JPH03202288A - 産業用ロボツト - Google Patents
産業用ロボツトInfo
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- JPH03202288A JPH03202288A JP1344385A JP34438589A JPH03202288A JP H03202288 A JPH03202288 A JP H03202288A JP 1344385 A JP1344385 A JP 1344385A JP 34438589 A JP34438589 A JP 34438589A JP H03202288 A JPH03202288 A JP H03202288A
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- lower arm
- upper arm
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- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 5
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/02—Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/02—Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
- B25J9/04—Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type by rotating at least one arm, excluding the head movement itself, e.g. cylindrical coordinate type or polar coordinate type
- B25J9/046—Revolute coordinate type
- B25J9/047—Revolute coordinate type the pivoting axis of the first arm being offset to the vertical axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/10—Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
- B25J9/102—Gears specially adapted therefor, e.g. reduction gears
- B25J9/1035—Pinion and fixed rack drivers, e.g. for rotating an upper arm support on the robot base
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/10—Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
- B25J9/106—Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links
- B25J9/1065—Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S414/13—Handlers utilizing parallel links
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20207—Multiple controlling elements for single controlled element
- Y10T74/20305—Robotic arm
- Y10T74/20317—Robotic arm including electric motor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、産業用ロボットに係り、詳しくは動作領域
の拡大と可搬重量の増大を図った多関節のリンク型産業
用ロボットに関する。
の拡大と可搬重量の増大を図った多関節のリンク型産業
用ロボットに関する。
(従来技術とその課題)
この種の多関節型の産業用ロボットには、関節部の自由
度が主として水平方向に構成された水平多関節型のもの
と、関節部の自由度が主として垂直方向に構成された垂
直多関節型のものがある。
度が主として水平方向に構成された水平多関節型のもの
と、関節部の自由度が主として垂直方向に構成された垂
直多関節型のものがある。
垂直多関節型ロボットには、駆動リンク部材の干渉によ
り動作範囲が限定されるものもあるが、第7図に図示す
るロボットの場合には、先端に手首部20を有する上部
アーム部21を大きく後退動作させたり上方へ大きく回
