、第３図
はその用いる絶縁基板の平面図、第４図はその製
造途中の断正面図である。 １……絶縁基板、２……抵抗体、３，４……電
極部、５……可動体、６……脚部、７……透孔、
８……接触子、９……金属層、１０……低融点金
属、１１……突部、１２……突部。
Claims (1)
- １ 絶縁基板上に抵抗体を設け、上記抵抗体に接
しながら摺動する接触片を有する可動体を上記絶
縁基板に結合して設けるとともに、上記絶縁基板
上に金属層とその上に盛り上げて付着させた低融
点金属とからなる摺動範囲規制用突部を用け、上
記可動体には上記突部と当接する摺動範囲規制用
突出部を設けてなる可変抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11506084A JPS60216509A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11506084A JPS60216509A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | 可変抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60216509A JPS60216509A (ja) | 1985-10-30 |
| JPS6233721B2 true JPS6233721B2 (ja) | 1987-07-22 |
Family
ID=14653179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11506084A Granted JPS60216509A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | 可変抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60216509A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02138402U (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-19 |
-
1984
- 1984-06-05 JP JP11506084A patent/JPS60216509A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60216509A (ja) | 1985-10-30 |
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