動させることができ、その分動作範囲が拡大されている
。つまり、この種の垂直多関節型ロボットは、回動自在
に構成された各関節部、J、、J、(ヘース部24とロ
ータトランク部23、下部アーム部22と上部アーム部
21等の支持部材と被支持部材の接続部)において支持
部材と被支持部材間が回動に際して干渉することがない
ため、動作範囲が拡大されるものである。
り動作範囲が限定されるものもあるが、第7図に図示す
るロボットの場合には、先端に手首部20を有する上部
アーム部21を大きく後退動作させたり上方へ大きく回
動させることができ、その分動作範囲が拡大されている
。つまり、この種の垂直多関節型ロボットは、回動自在
に構成された各関節部、J、、J、(ヘース部24とロ
ータトランク部23、下部アーム部22と上部アーム部
21等の支持部材と被支持部材の接続部)において支持
部材と被支持部材間が回動に際して干渉することがない
ため、動作範囲が拡大されるものである。
しかしながら、第7図に示す垂直多関節型ロボットの場
合には、下部アーム22を回転させるとき上部アーム2
1も一体となって回転するため、この下部アーム22を
回転させる駆動モータ25の負荷トルクが非常に大きく
なる。特に、重負荷用ロボット(重量物を扱うことがで
きるロポ・7トをいう)になると、上記下部アーム22
が水平に近い状態になったとき、該下部アーム部22を
回動させる駆動モータ25の負荷トルクが非常に大きく
なる。この点を第8図にて示すと、上部アーム21(腕
長さ(22、回動角θ2とする)の先端にW kgfの
負荷がかかった場合、下部アーム22(腕長さ11、回
動角θ1とする)の回転駆動部にかかるモーメントMは
、 M=Wx (f+ sin θ、−1−j22s
in θ2 )Wx e となり、回転駆動部と負荷Wの作用線までの水平距離C
がそのまま関係し、負荷トルクが非常に大きくなる。こ
のため、重負荷用ロボットにはこのような構造を採用す
ることは実用的ではない。
合には、下部アーム22を回転させるとき上部アーム2
1も一体となって回転するため、この下部アーム22を
回転させる駆動モータ25の負荷トルクが非常に大きく
なる。特に、重負荷用ロボット(重量物を扱うことがで
きるロポ・7トをいう)になると、上記下部アーム22
が水平に近い状態になったとき、該下部アーム部22を
回動させる駆動モータ25の負荷トルクが非常に大きく
なる。この点を第8図にて示すと、上部アーム21(腕
長さ(22、回動角θ2とする)の先端にW kgfの
負荷がかかった場合、下部アーム22(腕長さ11、回
動角θ1とする)の回転駆動部にかかるモーメントMは
、 M=Wx (f+ sin θ、−1−j22s
in θ2 )Wx e となり、回転駆動部と負荷Wの作用線までの水平距離C
がそのまま関係し、負荷トルクが非常に大きくなる。こ
のため、重負荷用ロボットにはこのような構造を採用す
ることは実用的ではない。
また一方、垂直多関節型ロボットには、動作範囲の拡大
を狙いとして各アームを直接駆動モータで駆動する直動
型のものと、アームをその基端側のアーム側からリンク
機構により駆動して、駆動力を軽減した平行リンク型の
ものがある。
を狙いとして各アームを直接駆動モータで駆動する直動
型のものと、アームをその基端側のアーム側からリンク
機構により駆動して、駆動力を軽減した平行リンク型の
ものがある。
従来の平行リンク型のロボットは、リンク間の干渉や、
平行リンクが死点を生じるという欠点があり、動作角を
拡大することが困難であった。これを改良しようとする
案としては、例えば特開昭62−228385号に開示
されているものがある。このロボットの概略構成は、第
9図(a) (b)に図示するように、先端のアーム(
上部アーム)26を下部アーム27により枢支するとと
もに、上記枢支している中心軸OI上に被駆動用の回動
板28を同軸状配設するとともに、上記下部アーム27
とそれを支持するロータトランク部32との枢支部の中
心軸0□上に駆動用の回動板29を同軸状に配設し、且
つ上記回動板28と回動板29とを二本のリンク30.
31で連結し、上記駆動用の回動板29を駆動モータ3
3で回転させることにより、二本のリンク3031を介
して、上部アーム26を中心軸01を中心に回転(揺動
)させるよう構成されている。また、上記下部アーム2
7は、別の駆動用モータ34で駆動され、中心軸0□を
中心に回転(傾動)するよう構成されている。
平行リンクが死点を生じるという欠点があり、動作角を
拡大することが困難であった。これを改良しようとする
案としては、例えば特開昭62−228385号に開示
されているものがある。このロボットの概略構成は、第
9図(a) (b)に図示するように、先端のアーム(
上部アーム)26を下部アーム27により枢支するとと
もに、上記枢支している中心軸OI上に被駆動用の回動
板28を同軸状配設するとともに、上記下部アーム27
とそれを支持するロータトランク部32との枢支部の中
心軸0□上に駆動用の回動板29を同軸状に配設し、且
つ上記回動板28と回動板29とを二本のリンク30.
31で連結し、上記駆動用の回動板29を駆動モータ3
3で回転させることにより、二本のリンク3031を介
して、上部アーム26を中心軸01を中心に回転(揺動
)させるよう構成されている。また、上記下部アーム2
7は、別の駆動用モータ34で駆動され、中心軸0□を
中心に回転(傾動)するよう構成されている。
しかしながら、この平行リンク型のロボ・ノドの場合、
リンクが下部アーム27を含めて3本必要で構造が複雑
となる上に、これでもなおリンク間の干渉が生し、後方
への動作が制限される。つまり、上記回動板28.29
がある角度以上回転すると二本のリンク30.31相互
が干渉し、その結果、上部アーム26の動作が制限され
る。具体的には、上部アーム26が後方へ完全に回動す
ることは不可能で、従って、この場合、前方の領域で作
業をおこなっている状態から、後方の領域での作業を行
う場合には、ロータトランク部32を図示しないベース
部に対して旋回させなければならない場合が生じる。と
ころが、後方部位での作業をおこなうために上述のよう
にロータトランク部32を旋回させると、その旋回中心
軸03から離れている下部アーム27、上部アーム26
及びリンク30.31等が該旋回の際に描く軌跡内(半
径内)は旋回用のスペースとして必要になり、この場合
−台のロボットを配置するのに周囲に旋回用の大きな空
間が必要となる。従って、自動車組立ラインのように多
数のロボットが列状に配置されるところでは、膨大なス
ペースが必要となってしまうことになる。
リンクが下部アーム27を含めて3本必要で構造が複雑
となる上に、これでもなおリンク間の干渉が生し、後方
への動作が制限される。つまり、上記回動板28.29
がある角度以上回転すると二本のリンク30.31相互
が干渉し、その結果、上部アーム26の動作が制限され
る。具体的には、上部アーム26が後方へ完全に回動す
ることは不可能で、従って、この場合、前方の領域で作
業をおこなっている状態から、後方の領域での作業を行
う場合には、ロータトランク部32を図示しないベース
部に対して旋回させなければならない場合が生じる。と
ころが、後方部位での作業をおこなうために上述のよう
にロータトランク部32を旋回させると、その旋回中心
軸03から離れている下部アーム27、上部アーム26
及びリンク30.31等が該旋回の際に描く軌跡内(半
径内)は旋回用のスペースとして必要になり、この場合
−台のロボットを配置するのに周囲に旋回用の大きな空
間が必要となる。従って、自動車組立ラインのように多
数のロボットが列状に配置されるところでは、膨大なス
ペースが必要となってしまうことになる。
本発明は、上述のような従来技術の課題に鑑みなされた
もので、動作領域の拡大と可搬重量の増大を同時に実現
した産業用ロボットを提供することを目的とする。
もので、動作領域の拡大と可搬重量の増大を同時に実現
した産業用ロボットを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明にかかる産業用ロボットは、下部基台に下端が回
動自在に枢着されて並設される第1下腕および第2下腕
と、この第1下腕および第2下腕の上端に枢着され、前
記下部基台と前記第1下腕および第2下腕とともに四辺
形リンクを形成する上部基台と、この四辺形リンクを傾
動せしめる少なくとも1つの駆動源と、前記上部基台の
側部に前記四辺形リンクに干渉しないよう回動自在に枢
着され、別の駆動源で駆動される上腕とを具備したこと
を特徴とする。
動自在に枢着されて並設される第1下腕および第2下腕
と、この第1下腕および第2下腕の上端に枢着され、前
記下部基台と前記第1下腕および第2下腕とともに四辺
形リンクを形成する上部基台と、この四辺形リンクを傾
動せしめる少なくとも1つの駆動源と、前記上部基台の
側部に前記四辺形リンクに干渉しないよう回動自在に枢
着され、別の駆動源で駆動される上腕とを具備したこと
を特徴とする。
(作用)
上記構成によれば、四辺形リンクの傾動により上部基台
も並進運動をする。モして上腕の回動は基台側部にて行
われるので、従来のように上腕を駆動する駆動リンク部
材相互の干渉による動作角の制限を受けることがなく、
前方のみならず上方、後方への動作が可能となる。
も並進運動をする。モして上腕の回動は基台側部にて行
われるので、従来のように上腕を駆動する駆動リンク部
材相互の干渉による動作角の制限を受けることがなく、
前方のみならず上方、後方への動作が可能となる。
また、重量物を手首に負荷した場合にも、上腕にかかる
モーメントは下腕を回転させる回転モーメントとしては
伝達されず、下腕先端への重力負荷となって作用するだ
けであるから下腕にかかるモーメントが著しく軽減され
る。
モーメントは下腕を回転させる回転モーメントとしては
伝達されず、下腕先端への重力負荷となって作用するだ
けであるから下腕にかかるモーメントが著しく軽減され
る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら具体的に説
明する。
明する。
第1図は本発明の実施例にかかる産業用ロボットの概略
構成を示す右側面図、第2図は同正面図である。
構成を示す右側面図、第2図は同正面図である。
第1図、第2図において、固定ベースl上に旋回台(下
部基台)2が軸受3によって垂直軸線J1のまわりに回
動自在に支持されており、旋回台2上に設けたアクチュ
エータたる駆動モータ4および減速機構5によって駆動
されようになっている。この減速機構5は、例えば図示
するような駆動モータ4の軸4aに装着した小歯車4b
とこれに噛合する固定ベース1に装着した大歯車4cと
からなる。
部基台)2が軸受3によって垂直軸線J1のまわりに回
動自在に支持されており、旋回台2上に設けたアクチュ
エータたる駆動モータ4および減速機構5によって駆動
されようになっている。この減速機構5は、例えば図示
するような駆動モータ4の軸4aに装着した小歯車4b
とこれに噛合する固定ベース1に装着した大歯車4cと
からなる。
上記旋回台(下部基台)2には平行に並設された第1下
腕(下部アーム)6および第2下腕(下部アーム)7が
枢着されている。すなわち、第工下腕6および第2下腕
7の下端がそれぞれ水平軸J2mおよび水平軸、Jzb
のまわりに回動自在に枢支されており、第1下腕6は旋
回台2上に設けたアクチュエータたる駆動モータ8およ
び減速機構9によって軸受9aに支持されながら回転駆
動されるようになっている。そして、第1下腕6および
第2下腕7の上端はそれぞれ水平軸JZc、水平軸、J
zaの回りに回動自在に断面コの字形の上部基台10に
包持(枢着)されている。
腕(下部アーム)6および第2下腕(下部アーム)7が
枢着されている。すなわち、第工下腕6および第2下腕
7の下端がそれぞれ水平軸J2mおよび水平軸、Jzb
のまわりに回動自在に枢支されており、第1下腕6は旋
回台2上に設けたアクチュエータたる駆動モータ8およ
び減速機構9によって軸受9aに支持されながら回転駆
動されるようになっている。そして、第1下腕6および
第2下腕7の上端はそれぞれ水平軸JZc、水平軸、J
zaの回りに回動自在に断面コの字形の上部基台10に
包持(枢着)されている。
かくして上記旋回台(下部基台)2、第1下腕6、第2
下腕7および上部基台10とによって四辺形リンク(こ
の実施例では平行四辺形リンク)Lが形成される。これ
によって、旋回台2上の駆動モータ8および減速機構9
によって第1下腕6は水平軸J2mを中心として回転駆
動され、平行四辺形リンクLは傾動しながら上部基台1
0は前方または後方へ並進運動するようになっている(
第4図の動作図参照)。なお、この場合、第1下腕6を
駆動する代わりに第2下腕7の方を駆動するようにして
も同し動作が得られる。また、1又は2つのアクチュエ
ータ(駆動源)で第1下腕6、第2下腕7を同時に同期
させつつ駆動するようにしてもよい。
下腕7および上部基台10とによって四辺形リンク(こ
の実施例では平行四辺形リンク)Lが形成される。これ
によって、旋回台2上の駆動モータ8および減速機構9
によって第1下腕6は水平軸J2mを中心として回転駆
動され、平行四辺形リンクLは傾動しながら上部基台1
0は前方または後方へ並進運動するようになっている(
第4図の動作図参照)。なお、この場合、第1下腕6を
駆動する代わりに第2下腕7の方を駆動するようにして
も同し動作が得られる。また、1又は2つのアクチュエ
ータ(駆動源)で第1下腕6、第2下腕7を同時に同期
させつつ駆動するようにしてもよい。
一方、第2図、第3図(第1図のA−A矢視)に示すよ
うに、上記上部基台10の側部には上腕(上部アーム)
11の基部11aが水平軸線J3まわりに軸受14によ
って回動自在に枢支されている。従って、上腕11は上
記平行四辺形リンクLの回動(傾動)面とは異なった回
動面を有し、上腕11を回動しても第1下腕6および第
2下腕7には干渉しないようになっている。上腕11は
、いわゆる直動型のアームであって、その基部11aに
設けたアクチュエータ(駆動源)たる駆動モータ12お
よび減速機構13によって上部基台10に対し直接回転
駆動されるようなっている。前記駆動源は上部基台10
上に設けてもよい。また、上腕11の先端には手首14
が設けられている。15は基部11aに設けた手首軸駆
動用のモータを示す。
うに、上記上部基台10の側部には上腕(上部アーム)
11の基部11aが水平軸線J3まわりに軸受14によ
って回動自在に枢支されている。従って、上腕11は上
記平行四辺形リンクLの回動(傾動)面とは異なった回
動面を有し、上腕11を回動しても第1下腕6および第
2下腕7には干渉しないようになっている。上腕11は
、いわゆる直動型のアームであって、その基部11aに
設けたアクチュエータ(駆動源)たる駆動モータ12お
よび減速機構13によって上部基台10に対し直接回転
駆動されるようなっている。前記駆動源は上部基台10
上に設けてもよい。また、上腕11の先端には手首14
が設けられている。15は基部11aに設けた手首軸駆
動用のモータを示す。
なお、上記実施例では上腕11の上部基台lO上の回動
中心である水平軸線J3を上記第1下腕6の上部基台1
0上の回動中心である水平軸J2cは少し偏位して配置
されているが、両者を一致させても差し支えない。
中心である水平軸線J3を上記第1下腕6の上部基台1
0上の回動中心である水平軸J2cは少し偏位して配置
されているが、両者を一致させても差し支えない。
第4図は上記構成を有するロボットの動作範囲を示す。
この図は便宜上水平軸線J3と水平軸J2cが一致した
場合のものを示しており、旋回台(下部基台)2は旋回
せずに固定されている場合である。図において、外側の
曲4!S1と内側の曲線S2とに囲まれた範囲が垂直面
内における動作可能領域であり、従来のリンク型のもの
より動作可能領域は上方から後方へと拡大されることが
わかる。従って、旋回台(下部基台)2を旋回せずとも
後方における作業領域を確保できる。
場合のものを示しており、旋回台(下部基台)2は旋回
せずに固定されている場合である。図において、外側の
曲4!S1と内側の曲線S2とに囲まれた範囲が垂直面
内における動作可能領域であり、従来のリンク型のもの
より動作可能領域は上方から後方へと拡大されることが
わかる。従って、旋回台(下部基台)2を旋回せずとも
後方における作業領域を確保できる。
本発明のロボットの場合、重負荷用に好適であることが
次の計算によって示される。
次の計算によって示される。
今、例えば第5図のスケルトン図に示すように、第1下
腕6の長さ11、上腕11の長さをi2とし、上腕11
先端の手首14に重量物Wkgfの負荷がかかった状態
で四辺形リンクLを構成する下腕6が垂直軸線よりθだ
け回動した場合、下腕6の水平軸J2mにかかるモーメ
ントMを計算してみる。
腕6の長さ11、上腕11の長さをi2とし、上腕11
先端の手首14に重量物Wkgfの負荷がかかった状態
で四辺形リンクLを構成する下腕6が垂直軸線よりθだ
け回動した場合、下腕6の水平軸J2mにかかるモーメ
ントMを計算してみる。
第6図(a)に示すように、このときの上腕11と上部
基台10の部材を取り出して考える。上部基台10にお
ける水平軸J2c + J 2d に作用する力の水
平成分をそれぞれF 2X + F lx 、垂直成
分をFzv+F+vとすると、力の釣り合いから F zx−F lx −−(1)F
zy−F IY+W ・・・・・・(2
)F +x= F IYX tan θ ・・
・・・・(3)次に、第6図(b)に示すように第1下
腕6の部材を取り出して考えると、下腕6の下端の水平
軸J2iに作用するモーメントMは、 M=F2yX11 X5in θ−FzxXfflX
cos θ ・・・・・・(4)この(
4)弐に上記(1)〜(3)式を代入すると、M−((
FIY+W)Xsin θ−F、yXtan θXc
osθ)Xj2.=WXA、X5inθとなる。
基台10の部材を取り出して考える。上部基台10にお
ける水平軸J2c + J 2d に作用する力の水
平成分をそれぞれF 2X + F lx 、垂直成
分をFzv+F+vとすると、力の釣り合いから F zx−F lx −−(1)F
zy−F IY+W ・・・・・・(2
)F +x= F IYX tan θ ・・
・・・・(3)次に、第6図(b)に示すように第1下
腕6の部材を取り出して考えると、下腕6の下端の水平
軸J2iに作用するモーメントMは、 M=F2yX11 X5in θ−FzxXfflX
cos θ ・・・・・・(4)この(
4)弐に上記(1)〜(3)式を代入すると、M−((
FIY+W)Xsin θ−F、yXtan θXc
osθ)Xj2.=WXA、X5inθとなる。
よって、本発明のロボットの場合は、上腕1■先端の負
荷Wにより下腕6の下端の回動駆動部である水平軸J2
3にかかるモーメントMは、上腕11の長さ12及び回
動角度に何ら関係しないことがわかる。つまり、上腕1
1にかかるモーメントは下腕6(7)を回転させる回転
モーメントとしては伝達されず、下腕6(7)先端への
重力負荷となるだけである。これは前述した公知の垂直
多関節型ロボットの場合には、上部アームの荷重作用点
と下部アーム下端の回動駆動部たる水平軸までの水平距
離(上部アームと下部アームの長さに関係)がそのまま
回動駆動部にかかるモーメントのレバーとして効いてく
るのと対照的である。これは平行リンク機構のもつ効果
のひとつであって、これによって駆動モータのトルクが
大幅に軽減されることから重負荷用のロボットに最適で
あることがわかる。
荷Wにより下腕6の下端の回動駆動部である水平軸J2
3にかかるモーメントMは、上腕11の長さ12及び回
動角度に何ら関係しないことがわかる。つまり、上腕1
1にかかるモーメントは下腕6(7)を回転させる回転
モーメントとしては伝達されず、下腕6(7)先端への
重力負荷となるだけである。これは前述した公知の垂直
多関節型ロボットの場合には、上部アームの荷重作用点
と下部アーム下端の回動駆動部たる水平軸までの水平距
離(上部アームと下部アームの長さに関係)がそのまま
回動駆動部にかかるモーメントのレバーとして効いてく
るのと対照的である。これは平行リンク機構のもつ効果
のひとつであって、これによって駆動モータのトルクが
大幅に軽減されることから重負荷用のロボットに最適で
あることがわかる。
(発明の効果)
以上説明した本発明によれば、従来の平行リンク機構に
より上腕および下腕を駆動するロボットがリンク相互の
干渉により上腕を上方から後方に充分大きく回転させる
ことが出来なかったのに対し、本発明によるロボットは
、上腕を前方、上方、後方へより大きく回動させること
が可能で、第4図に示す如く広い動作範囲を得ることが
できる。従って、旋回台(下部基台)の旋回は必要最小
限の範囲でよいため、隣設するロボットとの空間を大幅
ζこ減少させることができるとともに、同じ作業をさせ
る場合に、作業に必要なロボットの動作軌跡が大幅に短
縮でき、ロボットの作業性が著しく向上する。
より上腕および下腕を駆動するロボットがリンク相互の
干渉により上腕を上方から後方に充分大きく回転させる
ことが出来なかったのに対し、本発明によるロボットは
、上腕を前方、上方、後方へより大きく回動させること
が可能で、第4図に示す如く広い動作範囲を得ることが
できる。従って、旋回台(下部基台)の旋回は必要最小
限の範囲でよいため、隣設するロボットとの空間を大幅
ζこ減少させることができるとともに、同じ作業をさせ
る場合に、作業に必要なロボットの動作軌跡が大幅に短
縮でき、ロボットの作業性が著しく向上する。
また、重負荷を上腕先端の手首に把持させても下腕に付
加されるモーメントは、上腕の長さ、角度に関係せず、
すなわち上腕にかかるモーメントは下腕を回転させる回
転モーメントとしては伝達されず、下腕先端への重力負
荷となるだけであるため、下腕駆動部の減速機の容量お
よびモータトルクを著しく低減できる。
加されるモーメントは、上腕の長さ、角度に関係せず、
すなわち上腕にかかるモーメントは下腕を回転させる回
転モーメントとしては伝達されず、下腕先端への重力負
荷となるだけであるため、下腕駆動部の減速機の容量お
よびモータトルクを著しく低減できる。
以上より本発明は、軽負荷のみならず重負荷を広い動作
範囲で把持、運動せしめる直動型およびリンク型ロボッ
トのメリットを併せ持った、技術的かつ経済的効果の大
なる産業用ロポ・ノドを実現可能とする。
範囲で把持、運動せしめる直動型およびリンク型ロボッ
トのメリットを併せ持った、技術的かつ経済的効果の大
なる産業用ロポ・ノドを実現可能とする。
第1図は本発明の実施例にかかる産業用ロボットの概略
構成を示す右側面図、第2図は同正面図、第3図は第1
図のA−A矢視図、第4図は本発明にかかる産業用ロボ
ットの動作図、第5図および第6図(a)(b)は本発
明の上腕先端に負荷Wがかかった場合の力の作用図であ
る。 第7図は従来の垂直多関節型ロボットの概略正面図、第
8図は同ロボットにおける力の作用図、第9図(a)
(b)は従来の平行リンク型ロボットの概略構成を示す
右側面図と一部断面した正面図である。 1・・・固定ヘース、2・・・旋回台(下部基台)、4
.8、I2・・・駆動モータ(駆動源)、5.913・
・・減速機構、6・・・第1下腕、7・・・第2下院、
10・・・上部基台、11・・・上腕、Jl・・・垂直
軸線、J2m、J2b、J2C%J2□、J3・・・水
平軸L・・・ (平行) 四辺形リンク。
構成を示す右側面図、第2図は同正面図、第3図は第1
図のA−A矢視図、第4図は本発明にかかる産業用ロボ
ットの動作図、第5図および第6図(a)(b)は本発
明の上腕先端に負荷Wがかかった場合の力の作用図であ
る。 第7図は従来の垂直多関節型ロボットの概略正面図、第
8図は同ロボットにおける力の作用図、第9図(a)
(b)は従来の平行リンク型ロボットの概略構成を示す
右側面図と一部断面した正面図である。 1・・・固定ヘース、2・・・旋回台(下部基台)、4
.8、I2・・・駆動モータ(駆動源)、5.913・
・・減速機構、6・・・第1下腕、7・・・第2下院、
10・・・上部基台、11・・・上腕、Jl・・・垂直
軸線、J2m、J2b、J2C%J2□、J3・・・水
平軸L・・・ (平行) 四辺形リンク。
Claims (1)
- 下部基台に下端が回動自在に枢着されて並設される第1
下腕および第2下腕と、この第1下腕および第2下腕の
上端に枢着され、前記下部基台と前記第1下腕および第
2下腕とともに四辺形リンクを形成する上部基台と、こ
の四辺形リンクを傾動せしめる少なくとも1つの駆動源
と、前記上部基台の側部に前記四辺形リンクに干渉しな
いよう回動自在に枢着され、別の駆動源で駆動される上
腕とを具備したことを特徴とする産業用ロボット。
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---|---|---|---|
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KR1019900021900A KR940007206B1 (ko) | 1989-12-28 | 1990-12-27 | 산업용 로보트 |
EP90125574A EP0435285B1 (en) | 1989-12-28 | 1990-12-27 | Industrial robot |
CA002033283A CA2033283C (en) | 1989-12-28 | 1990-12-27 | Industrial robot |
DE69032064T DE69032064T2 (de) | 1989-12-28 | 1990-12-27 | Industrieroboter |
US07/972,085 US5357824A (en) | 1989-12-28 | 1992-11-05 | Industrial robot |
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JPH0832402B2 JPH0832402B2 (ja) | 1996-03-29 |
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ID=18368841
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